宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

BS時代劇 「薄桜記(はくおうき)」

2019年08月22日 13時43分34秒 | TVのこと

 7年前にリリースされたものの再放送。




今、月~木で流れていて、そいつを夕食時に観るのが最近の一等の愉しみ。
八酌の燗酒が美味い旨い。
たまに一合六酌になることも・・・


 原作が五味康祐、脚本がジェームス三木。
『産経新聞』夕刊に1958年7月から1959年4月にかけて連載され、新潮社から1959年に刊行、新潮文庫より1965年に文庫化されたという古いもの。

これが実に面白い。
ホントに同時代の人達?というくらい、有名人が交錯する。
時代は、生類憐みの令で知られる五代将軍徳川綱吉の頃。
吉良上野介、堀部安兵衛、紀伊国屋文左衛門、幡随院長兵衛といった男たちが主人公丹下典膳と浅からぬ縁で絡んでくる。
故あって片腕となった元旗本の剣豪、で名が丹下典膳とな。
「もしかして丹下左膳?」と思ったが、丹下左膳は片腕でかつ片目だった。
なので、五味康祐の洒落なんじゃないかと。

愚直に武士の矜持を貫きながらも、一度は妻として暮らした長尾千春との悲恋が交錯する。


 全11回のうち、昨日で7話が終わった。
後4話を堪能しようと思っている。

その前は、司馬遼太郎原作の「新選組血風録」で、これも実に面白かった。
やはり、NHKの時代劇には品格がある。


 月~木、17時からのBS時代劇の再放送から目が離せない・・・



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