しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

学力を付けるには活動をさせ、個別評価を・・・

2015-05-08 07:51:00 | 小学校の教室で


算数の非常勤講師2日目が終わりました。

4年生は理解に時間がかかるクラスに毎日入るので、早速介入授業です。

『折れ線グラフ第2時』
担当者がやりたいことがあったようでしたが、最初の5分をもらい復習。

前回上滑りのような気がしたからです。

担当が用意したプリントが不足したので、
コピーをするために出て行ったので7分ほどやりました。


授業では、単独の問題ととらえるのではなく、
生活や話題と問題・授業をつなげることを意識しています。


ここでは何のグラフなのか、
新潟ってどの辺なのか等をお話ししながら復習問題を出しました。


支援員ではないので対等に授業 に加わろうと考えています。

どんどん、私に指示を出したり振ったりしてください、と言ってあります。


今日も、「グラフができたら○○先生(私)に見てもらってください」と担当者言って、
私がプリントをチェックし、
担当は気になる子の様子を見に行きました。


あとの学年、3,5,6はまずは1組から順番に私が関わっていきます。


学力を付けるには、まずは授業をしっかり!!

2015-05-05 18:04:00 | 小学校の教室で



昨年ティームティーチングを組んだ1年の先生は子ども達に理解させようと教材研究をしよく努力していたな、と思います。


昨日書いたように、5月1日から算数の非常勤講師としても仕事が始まりました。


5月1日には3年、4年、5年の3つの学年に関わりました。
教務主任から「子ども達の様子を知ってもらうように各学年を見てください」と言われました。

3年は学年主任から「今日は○組には言ってください」と言われ、
4年は学年主任に「少人数のじっくりコースで私と一緒に指導してください」と言われました。
5年は学年主任が作った計画を教務主任が渡してくれ、そこには○組に入ることが書かれていました。

学年によって取り組みが違うのもおもしろいな、というのが最初の感想でした。


で、3年生の1組に行くと担任は驚いたような顔をしていました。
でも、自己紹介をさせてくださり、さあ、算数の授業かと思ったら予定を書くというのです。

まあ、家庭訪問期間だし書く時間がないなら仕方がないか・・・、と思って見ていました。
すると、次はテストを分け解説です。

(それも大事だよな。と思いつつ、丁寧な解説を聞きながら直してある子どもの解答に丸を付けて歩きました。全員が丸になりました。そのことさえ、担任は気づきません)
私が、全員丸になりました、と言うと「持って帰って家の人のサインをもらってきましょう」と言ってしまわせました。

さあ、やっと授業だ、と思ったら筆入れの内容チェックです。
(今は3時間目だし、ティームティーチングの先生が来ているというのに算数が始まりません)

このままでは45分が終わってしまいます。
しかも丁寧に名簿にチェックしながら机間指導しています。

これでは45分が終わってしまいます。

私の介入授業がスタートです。
(子ども達のノートを見て今学習している場所「時間と時刻」がわかりました。)

「さあ、問題です。
AからBを通りC山に登るのに1時間30分かかりました。山頂に着いたのは11時でした。出発したのは何時何分でしょうか」(ABCには実際の学区の地名を入れました)

子ども達は食いついて考え、ちょうど45分が終わりました。
筆入れチェックとほぼ同時でした。


先生、学力を付けるにはまず、45分の授業を大事にしてくださいね。
(初日からこんなことをしていると嫌われちゃうかも・・・)



非正規採用の方法はこれでいい?

2015-05-04 15:36:00 | 教育に対する行政の対応



5月1日から非常勤講師として職を得ることができました。

大変ありがたいことです。
しかも、私が望んでいた職種の募集がちょうどあったのです。


私は12月の人事希望で週10時間の算数非常勤講師を希望しました。

これは静岡県が進める『有徳の人』づくりの1つ、学力推進事業「学び方支援非常勤講師」をやりたいと考えたからです。
私の専門を生かせば、
子ども達の学力をあげたいと考えている静岡県や保護者のお役に立つと考えたからです。

ところが、待てども話はありませんでした。
校長からは「採用がないかもしれない」とは言われていましたが、現実になるとは思いませんでした。

3月上旬になっても全く動きがありませんでした。
昨年私の採用は3月上旬に決まりましたが、中には4月にずれ込んだ人もいたのを知っています。


4月になり、担当が変わったというので履歴書を持って教育委員会に面接に伺いました。
全く連絡がないので聞くと「可能性は少ない」、と言われました。


それで、4月中旬過ぎ、可能性を広げるよう隣の町にも応募しました。

そしたらちょうど私のやりたい学び方支援非常勤講師を探していたようで即採用でした。
ほんとにラッキーでした。

お世話になった学校と教育委員会に採用されたことを報告しました。



ただ、採用になった少し後で私の町でも探し始めたらしく
知人の退職教員に、やってくれないか、と連絡が来たようです。
いまでもやはり頼るのは知り合いに電話をするいわゆる「一本釣り」方法です。


教育委員会のHPや広報に載せるとか、
もっとオープンに募集した方が人材を集めやすいと思うのは私だけでしょうか。


昨年は、県内で学び方支援非常勤講師250人を急に募集することになり
教育委員会も学校現場も大変苦労したのを知っています。

また、そのあおりで休職者(産休、病気等)の代替え教員が
見つけにくかったのも知っています。


だからこそ、方法を工夫して人材集めをしてほしいと思っています。


それが先生方の負担を減らし、よりよい学校にしていくことに繋がると思います。
そして保護者からの信頼を増すことになると思います。




集団の子ども達に話を聞かせるには・・・

2015-05-03 06:30:00 | 教育アドバーザー



今日は子ども達と地域のゴミ拾いをしました。

全体を4つに分けて拾いに行く時も遊んでいる子あり、聞いていない子ありでした。


それは拾って元の場所に集まった時も同じでした。


大人が20人ほどいましたが、回りで見ているだけです。


全員を座らせるとか、注目させるとかすれば子ども達が話を聞く準備ができます。

そのことを前に出て話したり司会をする大人が知る必要があります。


参加賞のジュースを分ける時に、私から4種類のジュースのことを話してしまいました。
(ただのゴミ拾い手伝い人でしたが、黙っていれずに・・・)

「左から、ブドウ、ヨーグルト、オレンジ、リンゴです。」と、置いてある位置を示しながら・・・



アドバイスではなく、実際の説明と指示で示しました。