2016-17 SERIE A 第25節 SAMPDORIA - Cagliari 涙のクアリアゴールもあったが,引き分け

2017-02-22 17:32:13 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第25節 2/19(日)  15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:マッサ氏(Imperia出身)

サンプドリア 1 -1 カリアリ(前半1-1)

・(前半6分)カリアリ[1] イスラ

・(前半22分)サンプ[1] クアリアレッラ

 3連勝は止まるが最低限の引き分け。これでELとかは厳しいか・・・

↑↑©sampdoria.itより

91日ぶりのゴールを決めたクアリアレッラ

[試合前情報]

 ローマ、ミラン、ボローニャを破って3連勝中のサンプ。連続のホームゲームで一気に4連勝を狙いたい。カリアリにはANDATAで1-2で敗れている。しかしその後12月のTIM CUPでは3-0と借りを返しており、その試合を含めると今季3度目の対戦。カリアリはアウェイでここ9試合勝点1と苦しんでおり、サンプに4連勝のチャンスは十二分にある。

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/336513f452296898fb4edccee4e337c4

 サンプはジャンパオロの4-3-1-2。スタメンで変わったのは2人。まずはバッレートが復調して、リネッティとの争いを制してスタメン。また左SBはレジーニ、ドドとの争いの中パヴロヴィッチが先発で起用された。怪我では無くテクニカルな理由でだ。レジーニが不在の為にキャプテンマークはクアリアレッラの元に。ベンチにはサーラが戻ってきたが、リッキー・アルヴァレスが大腿2頭筋の負傷により離脱。またベンチメンバーが足りないと言う事で、プライマヴェーラから今回はMFの31バウムガルトナーが入った。彼の名はユースの中では良く聞くが。クラインツが退団したので、元カリアリ勢はいない。

一方のカリアリはラステッリ監督の4-4-1-1。まず前回と違うのは元サンプのGKストラーリが結局退団したので、今回はガブリエル。その他にもカリアリに元サンプ勢は多く、DFサラモン、MFデッセーナ、FWボリエッロ。エースFWのサウの下を前回も点を取ったジョアン・ペドロが支える形。中盤はキャプテンのデッセーナが締め、DFはベテランの元ポルトガル代表、ブルーノ・アルヴェスが中心か。左SBのムッルーは良い選手で、私が密かにずっとサンプに狙っているのだが

↑↑©Sol Campbell official twitterより

★日曜日レギュラー時間に行われた試合。3連勝の勢いか、SUDも気合が入ってる。キレイだ。またトリブーナには元イングランド代表のソル・キャンベルも訪れており、この写真は彼のtwitterより。サンプの事は昔から好きだったと語っている。社交辞令っぽいが(笑)

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

クアリアレッラ(cap)ムリエル(80分シック)

    フェルナンデス(46分ジュリチッチ)

プラート(55分リネッティ)バッレート

     トレイラ

パヴロヴィッチ   ベレシンスキ

 シュクリニアール シルヴェストレ 

      ヴィヴィアーノ

ベンチ:GKプッジョーニ、クラピカス、DFドド、レジーニ、サーラ

MFパロンボ、チガリーニ、バウムガルトナー FWブディミル

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Cagliari(4-4-1-1) 監督:マッシモ・ラステッリ

      サウ(cap)(85分ボリエッロ)

    ジョアン・ペドロ

イオニータ       イスラ

 タクティディス デッセーナ(cap)

(66分ディ・ジェンナーロ)

ムッルー        パドイン(82分イバルボ)

  アルヴェス  ピサカーネ

      ガブリエル

ベンチ:Rafael, Colombo, Miangue, Capuano, Deiola, Salamon.

備考:警告:前半25分ムッルー,33分ブルーノ・フェルナンデス,44分ジョアン・ペドロ,後半13分トレイラ,17分タクシディス,33分ガブリエル,40分イオニータ,42分クアリアレッラ,43分ボリエッロ;年間チケット保有者数16.789人(1試合平均164.806 euro),有料入場者数1.645 (30.969 euro);芝状態良好

<あらすじ>

前半6分 イスラGoal:0-1

→左からムッルーのロングスローが、サンプの選手誰もクリアできずにファーまで抜けてくる。そこにフリーでいたイスラがダイレクトボレーでゴール。今日も先制を許す…

前半22分 クアリアレッラGoooooL:1-1

→ムリエルが左サイドをスピードを生かして突破。ペナ内で強引に左足で撃ったシュートはDFに当たるが、そのボールがファーのクアリアレッラのところに。クアリアレッラがスライディング左足ボレーでこのボールを押し込み同点!自身セリエA通算101ゴールは嬉しい同点弾!!

↑↑©repstatic.itより

前半24分 ムリエルの突破をオブストラクションで止めたムッルーにイエロー

   27分 ヴィヴィアーノ神!右CKのこぼれ球がGKの目の前でどフリーのサウに。サウが至近距離でシュートを放つがヴィヴィアーノが足でセーブ!

   32分 ブルーノがシミュレーションでイエロー

   43分 トレイラを倒したジョアン・ペドロにイエロー

ロスタイム2分。そのまま終了

前半は1-1。ポゼッションはサンプ66%:カリアリ34%。シュート数はサンプ6本(枠内1本):カリアリ4本(枠内2本)。ホームのサンプの方がボールは回すが、それほどチャンスは作れない展開。決定的なチャンスは殆ど無く、両チームとも用心深く相手の良い所を消しあっている感じ。後半はなんらかの変化を見せるか。

↓↓久々先発の左SBパヴロヴィッチ。レジーニに疲れが見え、ドドが信頼を勝ち取れない中、彼が一番攻守で安定しているかもしれない

↑↑©U.C.Sampdoria Officialページより

後半1分 ブルーノに代わってジュリチッチ投入。ジュリチッチを今回はトップ下に

   7分 ジョアン・ペドロからサウにスルーパス。オフサイドトラップぎりぎりに抜け出したサウがGKヴィヴィアーノと1対1になるが、ここもヴィヴィアーノが足でセーブ!

  10分 プラートに代わってリネッティ

  13分 チャンス!左からのトレイラのFK。高くゴールに向かうボールにフリーのシルヴェストレがヘッドで合わせに行くが、上手く合わずにGKパンチング

  14分 デッセーナを倒したトレイラにイエロー。次節出場停止

  19分 ジュリチッチのスルーパスから、走りこんだムリエルが左足で狙うが枠の外

  21分 タクシディスに代わってディ・ジェンナーロ投入

  28分 左サイドからディ・ジェンナーロがグラウンダーのクロス。イオニータが詰めてきたが、パヴロヴィッチが良く戻って懸命にスライディングでクリア

  32分 GKガブリエルが遅延行為でイエロー

  35分 ムリエルに代わって”切り札”シック投入

  37分 パドインに代わってイバルボ投入

  40分 サウに代わって元サンプ&ジェノアのボリエッロ投入

  40分 リネッティを後ろから引っ張ってイオニータにイエロー

  40分 大チャンス!シックの個人技突破からクアリアレッラが反転シュート⇒GK弾く⇒詰めてきたジュリチッチがこのボールを拾い折り返し⇒突っ込んで来たトレイラがシュート⇒ポスト!

