ほぼ週刊サンプ通信  第5節 サンプドリア 0-2 ローマ 健闘するも惜敗

2013-09-28 02:12:51 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第5節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

  サンプドリア 0- 2 ローマ  気迫は見られたが惜敗・・・

  ミッドウィークに行われた第5節の水曜ナイターホームでの初勝利をめざしたが。

 Marcatori

 ①ローマ(後半20分) ベナティア:

真ん中から細かいワンツーを繰り返して上がってきたセンターバックのベナティア。この突破を止められず、ドリブルでペナ内に侵入を許す。最後は倒れこみながらも、泥臭く左足でゴール。

②カリアリ(後半44分) ジェルヴィーノ: 

 攻めがかったサンプのスキをつき逆襲のカウンター。トッティがスピードに乗って左サイドに最高のラストパス。これを受けたジェルヴィーニョに決められる・・・

SAMPDORIA <4-4-2> 監督デリオ・ロッシ

       サンソーネ  ガッビアディーニ

 ゾレック(62分ビャルナソン)     ガヴァッツィ

     クルスティチッチ オビアング

コスタ(81分バリッラ■91分)     デ・シルヴェストリ(74分ポッツィ)

    ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFサラモン、M・ロドリゲス、カステッリーニ、パロンボ、レジーニ、MFレナン、ゲンツォグロウ、FWペターニャ

Roma  (4-3-3): De Sanctis; Maicon (36' p.t. Dodò), Benatia, Castan,  Balzaretti; Pjanic, De Rossi, Strootman; Marquinho (17' s.t. Totti), Borriello  (39' s.t. Florenzi), Gervinho.
A disposizione: Lobont,  Skorupski, Ljajic, Taddei, Caprari, Burdisso, Jedvaj, Romagnoli,  Ricci.
Allenatore: Rudi Garcia.
Arbitro:  Calvarese di Teramo.
Assistenti: Matteo Passeri di Gubbio e  Andrea Marzaloni di Rimini.

ホームで連敗。しかもまだ1得点もあげていないサンプ。相手は開幕4連勝で首位を走るローマ。厳しい試合が予想された。サンプはサプライズでフォーメーションを4-4-2に変更。ローマの4-3-3の対策も兼ねてと思われる。4バックだとパロンボの特性が活きないという事で、センターバックはムスタフィが先発。台形のハーフは、両サイドにガヴァッツィとゾレックが先発。2トップに戻してサンソーネがガッビアとコンビを組んだ。

  • ローマは強かった。フランスリーグのリールを強豪に押し上げたガルシア監督の元、今までのローマ、そしてセリエAとは一風違ったテイストを披露。前線からの組織だったプレス。ボールを奪った後の速攻。ただ、前半はサンプも頑張った。相手のFWボリエッロのバックパスミスをかっさらったガッビアディーニが、GKと1対1まで持ち込んだ決定機が、両チーム通じて一番のチャンスだったと言えよう。トッティを温存した分、攻撃に意外性や怖さが無かったのも幸いした。前半は0-0。
  • 後半に試合は動く。必死のディフェンスを見せていたサンプだが、1人のセンターバックのオーバーラップにやられた。カリアリ戦のエクダルに許したゴールのよう。突然の中央突破に弱いのかも・・・DFとMFは頑張っていたが、どうしてもFWは孤立している感が否めない。2試合連続のスタメンとなったガヴァッツィは頑張っていたし、ゾレックもキラメキは見せた。ただ、攻撃に厚みとファンタジーが感じられない。先制された後、ポッツィを投入してシステムを4-3-1-2に変更。同点を狙いに行くが、トッティにカウンターからやられ万事休す。 

 急造の4-4-2はなかなか機能していた。しかしながらローマは強かった。負けはしたものの次にはつながると思う。ただ、ローマを相手に格下感が否めなかったのも事実。一昔前のサンプは、ホームではどんな強豪相手にも、十分渡り合えるメンツ、そして可能性を感じさせるチームであったはずだ。もう一歩の補強、もしくは若手の急成長が無いと、ホントに今シーズンは厳しい。

 次節は続いて強豪ミラン、しかもアウェー。バロテッリは出場停止なのは救い。移籍したポーリが好調なのが嬉しいが悲しい。なんとか勝点を持ち帰らなければ。意外と引いてカウンターに徹すれば、勝機はあるかもしれない。ボールを持たされて、崩せず、カウンターをくらうよりも・・・

