城と歴史歩きを楽しむ

専門的でも学術的でもなく、気楽に
山城中心に城巡りと歴史歩きを楽しみましょう!

三河・古宮城 続日本100名城に選定

2018-04-23 | 歴史
古宮城は、地元三河の「土の名城」です。城巡りの入門当時から何度も訪れているが
先ごろ続日本100名城に選定されました。
古宮城は作手の有力武将、奥平氏が徳川方に寝返るのを監視するために武田方が
築いたと言われています。一説には小牧長久手の戦いの際に、秀吉軍の東進を恐れ
た徳川家康が三河の防衛ラインを構築した際に、ここ古宮城も改修・強化したとさ
れます。そのため、武田流だ、いや違うと今も「諸説あり!」


古宮城 南西の枡形虎口 古宮城の遺構は、ほぼ完存状態で、道路に面しているので
気軽に訪れることが出来る。毎年地元の有志の方々や古宮城を愛する各地の方々に
よって整備活動が続けられているので、見学しやすい状態が保たれています。


古宮城 Ⅱ郭下の巨大な土塁と横堀 写真の人物(○印)と土塁・横堀の大きさを比べて見ていただきたい。その巨大な規模がお判りいただけるだろうか?

古宮城訪れる際には、必ず縄張図を準備し、規模に驚くだけでなく、その複雑な構造を
堪能しましょう

この城を地域の宝として守り、整備している「作手山城案内人」の原田純一さんの
特別寄稿が、東海古城研究会の機関紙「城」226号に載り、改めて古宮城の凄さを
再確認しました。 機関紙の226号も凄いですね、58年の歴史の重みを感じます。

・作手:つくで ・古宮城:ふるみやじょう