  41分 イバルボ倒したクアリアレッラにイエロー

  42分 左からのクロス。このボールの処理でパヴロヴィッチがハンドしたとボリエッロがアピールするも、認められず逆に抗議でイエロー

  44分 オフサイド!右サイドからのFK。ゴール前に上がったクロスを飛び出したヴィヴィアーノがキャッチミス。そのこぼれをイバルボがゴールに蹴りこむが、FKを蹴った段階でオフサイドだったと言う事でノーゴール。助かった

↑↑©La Presse.itより

ロスタイム5分。そのまま終了。1-1の引き分け

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ23分59秒:カリアリ18分05秒

・シュート数はサンプ9本(枠内4本):カリアリ7本(枠内4本)

・最近の勝試合はずっと先制されて逆転するパターン。この日も先制されて追いつくまでは良かったが、逆転はならなかった

・勝ちたかった、勝たなければいけなかったが内容的には妥当な引き分け

・次節はランチゲームで、今身売りの騒中にいて困難に陥っているパレルモ。B落ち濃厚な相手に情けは許されない

・トレイラが出場停止。代役はチガリーニか、パロンボか、はたまたリネッティとか試してみるか?

・5位インテルと勝点差13、6位ラツィオと同12。この引き分けはかなり痛かった。相当の連勝が無ければELは厳しい

 この試合後に重要なニュースが2つ。1つ目は今節ジェノアがペスカラに0-5で負け!ユリッチ監督がついに解任されてマンドルリーニ監督の就任が発表された。ここまでで、まずめでたい!ところが彼の助監督を長年に渡って務めてきたエンリコ・ニコリーニは生粋のドリアーノ。彼は当然ジェノアに一緒に迎え入れられるはずだったが、これを拒否!「私の父は私に、人々へのリスペクトとサンプへの愛を教えた。もし私がジェノア行きを承諾したらドリアーニを裏切り、ジェノアーニへのリスペクトを欠いたまま仕事をしなければならない。もちろん仕事をしてお金を稼ぐ事は重要なことだ。しかし人生にはそれ以上に重要な事、自分の理想に沿って生きる事も大事だと私は思う」と

 

Grande ENRICO!!

 2つ目はクアリアレッラ。この試合のゴールは、セリエA通算100ゴールを達成した後91日間ゴールに見放されていた彼にとって重要なゴールだったが、それ以上に意味の有るゴールだった。実はナポリに所属していた2009-10シーズンに当時現職の警察官から脅迫及びストーキング行為を受けていたクアリアレッラ。カモッラ(ナポリの犯罪秘密結社)に所属して悪さをしていると言う濡れ衣等がその主な物。当時ナポリから1年で宿敵ユヴェントスに移籍した彼は、ナポリのティフォージから「裏切り者」「金の亡者」のレッテルを貼られてかなりの攻撃をされた。しかしユーヴェに移籍したのはストーキング行為から逃れる為だったと告白。と言うのもついにその相手が法で裁かれ、懲役4年8か月の実刑が先週の金曜日に確定したのだ。

 この試合後のインタビューで感極まったクアリアレッラは「やっと私と私の家族は、このストーカーとの戦いを終わらせることが出来る。今日から私の第2の人生が始まるのだ」と涙交じりに語った。交通事故で亡くなった親友の為にずっと背番号27を付け続けるクアリアレッラ。自分のポジションのライバルでもあるムリエルやシックに、プレーの助言を進んで与えて、さらにサンプに残留するメリットを説き続けるクアリアレッラ。確かに選手としてのピークはもう過ぎたかもしれないが、まだまだレギュラーを張る力は持っているし、チームに様々な角度から貢献も出来る。正直この話を知らなかった私は、サンプが2019年まで契約を延長した時に少し懐疑的だったが、今は自信持って彼を歓迎できる。

 

Forza Fabio!!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第26節 2017年 2/26(日) 対パレルモ@パレルモ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)

 ’16-’17 SERIE A

25試合 9勝7分9敗 勝点34 得点30 失点31 得失点差-1 現在10位

 今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero138:

Ai tempi del Bari,a uno che mi stava veramente sulle palle,dopo l'ennesimo tunnel dissi:

"Sei come tua madre,stai sempre con le gambe aperte".

Mi scuso con la signora.

格言138:

バーリでプレーしていた時代、本当にむかつくやつ相手に、幾度となく股抜きをかましてやった後こう言ってやった

「お前はお前の母ちゃんみたいなやつだな。いっつも股をガバガバに開いてる」

(別に罪の無い)お母様には謝らないといけない


2016-17 SERIE A 第24節 SAMPDORIA 3-1 Bologna 逆転で3連勝!!

2017-02-16 14:03:12 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第24節 2/12(日)  18:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:ファブリ氏(Ravenna出身)

サンプドリア 3 -1 ボローニャ(前半0-1)

・(前半18分)ボローニャ[1] ジェマイリ

・(後半37分)サンプ[1] ムリエル(PK)

・(後半38分)サンプ[2] シック

・(後半43分)サンプ[3] オウンゴール(エムバイエ)

 後半36分までリードを許すが、そこからわずか6分間で怒涛の3ゴールで大逆転!3連勝!!勝点33!!! 

↑↑©i.eurosport.comより

大逆転に興奮のGradinata。Grazie Ragazzi!!

[試合前情報]

 ローマ、ミランを破って連勝中のサンプ。ホームに戻ってこのボローニャ、カリアリと2連戦。ボローニャは勝点差3と同じような順位につけてる相手。しかし彼らは延期になっていたミッドウィークのミラン戦で敗戦。しかも相手が2人退場者を出して11人対9人で戦いながら勝ちきれず、90分に決勝点を許して負けると言う非常に痛い負け方をしている。雪辱に燃えているだろう。連敗で迎えた前回のボローニャ戦はアウェイで惨敗して3連敗。こちらもその借りを返さなければいけない。

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/30578b4ef6df36645f5e724106eaee98

 サンプはジャンパオロの4-3-1-2。勝っている時はフォーメーションをいじるなの教え通り、前節のミラン戦と全く同じスタメン。前節と違うと言えば、前節はバッレートがアップ中の怪我で急遽リネッティが先発なったが、この試合は最初からリネッティを含めた”ヤング・サンプ・カルテット”が中盤を固める。私の理想の陣形だ。バッレートが病み上がりなのと、前節のMF陣がなかなか良かったからであろう。その他のポジションは全く同じ。人手不足もあり、ベンチにはプリマヴェーラからMF29テッシオーレと前節に引き続き77トミッチが入った。元ボローニャ勢はGKヴィヴィアーノだけ。

 一方のボローニャはドナドーニ監督の4-3-3。ボローニャに元サンプ勢は多く、GKミランテ、ダ・コスタ、DFガスタルデッロ、MFリッツォ。GKは長期離脱中のミランテでは無くダ・コスタ。DF陣では我らが元キャプテン・ガスタルデッロが試合前のアップで怪我して欠場。やっぱりルイジ・フェラリスまで来たらサンプと戦いたくなくなったのかな?代わりにマイエッタとオイコノムがセンターバックコンビを組む。3トップは前回のサンプ戦で点を取ったヴェルディとデストロ、+クレイチ。ガスタが急遽いなくなったのでデストロがキャプテンを務める。この日は全身黄色のユニフォームで登場

★日曜日18時00分に行われたポスティチポ。

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

 ムリエル クアリアレッラ

    フェルナンデス(58分シック)

リネッティ(46分ジュリチッチ)プラート

     トレイラ

レジーニ(Cap)(46分ドド) ベレシンスキ

 シュクリニアール シルヴェストレ 

      ヴィヴィアーノ

ベンチ:GKプッジョーニ、DFパヴロヴィッチ、トミッチ

MFバッレート、アルヴァレス、パロンボ、チガリーニ、テッシオーレ FWブディミル

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Bologna(4-3-3) 監督:ロベルト・ドナドーニ

      デストロ(cap)(45分サディク)

クレイチ        ヴェルディ(80分ディ・フランチェスコ)

ジェマイリ       ドンサー

      プルガル

マジーナ      トロシディス

  マイエッタ  オイコノム

 (13分エムバイエ)  

      ダ・コスタ

ベンチ:Ravaglia, Sarr, Krafth, Viviani, Taider, Nagy, Petkovic, Rizzo.

