昨年の勤めた「小学校理科非常勤講師」に終止符を打ちました。
それは、理科専科の先生が退職するので、後輩に道を譲ったのです。
(私は前の学校で、当然やれるものと思っていた枠を退職3年経つ先生がその職を希望し続けたので別の学校で非常勤講師になったのでした)
私は専門の算数教育で、地域のため子ども達のためにお役に立ちたいと考えたのです。
1月に人事の希望を出すも、空きなく3月下旬になってしまいました。
そして、4月に入り少しあわてました。
働く意志はあるが、働く口がないのです。
人事異動で市の教育委員会の担当が変わり、電話すると面接する、といいます。
一般的な手順ではあるが、この市で働いて35年。
担当以外の教育委員会の職員はみんな知っています。
いわれるままにスーツを着て出かけ、久々の面接を受けました。
しかし、当然ながら「非常勤講師」の口はありません。
3月下旬までに決まってしまうのですから・・・。
だめもとで、隣の2市にも電話を入れ一応、お願いしました。
39年間、算数教育を中心に小学校で教えてきて得たものを地域のために生かしたいと
思ったのですが、なかなか上手くいかないものです。
もう、学校にしがみつくのはやめた方がよいのかもしtれません。
縁がなかったということで、他の方法で生かせる道を探した方が良さそうです。
公教育の場合、子どもや親は教師を選ぶことができません。
「私教育」なら、好きな教師を選ぶことができます。
門戸を広げ、希望者にアドバイスやコーチをしていく道に舵を取ることにします。