教育について書いていたブログが閉鎖になり、更新を止めていました。
しかし、見てくれている方もあることがわかりましたので、久しぶりの更新です。
8月1日の静岡新聞一面です。
静岡県学力テスト結果は、小学校6年生がいつもそれ程良い結果が出ていないのは毎年です。
新聞の論評や現場は「いつも中学3年生の数学で結果がよいのだからそれでいい」と問題にしていないのですが、それでいいのでしょうか。
もちろん、学力テストで評価されているのは学力のほんの一部であるし、同じ傾向の問題を練習している県が良い結果を納めているのは知っています。
また、万年最下位だった沖縄県が同じ傾向の問題を練習して最下位を脱出したというのをかつて沖縄の小学校教師である友人から聞きました。
かつて、大学の教育学部数学科で算数数学を学び、静岡県の小学校現場で新卒の時から定年退職まで算数教育を一生懸命にやってきた私としては大変残念な結果ではあります。
小学校で指導している教師や指導主事などがしっかりこの結果を反省をし算数の学力を上げる対策を考えなければならないし、対策を県民・市民に公表し実践していかなくてはならないと思います。
10年ほど前、学力テストが最下位になった時に多くの臨時教師を募集しTT(ティームティーチング)や能力別指導でやりました。
その成果も考察もうやむやのまま終わってしまったのではないでしょうか。
少なくとも新聞や県民だよりでは見かけませんでした。
結果が全てではっきり順位の出るのスポーツを見ればわかるようによい指導者がいれば選手の能力を高めたりは発揮させたりでき、よい結果を得ることが出来ます。
各教室で質の高い指導をするにはよりよい方法を取り入れ実践するしかありません。
今は残念ながらリーダーシップを取れる実力のある人がいないし、例えそんな実力がある先生が現れても忙しいのか先生方が良い実践を取り入れてやろうとしていないのが現状であるので大変残念です。