備考:警告:前半11分マイエッタ,45分エムバイエ,後半17分シック,27分トレイラ;年間チケット保有者数16.789人(1試合平均164.806 euro), 有料入場者数1.184人(20.958 euro);芝状態良好

<あらすじ>

前半 4分 いきなり決定的!ブルーノからの浮き球のパス。ムリエルがオフサイドトラップをかいくぐってこのボールを完璧なトラップでGKと1対1。しかし左足のシュートは力んで右に外れる・・・

    5分 チャンス!カウンターから右サイドを上がったクアリアレッラの低いクロス。ムリエルがヒールで合わせるが、わずかに合わず…

   10分 大ピンチ!左からのグラウンダーのクロスがペナ内中央に抜けてきて、ドンサーがトラップしてシュート⇒ポストに救われる

   11分 カウンターに入ったムリエルのドリブルを倒したマイエッタにイエロー。そのマイエッタはそのまま負傷して交代。代わりにエムバイエが入って右SBに。右のトロシディスがセンターに入る

   17分 チャンス!カウンターからクアリアレッラのパスをブルーノがアクロバティックな左足シュート⇒ダ・コスタがキャッチ

前半18分 ジェマイリGoal:0-1

→左からマジーナのクロス。ファーでデストロが頭で落とし、そのボールをヴェルディが落とす。走りこんで来たジェマイリがダイレクトで弾丸ミドル。見事なシュートはニアに突き刺さる

   27分 右のベレシンスキーのクロス。クアリアレッラ右足ボレー⇒ゴールの上

   45分 ブルーノを蹴りあげて倒したエムバイエにイエロー

   45分 負傷したデストロに代わってサディク投入

↑↑©inter-news.itより

ロスタイム4分。

  46分 左からのFK。ゴール前へのクロス⇒クリアされボールが高く上がる⇒クアリアレッラがオーバーヘッドを試みるも空振り⇒こぼれをシルヴェストレが拾って折り返し⇒リネッティが左足ボレー⇒左に外れる

 

↑↑©primocanale.itより

そのまま終了

前半は0-1。ポゼッションはサンプ62%:ボローニャ38%。シュート数はサンプ7本(枠内1本):ボローニャ5本(枠内1本)。やはり開始早々の超決定的なチャンスをムリエルが決めなかったところで嫌な予感がした。その後も何本かチャンスはあるが得点には結びつかず。そして、嫌な予感が的中してGKはノーチャンスのスーパーゴールで先制を許す。先制した後はさらに引くようになったボローニャに対して、サンプはボールは回してチャンスは作るが点は決められず。ただ敵も2人負傷したり、万全では無い。後半はさらに攻撃力を強めて、とにかく勝ちに行くしかない。

後半1分 レジーニに代わってドド。リネッティに代わってジュリチッチ投入。プラートを左MF、ジュリチッチを右MFに。思い切った2枚替え

  12分 決定的!右サイドからムリエルの低いクロス。ペナ内でクアリアレッラが絶妙にヒールで落とし、どフリーのブルーノが左足で合わせるが、ダ・コスタがファインセーブ

  13分 ブルーノに代わってシック投入。早くも最後のカードを切る

  17分 ドンサーにアフタータックル。シックにイエロー

  22分 CKからのこぼれ球。プラートが右足インフロントでミドルシュートを狙うが、わずかに右上に外れる

  26分 カウンターに入ったジェマイリを後ろから倒したトレイラにイエロー 

  27分 バー!ヴェルディの無回転FK。30m以上有った為、ヴィヴィアーノは強気に壁いらないと退けさせたが、結構危なかった

  35分 右からのベレシンスキのクロス。ペナ内でジャンプしたプルガルがハンドを取られ、PK獲得!ちょっと怪しい判定だったが・・・これはユーヴェ相手だったら取ってもらえないPKだろう。抗議したトロシディスにイエロー

 

↑↑©road2sport.comより

後半37分 ムリエル(PK)GoooooL:1-1 

 

→ムリエルがこのPKを落ち着いてゴール左下に決める!!自身9得点目でサンプ同点に追いつく!!

↑↑©gettyimagesより

 

後半38分 シックGoooooL:2-1 

 

→ジュリチッチのスルーパスでエリア内右サイドに侵入したシック。飛び出してきたGKとの1対1を落ち着いて左足でゴールに流し込み逆転!!

↑↑©calcionews24より

  39分 ヴェルディに代わってディ・フランチェスコ息子が投入される。その間に逆転されて腹を立てたボローニャのスタッフが1人退席処分

  40分 大チャンス!ムリエルが左サイドから右のクアリアレッラにパス。フリーでシュート態勢に入るが、懸命に戻ったマジーナのスライディングにブロックされる

 

後半43分 オウンGoooooL(エムバイエ):3-1 

 

→左サイド、トレイラのスルーパスでペナ内に侵入したシック。ゴール前へグラウンダーのクロスを送る⇒クアリアレッラが決められそうだったが、その目前で戻ってきたDFのエムバイエがスライディングでゴールに押し込み、オウンゴール!今季のDERBYから流行りだしている”Autogol sotto la Nord"(Nord=ジェノアサポ側のゴール真下で決めるオウンゴール)!!

ロスタイム5分。

 48分 決定的!ジェマイリのロングスルーパスでサディクが抜け出してペナ内深くまで侵入。DF2人を引き連れて最後、橋rこんで来たドンサーに落としのパス。しかしドンサーがこのシュートを宇宙開発

そのまま終了。3-1の大勝利!!!

(ポイント)

・ポゼッションはサンプ27分58秒:ボローニャ15分36秒

・シュート数はサンプ12本(枠内6本):ボローニャ8本(枠内4本)

・ずっと押してはいたが得点はずっとビハインドの厳しい試合

・ややラッキーな形のPKで同点になって、意気消沈したボローニャに対して一気に畳みかけた

・判定に泣かされて落とした試合もあったので、これぐらい良いだろう

・後半、先手先手の交代が功を奏したか?

シック、ジュリチッチはこの日も流れを変えて結果も出した。ドドはちょっとがっかりかな。ヘディングのミスが多すぎる

 と言うわけで今季初の3連勝!これでローマ、ミラン、ボローニャには借りを返した。次もホームでカリアリだkら、4連勝はかなり可能性有るな。ただ悲しいかな3連勝した位では順位的にはあまり意味が無い。もう残留に関してはかなり安泰で、シーズン前の目標とオスティが言っていた順位表の左側(10位以内)も固まりつつある。ただ、ELリーグとなると5,6位のラツィオ・インテルあたりとまだ勝点12離れている。ここからDERBYまでカリアリ、パレルモ、ペスカーラ、そしてDERBYと比較的楽な相手が続くので、そこで4連勝(合計7連勝)したら次のステップを考えよう。それまでは若手選手たちの成長を楽しみに、目の前の1試合1試合に全力を注ぐのみだ

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第25節 2017年 2/19(日) 対カリアリ@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

 ’16-’17 SERIE A

24試合 9勝6分9敗 勝点33 得点29 失点30 得失点差-1 現在10位

 今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero136:

Un grande arbitro parla con i giocatori

e accetta l'idea di poter sbagliare.

格言136:

偉大な審判は選手たちとよく話をし、自分が間違ってるかもしれないって言う助言を聞き入れる


2016-17 SERIE A 第23節 Milan 0-1 SAMPDORIA ローマに続いてミランも撃破!!

