しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

今は教育が変わってきています

2015-04-23 10:06:00 | 教育アドバーザー


10.そして、今は教育が変わってきています。

内容もそうですが、目的も時代が進み変わってきているんですよ。


例えば、理科の内容ですが、

LEDを6年生で学習するんですよ。

あの昨年ノーベル物理学賞のLEDです。


かつては知識を覚えることが中心の学習でしたが、

今は思考力や活用力が重視されるように

なってきています。


まだ受験の内容はあまり変わっていませんが、

お子さんたちが大学に受験するとき、就職試

験の時には変わっているでしょう。




学校ではやれないことが増えている

2015-04-21 08:51:00 | 教育アドバーザー




9.ただ、先生方もいろいろな個性を持っています。

長所もあれば短所もあります。


先生方の悪口を言っても子供は伸びません。
(特に、子供の前では…。それは必ずマイナスにはたらきます。)

先生の長所を見つけ、先生の長所で伸ばしてもらえばいいのです。


10.学校ではやれないことが増えています。

私が教師になりたての頃は
元日に希望者を連れて高草山でご来光を拝みました。

家に来たい子には地図をあげ迷いながら我が家に来たものです。

夏休みには多くの子を海にも連れていき、泳ぎました。


今は遠足さえ1回になりました。

体験学習も減っています。

学校ではいろいろやることが増え、

今までやってきたことができなくなってきています。



授業参観や懇談会を大いに利用してほしい

2015-04-20 13:11:00 | 教育アドバーザー





ご存知の方も多いと思いますが、この学年でつけたい力というものがあります。
時間があれば学習していることをあれもこれもできればいいのですが、そうもいきません。
その学年で最低やらなければならないものをやっていけば、焦らないで済みます。

8.そのために、授業参観や懇談会を大いに利用してほしいと思います。
 時々、授業を見ないで廊下で大きな声でお話ししている保護者がいます。もったいないですね。
教室の中に入り、お子さんが授業内容を理解しているのか、しっかり先生や友達の話を聞いているのかなどを見るといいです。
教育は「共育」です。担任と協力関係を作ることで子供の伸びは大きく違ってきます。そのために懇談会に参加するのです。

私は懇談会でよく言ったものです。「参加してくれてありがとうございます。このように参加してくださる保護者のお子さんがのびます。」と。

担任との信頼関係が大変重要です。
なんとか担任との信頼関係を築きたいものです。


親のかかわり方による差が大変大きい

2015-04-18 21:07:00 | 教育アドバーザー
全国学力テストをやって見えてきたことがたくさんあるんです。
学校からもお便り等で伝わっていることもあると思います。

1つは、学校差はあるものの「親のかかわり方による差が大変大きい」ということです。
例えば1年生の引き算、15-8と言われてお子さんはぱっと答えが出ますか?
繰り下がりのある引き算カードは36枚ありますが、1分半以内でできるようにしたいのですが、できますか。

学校でも1年生で毎日取り組みますが、家庭でも伸ばすようにやり方を工夫するといいのですが、取り組みの差が大きいです。
私は1年生を担任するとその授業を見せ、懇談会で話します。そして、保護者の皆さんに取り組んでもらいました。
いろいろなくらすを担任すると、残念ながら高学年になっても不正確だったり指を使う子もいます。




手順を踏むのが好き、まずは地域で

2015-04-17 10:19:00 | 教育アドバーザー


38年間の教師生活で得たのものを世の中に還元したい。
そう考えた時、まずしたいと思ったのは、地元地域に還元することです。

で、子供会の総会の席でお話しさせて頂きました。
その前半部分を載せます。


1.今日は貴重なお時間をとっていただきありがとうございます。ばかなことが大好きな私です。

少しの時間をおつきあい下さい。
「すべての子が夢が叶い、幸せをつかむための本物の学力を獲得する」
そんなことを最近考えています。

また『貧困の連鎖』を断ち切ることに今、大変興味を持っています。
どういった意味だかわかりますか?
金持ちの子がいい大学に入り、収入が多い企業に就職しまた金持ちになっていく。
逆に貧乏人は十分な学力を付けることができず、賃金の安い会社に入り低収入になる。
みなさんの中で金持ちの方は教育にお金を使ってください(笑)。
きっとそれなりの効果があります。

私は金持ちでない方のために何かできないかなぁ、と思っています。
まずは、地域の子供たちみなさんにできることはないか、とおせっかいなことを考えています。

2.ご存知ですか? 収入の格差を
正規雇用の平均年収は471万円、非正規は168万円。
3倍の差、300万円の差です。(2014年)

3.塾のチラシがいっぱい来ますが、塾に通わせることで満足していませんか? 
また、高学年や中学になってから塾に通わせようと思っている方はいませんか?
ただ塾に通わせるのはお金をどぶに捨てているだけ、という場合も多々あります。

私が昨年いた学校の学力テストのデータでは塾に行っている子とそうでない子の差はありませんでした。
原因はいろいろな理由があると思いますが。


実は、今が大事なんです。

4.38年間教師をやって多くのお子さんや父母を見てきました。
また自分の3人の子どもを育ててきました。
そこから見えてくるのは、子育てに自信を持っている人はめったにいない、ということです。

5.教育方法は1つではありません。悩みながらお子さんに合った方法でプラス思考で子育てをしてほしいと願っています。

6.親が子供と密接に関われるのは小学校6年生までです。
中学校になると部活が始まり、家族旅行も大変になります。
親と過ごすより友達といる方が楽しくなります。

だから今が大事なんです。