次節:セリエA第6節 9/28(土) 対ミラン @ミラノ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)

 何とか今季初勝利を 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点2 5試合 0勝2分3敗 得点 4 失点 10 得失点差 -6 18


ほぼ週刊サンプ通信  第4節 カリアリ 2-2 サンプドリア 執念のドロー

2013-09-25 16:14:08 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第4節 @ネレオ・ロッコ(トリエステ)

  サンプドリア 2- 2 カリアリ  終了間際のドラマで同点

  第4節のANTICIPO 土曜ナイター今年もカリアリはスタジアム問題を解決できずに、九州と北海道みたいな関係のトリエステで試合は行われる。

 Marcatori

 ①カリアリ(前半26分) エクダル:

 右サイドからワンツーで中央を突破したエクダル。スピードに乗ったドリブルを、サンプDF陣は止められず、そのままシュートまで持ち込まれてしまう・・・

 サンプドリア(後半44分) ガッビアディーニ②:

  ペナルティエリア内から、サンソーネが体を張って落としたボール。これをガッビアディーニがダイレクトでグラウンダーのシュート。強烈だが真正面のボール。これをGKアガッツィが奇跡のトンネルで同点

②カリアリ(後半46分) コンティ: 

右サイド、ペナ外近めのFK。コンティのボールは、壁の右側上を巻いてダ・コスタの手をはじいてゴール・・・

サンプドリア(後半48分) デ・シルヴェストリ①:

 

  残り1分のロスタイム。パワープレーに出たサンプが放り込んだボール。こぼれ球を”ロロ”がダイレクトで利き足じゃない左足でボレー。強烈なシュートがガッビアディーニに少しだけ当たり、コースが微妙に変わったせいもあってGKはとれず。奇跡の同点

SAMPDORIA <3-5-1-1> 監督デリオ・ロッシ

   ガッビアディーニ

          ゾレック(56分ポッツィ) 

     オビアング     ビャルナソン(46分サンソーネ)

          クルスティチッチ

ガヴァッツィ(73分バリッラ)     デ・シルヴェストリ

      コスタ パロンボ ガスタルデッロ(Cap)

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFサラモン、M・ロドリゲス、ムスタフィ、レジーニ、MFレナン、ソリアーノ、ゲンツォグロウ、FWペターニャ

Cagliari  (4-3-1-2): Agazzi; Perico, Rossettini, Astori, Murru; Ekdal, Conti,  Nainggolan; Cossu (22' s.t. Ibraimi); Pinilla, Sau (27' s.t.  Ibarbo).
A disposizione: Avramov, Ariaudo, Eriksson, Nenê,  Dessena.
Allenatore: Diego López.
Arbitro: Di Bello di Brindisi.

ジェノヴァ・ダービーの惨敗を受けたこの重要な試合。エデルが故障で約15日間ストップ。その影響でフォーメーションを3-5-1-1に変更。さらに驚きのガヴァッツィ、ゾレックのスタメン抜擢。その他は新加入選手のビャルナソンが先発の座を守り、後は前節と変わらず。

  • 前半は互角の展開。DERBYの負けでお尻に火が付いた元サンプイレブンは、さすがに頑張る。しかしだからと言って簡単に勝てないのはサッカーの、そしてセリエAの厳しさ。先制したのはカリアリ。サンプDF陣の中央をエクダルに突き破られ、早々に先制を許す。その後はサンプがボールを支配する。カウンターからガッビアディーニが左サイドで出したボールをガヴァッツィがダイレクトでクロス。これに走りこんだゾレックが合わせて同点!!・・・・・・・・・・・・・・・・・と思われたが存在しないオフサイドでゴール取り消しただこの日抜擢された2人の頑張りは目立った 
  • 試合は後半、と言うか終了間際の3分に全てが起こった。
  • 後半負けられないサンプは、まずサンソーネ、そしてポッツィとFWを次々と投入して点を取りに行く。しかしなかなかゴールを割れず、敗色濃厚の後半44分。まず一つ目の奇跡。ガッビアディーニの渾身のミドルシュートが、敵GKアガッツィのトンネルを誘い同点!!しかしこれだけでは終わらない。今度はその1分後にFKから勝ち越し点を奪われる。さすがに終わったと思われたが、サンプイレブンは諦めない。残り1分切ったところで、パワープレーからデ・シルヴェストリの執念のゴール!!!! 