2017-02-07 20:10:47 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第23節 2/5(日)  12:30@ジュゼッペ・メアッツァ(ミラン)  主審:グイーダ氏(Torre Annunziata出身)

サンプドリア 1 -0 ミラン(前半0-0)

・(後半25分)サンプ[1]ムリエル(PK)

 敵地サン・シーロで雨の中堂々の戦い。前回の借りを返し、モンテッラの鼻を明かす大勝利!! 

 

↑↑©carciomercato.comより

この日の立役者3人。Grazie Ragazzi!!

[試合前情報]

 前節のローマ戦の熱い逆転勝ちの勢いで連勝を狙いたいサンプ。ミランのホームのサン・シーロに乗り込む。ミランとの前回ホームでの対戦は良いサッカーを繰り広げ内容的には押していたが、得点が奪えずにDFの致命的なミス1発から失点して0-1で負けた。そのリベンジを果たしたい

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/e93bdf444c2795755568a1a061dd37a7

 サンプはジャンパオロの4-3-1-2。一番のトピックスはGKヴィヴィアーノの復帰。怪我した当初は軽傷っぽい報道だったが、結果的には113日、14試合のロングストップとなった。それ以外は前節のスタメンと全く同じ・・・・・・・・・・・・はずだったが、試合直前のアップでバッレートが負傷して欠場。代わりにリネッティが入った。右SBはサーラの怪我、ペレイラの移籍で新人のベレシンスキがローマ戦に引き続いての先発。負傷者の影響で右SBの控えにはプリマヴェーラから77番のトミッチがベンチ入りした。またプラートは信頼を勝ち取りつつある感じだ。この日出場したメンバーを見ると、交代出場した3人も含めてイタリア人はキャプテンのレジーニとGKヴィヴィアーノだけ。10年ぐらい前のサンプはほぼ純血イタリア人のチームだった時期があったが、えらい変わりようだ。若手の育成・登用には力を注いでいるが、昔と違って世界中にスカウト網を張り巡らせてユースの段階からさえ外国人の割合が格段に増えている。かつてのウディネーゼがやはりビジネスモデルなのだろう。元ミラン勢はDFシルヴェストレだけ

 一方のミランはモンテッラ監督の4-3-3。スタメンを見てもミランは本当に小粒になったと感じる。決して高額選手・タレントがいないわけでは無いが、やはりオランダトリオ中心としたグランデミランに慣れている私としては、嫌いな敵ではあるが少し寂しい気すらしてしまう。GKは今後のアズーリの正GKドンナルンマ。DF陣ではもはやロマニョーリが一番の選手では無いか?そのロマニョーリもこの日は人がいないと言う事で左SBでの出場。右SBも本職では無いクツカが入る。CBは強いけど下手なコンビ、パレッタとサパタ。中盤先発のパシャリッチは、ミラン興味無い私からしてみれば誰なのこれ?っていう感じ。クロアチア代表で結構注目株だったらしい。FWは怪獣バッカと新加入、バルサカンテラ出身のデウロフェウ。さらに今やミランのエースのスソ。スソはモンテッラも買っており、同じポジションの本田は当分出番無いだろうな。サンプ戦では活躍するニアング、ボナヴェントゥーラ、モントリーヴォ等が怪我でいないのは助かる。元サンプ勢としてはGKストラーリ、ロマニョーリ、アバーテ、ポーリ、そしてモンテッラ監督。ポーリなんかは完璧に居場所を失ったなぁ。代表で活躍するような選手になる可能性もあったのに・・・・・

★日曜日12時30分、ランチタイムに行われたゲーム。そういえばこのアウェイユニ、スポンサーの”Veratour"の文字がキエーヴォ戦は緑色だったのが、前回着用したアタランタ戦から青色になっている。

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

 クアリアレッラ ムリエル

  (71分シック)   (80分アルヴァレス)

    フェルナンデス(54分ジュリチッチ)

リネッティ     プラート

      トレイラ

レジーニ(Cap)     ベレシンスキ

 シュクリニアール シルヴェストレ 

      ヴィヴィアーノ

ベンチ:GKプッジョーニ、クラピカス DFドド、パヴロヴィッチ、トミッチ

MFパロンボ、チガリーニ、 FWブディミル

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Milan(4-3-3) 監督:ヴィンチェンツォ・モンテッラ

      バッカ(72分ラパドゥーラ)

デウロフェウ       スソ

パシャリッチ(72分アバーテ) ベルトラッチ(79分オカンポス)

       ソサ■90分

ロマニョーリ      クツカ

   パレッタ  サパタ

     ドンナルンマ

ベンチ:Storari, Lapadula,本田, M. Fernández, G. Gómez, Poli, Vangioni, Locatelli, Calabria.

備考:退場:後半45分ソサ;警告:前半28分トレイラ,45分バッカ,後半15分スソ,18分クツカ,40分ソサ,49分ジュリチッチ;年間チケット保有者数15.990人(1試合平均331.607 euro),有料入場者数15.948人(400.449 euro);芝状態そこそこ

<あらすじ>

前半16分 この試合初のまともなシュート。スソの左足ミドルはヴィヴィアーノがパンチング。ヴィヴィアーノ久しぶりだけど、大丈夫そうだな

   25分 大チャンス!ブルーノからムリエル、そして左に並走するリネッティへとパスが渡りGKと1対1に。リネッティがペナ内から左足でシュートを放つが、ドンナルンマが態勢崩れながら右手一本でスーパーセーブ・・・

   28分 ベルトラッチを倒したトレイラにイエロー

   28分 直後にベルトラッチの強烈なボレーミドル⇒ヴィヴィアーノがしっかりパンチングでCKに逃れる

   35分 スソ!右サイドから切り返しでレジーニを振り切りペナ内に侵入。ゴール近くまで切り込み、最後クロスを送るがヴィヴィアーノが防ぐ

   40分 再びスソ!また右サイドを突破して右足でシュートクロス。ゴールは捉えられず、誰も詰められず

↑↑©corriere della seraより

   45分 主審への抗議でバッカにイエロー

 ロスタイム1分。そのまま終了

前半は0-0。ポゼッションはミランの方が上回ったが、順当な0-0の前半。ミランはボールは回すが効果的な攻めは右サイドのスソの個人技だけ。連動性はあまり無い。一方のサンプもしっかり守ってボールは奪うが、その後それほど効果的な攻めは作り出せず。一番の決定機はサンプのリネッティのシュートだったか。雨がかなり降っており、それもやや影響していたように見受けられる。後半、両監督がどのように動くか見ものだ。

↓↓中盤、リネッティ対パシャリッチ。

↑↑©sampdorianews.netより

後半2分 ポスト!スソのクロスにパシャリッチがヘッドで合わせに行くが、ヴィヴィアーノが競り勝つ。しかしそのこぼれがペナ内左側でどフリーのデウロフェウの元に⇒ワントラップしてから右足インサイドで流し込みに行く⇒ヴィヴィアーノは届かないがポストに救われる

   5分 左サイド、クアリアレッラとムリエルの見事なワンツーでペナ内に侵入。最後右サイドでややフリーのプラートに。プラートはトラップから左足で狙うが弱すぎてドンナルンマがキャッチ

   8分 ブルーノに代わってジュリチッチ投入。トップ下にプラートを上げてジュリチッチが左MFに

  13分 デウロフェルが左サイドでタメて中央にラストパス。ペナすぐ外からパシャリッチがグラウンダーのシュートを放つが、わずかに左に外れる

  14分 ジュリチッチを倒したスソにイエロー

  17分 再びジュリチッチを倒したクツカにもイエロー

  23分 ジュリチッチがサパタからボールを奪ってカウンター⇒斜めに走りこんだクアリアレッラにスルーパス⇒クアリアレッラがペナ内でこのボールを受けてワンタッチで抜こうとしたところをパレッタに引っかけられてPK!!

