2014-15 シーズン総括 選手寸評[4] FW編

2015-07-04 17:23:15 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

 さぁ最後は14-15シーズンのFW陣。ミハイロビッチ監督は序盤、エデル、オカカ、ガッビアディーニの3トップでスタートする。そこそこ機能していたが、冬のメルカートでガッビアディーニがナポリに移籍。代わりに入ってきたのがエトオ、ムリエルという異なるタイプの2人だった為に、フォーメーション変更を余儀なくされる。さらにこの2人は共に1月の加入時点では怪我なども有り、トップコンディションとは程遠かった。その場合は、ソリアーノがトップ下で使われ2トップ。

 2人が共に使えるようになった3月には、再び彼らを組み入れた4-3-3を試して4連勝。やはりシニサの今季のサンプでの理想のサッカーは、4-3-3だったのかもしれない。何気に去年の夏の投資額では1番だったベルヘッシオは、いずれにせよ年間通して終始サブに終わった。また、同じくほとんど出番が無かったサンソーネフェダートは、冬のメルカートでレンタルに出された。

 

前半戦の4-3-3(3トップ)

 

エデル   オカカ      ガッビアディーニ

           (ベルヘッシオ)    (サンソーネ)

      ↓↓↓↓↓

後半戦の4-3-1-2(2トップ)

    エデル   オカカ

   (エトオ) (ベルヘッシオ)(ムリエル)

      ↓↓↓↓↓↓

後半戦の4-3-3(3トップ)

      ムリエル(オカカ)(ベルヘッシオ)

エトオ            エデル

      ↓↓↓↓↓↓

2度目の3トップでは、エトオはかなり低い位置からパッサーに徹するような3トップだった。

↓↓それでは各選手のレビューを見てみよう↓↓

 

 

 

 

FW 23 エデル・マルティンス 7.5

やはり、なんだかんだ言って今年もサンプFW陣の中心はエデルだった。相変わらずどのフォーメーションにも適応し、誰とコンビを組んでも合わせられる。ガッビアディーニが去ってからはFKも度々蹴るようになり、インテル戦では見事なゴールも。一番印象に残ったゴールはフィオレンティ-ナ戦。カウンターから高速ドリブルで50mぐらい独走して奪ったゴールは見事だった。ブラジル人だが、イタリア代表の道を選択して、デビューいきなりゴール!飛躍の年となった。32節のナポリ戦で怪我して、早々とシーズン終了してしまう。これはサンプにとってかなり痛かった。きちんと怪我を治して、開幕から間に合えば今季もFW陣の中心となるだろう。放出は絶対避けたい。守備もして、ドリブル得意で、決定力もある彼のようなFWはなかなかいないのだから・・・(30試合/9ゴール(1PK)/5アシスト)

 

 

FW 9 ステファノ・オカカ 6 前半戦と後半戦で大きく評価が分かれる。前半戦は、強靭な身体を生かしたポストプレーでチームへの貢献は特大。自身はあまり点を取れなかったが、エデルとガッビアを生かしつつ、3トップは抜群の機能性を見せた。守備にも労力を惜しまず、走りまくるシニサのサッカーでかなり重宝された。しかし後半戦は疲れと、評価が急激に上がった事により、ビッグクラブへの移籍をほのめかしたりした事で急にプレーの質が落ちる。結局冬のメルカートでは残留したが、システムも2トップを多用するようになった事で、レギュラーの座も度々追われるようになってしまう。守備をやってくれるのはいいが、本末転倒でそれが結局得点が奪えないマイナス要因になっていると思う。ロマーリオみたいな、ずっと前線に待ってて、俺の仕事は点を取る事だけだみたいなスタイルが、もう少し彼には有ってよいと思う。そうすれば20ゴールは軽くいくと思うのだが・・・来季は放出濃厚だったが、ゼンガは彼を買っており一転して残留の可能性も出てきた。(32試合/4ゴール/2アシスト)

FW 18ゴンサロ・ベルヘッシオ 5 昨年の夏に一番お金をつぎ込んだ選手(サンプにしては)。ただ、序盤好調なオカカに勝てずずっとサブ。後半もムリエルとエトオの加入のあおりを食って、ほとんどまともな出番は無かった。スーパーサブにはあまり向いてなかったらしく、試合勘の無さで彼本来の嗅覚はなかなか生かされなかった。期待されていただけに残念な結果に終わった。契約を解消して、来季は他チームで戦う。(23試合/1ゴール/1アシスト)

FW 99 サムエル・エトオ 5.5 フェレーロが執着した、冬の移籍の目玉。加入してすぐは自身のコンディション不足、また厳格なミハイロビッチのシステムに合わず、すぐには活躍できず。シニサと和解して徐々に本領を発揮し始めるが、往年の動きとは全然違った。スピードを生かしたストライカーのイメージだった彼が、サンプでやっていたのは試合を作るオーガナイザー。左サイドでかなり下がってボールを貰い、パッサーとして新境地を開いた。守備もかなりやっており、「こんなプレーも出来たんだ」と言う印象。サンプ内にも、偉大なスーパースターだる彼と共にプレーできる喜びを感じていた選手もおり、後輩の指導やスポークスマンとしての効果は若干あったが・・・ただ彼の年棒と、前半活躍していたガッビアディーニの代わりとして戦力的にも期待されていた事を考えると、やはり少し物足りないか。サンプに来た超大物の中で失敗した例は結構多い。シニョーリ、クリンスマン、ヴィエリ(出場すらしていない)。この3人よりはマシだったと思うが、オルテガぐらいの評価か。来季は金に釣られて、トルコの2部リーグ「アンタリアスポル」でのプレーが決まった。(18試合/2ゴール/2アシスト)

FW 24 ルイス・ムリエル 6 エトオと同じく冬に大金をはたいて加入。ただ怪我の具合が有ったので、移籍にもすったもんだがあったが。元々3月までプレーできない事は分かっていたので、来季以降活躍してくれれば彼を獲った意味は出てくる。と言うわけで、まだ評価はしずらい。ただ、弱冠の出場で、ポテンシャルの凄さは感じた。左右両足で強烈なシュートが打てるし、絶好調時のあのスピードのドリブルは誰にも止められないだろう。あとは、戦術理解度と、自己中なプレーの改善が必要。確かに怪我は多そうなプレースタイルだが、成長すればとんでもない選手になれる可能性はある。カッサーノのようなパッサーと彼を組ませれば、相当面白いと思うのだが・・・コロンビア代表としてコパ・アメリカにも出場したが、レギュラーでは無くほとんど出番は無し。アルゼンチンとのトーナメントのPK戦で、同僚のロメロ相手に彼がPKを外して敗退した。来季のゼンガ構想でが、3トップのウィンガーでは無く、センターフォワードとして期待されているようだ。私もそう期待している。(16試合/4ゴール/4アシスト)

