赤山歴史自然公園の計画 ・・川口
概容・首都高初の「ハイウェイオアシス」の計画
・・・ ハイウェイオアシスとは、高速道路上にある一部のSA・PAに連結されている、道路区域外の都市公園・地域振興施設等の呼称である。高速道路の料金所を出る事なく、隣接する公園・レクリエーション施設を利用出来る。HWOまたはHOと略称される。・・・wikipediaより
・・・ 有名どころ
○道の駅オアシスおぶせ(小布施総合公園)・上信越自動車道
○道の駅富楽里とみやま・富津館山道路
○道の駅富士川楽座・東名高速道路・上り線のみ
○佐久スキーガーデンパラダ・上信越自動車道・スキー場として有名
・・・ 関東近辺のみ
(仮称)赤山歴史自然公園の基本設計が完了しました ・・・2014/06/20
===>概算事業費は約180億円を予定しています。平成29年4月に完成予定・・・
~(仮称)赤山歴史自然公園及び(仮称)川口市火葬施設の基本設計がまとまりました~
平成24年3月の都市計画決定、首都高速道路株式会社との事業連携を踏まえて、今年度、実施してきた(仮称)赤山歴史自然公園及び(仮称)川口市火葬施設の基本設計が完了しました。
(仮称)赤山歴史自然公園の完成予定図
・・内容・・・
・・・公園、火葬施設、高速道路PAの調和
・ 約 10.9ha の区域に、公園、火葬施設、高速道路PAの3つの施設が立地する世界的にもめずらしいプロジェクトであり、計画全体の一体感や統一感を保ちつつ、利用者の動線や視線を十分に配慮して、各拠点施設や大池・緩衝樹林・中島などを配置しています。
○公園内外の回遊性の確保
・ 高速道路PAに隣接して周辺施設への周遊バス発着所を設けるとともに、赤山オアシスゾーンから公園ゾーンへの入口部分に、公園や地域の情報発信施設、公園を見渡せる展望テラスを配置しています。
○「植木のまち川口」ならではの公園
・ 地元の植木の専門家の方々とのワークショップを重ね、周辺の開放植木圃場「オープンナーセリー」と連続する、日本ではじめての公園を計画しています。
・ 公園の随所に、江戸時代から続く伝統的な植木と近年の国際色豊かなモダンな植木を織り交ぜた植栽を行うとともに、赤山オアシスゾーンや(仮称)地域物産館において、植木や花鉢・ミニ盆栽などの販売スペースを計画しています。
○広域的な集客の確保
・ 高速道路を降りずに公園や地域を散策することができる、首都高初のハイウェイオアシスを計画しており、赤山オアシスゾーンと公園ゾーンの合計で、年間約350 万人の来訪を見込んでいます。
・ 赤山オアシスゾーンにおける物販・商業イベント、(仮称)歴史自然資料館におけるアートイベント・映像・展示、プレイロットにおける子ども向け大型遊具、(仮称)地域物産館における植木販売・各種教室、水源かん養育成樹林における環境学習など、市民はもとより、首都圏からの広域的な来訪者の多種多様なニーズにも対応できるよう、各施設を計画しています。
○赤山オアシスゾーンの施設概要
・商業休憩施設(建築面積 約 2600m2・地上2階建)諸室: 店舗(物販・飲食)、休憩室、情報発信施設 等・イベントテント広場(建築面積 約 700m2・地上1階建)
○公園ゾーンの施設概要
・(仮称)歴史自然資料館(建築面積 約 400m2・地上1階建)
諸室: 展示室 等
・(仮称)地域物産館(建築面積 約 600m2・地上1階建)
諸室: 植木展示・販売スペース、集会スペース 等
○駐車場の概要
公園東側駐車場(高速): 約 150 台(この他、既存川口PA駐車場 119 台)公園東側駐車場(一般): 約 70 台
植木の郷の「植木園」
赤山城(赤山陣屋)跡・治水事業の名門・伊奈郡代の屋敷跡
赤山陣屋を見守る神社
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・・ PAに隣接してと言う表現があり、かつ圏央道・首都高に隣接し、東北道から離れているので、PAと言うことは、川口PAのことでしょうか。
・・ モデルにしたのは、長野自動車道の小布施PAに隣接した「ハイウェイオアシス」とのことです。
これは、参考モデルの「小布施ハイウェイオアシス」
・・ 力の入れ方は、相当なもので、埼玉の大都市、”川口”を、植木の郷 ・・自然をアピールして、歴史上の偉人・伊奈郡代をからめて、”鋳物の町”にかわる、もとい・並ぶ、川口のアピールのようです。
・・ 小布施と同じように、”スマートIC”で高速道への出入りが可能になる計画のようです。
・・ 現状は、宅地造成でどんどん自然が破壊されています。