↑↑©la repubblicaより

後半25分 ムリエルGoooooL:1-0 

→ムリエルがこのPKを落ち着いてゴール右に決める!!自身8得点目でサンプ先制!!

↑↑©la stampaより

 26分 クアリアレッラに代わってシック投入

 27分 パシャリッチとバッカに代わってアバーテとラパドゥーラ投入。アバーテが右SBに入り、クツカがMFに上がる

 34分 ベルトラッチに代わって元憎敵ジェノアのオカンポス投入

 35分 ムリエルに代わってリッキー・アルヴァレス投入

 36分 超決定的!ペナ外からドリブルで侵入したジュリチッチが最後サパタも振り切り、GKと1対1からシュートを放つがわずかに左に外れる・・・試合を決められたのに・・

 40分 リネッティを倒してソサにイエロー

 42分 ヴィヴィアーノ!!スソからラパドゥーラへのスルーパス⇒抜け出したラパドゥーラがシュートを放つが、飛び出したヴィヴィアーノがセーブ⇒こぼれ球をアバーテが狙うが、これも倒れたまんま足でセーブ!

 45分 ソサがジュリチッチを倒して2枚目のイエローで退場。サンプ数的有利に

ロスタイム4分。

 48分 ジュリチッチ、遅延行為でイエロー

そのまま終了。1-0の大勝利!!!

(ポイント)

・ポゼッションはミラン34分58秒:サンプ15分18秒

・シュート数はミラン17本(枠内10本):サンプ6本(枠内4本)

・後半はさらにミランにボールを持たれてポゼッションは圧倒的な差に

・後半開始から15分ぐらいはピンチも多かったが、耐え抜いた時に青天の霹靂の様なPK獲得

・後半投入されたジュリチッチがMVPかって言うぐらい仕事をした

・サンプの完全獲得に応える活躍

↑↑©U.C.Sampdoria オフィシャルページより

・ヴィヴィアーノは何の心配もいらなかった。やはり彼にしか出来ないミラクルセーブも有り、いるだけで安心感がある

 と言うわけで最高の形でヴィヴィアーノの復帰戦を飾って連勝!前半戦ではローマ、ミラン、ボローニャ、カリアリと4連敗したが、今回は逆に連勝。ボローニャとカリアリは共にホームで2連戦なので、是非4連勝を狙いたい。まぁ簡単では無いが。強豪を倒した後にあっさり取りこぼすのが昔からサンプの癖でもあるし。しかし目標を見失っていたサンプだが、本当に4連勝すれば、ヨーロッパリーグに微かな望み位は出てくるだろう。まぁあまり期待しないで、若手の成長を見守りつつ良いサッカーで勝ち星を

久しぶりに集結したサンプドリアクラブ東京の面々。今回観戦したバーは、以前もサンシーロのミラン戦で1-0で勝った試合を観た場所。歴史は繰り返した! 

Grazie Ragazzi

 dal paese del Sol Levante!!

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第24節 2017年 2/12(日) 対ボローニャ@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)

 ’16-’17 SERIE A

23試合 8勝6分9敗 勝点30 得点26 失点29 得失点差-3 現在10位

 今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero134:

Se c'e' un buon motivo per svegliarmi la mattina,fatelo.

Ma deve essere proprio buono.

Altrimenti mi offendo.

格言134:

もし俺を朝早く起こす理由があるようだったらやってみろ

でもその理由は本当に魅力的な物じゃないとダメだ

そうじゃなければ俺は憤慨するだろう


保存版 冬のメルカート'16-'17 総集編

2017-02-04 17:05:12 | 保存版 サンプ名鑑

冬のメルカートが終了し、あとはこのメンツで残りのカンピオナートを戦う。ヨーロッパリーグも無く、TIM Cupも敗退したサンプ。リーグ戦も降格圏内からはある程度遠い安全圏にいるが、逆にヨーロッパリーグ圏内もかなり遠く目標を見失ってる状態。ただ、今のチームは若手期待の星がうずめいており、この残りのリーグ戦を来季への育成の場と捉えればかなり有意義な物となる。そういう意味で無駄に選手を増やさず、有望株を誰も売らなかった今回のメルカートは私は満足している。フェレーロ政権になってから過去2回の冬のメルカートは明らかに動き過ぎて失敗している。元来私は冬のメルカートは最小限の動きで良いと思っている。どんな素晴らしい選手でも半年で結果を出すのは簡単では無いし、逆に1年フルにやらないとその選手の真の価値はなかなかわからないと思うからだ。ただ、ビジネス色が強くなっている現在のサッカー界、世界的な不況も相まってメルカートもギリギリまでの駆け引きも増えたし、半年での移籍も昔に比べると遥かに多くはなっている。

 さて、最終的には5人出て行って3人入ってきた。宙ぶらりん状態だったカッサーノ等も含め、余剰戦力の整理に成功して、将来への投資も1件。ペレイラを失ったのは残念だが、このメルカートでの、今季これからの戦い方への影響はほぼ無いだろう。若手の成熟とジャンパオロサッカーの浸透を楽しみにしよう。

それらも踏まえ、移籍を総括してみよう。まずニューカマーの紹介

’16-’17 冬メルカート 新入団選手

冬のメルカート第一弾はリネッティの同胞、ポーランドからDFのバルトシュ・ベレシンスキを獲得。レフ・ポズナン時代の2012/13にリネッティと共にプレーしている。200万ユーロで完全移籍。4年半契約。動画で見る感じだと攻撃的な右SB。ちょっとデ・シルヴェストリに似てる感じもしたが。2年前にもナポリと争奪戦で、サンプが獲得に向かった事があったようだが、その時は交渉はまとまらなかった。サーラが怪我がち+左も出来るのと、ペレイラが奪われる事を想定しての補強だろう。ドリブルとか攻めは通用しそうなので、あとはセリエAのディフェンスにいかに順応するか。早速リネッティがチームへの溶け込ませ役を担っている。次のコパイタリアでいよいよ見られるか?期待したい。

⇒この文章を書いた後にコパとリーグ戦にデビューして、そこそこのプレーを見せたのでペレイラの移籍が決定しました。まだセリエAのディフェンスレベルには達していないと思いますが、攻守ともに伸びしろはありそうなので期待しましょう

 

 

 

 

 

  

↑↑©pianetasampblogspot.comより

Bartosz Bereszynski 24バルトシュ・ベレシンスキ

  • ポジション:DF
  • 1992年7月12日生まれ(24歳)
  • ポーランド ポツナン出身
  • 183cm 77kg
  • 今季:レギア・ワルシャワ(ポーランド1部リーグ) 11試合0得点
  • ポーランド代表:3試合0得点

冬のメルカート最終日にクロアチアのハイデュク・スプリトからDFのロレンコ・シミッチを獲得。ハイデュク・スプリットはクロアチアの名門クラブで、かつて日本人の伊野波も所属した事があるクラブだ。シミッチと言う名は昔ミランにいた同じくクロアチア代表のDFで記憶にある方もいらっしゃると思うが、このNEWシミッチは大柄なセンターバック。弱冠20歳だが195㎝の巨漢を生かしてパワフルなディフェンスを見せる。即戦力と言うよりは将来の為の補強であろう。サンプの巨漢センターバックと言うとモリス・カロッツィエーリを思い出すが、彼以上の成長を見せて欲しい。シュクリニアールが段々不動のセンターバックになってきているので、彼と将来コンビを組めれば面白い。150万ユーロで完全移籍。背番号はグーリットやヴォルピの4を選択した