 激戦の末、何とかドロー。喜び過ぎたロッシ監督は退場この奇跡の同点劇、頑張りは評価できるが、厳しい見方をすると結果的にはまだ勝ち星は無い。何とか結果に、次の試合につなげていかないと意味は無くなってしまう。 

次節は開幕4連勝と好調のローマを相手に、4日後に水曜ナイター。相手より1日休息日が多いのを最大限生かしてほしい。 

次節:セリエA第5節 9/25(水) 対ローマ @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)

 何とか今季初勝利を 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点2 4試合 0勝2分2敗 得点 4 失点 8 得失点差 -4 15位タイ


ほぼ週刊サンプ通信  第3節 サンプ 0-3 ジェノア DERBY惨敗・・・

2013-09-19 16:20:04 | Derby Della Lanterna

セリエA 第3節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

  サンプドリア 0- 3 ジェノア  DERBY惨敗

  雨の中行われた第107回 Derby della Lanterna

 Marcatori

 

①ジェノア(前半9分) アントニーニ:

 右サイドのビオンディーニのクロスからの強烈なダイレクトボレー。逆をつかれ気味だったダ・コスタはさわるのが精いっぱい。 

②ジェノア(後半5分) カライオ: 

右サイドのクロスを、1点目に似た感じで叩き込まれる・・・

③ジェノア(後半21分) ローディ:

ペナ外、近めの右サイドからの直接FK。ローディの一撃はファーサイドに直接入ってしまう

SAMPDORIA <3-5-2> 監督デリオ・ロッシ

   エデル(76分ポッツィ) ガッビアディーニ 

    オビアング      ビャルナソン(46分ソリアーノ)

          クルスティチッチ

 レジーニ(67分サンソーネ)     デ・シルヴェストリ

      コスタ パロンボ ガスタルデッロ(Cap)

          ダ・コスタ 

 ベンチ:GKフィオリッロ、DFサラモン、M・ロドリゲス、カステッリーニ、ムスタフィ、MFレナン、バリッラ、ゲンツォグロウ、ガヴァッツィ

 Genoa (3-5-2): Perin; Gamberini (24' s.t. De  Maio), Portanova, Manfredini; Vrsaljko, Biondini, Lodi, Matuzalem (20' s.t.  Cofie), Antonini (27' s.t. Santana); Calaiò, Gilardino.
A  disposizione: Donnarumma, Bizzarri, Stoian, Fetfatzidis, Centurion,  Kucka, Konate, Bertolacci, Blaze.
Allenatore: Fabio  Liverani.
Arbitro: Rizzoli di  Bologna.
Assistenti: Galloni di Lodi e Preti di  Mantova.
Quarto ufficiale: Padovan di  Conegliano.

  

  • 早くもやってきたジェノヴァ・ダービー。故障明けのキャプテン・ガスタが戻ってきてスタメン。閉幕直前に獲得した新加入選手の中ではビャルナソンがいきなり先発。その他は前節と変わらず。 
  • 前半早々に元サンプのアントニーニのボレーで先制を許す。すべてはこれで狂った。サンプはボールは支配するものの、決定的なチャンスはほぼ作れず。完全に引いた相手に対して、全く突破口すら見えなかった。逆にカウンターからピンチを招く。 
  • 後半、ビャルナソンに代えてソリアーノ。さぁ仕切り直しと言う矢先に、またいきなり追加点を許す。もうこれで試合は決まったようなものだった。FWの二人、ポッツィとサンソーネを投入して何とか反撃を計るが、ローディに直接FKを決められてジ・エンド。

 

 DERBYの惨敗を通じて思った事。若手に切り替えるという事で、すぐには結果は出ないだろうけど、やはり60%ぐらいしか満足できない夏のメルカート。少なくとも正GKはダ・コスタでいくのか?ここは誰かを取って欲しかった。この日の3点中の2点じゃ、GKのせいでは無かったが、逆にロメロ級のGKなら止めていた可能性も有ったと思う。 

アイスランド人MF「ビルキル・ビャルナソン」(25)、「ニーノ・バリッラ」(25)は今後じっくり見ていきたい。ビャルナソンは前半で代わってしまったものの、最悪のサンプの中ではこの日一番良かったと思う。練習試合で好調だった新加入FW「アンドレア・ペターニャ」(18)、がベンチ外だったのは良くわからない。去年のパロンボと同様、サンプにいるものの干されているMFエンツォ・マレスカに1軍復帰の噂も出てきた。 

