とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第113話  新じゃがの納豆がけ

2013-04-05 17:43:19 | 栃木の郷土食
新じゃがが出回る季節となりました。
じゃがいものビタミンCが流出しないように、皮ごと茹でます。
7,8コで中火で10分ほどで茹であがります。串がすっと通ったら茹であがった合図です。
じゃがいもが少し冷めたら、芽を包丁の「アゴ」で取り除いてください。

新じゃがは皮が薄く、むきやすいです。後は納豆に付いてくるタレとからしを乗せていただきます。
お米もじゃがいもも炭水化物だと捉えると、この納豆は意外にやみつきになりそうです。
じゃがいもをつぶしながらかき混ぜる派と、姿をなるべく崩さない派に分かれそうですがあなたはどちら派でしょうか。


じゃがいもの芽には毒性があるといわれていますが、実際にはよほどの量を摂取しない限り影響はないということですが、見た目に芽があると気になってしまいます。毒の成分はソラニンやチャコニンなどのグリコアルカロイドと呼ばれるものです。

農林水産省によると、「バレイショ体内のグリコアルカロイドは、生いも100gあたり、正常なイモが5〜20mgであるのに対し、萌芽した芽には200〜400mg、緑化したイモには150〜220mgもの量が含まれている」らしいです。
じゃがいもの花には300〜500mg、葉にも40〜100mg程度のグリコアルカロイドが含まれているそうなので要注意、だそうです。


なんだか、新じゃがいもを紹介したかったのに、消極的な気分になってきましたね。お後がよろしいようで…

私は納豆とバターのトッピングをとっかえひっかえ、あるいはちょっと煮つけてマヨ乗せとか、この季節は新じゃがを堪能するために朝メニューの主役にしています。


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