↑↑©U.C.Sampdoria オフィシャルページより

Lorenco Šimić 4 ロレンコ・シミッチ
  • ポジション:CB
  • 1996年7月15日生まれ(20歳)
  • クロアチア Spalato出身
  • 195cm 88kg
  • 今季:ハイデュク・スプリット(クロアチア1部リーグ) 13試合0得点

ずっと噂にはなっていたが、ペスカーラのMFヴァレリオ・ヴェッレの獲得に遂に成功した。400万ユーロの完全移籍で、今シーズンいっぱいはペスカーラに留まり、来シーズンからの加入となる。去年のセリエA昇格プレーオフで決めた40mの超ロングシュートなどで名を上げたヴェッレ。昨季はペスカーラ(セリエB)で31試合1得点。もとはローマ・プリマヴェーラで育成され、イタリアのユース代表も経験してきた選手。水準以上の運動量と技術を兼備し、攻守両面で活躍できるセンターハーフ。去年はトレイラと一緒にプレーしていた。同じペスカーラ出身と言う事も有り、”新しいヴェラッティ”とも呼ばれる。素晴らしい補強であると思う。以下プレー集

https://www.youtube.com/watch?v=YQkIAK34RSk

↑↑©ilcentro gelocal.itより

Valerio Verre  ヴァレリオ・ヴェッレ
  • ポジション:MF
  • 1994年1月11日生まれ(23歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 180cm 70kg
  • 今季:ペスカーラ(現在) 15試合0得点
  • イタリアU-21代表:7試合0得点

 

同じく来シーズンから加入が決まっているテルナーナのカペッツィとパルンボと共に楽しみだ。ちなみにその2人の現在までの成績はこんな感じ

 

☆MF Leonardo Capezzi レオナルド・カペッツィ(クロトーネ)

 

  • 1995年3月29日生まれ(21歳)
  • 178cm 72kg
  • 今季:クロトーネ 15試合0得点(セリエA)

 

☆MF Antonio Palumbo アントニオ・パルンボ(テルナーナ)

 

  • 1996年8月6日生まれ(20歳)
  • 182cm 73kg
  • 今季:テルナーナ 13試合1得点(セリエB)

 

既存のヤング・サンプMFカルテットも何とか残留させて、最強の若手MF陣を作ろう!どうでも良いけどヴェッレの誕生日は私の入籍記念日だ・・・ポッキーの日・・・

 

ポルトガルのベンフィカ・リスボンとの間で、ベンフィカからのレンタルだったMF23フィリップ・ジュリチッチのサンプへの完全移籍と引き換えに、DF13ペレイラのベンフィカへの完全移籍が決定された。正直少し釣り合わないかなとは思う。間違いなく守備には難のあるペレイラだが、まだ18歳だし今後セリエAでどうなっていくのかは見ていきたかった。守備が上達すればゆくゆくはビッグクラブまでは行く可能性が有る選手。タダで引き抜かれる前に手を打ったと言う事か。ジュリチッチは最初ほぼ出番は無かったが、コパの活躍からジャンパオロに認められつつあり、徐々に出番を増やしている。こちらも可能性は有る選手だが、ペレイラの計り知れない可能性よりは魅力不足か。あの時の放出が・・・・と言う嘆きにならないように祈る

 

さらに4選手の放出も決定

・99 FWアントニオ・カッサーノ⇒未定、契約解消

・7 MFカルロス・カルボネーロ⇒未定、契約解消

・6 MFミルコ・エラモ⇒ベネヴェント(セリエB)

・15 DFルカ・クラインツ⇒フロジノーネ(セリエB) 

 まず、ついにカッサーノの契約は解消された。ここでカサ坊とサンプの一つの物語は終わりを告げる。2月いっぱいはプリマヴェーラでの練習が許されているが、果たして獲得するチームは出てくるのだろうか?このまま引退⇒タレントとかになってしまうのだろうか?

 また夏の移籍最終日に、委ねられていたカルロス・カルボネーロのレンタル期限延長のオプション行使そしたのだが、結局怪我の回復具合が思わしくなく、この時点での契約解消となった。昨季のプレーはかなり期待できそうだったので、怪我でキャリアを棒にふる選手になってしまうのだろう・・・

 さらに出場機会がほとんど無かったエラモはセリエBのベネヴェントに完全移籍。なぜ、夏の段階で放出しなかったのか疑問だ。長らくサンプからレンタル生活を繰り返してきたが、遂にサンプとの縁はこれで切れるようだ。もう1人は控えのセンターバックとして期待されたクラインツ。レンタル元のカリアリに一旦戻り、そこからフロジノーネに再移籍と言う形だ。個人的には期待していたのだが、全く期待外れに終わった

GKの入れ替え。92アンドレア・トッツォがレガプロのMatera=マテーラへレンタルで出され、代わりにリヴォルノにレンタルで出されていた”ウラディミーロ・ファルコーネ”が戻ってきた。第3GKの入れ替えだが、トッツォはなんだかんだでもう25歳。そろそろ芽を出さないと厳しくなってきた。ファルコーネの方がまだ21歳だし、195cmの長身と言う特徴もあるので一応期待はできるか。レンタル先のリヴォルノでも今季ここまで1試合しか出番が無く、それならば戻そうと言う事だろう。トッツォもサンプで出番が無かったし。

Wladimiro Falcone 30 ウラディミーロ・ファルコーネ
  • ポジション:GK
  • 1995年4月12日生まれ(21歳)
  • イタリア ローマ出身
  • 195cm 85kg
  • 今季:リヴォルノ(リガプロ) 1試合0得点

ベテラン3人衆の契約延長が決定。CBとして今や欠かせない存在となってるシルヴェストレ、FWを引っ張るクアリアレッラ、第2GKとしてプレー以上の価値を示しているプッジョーニ。彼らは選手としてだけでは無く、今後はサンプの幹部になっていく可能性は有るだろうなぁ。サンプ愛に溢れる選手たちだし。プッジョーニなんかは間違いなくGKコーチをいつかやるであろう。後はパロンボの去就がどうなるかが注目だ。

↑↑©U.C.Sampdoria オフィシャルページより

この冬のメルカートの結果で、スタメンの選手が大きく変わる事は無い。ただ余剰戦力の整理にはある程度成功して、スリムなスカッドになった。また、今シーズン開幕当初の構想からは陣容も多少変化しているのでそれらをまとめてみる。開幕前の予想と違うのはバッレートが復調してレギュラーを獲った事。これはちょっとした驚きだ。あとセンターバックではシュクリニアールが大きな成長を見せ、FWではいよいよシックが片鱗を見せ始めている。それでは、全体の陣容を見ていこう。

SAMPDORIA <4-3-1ー2> 監督マルコ・ジャンパオロ ※赤字が新加入

 9ムリエル(47ブディミル) 27クアリアレッラ(14シック)

           10フェルナンデス11リッキー・アルヴァレス)

16リネッティ(18プラート)     8バッレート(23ジュリチッチ)

           34トレイラ(21チガリーニ)

19レジーニ(20パヴロヴィッチ)(5ドド) 22サーラ24ベレシンスキ)

 37シュクリニアール 26シルヴェストレ

     (4シミッチ)            (17パロンボ) 

           2ヴィヴィアーノ

     (1プッジョーニ)(30トッツォ)(12クラピカス)

