SERIE A 第7節 10/4(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)
サンプドリア 1-1 インテル (前半0-0)
主審:ロッキ氏(Firenze出身)
首位タイ相手に堂々の戦いぶり。ただ決定機を外し過ぎ、先制するも追いつかれドロー。でも勝てたなぁ・・・ホーム4連勝はならずもホーム無敗は守る
Marcatori
(後半6分) サンプ ムリエル
(後半31分) インテル[1] ペリシッチ
↑↑★久々の通常日曜デイゲーム。SUDも久々にきれいなコレオグラフィー!!↑↑
[試合前情報]
ケガと言う報道が有り、心配されたムリエルだが無事スタメン。前節とスタメン面子は全く一緒
ただ前線のポジションとフォーメーションはいじってきた。ムリエルCFの右WGエデル、左WGコレアの布陣。3トップを採用(見方を変えれば4-5-1)
インテルは前節フィオに惨敗も現在5勝1敗の首位タイ
サンプ-インテルは非常に因縁深い関係で、まずは両監督
選手としてはサンプに15年、インテルには監督として4年いた”ミスター・サンプ”のロベルト・マンチーニ。ユースから含めると足かけ23年インテルでプレー、そして最後の2年をサンプでプレーした”生粋のインテリスタ”ワルテル・ゼンガ。立場を逆転させて、両クラブのベンチに座る。またゼンガがサンプでプレーした時期には、当然マンチーニもエースとして君臨していた。
さらに元サンプ勢には憎敵、キャプテンにもなっているイカルディ。第3GKベルニ。一応サンプにいたビアビアニー(戦犯)がいる。
SAMPDORIA <4-3-3> 監督ワルテル・ゼンガ
ムリエル
コレア (76分カッサーノ) エデル
(56分パロンボ)
バッレート フェルナンド ソリアーノ(Cap)
(87分イヴァン)
メスバー ペレイラ
ズカノヴィッチ シルヴェストレ
ヴィヴィアーノ
ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ
DFレジーニ、MFカルボネーロ、ロッカ、FWロドリゲス
Internazionale (4-3-1-2): Handanovic; Santon (44′ s.t. Ljajic), Medel, Murillo, Telles; Kondogbia (18′ s.t. Biabiany), F. Melo, Guarín; Perisic; Palacio (26′ s.t. Manaj), Icardi.
A disposizione: Carrizo, Berni, J. Jesus, Montoya, Ranocchia, Gnoukouri, D’Ambrosio, Nagatomo, Brozovic.
Allenatore: Roberto Mancini.
*備考:警告:後半19分Barreto,23分Perisic,37分Medel,48分Guarín,35分F. Melo,35分Fernando;
<あらすじ>
前半2分 いきなりCKのチャンス。右からコレアが蹴ったボールに、ズカノヴィッチがヘッドで合わせる。リプレー見たらかなり惜しいシュートだった
4分 右サイドからエデルがドリブル開始。かなり早いパスをペナ内のムリエルにつけて、ムリエルがそれを落とす。エデルはダイレクトで左足インフロントでシュート。惜しくもGKキャッチ
11分 コレア→バッレート→コレア→ムリエル→コレアと、流れるようなパス交換からコレアの30mミドルシュート。ゴール真ん中高めのシュートは、GKハンダノヴィッチがパンチングでCKに逃れる
24分 左サイドのテレスが縦に突破からクロス。クリアしたボールがペナ内のパラシオへ。パラシオが右足で強烈なシュートを放つが、ヴィヴィアーノのスーパーセーブ!
