しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

工場見学は「夏休みの自由研究にはなりません!」

2017-08-17 11:04:00 | 教育アドバーザー
工場見学は「夏休みの自由研究にはなりません!」

今朝の静岡新聞に「夏休み自由研究 商機に」という見出しで、企業・工場が子ども達の自由研究の題材にすることで製品への興味を持ってもらい、ビジネス機会を広げようとしているという記事が出ていました。



私は何年間か小学校の理科専科をやりましたが、夏休み前に「夏休みの自由研究」についての授業を行いました。

その時、「工場に見学に行ってレポートをまとめただけのものは研究ではありません」と、話してきました。もちろん、本や図鑑を写しただけのものは研究ではありません。

自分のささやかな疑問を実際に自分の手や足で実験したり調べたりしなくてはなりません。
小学生だけではなかなか難しいので、アドバイスをしてから夏休みを迎えていました。

特に難しいのは「研究のテーマ」です。何をやりたいのかなかなか決まらない子供がいます。前年度の研究冊子を見せたり、私の子供の頃の体験を話したりしてヒントにしました。

そして、最初の理科授業では「研究発表会」を学級で行います。


『夏休みの自由研究』で困っている児童がいたらアドバイスしますよ。


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