 
☆各ポジションを細かく見ていくとこんな感じ
  • FW陣 7ムリエルが覚醒しつつある。その後を追いかけるようにシックも覚醒しつつある。ただ2人ともまだムラが有り未知数な部分は多い。そして2人とも個人技での得点は多いが、チームとして2トップで崩してと言うシーンはまだあまり見られない。そこでベテランのクアリアレッラの献身性が必要になっている。ブディミルはポストと高さのオプションは魅力だが、それ以外は他の3人に劣るか。さぁ今後ムリエル&シックの2トップと言う形になっていくのか?はたまたクアリアレッラがまだまだ頑張るのか?
  • MF陣 8⇒全体的にレベルアップして、特にここからはレギュラー争いもし烈だ。バッレートの復調とトレイラのブレイクで2ポジションはかなり不動。シーズン前はチガリーニの力にかなり頼ると思われていたが、全く出番が無くなってしまった。そしてここまでリネッティは素晴らしい働きを見せているが、攻撃力で勝るプラートが片鱗を見せ始めているのでここでもレギュラー争いが起きるだろう。ブルーノリッキーのトップ下争いはブルーノが徐々に優勢に。ただまだ1試合通しての活躍が出来ていないので、ブレイクしきれない。いずれにせよ現在も、将来も一番魅力的なのはこのMF陣だ
  • DF陣 5.5⇒開幕直前の予期せぬカスタンデ・シルヴェストリの移籍で苦しんでいるDF陣だが、この冬も大きな即戦力の補強は無かった。成長著しいシュクリニアールと重鎮シルヴェストレのCB陣はそれほど問題無い。ただまともな控えがおらず、左SBのレジーニかボランチのパロンボが代役を務めると言う事態。シミッチが即戦力ならうれしいが、おそらくそこまででは無いだろう。右SBはサーラがいる時は良いが、ものすごく怪我が多い。サブがペレイラからベレシンスキに代わった。ベレシンスキはここからの成長に期待。左SBはドドがジャンパオロに全く信頼されずに、パヴロヴィッチがレギュラー獲りそうだったが怪我。結局レジーニがレギュラーを獲ってキャプテンマークまで巻いている。レジーニも頑張ってはいるが、これ以上の成長は無いだろう
  • GK陣 7ヴィヴィアーノの怪我が当初の予想よりは大分長引いている。未だにいつ戻ってくるのか全くわからない。プッジョーニが嬉しい驚きで、その穴を埋める働きをここまでは見せてくれている。その間に、ヴィヴィアーノが故障前の姿でさえ戻ってきてくれればGK陣は安泰だ

移籍トピックス

冬のメルカート最終!!決定した放出選手。

  <2017・2・4現在>

放出系選手 (金額は全て推定)

  • FW アントニオ・カッサーノ(34)→???
  • MF カルロス・カルボネーロ(26)→???
  • MF ミルコ・エラモ(27)→ベネヴェント(セリエB)
  • DF ペドロ・ペレイラ(18)→ベンフィカ(ポルトガル)
  • DF ルカ・クラインツ(21)→カリアリ→フロジノーネ(セリエB)
  • GK アンドレア・トッツォ(25)→マテーラ(レガプロ)=レンタル

加入系選手(金額は全て推定)

  • DF バルトシュ・ベレシンスキ(24歳)←レギア・ワルシャワから200万ユーロで完全移籍

  • DF ロレンコ・シミッチ(20歳)←ハイデュク・スプリットより150万ユーロで完全移籍

  • GK ウラディミーロ・ファルコーネ (21歳)←リヴォルノからレンタルバック

以上が今冬の動き。欲を言えば即戦力のDFが1人、あと将来性豊かなFW1人欲しかったが・・・もうこのメンツでやるしかない。と言うかこのMF陣はなるべく売らずにしばらく見たいが。

***********************

 さて次節はアウェイでミラン戦。ローマ戦の快勝の勢いを持ち込みたい。サン・シーロでのミラン戦は2012-13の開幕戦、コスタのヘッドで勝って以来勝っていない。ボナヴェントゥーラと言う個人的にミランで一番嫌な選手が怪我でいないのはチャンス。あとはスソを気を付ければ。さぁ待ってろモンテッラ!

 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

 

次節:セリエA 第23節 2017年 2/5(日) 対ミラン@ミラノ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)

 

 ’16-’17 SERIE A

 

22試合 7勝6分9敗 勝点27 得点25 失点29 得失点差-4 現在12位

 

 今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

 

numero134:

 

Non c'e' nulla che valga un pomeriggio al mare

con la persona che ami

o con i tuoi amici veri.

 

格言134:

 

これ以上に価値がある物は無いだろう

砂浜で過ごす昼間

それもあなたが愛する人、もしくは本当の友達と一緒に


2016-17 SERIE A 第22節 SAMPDORIA 3-2 Roma 素晴らしい逆転勝ち!!

2017-02-01 18:55:49 | ほぼ週刊サンプ通信 '16-'17

SERIE A 第22節 1/29(日)  15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:マッツォレーニ氏(Bergamo出身)

サンプドリア 3 - 2 ローマ(前半1-1)

・(前半5分)ローマ[1]ブルーノ・ペレス

・(前半21分)サンプ[1]プラート

・(後半21分)ローマ[2]ゼコ

・(後半26分)サンプ[2]シック

・(後半28分)サンプ[3]ムリエル

2度の劣勢を跳ね返し、公式戦8試合ぶりの勝星し。ローマ相手にコパとリーグ戦の借りを返す!

↑↑©i.eurosport.itより

こんなシーンをずっと見たかったんだよRAGAZZI!!

[試合前情報]

 前節の負けで、TIM Cup含めるとここ7試合勝ちが無いサンプ。そしてローマとはその10日前のカップ戦で対戦して0-4と完敗している。アウェイでのアンダータでは前半良いサッカーを見せて2-1で勝っていたが、大雨の中断で流れが変わり2-3の逆転負けを喫した。⇒http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/a37c1a431371a177a4b2be968528736c

 しかしTIM Cupの時はサンプはターンオーバーを敷いており、ローマも多少メンバーを落としていた。10日前とこの日で同じスタメンだったのはサンプがGKいれて5人、ローマはGK除いて6人。ホームとアウェイも違うしまた違う試合になるだろう。

 サンプはジャンパオロの4-3-1-2。前節のアタランタ戦から比べると、まず左SBにキャプテンのレジーニが戻ってきた。そして右SBにはやや驚きのベレシンスキの先発。リーグ戦は初先発。今思うとこの時点でペレイラの移籍は決まっていたのだろう。中盤ではバッレートが怪我から復帰して、ヤング・サンプ・カルテットから代わりに外れたのはプラートでは無くリネッティ。2トップは意外と久々にクアリアレッラとムリエルのコンビが復活した。元ローマの選手はドド

 一方のローマは10日前と同じスパレッティ監督の3-4-2-1。コパの時と違うのはGKに正GKシェチェスニー、DFにヴェルメーレン、左WBにエメルソン、ボランチにストロートマン。ここら辺がレギュラーであろう。ゼコを支える2人にはナインゴランは一緒だったが、エル・シャーラウィでは無くペロッティだったが、これはエル・シャーラウィの方が嫌だった気がするが・・・いずれにせよトッティもベンチに控えるし、かなりのベストメンバー。

★日曜日15時00分、通常時間に行われたゲーム。

SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ

 クアリアレッラ ムリエル(84分ジュリチッチ)

    フェルナンデス(69分シック)

プラート(62分リネッティ) バッレート

      トレイラ

レジーニ(Cap)     ベレシンスキ

 シュクリニアール シルヴェストレ 

       プッジョーニ

ベンチ:GKクラピカス、トッツォ DFドド、パヴロヴィッチ

MFアルヴァレス、パロンボ、チガリーニ、 FWブディミル

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

Roma(3-4-2-1) 監督:ルチアーノ・スパレッティ

       ゼコ

  ペロッティ  ナインゴラン

エメルソン      ブルーノ・ペレス(77分エル・シャーラウィ)

 デ・ロッシ(cap) ストロートマン

(77分トッティ)

 ヴェルメーレン リュディガー

  (87分パレデス)

      ファシオ

     シュチェスニー

ベンチ:Lobont, Alisson, J. Jesus, Seck, M. Rui, Gerson, Manolas.

