前記事で、ポジティブシンキングの例として「ある夫婦の休日」を記しました。
ポジティブシンキングをすることが、どんなによいことかをわかりやすく説明するために、私が創作したお話です。
しかし、このお話を書いているうちに、「そうだ、蛍が見たい」と思ったのです。
一か月ほど前に「蛍が見たい」と思って、近隣の蛍スポットの地図をコピーしていたのですが、みにゆくのをすっかり忘れていました。
そのことを今日思い出したのですが、創作のお話とは異なり、私の住んでいる地域の天気予報は今夜は雨で、かなり激しく降ることもあるとのことでした。
蛍の飛ぶ時間は午後七時から九時頃です。
夕方出かける頃には小雨が降っていましたが、「でも、見られる。きっと見られる」と信じて車を走らせました。
予定しているスポットは二つあって、ひとつは地図にあった場所、もうひとつは以前行ったことのある思い出の場所です。
だんだん雨が大降りになって、地図のスポットに着いた時には土砂降りといってもよいくらいでした。
しばらく待っていましたが、止みそうにないので、車に乗りました。
「でも、きっと雨が止んで、見れると思う。小雨くらいだと大丈夫だし」と、車を第二のスポットに走らせました。
30分くらい走り、第二のスポットに着きました。
地面はかなり濡れていましたが、雨は止んでいました。
ひとつ、ふたつ、みっつ・・・数十匹の蛍の舞いを見ました。
息のとまるようなうつくしい光景でした。
そのうちのひとつが、吸い寄せられるように手に乗って来ました。
30分ほど居たでしょうか。
車に乗り込んだとたんに雨が降り出し、また激しくなりました。
あの30分間、あの場所でしか、今夜は見られなかったと思います。
私はどうしても今夜、蛍が見たいと、思ったので、みられたのです。
もうひとつのF2ブログの方ものぞいてみてくださいね。
こちららでは、音楽が聴けます。
私が作詞した「蛍」の歌が聴けます。今日はこの曲を車でかけながら行きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
http://morisui8211.blog.fc2.com/
ブログ名 「水晶の詩と短歌と音楽の森へ」 ※「森」から「森へ」となります。
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