次節:セリエA第4節 9/21(土) 対カリアリ @トリエステ 現地18:00Kick Off(日本時間1:00)

 反省した姿をみせてくれ 

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点1 3試合 0勝1分2敗 得点 2 失点 6 得失点差 -4 16位タイ


DERBY直前!! 保存版 サンプドリア'13-'14 完全選手名鑑

2013-09-13 23:56:09 | 保存版 サンプ名鑑

シーズンが開幕して2試合。ついに夏のメルカートが締め切られた。今年もサンプは駆け込みで最終日に3人の選手を獲得。セリエAに昇格して2年目。監督は昨年途中から指揮を執るデリオ・ロッシが留任。新たなプロジェクトへと突き進む。フォーメーションは昨シーズンから継続の3-5-2。

今年も目立った大物の補強はほぼ無く、一番の目玉は将来のイタリア代表のストライカーとして期待される「マノーロ・ガッビアディーニ」。あとはとにかく若手で将来が楽しみな選手を中心の補強。育てながら勝つしか無い。

SAMPDORIA <3-5-2> 監督デリオ・ロッシ

      23エデル(12サンソーネ)11ガッビアディーニ(9ポッツィ)(37ペターニャ)

    14オビアング(5レナン)22ビャルナソン(27エラモ)

     (15ゾレック)          (21ソリアーノ)

20バリッラ(19レジーニ)     29デ・シルヴェストリ(13ベラルディ)

(7カステッリーニ)                (6M・ロドリゲス)(79ガヴァッツィ)

         10クルスティチッチ(33ゲンツォグロウ) 

3コスタ(44フォルナシエール)  28ガスタルデッロ(Cap)(8ムスタフィ)

            17パロンボ(4サラモン) 

            1ダ・コスタ

 (30フィオリッロ)(92トッツォ)

 
 
  • FW陣 7⇒今年は2トップ。目玉のセンターフォワードはイタリアU-21代表のエース「ガッビアディーニ」。将来のイタリア代表、そして残ってくれればサンプのエースへと期待がかかる。コンビを組むのは昨シーズンのレギュラーFWエデル。控えには抜群の左足をもつ2ndトップタイプのサンソーネ、さらに一昨年の昇格の立役者、センターFWのポッツィ(レンタルバック)が控える。さらに移籍期限最終日に、ミランからヴィエリ2世と呼ばれる18歳のペターニャを獲得。決定力に弱冠不安が残るが、将来性は抜群の陣容となった。
  • MF陣 7⇒昨年のレギュラー2人がいなくなり、一番獲得が重要視されたMF。当初はレンタルバックの2人。エラモがセンターハーフ、レジーニが左WBのレギュラーとみられていたが、やはり物足りなかったようで、メルカート最終日にバリッラとビャルナソンが加入。彼らの出来次第で、MF陣の評価は大幅に変わる。新10番となったクルスティチッチとオビアングのコンビは不動。若いし今後も長年に渡ってサンプの中盤を支えて欲しい。右WBのデ・シルヴェストリもイタリア代表に復活した。それだけに残り2枠のレギュラー争いの結果が注目される。
  • DF陣 7⇒昨年終盤のレギュラーと同じ顔触れ。ディフェンスは前キャプテンのパロンボと現キャプテンのガスタが若手主体のチームをしっかり引き締める。ただ昨年に比べると、ポーリと交換でミランから加入の若手の期待株「サラモン」、ムスタフィの成長など、全体的に底上げはされた。マンUから加入したフォルナシエールも将来性は抜群。
  • GK陣 6⇒アルゼンチン代表正GKのロメロがシーズン開幕直前にモナコへ移籍。誰かを獲得するかと思われたが、とりあえずダ・コスタに正GKを任せる事に決定した。それに伴って2ndキーパーは長年期待されているフィオリッロ。正GKとして去年プレーしていたリヴォルノからもレンタル継続のオファーがあったが、結局残留となった。
  • ’13-’14 夏メルカート 新入団選手