FW 27 ルカ・ジョルジェビッチ ND ミハイロビッチの人脈で意外なサプライズで最終日に加入した、20歳の若きストライカー。ゼニト(昨シーズンはレンタルでオランダのトウェンテ)からレンタルで獲得。モンテネグロA代表。プリマヴェーラのエースストライカーとしては活躍したが、まださすがにAは厳しすぎたが。エデルが怪我した終盤戦にチャンスを与えられ、ウディネーゼ戦では、スピードを生かして1対1のチャンスを何本か作ったり、アシストを決めたり存在感を見せてた。それがシニサのお眼鏡にかなったか、EL争いで一番重要と言われた37節のエンポリ戦にビックリの先発起用。しかし結局何もできずに終わってしまった。今後は楽しみな選手だが、残念ながら買い取りオプションは行使されずに終わってしまったので、来季はサンプにはいない。せっかく獲ったならもう1シーズンぐらい様子を見ても良いと思うのだが。(3試合/0ゴール) 

FW 11 マノーロ・ガッビアディーニ 7 前半戦の得点源。3トップの右ウィングとしてのスタイルを確立し、強烈な左足からゴールを奪った。DERBYの決勝点や、ユーヴェ戦でブッフォンから奪ったゴールは印象深い。若いし、今後アズーリに定着していくだろう。ただ、ユーヴェとの共同保有でユーヴェ主導で彼の運命が決まるため、冬のナポリへの移籍は止められず。インシーニェが怪我しなければ、1シーズン見れたのに・・・彼の放出後はしばらく、サンプは彼の不在で苦しむ事になる。サンプからいなくなっても応援したいと思える選手の内の一人で、今後はアズーリでの彼を応援しよう。しかしイタリア女子代表のエースでもある、ねーちゃんはそっくりだ。(13試合/7ゴール/1アシスト)

FW 12 ジャンルカ・サンソーネ 5 選手層が厚みを増したので、ほとんど出番はなかった。ガッビアディーニの控えと言う位置づけ。プレースタイルもガッビアと被る。セリエBでは活躍できるが、Aではサブの域を出ない選手か。A昇格をもくろむボローニャに冬移籍して、レギュラーとして昇格には貢献した。来季に向けてボローニャは買い取りオプションを行使しなかったが、サンプに残る可能性は無いだろう。(4試合/0ゴール)

FW 7 フランチェスコ・フェダート ND 夏のキャンプで評価を上げた期待の若手だが、さすがに今季のサンプで出番はほとんど無かった。スピードのあるドリブルが武器の、ウィンガータイプ。冬のメルカートで、セリエBのモデナに武者修行に出される。そこではレギュラーを取り、19試合3ゴール。ちなみにモデナには、同じくサンプからレンタルされているベルトラーメがいる。カターニャとの共同保有だったが、サンプは保有権を買い取った。来季はまたどこかにレンタルに出される可能性が高いが、サンプもまだ彼には期待していると言う事だろう。(1試合/0ゴール)

   

↓↓↓↓↓↓

 来季に向けて、今のところ残留しているのがエデル、ムリエル、オカカ(怪しいが)。そして加入が決まっているボナッツォーリ

あと2人は欲しいな~ 今名前が挙がっているのが

デフレル(チェゼーナ)

カッサーノ(元パルマ)

サパタ(ナポリ=コロンビア代表)

パッツィーニ(ミラン)など。

あと、3トップになる場合はコレアは左ウィングとして使われる可能性も有るが。

それらを踏まえて、未加入選手も含めて来季の予想↓↓

4-3-1-2(2トップ+トップ下の場合)

 

   エデル  ムリエル

(カッサーノ) (オカカ)(ボナッツォーリ)

      コレア

     (ソリアーノ)

4-3-3(3トップの場合)

エデル  ムリエル  デフレル

(コレア)    (オカカ)   (ボナッツォーリ)

※個人的にはデフレルとカッサーノが来て、オカカの代わりにサパタなんて事になったら大大満足

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 サンプトピックス

1.

まず、面白いニュース。サンプファンの富豪が、27,000ユーロ(今だと360万円ぐらいか?)はたいて、ジェット機を貸切。そして空の上で上の写真のような横断幕をはためかせながら、ジェノヴァ中心にリグリア州の上空を飛び回ったという

「SENZA LICENZA PORTA PAZIENZA ~Grazie Enrico」

センツァ リチェンツァ、ポルタ パツィエンツァ 

意味は、

ライセンス(EL出場資格)取れず、辛抱を(ジェノアーニに)もたらした ~ありがとう エンリコ(プレツィオージ=ジェノアの会長)

こんな奇想天外な事を、大金を出してやっちゃうのもイタリアならでは。ちなみにこの文句がドリアーニに受けて、現在このTシャツも売れてるらしい

2.昨季の話題をさらったエトオが結局退団

 クラブの公式HPを通じて、サンプファンへの感謝の意と、このユニを着れた事は名誉だったなどを綴った手紙を送った。

しかしエヴァートンを退団した時とほぼ同じ文面だったのと、年棒が約2倍になってのトルコ2部リーグへの移籍。結局カッコつけるけど、金の亡者じゃないか!と言うティフォージの声もチラホラ。私としてはどうせそんなに動けないエトオを獲るなら、カッサーノを獲るか、死ぬ気でガッビアディーニを死守して欲しかった。まぁエトオも元々好きな選手だったし、試合中は本気ではやってくれていたから、全く悪い思い出だけでは無いが・・・作ってしまった”エトオ”ユニは、自分のフットサルで使おう。

3.

 セリエA全チームの先陣を切って、ブレッシャ郊外のPonte di Legnoにて、7/1からキャンプイン。写真を見てお分かりの通り、今シーズンからテクニカルスポンサーがKAPPAからJOMAに代わった。まだこのトレーニングシャツだけだが、KAPPAで10年以上、特にホームユニはほぼ変わらなかったので、新ユニフォームも楽しみだ。JOMAはスペインのメーカーで、最近フィオレンティーナを手掛けたり、イタリアに進出してきている。新ユニはホーム青、アウェイ白、そして今のところの噂では3rd黄色。どうなるか!?