25分 コレアのスルーパスから、ムリエルがスピードでサントンに競り勝ち左サイドからグラウンダーのクロス。エデルが突っ込んでくるが、わずか手前でGKキャッチ
29分 フェリペ・メロが左サイドからクロス。ファーポストあたりでコンドグビアが折り返して、グアリンがダイレクトボレー。しかしゴールはるか上・・・救われる
33分 フェルナンドがボール奪取からソリアーノとワンツー。そしてシュート。DFに阻まれたこぼれ球がエデルの元に転がり、無理やりシュートに行くがわずかに右に外れる・・
38分 超決定機!!ソリアーノがカウンターからスピードに乗ったドリブル。そしてスルーパス。コレアがGKと1対1になり、股下を狙ったシュートは一度はGKに阻まれるも、こぼれがコレアの元に転がり、あとは無人のゴールへ流し込むだけ!しかし、なんとコレアはこのボールを左足でミスキック年間珍プレーに出てきそうなシーンに・・・
ロスタイム2分。そのまま終了。
前半は0-0。前半ポゼッションはサンプ8分46秒に対してインテル15分43秒。しかしシュート数はサンプ10(枠内4)に対してインテル7(枠内2)。この数字が示す通り、ボールはインテルに持たせるが、効果的なカウンターを何本も繰り出して、決定機はサンプの方が多かった。また中盤のバッレート、コレア、フェルナンド、ソリアーノ中心に何度かダイレクトでパスが何本もつながる場面が見られる。前節のアタランタ戦からは激変の出来栄えで、連係の向上も見られた。しかし、それだけにこのサンプペースの中で点が取れなかったのは痛い。特にコレアの超決定機の失敗は後々響きそうだったが・・・
後半4分 縦に突破した左SBメスバーからのクロス。走りこんだムリエルがヘッドで合わせるが、わずかに右に外れる
後半6分 ムリエルGooooooL!! 1-0:
→中央ソリアーノから右のペレイラにスルーパス。ペレイラはこのボールをダイレクトで絶妙なクロス。ファーに走りこんだムリエルが、ショートバウンドでスライディングボレーで合わせる!先制ペレイラの17歳9ヶ月でのアシストは、今季のヨーロッパで最年少記録。
11分 コレアが筋肉系の故障。代わってパロンボ投入。4-4-2にチェンジしてやや守備的に
18分 コンドグビアに代わって、一応元サンプのビビアニー投入
19分 バッレートが後ろからのスライをファールにとられてイエロー。ボールに行ったように見えたが■
23分 ペレイラへの激しいスライでペリシッチにイエロー。若造、なめるなよと言ったところか■
25分 パラシオに代わって18歳FWマナイ投入
26分 エデルのパスからムリエルの高速カウンター。スピードに乗ったドリブルでDFを振り切り、やや崩れた体勢でGKと1対1から左足シュート。惜しくも右に外れる。これが決まっていれば・・・
後半31分 ペリシッチGoal 1-1:
→右からのクロスから、ペナ内大混戦。イカルディのボレーをDFが身体でブロックするが、そのこぼれを再びイカルディが倒れながらチョンパス。ペリシッチがこのボールを押し込んで同点・・・
31分 疲れたムリエルに代わってカッサーノ投入
34分 ペナ内でイカルディが倒れながらGK手前にパス。このボールにビアビアニーが突っ込んでくるが、メスバーも身体を寄せて何とか完璧なシュートを許さず、GKヴィヴィアーノがキャッチ
35分 フェリペ・メロとフェルナンドの両ブラジル人が小競り合いで、両者にイエロー。フェルナンドは次節出場停止。これは痛い■
42分 フェルナンドとイヴァンが交代
47分 サンプのCKから、クリアしたインテルの逆襲を受ける。しかしエデルが何と自陣ペナ内まで鬼の形相で戻って、スライでこのピンチを防ぐ。そして、味方を叱咤激励。素晴らしい
ロスタイム4分。そのまま1-1で終了
(ポイント)
・MVPは縦横無尽にフィールドを走り回り、不利なボールも度々チャンスに変えていたソリアーノ。
・決定的なパスも何本も出した。やはりソリアーノはトップ下より、もう1段下の方が良い
・内容は非常に良く、引き分けはもったいなかった。ただ先制した後やや引いてしまい、特にサイドへの寄せが遅くなった
・エデルをサイドに張らせた為に、あまりゴールに絡めなかったので、やはり2トップ+トップ下の方が良いのでは?
・コレアは決定的なミスはあったが、その他はまずまず。怪我が心配
・DFではズカノヴィッチが足元で落ち着いたプレーを見せて良かった
・このプレーぶりをアウェイでも見せられるか?
さてここで代表試合の為に1週間お休み。次節は再来週の日曜日。フロジノーネは人口46,500人の村から、セリエAに初加入の興味深い相手だ。この引き分けを生かすために、勝点3が欲しい!
次節:セリエA第8節 2015年 10/18(日) 対フロジノーネ@フロジノーネ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)
’15-’16 SERIE A 勝点11 7試合 3勝2分2敗 得点 13 失点 10 得失点差 +3 9位
Fooooooorza Saaaaaaaaamp!!