    Manolo Gabbiadini 11 : マノーロ・ガッビアディーニ

    出生地: Calcinate(Bergamo), 11月26日1991

    身長: cm 186

    体重: kg 81

    ポジション:FW

  • 今夏の補強の最大の目玉と言っていいだろう。イタリアアンダー代表のエース。そしてフル代表にもすでに選ばれているイタリア期待の星。左利きで長身ながら、俊敏性も併せ持ち、ドリブルも得意。2節ではFKから挨拶代りの強烈な一発を叩き込んだように、キックも強烈。昨年のボローニャでは、ジラルディーノ・ディアマンティがいた為に、4-5-1の左サイドハーフと言う位置づけだったが、FWとしての真価が問われる今季。大ブレイクなるか!?サンプの浮沈のカギを握る。

    Pawel Wszolek 15:パヴェル・ゾレック 

    出生地
    : Tczew (Poland), 4月30日 1992年
    身長: 186 cm
    体重: 77 kg
    ポジション: MF

  • 弱冠21歳ながら、すでにポーランドA代表に選ばれてるウィング。快足をとばして左右のウィングに対応する。問題は3-5-2への適応で、サンプではインサイドのMFとしての新境地も学ぶ。今季と言うよりは、将来を見込んでの補強か。

    Bartosz Salamon 4:バルトズ・サラモン 

    • 出生地:PoznaA(Poland),5月1日 1991年
    • 身長194cm
    • 体重 78kg
    • ポジション:DF

    ミランに行ったポーリの代わりに手に入れた選手。長身ながらテクニックを併せ持ち、リベロ、もしくはレジスタとして活躍。元々MFながら、ブレッシア時代のカローリ監督にリベロ(DF)にコンバートされてブレイク。ミランに引き抜かれた。しかし昨季はセリエA出番無し。最初はパロンボの控えからスタートだが、間違いなくセリエAデビューは果たせるだろう。同郷・しかもほぼ同年代のゾレックがいるのは心強いであろう。

    Michele Fornasier 44:ミケーレ・フォルナシエール

    出生地:Vittorio Veneto (TV) , 8月22日1993年
    身長: 186 cm
    体重: 80 kg
    ポジション: DF

  • マンチェスター・ユナイテッドから獲得した有望株。マンUのユースで去年センターバックをつとめた。マンUがイタリアから若いうちに青田買いをした選手。それをイタリアに連れ戻したと言えば、フェデリコ・マケダを思い出すが、二の舞にならなければ良いが・・・

    Birkir Bjarnason 22:ビルキル・ビャルナソン

    誕生日: Akureyri (Islanda), 5月27日1988年
    身長: 182 cm
    体重: 75 kg 
    ポジション:MF 

  • ポーリの穴が開いたセンターハーフ。エラモとソリアーノ、レナンが争っていたが、いずれも帯に短したすきに長しで、最終日に緊急加入。アイスランド代表のレギュラーで、奇跡のブラジルW杯を目指している。金髪をなびかせ、ボール奪取力に優れるMF。昨季セリエAデビューのペスカラで24試合2得点。

    Antonino Barilla' 20:アントニーノ・バリッラ
    誕生日
:Reggio Calabria , 4月1日1988年
    身長: 180 cm
    体重: 76 kg
    ポジション:MF

  • 泣き所の左サイドハーフ、移籍最終日についに獲得。当初レジーニがレギュラー候補だったが、開幕して2試合、やはり物足りなかったようだ。色々な選手の名前が移籍マーケット最初の内から挙がっていたが、最終的に選ばれたのはレッジーナでずっとレギュラーを張っていた”ニーノ”バリッラ。ばりばりのレギュラーだったが、彼にとっても井の中の蛙から脱却する大きなチャンス。活躍が期待される。

         Andrea Petagna 37:アンドレア・ペターニャ

    誕生日: Trieste, 6月30日1995年
    身長: 188 cm
    体重: 85 kg
    ポジション:FW

  • 今季の開幕戦でミランでデビューを飾った新星。その直後に、マトリ加入に伴いサンプにレンタル移籍。長身でしっかりしたガタイを持つ左利きのボンバー。ヴィエリ2世の声も。そのふてぶてしさも新人離れしており、18歳、将来が期待される。

    Vasco Regini 19:ヴァスコ・レジーニ

    誕生日: Cesena (FC) , 9月9日1990年
    身長: 185 cm
    体重: 77 kg
    ポジション:DF

  • 彼はレンタルバックの選手。エンポリで昨年、セリエBながら充実したシーズンを過ごして晴れて帰還した。タイプ的にはキエッリーニのような選手。左利きで適性はセンターバックの左側、3バックの左側だと思う。しかし今季は左ウィングバックとしてキャンプから試されている。ディフェンスは問題無いが、攻撃面でどうか?個人的にはセンターバックで育てた方が良いと思うが。