4.移籍市場もかなり活発に動き始めている。今のところ決まっている新加入が、前号でもちらっとお伝えしたGK含めてこんな感じ

GKブリニョーリ(←ユーヴェ←テルナーナ)

GKプッジョーニ(←前キエーヴォ)

DFカッサーニ(←パルマ)

DFモイサンデル(←アヤックス =フィンランド代表)

MFバレット(←パレルモ =前パラグアイ代表)

FWボナッツォーリ(←インテル)

移籍メルカート情報は、次号から詳しく追っていきます! 

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Fooooooooorza Saaaaaaaaaaamp!!


2014-15 シーズン総括 選手寸評[3] MF編

2015-06-28 17:33:38 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

そろそろ2015-16シーズンの移籍市場が正式に解禁になる。それまでに昨シーズンの総括が間に合うか・・・

 さて続いては14-15シーズンのMF陣。シニサは4-3-3と4-3-1-2の2種類のフーメーションを使い分けたので、MF陣のフォーメーションも主に2種類。前年のクルスティチッチからレギュラーを取り返したオビアング、ミハイロビッチの信頼が絶大だった主将のパロンボの2人はほぼ不動。そしてもう1人のレギュラー”ソリアーノ”が、4-3-1-2の時はトップ下、4-3-3の時は右サイドのMFに入る。MFが4人の時、4人目のMF(右サイド)は前半戦はリッツォ、後半戦は冬に加入したアクアーが主にスタメンを務めた。そしてスーパーサブとして、レギュラー陣とほぼ実力差が無かったダンカンが誰かが欠場の際に穴を埋めた。

3人の時のレギュラーは

 オビアング - パロンボ - ソリアーノ

(ダンカン)  (マルキオンニ) (リッツォ)

4-3-1-2の時はこう

          ソリアーノ

          (コレア)

オビアング   パロンボ  アクアー

(ダンカン) (マルキオンニ) (リッツォ)

パロンボが疲れてきた後半戦は、オビアングをアンカーの位置に置き、ダンカンとアクアーと黒人3人トリオも見られた。

来季はオビアングがウエストハムに、アクアーがトリノに移籍。リッツォもボローニャ濃厚。そしてパレルモからバレットの加入が既に決まっている。DF陣同様、大幅な刷新となるだろう。来シーズンの補強候補は、フェルナンド(シャクタール・ドネツク)、エクダル、ホイビュルグ(バイエルン)などの名前が挙がっているが、どうなる事やら!?

それでは1人1人の総括を見ていこう↓↓ 

MF 17 アンジェロ・パロンボ 6 若手が揃うMF陣の中で最多出場を果たしたのは、結局我らが”バンディエラ”パロンボ。ミハイロビッチ監督の信頼はものすごくあつかった。我々素人目にはわかりにくい、ポジショニングとか攻守のバランスの取り方などが評価されているのだと思う。ただ、特にバテてきたシーズン終盤には、1対1で完敗したり、取られてはいけない所でボールを取られたりが目立ち、ティフォージの眼も懐疑的に・・・彼を使い続け、ダンカンやアクアーをベンチに座らせておくのはどうか?と。34歳となる来季、サンプで14年目となる我らがキャプテンはどうなっていくのだろう・・・(36試合/1ゴール/3アシスト)

MF 14 ペドロ・オビアング 7 一昨年は怪我の影響も有り、クルスティチッチにレギュラーを奪われる形に。しかし昨シーズンは体調も万全で、レギュラーを取り返した。長いリーチを生かしたボール奪取。そして柔軟なテクニック。ロングパスに関しても成長を感じさせた。後の課題は決定力。難しいシュートは決めたが、簡単な1対1やゴール前の合わせが出来るようになれば、ヴィエラクラスになれると思う。来季は推定600万ユーロでウェストハム(プレミア)への移籍が決定。サンプユース生え抜きとして、頑張って欲しい。スペインU-23代表。(34試合/3ゴール/1アシスト)

MF 21 ロベルト・ソリアーノ 6.5 ミハイロビッチの元でブレイクした一昨シーズン。昨年も引き続き成長を続け、ついにアズーリフル代表デビュー。トップ下での起用も増えたので、ラストパスが上手くなった。ただ強豪相手のトップ下起用だと、たまに試合から消えてしまう試合も有り、そこら辺が課題か?イニエスタやポグバの様なオールラウンダーを目指して欲しい。オビアング、アクアーを放出した今、彼だけは手放してはいけない。イタリア代表。(33試合/4ゴール/4アシスト)

左MF 6 ジョセフ・アルフレッド・ダンカン 6  リヴォルノから加入した昨季。インテル期待の若手で、ずっとレンタル生活で経験を積んでいたが、サンプでも活躍を果たし冬にサンプへの完全移籍を果たす。豊富な運動量と、左足の強烈なキック、さらにドリブルも結構上手い。細かいミスを無くし、守備と戦術理解度を高めればもう来季にもレギュラーを取れるかもしれない。終盤ウディネーゼ戦では、嬉しいセリエA初ゴール。ガーナ代表。(26試合/1ゴール/1アシスト)

*****

右MF 22 ルカ・リッツォ 6 昨季一番のサプライズだったかもしれない。モデナからレンタルバックした、地元ジェノヴァ出身のリッツォ。当初はまたすぐレンタルに出されるかと思っていたが、開幕からベンチ入りを果たすと、フィオレンティーナ戦ではテクニカルなゴールも記録。右サイドが本職で、スピードを生かしたドリブルが特徴の、若き日のマルキオンニみたいな存在。ただ冬に怪我で3カ月棒に振ってしまったのが悔やまれる。それが無ければ、昨季の内にもう少しブレイクしていただろう。来季はボローニャが600万ユーロで狙っているという噂が・・・(15試合/1ゴール)

右MF 30 アフリーエ・アクアー 6.5 冬に破産したパルマから加入したガーナ代表。強靭なフィジカルと、運動量を生かして、すぐにファンの心を掴む。RitornoのDERBYは彼がMVPだった。1対1はまず負けない。完璧な守備的MFかと思っていたが、意外とドリブルの突破力もある。たまに熱くなりすぎるきらいがあるのと、攻撃センスをもう少し磨けばさらに良くなるだろう。35節のウディネーゼ戦では、ガーナ代表で同僚のダンカンと共に仲良くサンプ初ゴール。ちなみにガーナではアクアーがレギュラー、ダンカンがサブ。来季に向けて買い取る事が出来ずに、トリノに行ってしまうのが非常に残念。(10試合/1ゴール)

