プリンター壊れる

長く愛用してきたプリンターがついに言うことをきかなくなった。

チラシ印刷の原稿用に使うので、A3対応のそれ。

「デオデオ」に確認すると、６年前に買った物。
無料修理期間の５年を超えている。

でも、修理は有償だが、修理見積もりは無料らしいので、一応出してみることに。
本当は、「デオデオ」への半分の距離のところに最近出店した「山田電気」の方が
手軽でいいのだが、まあ、微妙な依頼なので、長くつきあいのある方へ。

このあたりの消費者の心境は自分なりによく分析してみることだ。
簡単に言えば、「デオデオ」より規模の大きい家電量販店「山田電気」が進出する
ことによって、既存の顧客をかなり奪われるであろう「デオデオ」の今後は厳しい。
さて、そこでだ、今回の私のような顧客に対する処置がかなり、その引き留めの
チャンスになるのではないか。

価格、距離、快適さ、信頼感、そんなものが購買先選択の鍵。
どこで折り合いをつけて、どこで差をつけるか。
このあたりは「ランチェスター弱者の論理」がヒントか？

いや、そういうことを述べようとしているのではない。
軌道修正。

たちまち即使える状態にしなければならない。

そこで、もう何年も使ってないプリンターを持ってくる。
長く使ってないが、ほぼ新品である。

というのは、１０年くらい前に買ったデスクＰＣを子供たちの使える環境に
して解放していたのだが、それに接続していた物なのである。

その際に、いずれこういう緊急のときのことを想定して、やはりA3対応のそれを
買った。
多分５年くらい前のこと。
当時はISDNでネット環境を作っていた。

わざわざ子供たちの為に、以前応接間で、今は母の事務室件、私の印刷室になって
いるところに電話工事に入ってもらって、そこにＰＣを設置したのである。

当初は機嫌よく使っていたみたいだが、そのうちネットに繋がらなくなったという。
当時、上の子が中学か高校だったか？
「いつまでも親に頼るな、自分で解決しろ」と突き放した。
本音は、多分自分でも解らないだろうということだが（笑）

以来、埃をかぶったままだったのである。
あ～説明が長い・・・

そいつを繋いで使うのにひとつ問題がある。
ドライバーを組み込むのに、事務室のデスクＰＣも、もう古く（そりゃそうだ
これを購入したから上記のようにそれまでのものを子供たちに与えたのだから）、
最近、ＣＤドライバーがうまく稼働しない（笑）

もうＰＣこそ修理するより機能アップしたものを買うべきだと思っているので、
なんとかだましだまし使っている。

どうしようかなあ・・・

と思っているところで、閃いた。
ネットでダウンロードすりゃあいいんだ！

閃くという表現は、妥当ではないかも知れないが、素人のままＰＣをいじっている
私にとっては「コペ転的」とも言える思いつきだったのである（笑）

そして、ドライバーのインストールも無事完了。
カタカタと着実に動いている。

さて、試し印刷。

「ぎょえ～～～～！」
印刷出来ない！

そうか、インクをセットしたまま長期放置したからインクが乾いているんだ。

ヘッドクリーニングをこれでもかとかます。

カラーは出るようになったが、黒がピクリともしない。

結局、分離式で高いカートリッジごと新調するハメに。

勿体ない話しである・・・・・