"イギリス代表"世界三大青カビチーズ、スティルトン
その昔、チーズに凝った頃の話です。
四国の片田舎、新居浜ではナチュラルチーズの入手が困難で、ましてやナチュラルチーズ専門店
なんぞは存在しませんでした。
まあ、専門店については今でも存在しませんが、かの大丸デパートでも扱わないものを売りたいという知恵熱に冒された私は、東京の輸入商社から直接送ってもらって、「リカーステーションかわばた」(酒の宝島の前々身)で販売しつつ、「WoodyBarチュー太郎」ではメニューに取り入れて、偉そうに言えば、アンテナショップとしてその啓蒙に努めておりました。
が、現実は厳しく、とても商売として成り立つような売れ行きは示しません。
私のやることは大体がこういうことの繰り返しです(笑)
結局ものにならずにその販売の継続を諦めました。
もう10年余り前のことになりますか。
それが、昨今、かの「イオン様」辺りに見学に参りますとそこそこ並ぶようになったんですよね。
まだまだミーハー的品揃えではありますが。(失敬)
ようやく時代が私に追いついてきた(笑)
まあ、ちょっとギャグもかませつつ・・・
そんな訳で、(どんな訳?)
「酒の宝島」での販売は厳しくても、おすすめのチーズの紹介ならここで出来るなあと思いまして、今日、このカテゴリーを立ち上げた次第です。
そのうち、チュー太郎では、個人的に仕入れたものを楽しんでもらえるようにしたいとは思っています。
(なら、はよ再開せえよ、てか。)
ぱふぉぱふぉぱふぉ~~~
では、記念すべきその第一弾です。
"イギリス代表"世界三大青カビチーズ、スティルトン
●世界三大青カビチーズの一つ
フランスの『ロックフォール』、イタリアの『ゴルゴンゾーラ』と並んで、世界三大青カビチーズに数えられるのが、このイギリス産の『スティルトン』です。
「イギリスの食べ物は今ひとつ…」といった悪評も聞かれたりしますが、このスティルトンは別格。
女王陛下も毎日欠かさずに召し上がっている、という話もあるほどイギリスでは愛されているチーズなのです。
一番取っつきやすい青カビチーズです。
●マイルドでおだやかな味わい
個性的な味わいで、ちょっと塩辛さが気になってしまうことも多い青カビチーズの中で、この『スティルトン』は比較的マイルドでおだやかな味わいがあります。
ちょっとした刺激の後に深いコクが感じられ、ナッツのような香りとねっとりとした食感は、さすがに世界の一級品だと思わせてくれますね。
外皮の青カビの入り方も細やかで、まるでメロンの皮のように見えます。
その固さも適度にあるので扱いやすいのも特長のひとつと言えるでしょう。見た目も上品で綺麗です。
●イギリス風の飲み物と
やはりチーズはその土地の飲み物などに合わせると、そのおいしさが一層引き立ちますので、イギリス本国の英国紳士の楽しみ方を真似てみるのも良いでしょう。
食後にポートワインと共に、ウィスキーと合わせて、またはミルクティーに添えてなど、おいしい食べ方は取り入れてみてください。
深いコクのあるワインとは特に相性が良く、比較的食べやすい「青カビチーズ入門編」としては最適な一品だと言えるでしょう。
青カビチーズはソーテルヌのような極甘口のワインと良く合います。
ポートワインもいいですが、甘口シェリーともgoodです。
さて、ウイスキーはどうでしょう。やるならモルトをストレートかせいぜいロックまでだと思います。
水割りとは難しいでしょう。
今度、チュー太郎で試してみてください。
勿論、これはメニューに取り上げます。
お詫び
ひだりはじさんへ
誰も訪れない伝言板だと高を括っていたために、貴兄の書き込みの発見が遅れました。
申し訳ありませぬm(_ _)m
ヽ( ^ー^)人(^ー^ )丿
私も、酒全般が好きですが、多分今は日本酒が一等好きなんだろうと思います。(人ごとかい)
ただ、ナチュラルチーズと日本酒の組み合わせは未体験です。
こちらこそ色々と教えていただければありがたいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
私も扱いたいと思い、只今研究中です。
チューさんの知識の奥深さに脱帽です。
それはさておき、やっぱ、そういう流れになるでしょ。
酒を極めようとすると、当然食にもその興味は波及していきます。
ボチボチアップしていきますので、のんびりおつきあいくださいね
話題に乗れず、申し訳ないです・・・。
閑話休題。
ブルーチーズが食べられる強者は、
カビたパンをも食べられる?
(暴言)
酒もそうです。
人に歴史あり(?ちょっと変?)で、人の好みは千差万別でもあり、変遷もします。
歳を重ねれば段々判ってきます(笑)
勿論、ずっと相容れないこともあるでしょうけど。
私は黴びたパンくらい平気で食っちゃいます(内緒だよ)
勿論青まで、赤いのはいけません。
あ、勿論トーストしてだよ。
多分その発想がハードルなんだろうなあ。
それと、スーパーに置いてあるブルーチーズは往々にして偏見を助長する働きをしますね(笑)
三増酒の燗酒を飲んだ若者が日本酒に悪い固定観念を持つのと似ている。
ちゃんとした純米酒から入ればイメージは全然違ったものになった筈。
そういう意味では、
それこそ、ブルーチーズなら、このスティルトンから入るのがいいと思っています。