しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

子ども時代の体験が「将来の年収に大きく影響する」と判明

2014-12-31 11:18:00 | 小学校の教室で


子ども時代の体験が「将来の年収に大きく影響する」と判明
http://news.livedoor.com/article/detail/9599645/

教師の世界では「体験活動が本物の学力を付ける」というのは常識です。
その本物の学力が将来、夢が叶ったり希望の仕事に就けたりします。
収入が多くなるのは当然です。

先生方、子どもの保護者のみなさん、
たくさん体験をさせてください。


写真は某小学校の花壇(11月撮影)です。

春、6年生の学習で使ったジャガイモを放置してありました。
それがまた芽を出し葉を付けていました。
ただ、ジャガイモは土から顔を出し青くなり食べれない状態です。
また、秋に実った子どもイモも余り大きくはなっていません。

「食育」を文科省の指導のもと行っています。
せっかく実ったジャガイモを活用したいですね。

それが今必要な体験活動の1つです。








計算カードはどんなふうに練習して定着させますか?

2014-12-17 18:26:00 | 小学校の教室で

12月もあと2週間を切り、学習のまとめに熱が入ってきました。
授業で教科書のような問題を考えさせるだけでは計算力はつきません。
繰り返し定着させる練習をしていかないと・・・。
できれば授業時間内に学力を伸ばしていきたい。
(そのためにはスモールステップで評価したり練習をいれたりしていかないと・・・)

昨日は写真のような繰り上がりのある足し算カードで1分間で何枚正解するかを1対1で調べ

ました。担任に頼まれたからです。
32人中

36枚全部できた児童 5人
30枚以上      5人
20枚台       6人
10枚台       14人
9枚以下       2人


私は1年生を担任すると1分30秒をめあてに毎時間練習させてきました。
記録をノートに書かせ少しでも伸びた子をほめながら・・・
ほとんどの児童が3月までにかなり上達しできるようになりました。

しかし、このクラスはまだ授業ではあまり計算カード練習を扱っていません。
次回担任にアドバイスしたいと思っていますが、
1年生の加減が正確にできないと学年が上がってから算数を苦労することになります。

みなさんの学級やお宅ではどうですか?

小学生のための楽しい写真教室 他

2014-12-13 10:21:00 | ノンジャンル
SBS学苑藤枝にて2つの写真講座を開催します。

1つは小学生向け
「小学生のための楽しい写真教室」

露出が不足したり何を撮っているのかわからない写真をたくさん見かけます。
社会や理科の授業に生かしたり、修学旅行などの行事に生かしてほしいと思っています。



もう1つはお母さんお父さん向けに
「思い出に残る子供の写真の撮り方」

保護者のみなさんに我が子の素敵な姿を撮れるようになってほしいと思って行います。

ただ写ればいいからかわいい姿、がんばっている姿、格好いい姿等撮れば
後から見てうれしいですよね。



1月24日(土)と2月14日(土)の2回です。



みんな、素敵な写真を撮れるようになってほしいと思っています。
場所は静岡県藤枝市、JR駅南徒歩5分です。







やはり、実際の体験はいいですねぇ

2014-12-09 17:53:00 | 小学校の教室で



やはり、実際の体験はいいですねぇ。

学習問題
『この重い砂袋、指一本で持ち上げることができるだろうか』


自分たち班で運動場の砂を詰め、この砂袋を苦労して理科室まで運んできた。



C「無理だよ。ここまで1人で運ぶのだって大変ななのに・・・」

T「自分の考えを書いてみよう」


クラスによっていろいろな考えが出ました。

中には、余りよい考えが出ない組も・・・



でも、試行錯誤でやる中で軽く持ち上がる方法がわかってきた。




やはり、実際のダイナミックな体験が大事で、それを元にわかるんですね。




なぜ教具がないの?

2014-12-08 09:53:00 | 小学校の教室で


「てこのはたらき」の学習に入ります。

教科書にはこのような写真が出ています。


子ども達は実際にやることで、重い荷物もてこを使えば簡単に持ち上がることを体感します。

人間が考え出した「てこ」って便利だな、と体を通して理解するのです。


昨年勤務した学校には自作の教具が8セットありました。

ところが今の学校には1つもないのです。


これまでも理科専科が教えていたと言うことですが、どうしていたのでしょうか?

聞いてみたいところです。


私はこの教具がなければこの単元の良さを子ども達に伝えることができない、

と考えています。


そこで、作りました。


見本を示し、業務員さんにお願いして作って頂きました。

台として使っている椅子は図工室から運んできて一時的に使っています。

おもりは砂を入れて作りました。


これで180人の児童が体感を通して学ぶことができます。

できれば、常勤の先生方が準備してくださるとありがたい。