東海古城研究会の機関紙「城」の第236号が発刊されて届きました。
「城」は会員には無料で届き、会員の投稿も無料で掲載されます。
今号では
村瀬二郎さんの ボールペン画の和歌山城が巻頭を飾っています。
石田 章さんの縄張図奮闘記は、精緻な縄張図を描き続けた締めくくりとして作図の道具の紹介と、これまで描き貯めた縄張図の内から厳選して13点が一挙掲載されています。
石川浩治さんは、所在に諸説があった笠松町の田代城の位置の特定についての論考で、誤った情報がネットで流布・拡散されることへの警鐘も鳴らしています。
高橋陽介さんは、「関ヶ原の戦いは無かった」説を発表して話題となっていますが、今回はそれにまつわる最新の諸説を比較検証し論考を加えた興味深い論文です。
水野誠志朗さんと後藤正さんの「桶狭間の戦い」は、たまたま同一号に併載されたようですが、両氏の独自の見解と地元ならではの詳細な検討が加えられ、新たな「桶狭間の戦い」像が打ち出され、興味深い内容になっています。
◆なお機関紙「城」は会員以外の方にも、在庫限りの有料で販売されていますので、興味のある方は 東海古城研究会の公式「X」からDMまたはGoogleフォームで問合わせが出来ます。
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