食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

妊娠中に食べるものを薬膳的に

2014-08-19 | 漢方・薬膳
妊娠中の方から何を食べたらいいかご質問いただいたので、この機会にまとめてみました(^-^)

まず、赤ちゃんが育つためにお母さんの体が血虚になるので、血を補うものを意識して摂ってみてください。
にんじん
ほうれん草
ぶどう
落花生
レバー
イカ(しっかり火を通したものを)
など

血は陰陽の「陰」に属するので、陰を滋養するものでも、結果的に血を補うことになります。
たまご
牛乳
黒ごま
松の実
くこの実
ホタテ
カキ
(貝類は必ずしっかり火を通して)
など

また、気からも血が生まれるので、気を補うものもいいですね☆
長芋(山芋)
じゃがいも

しいたけ
ブロッコリー
キャベツ
鶏肉
牛肉
蜂蜜
なつめ
など

逆に避けたほうがいいものですが、まず、体が熱くなりやすいので、辛いものは控えめになさってください。

また、気や血の流れをよくする働きの強いものお血(血だまりのこと・詳しくはターメリックの記事をご覧ください)を解消する働きの強いものは、避けましょう。

ふだん私たちが口にする食材にはそこまでの強い働きはないので、気にし過ぎなくても大丈夫ですが、このブログで紹介している
紅花
姜黄(ターメリック)

は、これにあたります。辛いカレーはしばらくお休みですね…(´・ω・`)

意外なところでは、はと麦はあまり食べないほうがいいとされています。
利尿の働きが強く、尿で体の水分が必要以上に出てしまうと、のぼせや便秘になりやすくなるためです。
イボの治療に用いられることも関係していると思います。

冷たくて消化しにくいものもNGです。
たとえば蟹(かに)
でも、お医者さんから生の魚介類は止められているでしょうから大丈夫ですね(^_-)

以上、妊娠中の食べものについての薬膳的アプローチでした。

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



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