食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

ゾクっと来る前に押すツボ

2013-11-01 | 漢方・薬膳
今日から11月、最近特に陽が落ちた後の冷え込みが身に沁みます(´・ω・`)

秋の乾燥で粘膜が弱っているところに、冬の寒気が加わり、かぜを引きやすくなる時期ですね。
かぜは漢字で「風邪」と書きますが、漢方ではこれを「ふうじゃ」と読みます。

自然界には季節の移り変わりによる気候変化、「(ふう)」・「(かん)」・「(しょ)」・「湿(しつ)」・「(そう)」・「(か)」の6つの「」があり、「六気(ろっき or りっき)」と呼ばれています。
六気は自然現象なので普通は体に害はありません。むしろ、万物の生長や成熟に欠かすことのできないものです。

しかし、六気がとても強くなると病気の原因(「病因(びょういん)」といいます)になってしまい、「風邪(ふうじゃ)」・「寒邪(かんじゃ)」・「暑邪(しょじゃ)」・「湿邪(しつじゃ)」・「燥邪(そうじゃ)」・「火邪(かじゃ)」という「邪気」に変化します。
これを「六淫邪気(ろくいんじゃき or りくいんじゃき)」といいます。

それぞれの文字から何となくその特徴は想像できますが、「風邪(ふうじゃ)」は分かりにくいかもしれません。
まさに「風」のイメージです。
急にピューッと吹いてきて、突然風向きが変わったり、他のものを巻き込んで行ったりします。一年中吹くことがあります。
急に発病したり、突然症状が変化したり、いつでも他の邪気と一緒に体に侵入することもある…というわけです。

これからの季節はこの「風邪」、そして「寒邪」と「燥邪」にも要注意!
邪気は抵抗力が低下していると体に入ってきますから、いろいろな食材からエネルギーをもらって、睡眠も取り、体の陰陽のバランスが取れた状態でいれば、はね返せます。
パーンチ!(o゜Д゜)=======O三★)゜◇゜)三★))゜□゜)三★))゜○゜)

邪気についてはここでは語り尽くせないので、ワークショップ(『冬の食養生と薬膳』)で改めてお伝えしていきますね(^_-)
体の陰陽については『体と食べ物の陰陽~はじめての薬膳~』で学べます♪

かぜ対策に今回ご紹介したいのは、「大椎(だいつい)」というツボ。
頭を前に倒すと首の付け根につき出る骨があり、その骨のすぐ下のくぼみが「大椎」です。

全身の体調を整え、体力をつけます。
邪気を取り除くのでかぜの寒気や熱によく、アレルギー症状全般にもいいんだそうです。
首の後ろを冷やさないように、マフラーやストールを巻くのは理にかなってるんですね☆

11/7は立冬。そろそろ次の季節の準備をはじめる時期です。
漢方の知恵を活かした食養生で、体の内側から元気になって毎日を穏やかに過ごす方法を学んでみませんか?



2013/11/16(土) 『体と食べ物の陰陽~はじめての薬膳~』 入門編
ふだん食べているものと体の関係を知り、毎日の食事から元気をもらう食養生をはじめてみませんか?
10月にcafe CAPRICEで開催した『はじめての薬膳教室』の拡大版☆気功体験もあります。
時間 :14:00~16:30
参加費:3,000円(テキスト代込み、お茶・お菓子付き)



2013/11/24(日) 『冬の食養生と薬膳』 季節の食養生コース
冬を乗り切る食養生で体の内側から元気なりませんか?
しょうがと唐辛子だけじゃない!?薬膳料理でポカポカになれますよ☆
時間 :14:00~17:30
参加費:4,000円(テキスト代・お料理の材料費込み、お茶・お菓子付き)



2013/11/14(木) 『冬を乗り切る食養生』教室
寒さと乾燥で体調を崩しやすい季節。
漢方にもとづいた食べる知恵で、体の内側から元気になって冬を乗り切る方法を教えます。
時間 :15:30~17:00
参加費:2,000円(テキスト代込み、カフェのスイーツセットとドリンク付き)
会場:八幡山 cafe CAPRICE この回のみ定員6名です(残席



参加を希望される方は、「メッセージを送る」に以下をご記入のうえ送信してください。
折り返しメールにてご連絡させていただきます。
日程は調整可能な場合もありますので、お気軽にお問い合わせください。

件名:『参加を希望されるテーマ』
本文:1~5をコピー&ペーストしてご記入ください。
1.お名前(フルネーム、ふりがな)
2.ご住所
3.お電話番号(当日連絡が取れる携帯番号)
4.メールアドレス
5.希望日

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



その他の11月ワークショップも受付中
あなたが捨てるもの・補うもの(体質改善コース)
老化にかかわる腎の話(症状改善コース)
詳しくはこちらをご覧ください

おうち薬膳ワークショップsoraからごあいさつ