センターMF 32 マルコ・マルキオンニ ND パロンボの控えとして獲られたベテラン。そのパロンボがほとんど出ずっぱりだったので、殆ど出番が与えられずにコパ・イタリア要因に・・・年齢からみても来季に居場所は無いか。(1試合/0ゴール)

攻撃的MF 8 ホアキン・コレア 5.5 ヴェロンの推薦もあってエストゥディアンテスから1000万ドルもの大金で先行投資した選手。シニサも言ってた通り、セリエAに慣れるには最低半年はかかるだろうと・・・その通りだったが、シーズン終盤戦には少し出場して、片鱗を見せ始めた。来季は非常に楽しみである半面、この金額の選手なのでさすがに少しはやってもらわなくては困る。タイプ的には、カカみたいな選手になれればよいと思う。(6試合/0ゴール)

センターMF 4 アレッサンドロ・デ・ヴィティス ND カルピからレンタルバックしたボランチ。夏のキャンプで大怪我して丸々1シーズン棒に振る。彼のハイライトは、リハビリ中の彼が、エトオがメディカルチェックにサンプの医療施設に訪れた事をツィッターでスクープした事か。(0試合/0ゴール)

MF 10 ネナド・クルスティチッチ 5 復活したオビアングにレギュラーを奪われて、冬のメルカートでBのボローニャに移籍。期待を込められた背番号10や、”未来のキャプテン”の名。そんな物があっても、簡単に永久に成功するわけでは無いのがプロサッカー選手の厳しさか。彼のFacebookを見ると、奥さんにメロメロで、かなりプロ意識的に甘い気がする。ただ、ボローニャも買い取らない可能性が有り、もしかしたら一旦サンプに帰ってくる可能性も・・・(12試合/0ゴール/1アシスト)

 

 

 

 サンプトピックス

ここで、ここまで決まった移籍情報を少しだけ。

1.

まず、懸案だったGKでグッドニュース。パレルモとの交渉は難航したが、無事にヴィヴィアーノの買い取りに成功。220~230万ユーロで、買取オプション付きの3年間レンタル。これでGKはとりあえず安泰だ。

 ちなみに2ndロメロ、3rdフリゾンも共にいなくなる予定。代わりに2ndにユーヴェがパスを持つブリニョーリ(昨季はテルナーナ<B>の正GK)。3rdにサンプ愛抜群で、前にも当blogで紹介したプッジョーニ(前キエーヴォ)の加入がほぼ濃厚となっている。

2.今年で廃止になるイタリアの選手共同保有制度。6/25(木)の夜19:00で締め切られ、全ての共同保有選手の決着がつけられる事になった。サンプは昨シーズンの夏・冬で有る程度カタをつけていたので残っていたのは3選手。

ロレンツォ・デ・シルヴェストリ(DF)=フィオレンティーナと共同保有

フランチェスコ・フェダート(FW)=カターニャと共同保有

ヴィンチェンツォ・フィオリッロ(GK)=ユーヴェと共同保有

結果は、デ・シルヴェストリとフェダートはサンプが買取、フィオリッロはユーヴェが買い取る事になった。ロロの買取りは一安心。後はリハビリをして、12月ぐらいにはパワーアップして戻ってきて欲しい。フェダートは、もう一度レンタルにどこかに出される可能性が高い。”オレジーナの鷲”フィオリッロは、ついに地元サンプで輝く事無く旅立ってしまった。来季もユーヴェでは無いだろうから、おそらく今年プレーしたペスカラにそのままレンタルか?

3.

 そして一つ残念なニュースが。今シーズン途中に加入して活躍したアフリエー・アクアーのトリノ移籍が決まった。加入するやいなや献身的な働きでサンプティフォージの心を掴んだが、破産したパルマからもらいうけたが、元々ホッフェンハイムからのレンタル。金額が少し高すぎたが・・・ダンカンとのガーナ代表コンビをしばらく観たかったが。

In Bocca Al Lupo AFRIYIE!!

 

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さて、ヨーロパリーグ予備予選を7/30に控えるサンプ。すでに7/1から他チームより一足先にキャプインする。7/1~7/11はブレッシャ郊外のPonte di Legnoで行われ、ゼンガ新監督はすでにその間に4試合の練習試合の予定を組んだ。コパ・アメリカで先日敗退したばかりのムリエル(コロンビア代表)とかは可哀そうだが、さすがに遅れて合流か?実際移籍は期限ぎりぎりまで有るだろうから、チームが出来上がるのは8月末。EL予備予選は放出してしまう選手の力を借りても良いから、何とか結果だけ残したい。

 

Fooooooooorza Saaaaaaaaaaamp!!

 


2014-15 シーズン総括 選手寸評[2] DF編

2015-06-21 00:29:02 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

 

 UEFAは6月18日、サンプドリアに来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)参戦を承認することを伝えた。

 サンプは2014-15シーズンのセリエAで7位に終わったが、EL出場権が割り当てられている6位に入ったうんこジェノアが移籍金の未払いなどでUEFAクラブライセンスを取得できず、出場権を頂きました!ごっつぁんです一度決まりかけた後、サンプも2011年に在籍したグベルティの八百長問題などで、出場資格が無いのではないかという噂がたってしまい、ヤキモキさせられたが正式に遂に決着。まぁこれはビッグクラブのインテルが、自分たちが出たい為にUEFAにプレッシャーをかけただけであろう。

 これにより来シーズン、セリエAからはユベントス、ローマ、ラツィオがチャンピオンズ・リーグへ、フィオレンティーナ、ナポリ、サンプドリアがELに出場することとなる。

サンプが欧州カップ戦に出場するのは、2010-11シーズン(前シーズン4位でチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得)以来となる。

予選3回戦からの登場となるサンプ。7月17日に抽選が行われ、試合は7/30(木)と8/6(木)に行われる。

さてシーズン総括、次はディフェンダー編。メルカートの動きを含め、各選手の去就にも注目しながら今シーズンのディフェンス陣を振り返っていきたいと思う。

 

 

 

 

 