    Mirko Eramo 27:ミルコ・エラモ

     誕生日: Acquaviva delle Fonti (BA), 7月12日1989年
     身長: 184cm
     体重: 75 kg
     ポジション:MF

  • 彼もレンタルバックのレギュラー候補。Bのクロトーネで3年間順調に実績を積み期間。昨年は40試合で7得点。ずっとレンタルに出されていて、サンプには6年ぶりの復帰。機動性とダイナミズムでレギュラーセンターハーフが取れるか?

その他の、レンタルバック加入・放出選手をまとめてみる

レンタルバック

  • GK ヴィンチェンツォ・フィオリッロ(23)←リヴォルノ
  • GK アンドレア・トッツォ(20)←ポルトグルアロースマーガ
  • DF ゾルト・ラツコ(27)←ヴィチェンツァ
  • MF サヴァス・ゲンツォグロウ(23)←リヴォルノ 
  • FW ニコラ・ポッツィ(27)←シエナ

放出選手

  • GK トンマーゾ・ベルニ(30)→トリノ
  • GK セルヒオ・ロメロ(26)→モナコ(レンタル)
  • DF ジョナサン・ロッシーニ(24)→サッスオーロ
  • DF ゾルト・ラツコ(27)→パドヴァ(レンタル)
  • DF マッシモ・ヴォルタ(26)→チェゼーナ(レンタル)
  • DF シモン・ポウルセン(28)→?
  • MF フェルナンド・ティッソーネ(27)→マラガ<Spa>
  • MF アンドレア・ポーリ(23)→ミラン
  • MF エンツォ・マレスカ(33)→?
  • MF ジャンニ・ムナーリ(32)→パルマ
  • FW マルセロ・エスティガリビア(25)→キエーヴォ
  • FW マウロ・イカルディ(20)→インテル
  • FW マクシ・ロペス(29)→カターニャ
  • FW アンデルコ・サヴィッチ(20)→シェフィールド・ウェンズディ<Eng>(レンタル)
  • FW シモーネ・ザザ(20)→ユーヴェ→サッスオーロ
  • FW フアン・アントニオ(25)→ブレッシャ(レンタル)

さあこの陣容でいよいよ

「第107回 DERBY DELLA LANTERNA」

  次節:セリエA第3節 9/15(日) 対ジェノア @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)

去年のイカルディみたいなシンデレラボーイが出るか!?今年は特にDERBYは重要。頼むぞサンプ!

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp


ほぼ週刊サンプ通信  第2節 ボローニャ 2-2 サンプ PK2つ取ってもらえず、残念なドロー

2013-09-04 16:16:52 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第2節 @レナト・ダッラーラ(ボローニャ)

 サンプドリア 2- 2 ボローニャ  今季初勝点・・

  アウェー初戦。日曜ナイターでボローニャに乗り込む。

 Marcatori

 サンプドリア(前半25分) エデル①:

  ガッビアディーニが35m位の遠距離からロングシュート。それほど難しいボールでは無かったが、敵GKクルチがファンブル。猛烈に詰めてきたエデルがゴールに叩き込み先制サンプ今季初得点

 ①ボローニャ(前半41分) モスカルデッリ:

 右サイドからの強烈なシュートをダ・コスタが防ぐのが精いっぱい。そこに詰めてきたモスカルデッリに叩き込まれてしまう

 ②ボローニャ(後半19分) コネ:

 右サイドのガリックスからのクロスを、エリア内でフリーになっていたコネが強烈なオーバーヘッドキック。逆転・・・

 サンプドリア(後半26分) ガッビアディーニ①:

 ゴールから約30m。やや右寄りで得たFK。スポットに立つのはガッビアディーニ。強烈なインフロントキックは、キレイな弧を描いてゴール右隅へと突き刺さる。ガッビアゴール、サンプでのリーグ戦初得点

 SAMPDORIA <3-5-2> 監督デリオ・ロッシ

   エデル(74分サンソーネ) ガッビアディーニ 

   レナン(81分ソリアーノ) オビアング

          クルスティチッチ

 レジーニ             デ・シルヴェストリ(91分ベラルディ)