備考:警告:前半29分トレイラ,後半6分ヴェルメーレン,15分プッジョーニ,27分リュディガー,46分トッティ;年間チケット保有者数16.789人(1試合平均164.806 euro),有料入場者数3.020人(75.425 euro);芝状態良好

<あらすじ>

 前半5分 ブルーノ・ペレスGoal:0-1

→左サイドのペナ外からエメルソンが強烈なミドル。プッジョーニが何とか弾くが、こぼれを詰めてきたブルーノ・ペレスが押し込んで先制・・・

↑↑©dotsport.itより

前半9分 ナインゴランからペナ内中央でフリーのゼコに絶好のクロス。しかしヘッドをミス

  13分 ムリエルの浮き球スルーパスからペナ内右サイドに侵入したブルーノ・フェルナンデス。GKと1対1になるが、飛び出しが一瞬早く、シュートは防がれる

  19分 チャンス!左サイドのプラートからグラウンダーのクロス。クアリアレッラがペナ内でDF背負いながらこれをトラップして再度落としのパス。これを受けたブルーノがシュートを放つがふかす・・・

前半21分 プラートGoooooL:1-1 

→右サイドをタテに突破したムリエルの早いクロス。難しいバウンドだったが走りこんで来たプラートが上手くダイレクトで合わせゴーール!嬉しいサンプ初ゴール。サンプ同点!!

↑↑©sampdorianews.itより

 27分 プラートの浮き球のパスをムリエルが左足ダイレクトボレー⇒サイドネット

 28分 ゼコのポストプレーから落としのパス⇒ナインゴランが走りこんで来てシュート⇒ふかす

 29分 トレイラがカウンターに入ったペロッティをファール覚悟で止めてイエロー

 36分 スルーパスで抜け出したブルーノ・ペレスの右サイドからの早いクロス。プッジョーニがパンチングで防ぐ⇒つめてる選手がいなくて助かった

 38分 ペレスからボールを奪ったプラート。すぐファーにクロス。トレイラがダイレクトでグラウンダーで折り返すがDFが何とかクリア

 43分 左サイドのFK。デ・ロッシが右足でゴールに向かうクロス⇒ペレスが突っ込んでヘッド⇒プッジョーニが何とか弾き、ゴールライン手前でかき出す

ロスタイム0分。そのまま終了

前半は1-1。ポゼッションはサンプ48%:ローマ52%。シュート数はサンプ8本(4本):ローマ7本(5本)。いきなり点を取られてどうなる事かと思ったが、それ以降は逆にずっとサンプペース。コパの時と違いズルズル行かなかった。ローマはオリンピコと違って、パスが滑らないマラッシの芝に手を焼いてる感があった。サンプは得点以外でも決定機を何度か作り出しており、できればもう1点良い流れの中で欲しかったが。最後の最後にFKを与えてピンチがあったのが少し気になる

↓↓ゼコをマークするのはコパの時はいなかったシュクリニアール

↑↑©passione del calcio.itより

後半5分 ムリエル倒したヴェルメーレンにイエロー

   7分 中盤ペロッティのダイレクトスルーパス⇒ゼコが抜け出してGKと1対1⇒右に外してくれる

  17分 プラートに代わってリネッティ投入

後半21分 ゼコGoal:1-2

→左サイドからエメルソンからグラウンダーでマイナスのクロス。ニアに走りこんで来たゼコが左足でダイレクトで合わせる。再びローマ勝ち越し・・・

  24分 ブルーノに代わってシック投入。さらに攻撃的に

後半26分 シックGoooooL:2-2 

→リネッティ⇒ムリエル⇒とヘッドでパスをつないだ球をシックが胸トラ一発でマーカーのデ・ロッシを振り切り、そのまま右足でゴールに流し込む。再び同点!!シックは段々すごい選手になってきている

↑↑©i.eurosport.itより

  27分 カウンターに入ったシックをファールで止め、リュディガーにイエローそれで得たFKから↓

後半28分 ムリエルGoooooL:3-2

→ゴールやや左から27mのFK。ムリエルが右足で蹴ったボールは、壁のナインゴランの頭に当たって少しだけコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれる!ついに逆転!!

 32分 B・ペレスとデ・ロッシに代わってエル・シャーラウィとトッティ投入。ナインゴランをセンターに4-2-3-1のような形でより攻撃的に

 39分 ムリエルに代わってジュリチッチ投入。シックをトップに上げ、やや守備も意識した交代

 40分 オフサイド!トッティの浮き球スルーパス。ゼコが抜け出して左足ボレーで叩き込むがこれはオフサイド

 40分 トッティのダイレクトパスの処理をベレシンスキが少しミスり、エル・シャーラウィがこれをかっさらいペナ内に侵入してシュートまで⇒GKプッジョーニがナイスセーブ

 42分 ヴェルメーレンに代わってパレデス投入。いよいよ最終手段

 44分 超決定的!シルヴェストレのロビング一発で相手の裏を取って独走したジュリチッチ。戻ってきたファシオを切り返しでかわしたまでは良かったが、左足のシュートはGKに当てられ、高く上がったボールをリュディガーがヘッドでクリア。試合を決められたのに・・

ロスタイム4分。

 47分 トッティの弾丸FK⇒プッジョーニがセーブでCKへ

そのまま終了。3-2の大勝利!!!

(ポイント)

・3対2がえし!

・ポゼッションはサンプ21分50秒:ローマ27分01秒

・シュート数はサンプ13本(枠内6本):ローマ13本(枠内9本)

・さすがに逆転されてからは押されたが、後半も内容は悪くなかった

・ジュリチッチが決めなかったので、最後トッティのパスとFkで冷や冷やした

・プラートは髪切ってから良くなった気がする。と言うかいよいよ慣れてきたか

・シック、ブルーノは共に90分フルに活躍できるようになったらスゴイ選手になる

・ベレシンスキはセリエAデビュー戦としては上々。コパの時からは早くもだいぶ違った

・またローマのスクデットの可能性を少なくさせてごめんねー(’09-’10もそうだった)

 と言うわけで貯まっていた鬱憤を晴らす逆転勝利!この流れを次のミラン戦にも続けたい。そして1月31日に冬のメルカートが終了。サンプはここ数年と違いかなり静かな冬のメルカートだったが、私は若手主力・有望株を守ったと言う事で評価できるメルカートだったと思う。あまり動くな!と言うのが私の願いだったので・・・今シーズンはあまり目標も無いし、選手層は厚くしてもしょうがない。その様子は次号・移籍情報特集号としてまとめてお届けします。次節はサンシーロでミラン戦。サンプドリアクラブ東京も久々集結して応援します

さぁ待ってろモンテッラ 

Foooooooorza Saaaaaaaamp!! 

次節:セリエA 第23節 2017年 2/5(日) 対ミラン@ミラノ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)

 ’16-’17 SERIE A

22試合 7勝6分9敗 勝点27 得点25 失点29 得失点差-4 現在12位

 今日のカッサーノのアフォリズム(格言) 

numero133:

La soluzione piu sicura per non farsi ritirare la patente

e' sempre la stessa:

non averla

格言133:

免許を取り上げられない為の一番確実な方法は一つだ:

持たない事だ