DF陣は年間通して一番安定していたセクション。前線のフォーメーションは変わっても、4バックはずっと変わらず。ドイツ代表で昨シーズンレギュラーだったムスタフィの後釜が心配されたが、移籍期限ぎりぎりで獲得したロマニョーリとシルヴェストレが共に活躍。キャプテンのガスタルデッロをベンチ、そしてボローニャ移籍に追い込む程の活躍だった。ガスタが冬に移籍した後釜は、パレルモからムニョスを獲得。ただ怪我と両CBの好調もあって、ほとんど出番は無かった。左は基本レジーニで、調子を落としたり怪我の時はメスバー。実力に大差は無い。右SBはデ・シルヴェストリが年間レギュラーを張り、控えのカッチャトーレが長い怪我で離脱した影響で、本来ウィングのゾレックが右SBのサブにコンバートされた。

 

ミハイロビッチ監督4バック

 

 レジーニ(メスバー)              デ・シルヴェストリ(カッチャトーレ)(ゾレック)

 

        ロマニョーリ シルヴェストレ

         (ガスタルデッロ) (ムニョス)

 

 来シーズンはDF陣は一気に刷新される可能性が有る。ロマニョーリとシルヴェストレは共にレンタルで、特にロマニョーリの残留は極めて困難。左SBは今季のメンツの中では一番穴で、新戦力補強の最重要うポジション。唯一安泰だった右SBのデ・シルヴェストリが、代表の試合で怪我。復帰は12月ぐらいになる模様で、開幕戦のスタメンは下手したら一人もこのメンツがいないと言う事になるのでは無いか?すでに加入が決まっている、前アヤックスのキャプテン、フィンランド代表のモイサンデルがセリエAで通用しないとまずい・・・

右SB 29 ロレンツォ・デ シルヴェストリ 7 今シーズンもサンプの右サイドは彼の物だった。豊富な運動量を生かして、効果的なオーバーラップを繰り返す。ドリブルは緩急をつけて縦に抜けるだけで、技術はそこまででもないがとりあえずクロスは上がる。今シーズンは、セットプレーを中心に得点にも絡み4得点。再びアズーリにも選出されたが、シーズン終わってからショッキングな出来事。代表の試合で全治6か月の大けがを負い、復帰は12月の予想。よりパワーアップして、早く帰ってきてくれー(33試合/4ゴール/3アシスト)

CB 26 マティアス・シルヴェストレ 7.5 移籍期限ぎりぎりで昨夏加入。インテル・ミランというビッグクラブで不遇を囲い、やや心配だったがそれを払しょくする大活躍。打点の高いヘッドと、執拗なタイトマークでディフェンス面ではシーズン通して一番目立っていた。ストッパータイプの彼と、カバーリングタイプのロマニョーリで補完性も抜群。サンプの失点の少なさに貢献した。シーズン後半は、ユニの色に応じてヘアバンドの色を変えていたのは彼なりのオシャレか?ただレンタルなので、彼はゼヒ買い取って欲しい!(29試合/0ゴール/2アシスト)

CB 5 アレッシオ・ロマニョーリ 7.5 将来のアズーリを背負うであろうセンターバック。弱冠20歳ながら、主将のガスタルデッロからレギュラーを奪い取り活躍。シニサ曰く「若い頃のネスタを見ているようで、テクニックはさらにネスタより上」と・・・左足からの正確なビルドアップ、また1対1もスピード・パワー共にセリエAの並み居るFWに負けない。カバーリングタイプのCBながら、泥臭いプレーも出来る。ちょっと褒め過ぎかもしれないが、将来楽しみだ。残念ながらローマからのレンタルで、サンプに残る可能性はほぼ無いが、個人的には彼のアズーリでの活躍を期待している。(30試合/2ゴール/2アシスト)

左SB&CB 19 ヴァスコ・レジーニ 6 レギュラーをつかんだ昨季に比べると、伸び悩んだ感が否めない。時折、不思議とスルスル抜け出す長いドリブルから、オーバーラップでチャンスを作る。ただ昨季のアシスト5に対して今年は0。攻撃も守備もそれほどポカは無いが、全体的にひ弱な感じだ。攻撃も守備も10段階で7点と言う感じだ。まだ24歳なので、ここで逞しさを身につけて一皮むけないと、目標レベルが上がっているサンプでポジションは無い。来季は良いオファーが来たら売って、オファーが無ければ、誰か来るはずのレギュラー予定左SBと競わせるバックアッパーか?(28試合/0ゴール/0アシスト)

***

CB 28 ダニエレ・ガスタルデッロ 6 今シーズンもキャプテンとしてスタートして開幕戦でゴールと上々のスタート。しかし、ロマニョーリとシルヴェストレの加入でレギュラーを失うハメに。冬のメルカートでボローニャに移籍した。とりあえず長い間お疲れ様。まだセリエAでもやれるだろうし、ボローニャも昇格したので来季も元気な姿が見られるか。敵としてはやりたくないが、サンプ自体のステップアップの為には仕方が無かった移籍か・・・GRAZIE CAPITANO!(14試合/2ゴール/0アシスト)

左SB 3 ジャメル・メスバー 6 アルジェリア代表の左SB。ただ代表でもナポリのグランの控え。サンプでは良い時はレジーニより良いが、悪い時は致命的なミスをするという感じだった。調子が上がってきたところで、アフリカネーションズカップで1カ月チームを離れたのは、サンプにとっても本人にとっても痛かった。左足はなかなか強力で、ガッビア移籍後はたまにFKを蹴ったりもした。メスバーとレジーニが合体すれば良い左SBが出来るのに・・・来季残れるかは微妙。誰か取ったら彼かレジーニのどちらかは放出だろう。年齢的に彼の方が可能性は高い。レジーニはCBでもプレーできるし・・・(16試合/0ゴール/0アシスト)

CB&右SB 44 ミケーレ・フォルナジエール ND 21歳のCBは、夏のメルカートでなかなかCBの補強が決まらなかった為サンプに残された。しかし期限ぎりぎりで結局2人獲得した為、出番無しのまま冬にペスカラにレンタルされた。セリエBのペスカラでは同じくサンプからレンタルされているサラモンとCBコンビを組んだ。A昇格プレーオフの決勝まで進んだが、ボローニャに敗れる。もう1年はまだレンタルかな?(0試合/0ゴール)

