前回のブログでは原田マハ氏の「美しき愚かものたちのタブロー」を
半分くらい読んだところで、昔の思い出話、
バーンズコレクション展の話になってしまった。
ようやく読み終えた。
いやー・・・とっても面白かった
半分過ぎたころから・・・急加速、一挙に読んでしまった。
まるで推理小説を読むような展開だった。
それにしても原田マハさんて・・・すごい作家さんだネ
まず取材力に脱帽
文章は完結、情緒もあり、とっても・・・わかりやすい。
老化し、理解力が乏しくなった私でも、
すらりと物語の中に入っていける。
私の大好きな作家さんです。
「美しき愚かものたちのタブロー」とは
「あのモネが、ルノアールが、ゴッホが!
国立西洋美術館の誕生に隠された奇跡」です。
本の見返し部分に貼られた本の内容を引用させたいただく。
「いつか日本に美術館を創る」と絵画収集の目覚めた実業家 松方幸次郎
「全力で守ります」戦時下のパリに美術品と残された部下 日置紅三郎
「松方さんの夢を叶えたい」志を知りともに名画を探す美術史家 田代雄一
「取り返そうじゃないか、この国に」日仏の返還交渉に臨む首相 吉田茂
末尾に
「この物語は史実に基づくフィクションです」と記してある。
でも「主な参考文献」として、50冊も記してある。
多くの史実をもとに物語が構成されたのでしょう。
私にとっては息をのむ展開だった。
第一次、第二次世界大戦をはさんで、
日本の敗戦でフランスに没収された絵画・・・帰ってこなかったかもしれなかった。
多くの方の努力であの・・・・西洋美術館が日本に誕生したことを
私は初めて知ることとなった。 知らなかった
しかし・・・国立西洋美術館が完成したのは、松方幸次郎氏の死後だった。
文中にはパリの風景がふんだんに出てくる。
ルーブル美術館、凱旋門・・・・
パリにはツアーで行った。中心部の地図はだいたいわかる。
私も本を読みながら一緒に歩いているような気分にさせられたのです。
それからジベルニーにあるモネのアトリエ、水庭のシーンがいっぱい出てくる。
私もモネのアトリエ、庭は訪れた。素晴らしい場所だった。
思い出がよみがえったことで、ストーリーが一層楽しめたのだと思う。
最近コロナ禍で東京にも行けてないけど、
落ち着いたら・・・また行きたい!!
でもその時まで元気でいられるだろうかとの思いも・・・・ある。
最後に、ジベルニーの旅の思い出です。
「マウスパット」と「ペンケース」です。
パソコンに向かいながら、いつも思い出に浸っている。
半分くらい読んだところで、昔の思い出話、
バーンズコレクション展の話になってしまった。
ようやく読み終えた。
いやー・・・とっても面白かった
半分過ぎたころから・・・急加速、一挙に読んでしまった。
まるで推理小説を読むような展開だった。
それにしても原田マハさんて・・・すごい作家さんだネ
まず取材力に脱帽
文章は完結、情緒もあり、とっても・・・わかりやすい。
老化し、理解力が乏しくなった私でも、
すらりと物語の中に入っていける。
私の大好きな作家さんです。
「美しき愚かものたちのタブロー」とは
「あのモネが、ルノアールが、ゴッホが!
国立西洋美術館の誕生に隠された奇跡」です。
本の見返し部分に貼られた本の内容を引用させたいただく。
「いつか日本に美術館を創る」と絵画収集の目覚めた実業家 松方幸次郎
「全力で守ります」戦時下のパリに美術品と残された部下 日置紅三郎
「松方さんの夢を叶えたい」志を知りともに名画を探す美術史家 田代雄一
「取り返そうじゃないか、この国に」日仏の返還交渉に臨む首相 吉田茂
末尾に
「この物語は史実に基づくフィクションです」と記してある。
でも「主な参考文献」として、50冊も記してある。
多くの史実をもとに物語が構成されたのでしょう。
私にとっては息をのむ展開だった。
第一次、第二次世界大戦をはさんで、
日本の敗戦でフランスに没収された絵画・・・帰ってこなかったかもしれなかった。
多くの方の努力であの・・・・西洋美術館が日本に誕生したことを
私は初めて知ることとなった。 知らなかった
しかし・・・国立西洋美術館が完成したのは、松方幸次郎氏の死後だった。
文中にはパリの風景がふんだんに出てくる。
ルーブル美術館、凱旋門・・・・
パリにはツアーで行った。中心部の地図はだいたいわかる。
私も本を読みながら一緒に歩いているような気分にさせられたのです。
それからジベルニーにあるモネのアトリエ、水庭のシーンがいっぱい出てくる。
私もモネのアトリエ、庭は訪れた。素晴らしい場所だった。
思い出がよみがえったことで、ストーリーが一層楽しめたのだと思う。
最近コロナ禍で東京にも行けてないけど、
落ち着いたら・・・また行きたい!!
でもその時まで元気でいられるだろうかとの思いも・・・・ある。
最後に、ジベルニーの旅の思い出です。
「マウスパット」と「ペンケース」です。
パソコンに向かいながら、いつも思い出に浸っている。