      コスタ パロンボ(Cap) ムスタフィ

           ダ・コスタ 

 ベンチ:GKトッツォ、DFサラモン、M・ロドリゲス、ガスタルデッロ、MFゾレック、エラモ、ゲンツォグロウ、ガヴァッツィ、FWポッツィ

Bologna  (4-3-1-2): Curci; Garics, Antonsson, Natali, Cech (20' s.t. Mantovani);  Kone, Krhin (20' s.t. Pérez), Della Rocca; Diamanti; Moscardelli, Bianchi (38'  s.t. Acquafresca).
A disposizione: Agliardi, Stojanovic,  Laxalt, Christodoulopoulos, Pazienza, Radakovic, Crespo,  Giménez.
Allenatore: Stefano Pioli.
Arbitro: Tommasi di Bassano del  Grappa.

 

  • サンプのセリエA通算1900試合目となったこの試合。出場停止のレジーニとレナンが戻ってきて2人とも早速スタメン。一方キャプテンのガスタの怪我が100%治りきらず、ベンチ入りはしたもののスタメンはムスタフィ。2トップは変わらず。

  • 前半は互角の展開から、敵GKクルチのミスを突きサンプが先制。元サンプのクルチのプレゼントか!?クルチはサンプ時代も何度かこのようなミスを犯し、最終的にB落ちの戦犯の一人となった。さらにサンプは、エリア内でガッビアディーニが、明らかなPKと思われるファールを受けながら(引っ張られながら)、シュートを放つが、追加点はならず。逆にサンプのGKダ・コスタは、ロメロの不在を感じさせない当たりっぷり。モスカルデッリの強烈な左足を止めた反応は素晴らしかった。ただ先制されて火が付いたボローニャの勢いは止められず、40分に同点ゴールを許す。前半は1-1で終了。

  • 後半もビアンキのヒールを防いだり、デ・シルヴェストリがレナンのCKから惜しいヘッドを放ったり・・・しかし先に点を取ったのはボローニャ。なぜかエリア内でフリーにしてしまったコネに、敵ながらあっぱれなオーバーヘッドを決められてしまう。ただ、反撃に出たサンプの同点弾も見事。サンプでのカンピオナート初となるガッビアゴール。きれいな弧を描いたFK。その後も、1本明らかなPKを見逃された結果、無念のドロー。ただ内容はそれほど悪くなかったと思われる。

 

 この試合の後、前回書いたメルカートはこのような結果となって閉幕した。

 

①正GKはダ・コスタでいくのか?フィオリッロがレンタルに出されると、2ndキーパーで昨年もサンプにいたベルニが呼び戻される可能性も有る。

→新加入無し。正GKはダ・コスタにこのまま託される。

 ②MF1人。今のところペスカラのアイスランド人「ビャルナソン」が有力。3人のMFはクルスティチッチとオビアングは不動。残り一枠がエラモとソリアーノ、そしてレナンでは物足りないと判断されたら獲得に動くとみられる。

→アイスランド人MF「ビルキル・ビャルナソン」(25)獲得。レギュラーとなるか!?背番号は22。

③ずっと言ってる左サイドハーフ。レギュラー候補のレジーニが初戦、出場停止だったのでわからないが・・・候補はパルマのメスバーとミランのアントニーニらしい。

→話題には全くのぼらなかった「ニーノ・バリッラ」(25)をレッジーナからレンタルで獲得。彼は期待できると思う。レギュラー候補。背番号は20.

④FW陣の補強。ミランの18歳フォワード「ペターニャ」の名前が挙がっている。

→「アンドレア・ペターニャ」(18)獲得!タイプ的にはビエリに似ていると言われるゴツイ左利きセンターFW。将来性は抜群。背番号は37。

 さあ私個人的には満足度60点の夏のメルカートが終了。とにかく後は、この若手中心の布陣の成長を見守り祈るしかない。そして早くも次はホームでジェノア戦。サンプにとって一番重要な

「第107回 DERBY DELLA LANTERNA」

 

 次節:セリエA第3節 9/15(日) 対ジェノア @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)

今の雑魚ジェノアに勝てないとまずいぞサンプ! DERBY前に、今シーズンのサンプ名鑑更新します!

Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

 ’13-’14 SERIE A 

 勝点1 2試合 0勝1分1敗 得点 2 失点 3 得失点差 -1 14位タイ