右左SB 86 ファブリツィオ・カッチャトーレ 5 ヴェローナで右SBのレギュラーとして活躍していたし、左も出来る貴重な存在。元々サンプ出身で馴染み易いという事で期待されていた。開幕当初は、どこかしらのスタメンに常に穴が開いていた為、かなり出場していた。しかし12月のコパイタリア・インテル戦で負った怪我がかなり重症で、3カ月ぐらい棒に振る為に。その為本来ウィングだったゾレックが右SBにコンバートされた。ムードメーカーでも有るし、怪我さえ完治していればサブとして置いておいても良いとは思うが。(11試合/0ゴール)

 

右SB&右ウィング 77 パヴェル・ゾレック 5.5 カッチャトーレの怪我で急遽FWから右SBにコンバート。FW時はメッシーのように左利きながら右サイドをやっていたが、DFとしてもそのまま右をやらせるとはシニサも思い切った事をする。左利きの右SBは殆ど見た事が無い。コンバート直後は悪戦苦闘していたが、徐々にディフェンスも見られるようになり、第35節のウディネーゼ戦では、オーバーラップからアシスト等良い働きを見せた。DFにこのまま転向させて、左SBやらせたら面白いんではないかと個人的には思う。ポーランド代表(6試合/0ゴール/1アシスト)

 

CB&右SB 20 エセキエル・ムニョス ND ガスタの移籍を受けて、干されていたパレルモから冬に加入したアルゼンチンもう一歩で代表選手。移籍直後の試合でいきなり先発するが、いきなり怪我。復帰まで2カ月以上かかり、4試合の出場にとどまる。ただまだ若いし、ミランも獲得を狙っているほどポテンシャルは高い選手。パレルモからのレンタルの為、サンプも買い取ろうとしているがどうなるか?(2試合/0ゴール)

CB 25 アンドレア・コーダ ND 冬のメルカートで、ムリエル獲得の為にセット販売で押しつけられた選手。ウディネーゼだも干されていたが、サンプでも出番は殆ど無し。ディフェンスは力強いが下手。頑張るがファールは多い。って自分みたいだ・・・^^;セリエBならまだレギュラーを張れるかもしれない。ただ腐らず練習するプロ精神と、ムリエルの兄貴的な相談役としての貢献度はあった。(2試合/0ゴール)

 

 

  来季に向けてモイサンデルの加入が決まっている。その他に現在、獲得候補に名前が挙がっているのが、

左SB = グエレイロ(ロリアン)、ラドゥ(ラツィオ)、長友(インテル)

CB = ルガーニ(エンポリ)、ズマ(チェルシー)、バランタ(リーヴェルプレート)

右SB = ヴルサリコ(サッスオーロ)、アンドレオッリ(インテル) などなど

 後はロマニョーリ、シルヴェストレ、ムニョス、デ・シルヴェストリのレンタル又は共同保有選手がどうなるか。そしてレンタルに出しているサラモン、フォルナジエール(共にペスカラ)がどうなるか?

いずれにせよ、来季のDF陣の顔ぶれはかなり変わりそうだ。

Fooooooooorza Saaaaaaaaaaamp!!


2014-15 シーズン総括 選手寸評[1] 監督&GK編

2015-06-16 01:20:27 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

 さて、2014-15シーズンも終わり、イタリアのカルチョメルカートが正式にオープンするのは7月1日。それまで、スポーツ新聞も手をこまねいているわけにはいかないので、様々な飛ばし記事が出てくるとは思う。「長友サンプ!」なんて言うのもその最たるものだ。もちろん、あり得ない話ではないが。当blogでは、なるべく決定したものだけを紹介していこうとは思うが、その前に2014-15シーズンの各ポジションを振り返っていきたい。今後の補強の展望も含めて。第1回はGK&監督編。

 

監督 シニサ・ミハイロビッチ 6.5 フルシーズン戦う最初のシーズン。シーズン前には「順位表の左側(10位以内)」と言う目標を公言し、紆余曲折はあったが最終的にはその目的は達成した。それどころか、ウィンターブレイク時には3位まで登り詰め、最終的にはEUROPA LEAGUE出場権をほぼ獲得の7位(まだ揺蕩っているが・・・)。素晴らしい功績であろう。確かに終盤失速したが、ガッビア放出でエトオを獲るという補強は間違いなくシニサの望んだものでは無かったはずだから、情状酌量の余地がある。

シニサへの詳しい私見は、この記事を↓↓

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/a9571f0340f21bd0eca2095aac8e6bca

 何より私が一番気に入ったのは、とかく言い訳が多いイタリア人。サッカー界の監督は、ほぼ決まって試合後に審判への文句と判定の不条理をひたすらインタビューでまくしたてる。シニサも、現役当時はプレーも結構悪どくてそういうタイプの選手であったが、監督になってすっかり変わった。審判への文句は言わず、味方の選手に対しても褒めるときはしっかり褒め、間違っている事はスーパースターであれ(例えばエトオ)、はっきり怒る。個人的にはこう言う上司の元で働いてみたいな・・・

 と褒めまくったが、最終的な成績と、やや守備的すぎて攻撃の戦術が乏しかったので私の評価は6.5。残ってくれれば7だったなぁ。長期政権を見てみたかったが・・・ミラン行ったらどうなるか?

GK 2 エミリアーノ・ヴィヴィアーノ 7 今シーズンの影のMVPと言っても良いと思う。大きいミスはシーズンを通して、ラツィオ戦のガッビアディーニの1点だけ。あとはシーズンを通して、ほぼ完ぺきなセーブを見せた。大柄ながら俊敏戦も有り、ハイボール、反応共にインパクトを残した。ここ数年くすぶっていたが、アズーリに選ばれていた理由は分かった。惜しむらくは怪我で10試合ぐらい(約2か月)欠場した事。それが無ければさらに高評価。またハートも熱い選手で、DERBYでは闘う男の姿勢を見せた点もプラスポイント。本人はヴィオラティフォージを公言していたが、サンプ愛にも目覚めたようで、子供2人は「Lettera da Amsterdam」(サンプのスタジアムで毎試合前に流れる歌)をついに歌い始めたようだ。完全買い取りで来季も残留させられれば、GKは安泰だ。ただ、赤サンプユニを着ているヴィヴィアーノは、ルパン3世にしか見えない・・・(29試合/30失点)

GK 33 セルヒオ・ロメロ 6.5 結果的に売れず、まさかの残留。アルゼンチン代表正GKながら、開幕当初は第3GK扱い。しかし、それにくさる事無く練習を積み重ね・・・ヴィヴィアーノの怪我で出番が回ってくると、得意のPKセーブを連発するなど大貢献。そんなタイプに見えなかったが、そのプロ精神は素晴らしい。サンプに在籍した数シーズンの中で、短いながらも今季が一番安定感はあったと思う。ヴィヴィアーノの怪我明けにシニサがどちらを選ぶかが注目されたが、敗れてしまった。常に高すぎる年棒と移籍金がネックなので、フリートランスファーになった現在、どこかに行くだろう。(10試合/12失点)

GK 88 アルベルト・フリゾン ND 冬にダ・コスタの移籍を受けて加入。カターニャで正GKを務めていた事も有り、第3GKながら第2GKになり得る可能性もある・・・補強だったが、結局第3GKのまま1試合も出場機会すらなくシーズンを終えた。大柄ではないが反射神経は鋭い。ヴィヴィアーノとロメロの2人から色々な事を吸収したいと言っていたが、どこまで出来たか?ロメロはまずいなくなるだろうが、27歳とそう若くも無いので、来季は勝負の年となる。第2GKとして残れるか?(0試合/0ゴール)

GK 1 アンジェロ・ダ・コスタ ND 長くサンプの基本的にサブGKを務めたが、ついに移籍。4年半の間、主にロメロの控えとして、緊急時にはサンプの危機を救った。
控えでも文句ひとつ言わずに耐え、2013-14シーズンはついにレギュラー。実力は正直大したことなかったが、その偉大な人間性に感謝❗
この4年前、SerieA昇格プレーオフのサッスオーロ戦のPKストップは絶対に忘れない(0試合/0ゴール)

 

  • 来シーズンのGK陣の焦点はヴィヴィアーノの買い取りが成功するか否か。現在、一時フェレーロと犬猿の仲となっていたパレルモのザンパリーニ会長と値下げ交渉をしているが、どちらも折れる気は無いらしい。ダメだった場合、今最有力候補に挙がっているのは、パルマのGKミランテ。過去に2シーズンに渡ってサンプに在籍した事も有り、実現すれば出戻りとなる。悪い選手では無いし、安いんだとは思うが正直ヨーロッパを戦ったり、もっと上を目指すサンプとしては物足りないかなぁ。GKは重要。エースストライカーと同じ位価値が有る。クルチの時に気付いたはずでしょ!

 

ちなみに現在行われているコパ・アメリカ2015。これにはサンプからGKロメロ(アルゼンチン代表)、FWムリエルが出場している。ムリエルは活躍しなくて良いから、とにかく怪我しないでくれー。

 なぜなら、一つ悪いニュースが。6/12のEURO2016予選、クロアチア対イタリアの試合にめでたくスタメン出場した我らが”ロロ”ことデ・シシルヴェストリ。そこまでは良かったが、前半27分に負傷して退場。デ・シルヴェストリは右ひざ前十字じん帯断裂の重症で、昨日手術には成功したが全治には約6カ月かかる模様だ。せっかくの晴れ舞台だったのに、可哀そうだ。これだから代表は怖い。

これにより、フィオレンティーナが持ってるデ・シルヴェストリの保有権を買い取るか微妙になってしまった。デ・シルヴェストリはただのレギュラー右SBである以上に、ムードメーカーとしても今のサンプに欠かせない存在。ここは会長、男気を見せて買い取ってあげて!開幕には間に合わないだろうが、リハビリして強くなって戻ってくるのを待ってあげる位の度量を見せてくれー

 FORZA LOLLO!! 

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*さらにもう一つ残念なニュースが。今シーズンの副キャプテンだったペドロ・オビアングのウェストハム移籍が決まった。サンプユースに16歳の時に入ってから7年間。順調に成長を見せて、2011-12のA昇格時にはすでにレギュラー。今シーズンも中盤のダイナモとして欠かせない存在だった。黒人っぽくない穏やかな性格(偏見かな)、もティフォージには受けていた。個人的にも誕生日が一緒だった事も有り(13個下だが・・・)、かなり好きだった選手だ。残念だが、大物を最低1人は売らないと経営が成り立たないサンプ。この700万?ユーロを生かした補強をして欲しい。

IN BOCCA AL LUPO PEDRO!!

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さて、次は良いニュースを聞きたいものだ。大物獲得選手の噂は色々ある。パッツォ、カッサーノ、バロテッリなどなど。なんか曰くつきの選手が多いが・・・

Fooooooooorza Saaaaaaaaaaamp!!


★私的 2014-15 セリエA ベスト11★

2015-06-11 22:47:40 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

セリエA 昇格 プレーオフ 決勝 第2戦 6/9(火) 20:30 キックオフ @レナト・ダラーラ(ボローニャ)

  ボローニャ 1-1 ペスカーラ

得点:37分 サンソーネ(B) 56分 パスクワート(P)

2試合合計1-1、レギュラーシーズン上位のボローニャが昇格

ボローニャ:ダ・コスタ;マイエッタ、モルレオ、ムバイェ(65分)、オイコノム、マトゥザレム、クルスティチッチ(49分ビュッヒェル)、カサリーニ、ラリビ、アックアフレスカ(63分カーチャ)、サンソーネ(67分チェッカレッリ)

ペスカーラ:
フィオリッロ;サラモン、プチーノ、ザンパーノ、フォルナジエール、メムシャイ、ブルグマン、ポリターノ(46分サンソヴィーニ)、トレイラ(79分ラッツァーリ)、メルキオッリ、カプラーリ(46分パスクワート)

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※このゲームを取り上げたのは理由がある。

ボローニャには冬のメルカートで、GKダ・コスタ、DFガスタルデッロ、MFクルスティチッチ、FWサンソーネの4人が移籍。監督は去年サンプのデリオ・ロッシ。ペスカーラにはサンプからレンタルで武者修行に出ているGKフィオリッロ、DFサラモン、フォルナジエールがいる。さらに去年サンプだったビャルナソンと、マンチョの息子「アンドレア・マンチーニ」も在籍。監督はマッシモ・オッド。このようにかなりサンプと関係が有る2チームなのだ。パルマの敵であり、1999年にサンプのB落ちが決定した直接の試合の相手だったボローニャは、元来かなりサンプティフォージからは嫌われている。ただ、ダ・コスタ、ガスタルデッロ、クルスティチッチ、サンソーネの4人には素直におめでとう!と言いたい。

この結果、セリエBからの昇格もカプリ、フロジノーネ、ボローニャの3チームと決まり、今シーズンの2014-15シーズンは完璧に終わった。

ここで今シーズンのセリエAで活躍した選手、ベスト11を、超私的に選んでみたいと思う。はっきり言ってサンプ贔屓で選ぶが、よくよく考えたらサンプでベスト11に入りそうな選手は一人もいなかった。前半だけ後半だけの選手も多いし、(ガッビアディーニとか)エデルも最後に怪我してしまったし。まぁ、サンプはチームで戦ったて言う事かな?そこでたまにはサンプの選手抜きに選んでみる。ただ、ジェノアの選手(ヤゴ・ファルケやベルトラッチとか)とイカルディは絶対選ばない。まぁようは、これからのサンプに欲しい選手ベスト11みたいなものだ。

 

<3-4-3> 監督ピオリ(ラツィオ)

ディヴァラ  テヴェス フェリペ・アンデルソン  

   (パレルモ)       (ユーヴェ)         (ラツィオ)  

          
カンドレーヴァ     ブルーノ・ペレス
  (ラツィオ)                  (トリノ)
    ナインゴラン ポグバ 
         (ローマ)          (ユーヴェ)           
  
  ボヌッチ       ルガーニ
     (ユーヴェ)                 (エンポリ)
        グリック
               (トリノ)
                             
        ハンダノヴィッチ 
               (インテル)
 
フォーメーション

 まずフォーメーションだが、今シーズン一番流行っていたのは4-3-3か4-3-1-2、もしくは4-2-3-1であろう。前線はともかくDFは圧倒的に4バックが主流だった。ただ、左SBに飛びぬけた選手が見つけられなかったので、ここでは3-4-3でフォーメーションを作った。監督はエンポリのサッリか、ラツィオのピオリで迷ったが、サンプが2試合とも負けたピオリを推す。ラツィオと言うある程度のビッグクラブを、ネームバリューでは無く実力で率いてこの結果(3位)。これは称賛に値する。

  • GK

 ハンダノヴィッチブッフォンで迷ったが、神がかり的なPKストップと、DFが不安定なインテルの中で頑張ったと言う事でハンダノヴィッチ。ただハンダも実力は落ちており、それを抜き去る若手がいなかったと言うのが現実。ブッフォンも未だにイタリア代表の正GKに君臨しているし(まだ十分すごいが・・・)。

 セリエAのGKはみんながそこそこすごいが、突き抜けるやつがいないという感じ。全体的なGKの平均実力は、ヨーロッパの中でも高い。コンシーリやスポルティエッロなど若手も良いし、我らがヴィヴィアーノやパデッリ、ミランテなど中堅もリーガとかに行けば実力は上の方だろう。スクフェットが伸び悩んでいるのが残念・・・

  • DF

 3バックにしてみたが、選んだのはまずトリノのキャプテングリック。DFながら7得点と、得意のヘッドも含めて得点力も発揮した。あとはユーヴェの優勝を支えたボヌッチ。4バックにも3バックにも対応して、安定したプレー。そしてフィード面でもかなりの成長を見せ、持ち上がった時は迫力ある攻撃を展開した。最後に38試合全試合出場で、イエローカード0と言う、驚異の新人ルガーニ。我らがロマニョーリと共に、将来のアズーリを背負う選手だ。惜しくも外れたのが同じエンポリのトネッリ。キャプテンとしてディフェンスラインを良くまとめた。この2人がセンターバックと言う事は、エンポリが強いわけだ。ロマニョーリは、サンプでは一番ベスト11に入れそうな選手。来シーズンもサンプで見られる可能性は低いが、アズーリでの彼の雄姿に期待している。

  • MF

MFではまず、右WB(SB)のブルーノ・ペレス。トリノダービーでのゴールは大変印象深く、攻撃的なウィングバックとして活躍した。同じWBでは、ダルミアンも同じトリノで、安定した働きを見せた。サンプのデ・シルヴェストリも、それに準ずる働きを見せた。センターハーフではナインゴラン。どこからでもわかる奇抜な髪形で注目を引くが、その容姿だけでなくプレーも秀逸。抜群の運動量と、献身的なDF。さらに攻撃面でもミドルシュートも決めたり攻守に渡って貢献度大。ユーヴェのポグバは、100億円プレーヤーとなっており、プレーは人間の規格外だが、怪我があったためちょっとマイナス。左サイドはウィンガーのカンドレーヴァを選出。基本的には右だが左も出来る。得意のドリブルで高速カウンターを繰り出し、抜群のキック力で良質のクロスを何本も決める。さらにミドルシュートも兼備し、ラツィオ躍進の原動力となる。

 一番迷ったのはヴァルディフィオーリ。Newピルロとして、躍進したエンポリのレジスタとした。ただ、私個人的には、年齢的にもこの後ビッグクラブでさらにブレイクするという感じにはならないような気がするので外した・・・またラツィオで中盤のダイナモとして攻守に渡って貢献。さらに2桁10得点をあげたパローロ。常連のピルロなどが次点か。

  • FW

 今季2大ブレイクしたパレルモのディヴァラ。そしてラツィオのフェリペ・アンデルソン。プレースタイルは例えるならディヴァラがメッシ。フェリペ・アンデルソンがクリスチャーノ・ロナウドか?2人とも間違いなくフオリクラッセになるだろう。ディヴァラはすでにユーヴェに移籍が決定した。もう一人はテヴェスは選出。最終的に得点王にはなれなかったが、様々な得点の決め方を持っており、守備でも貢献。最初はユーヴェの10番を与えられた事に懐疑的だったティフォージもいたが、実力でそれを証明した。次点では奇跡の38歳得点王トーニ。さらにイグアイン、メネズ、クアリアレッラあたりも好印象を残した。サンプ勢ではエデル&ガッビアディーニ。共にフル出場していない点がマイナス。これからアズーリで再びコンビを組むかもしれない。

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 当たり前だけどなかなか魅力的なイレブン。セリエAも昔に比べると、イタリア人・外国人問わずどんどん若手が出てくるようになった。今年はヨーロッパ内での地位もかなり回復して、数年先にはまたCL出場枠が4つに増える可能性もある。そうなれば我らがサンプにもかなりチャンスは広がる。アズーリも、次のW杯までには、かなり陣容も変わると予想する。楽しみだ!やはりセリエAが強くないと、ヨーロッパサッカーは面白くない!!