セリエA再開後、3試合。
1-2、1-2、1-2で3連敗!
しつこいようだが、私はセリエA再開にずっと大反対
Serie A 第28節 6/28(日) 19:30@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:ドヴェーリ氏(Roma1出身)
サンプドリア 1-2 ボローニャ
得点者:後半28分バロウ(PK)、30分オルソリーニ、43分ボナッツォーリ②
↑↑©Teller Reportより
吉田も途中から出場して実現した日本人対決。直接やりあう場面はほぼ無かったが。
軍配は冨安ボローニャに・・・
[試合前情報]
マッチプレビューで予想したスタメンからはサンプが1人だけ外れた。と言うか私が言う通りラミレスを起用した方が良かったんじゃないか?
実際はラミレスではなくてラ・グミーナを先発で起用してきて4-4-2だったが、ラ・グミーナは1発決定機を外した以外それほどチャンスに絡めず、ラミレスは結構良かった。
一方ボローニャは全部当たってしまった。全然知らないのに、なぜ当たるのだろう??
さて、ラニエリ監督は4-4-2を使ってきた。
まず、ヤンクトが出場停止。怪我で召集外はクアリアレッラ、フェラーリの2人。またまたクアリアは間に合わなかった
DFはセンターで前節やられてしまった吉田麻也を休ませて、コリーとトネッリ。右に3連投のタフガイベレシンスキ、左に戻ってきたムッルー
エクダルがこの日もキャプテンマークを巻いてアンカー。ヴィエイラとダブルボランチを組む。
サイドハーフは右がデパオリ、左がリネッティ
FWはキャプテンクアリアレッラ不在のままで、ガッビアディーニ。そしてラ・グミーナと2トップを組む
元ボローニャは多く、フェラーリ、ラミレス、ガッビアディーニ、エクダル
SAMPDORIA<4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ
ラ・グミーナ(72分ボナッツォーリ)ガッビアディーニ
リネッティ(80分ラミレス) デパオリ
エクダル(Cap) ヴィエイラ
ムッルー(80分アウジェッロ) ベレジンスキ(80分レリス)
コリー トネッリ(74分吉田)
アウデーロ
ベンチ:GKファルコーネ DFチャボット MFアスキルドセン、トルスビー、マローニ、ベルトラッチ FWダミーコ
イエロー:エクダル、トネッリ、吉田
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ボローニャはミハイロビッチ監督の4-2-3-1。
DFは前回の対戦では怪我で出てこなかった富安が右SB
CBのバーニは今年、サンプとボローニャのオファーを天秤にかけてボローニャを選んだので何かムカつく
MFは元サンプのポーリとゴブリンみたいなメデルのダブルボランチ
サイドハーフは左はサンソーネ。ソリアーノとはバイエルンユースからヴィジャレアルと続く腐れ縁。右は代表の左利きオルソリーニ
FW1トップは💩ェノア臭が強いパラシオの1トップ
元サンプはソリアーノ、ポーリ、ダ・コスタ、そして何よりミハイロビッチ監督だ
Bologna(4-2-3-1) 監督:シニサ・ミハイロヴィッチ
パラシオ(87分カンジャーノ)
サンソーネ ソリアーノ オルソリーニ
(54分バロウ) (87分sヴァンベルグ)
ポーリ(Cap) メデル
(54分シャウテン) (83分ドミンゲス)
ディクス 富安
バーニ ダニーロ
スコルプスキ
ベンチ:ダ・コスタ、デンスウィル、ボニーニ、クレイチ、コルボ、ジュワラ、バルドゥルソン
イエロー:メデル
*備考:無観客試合;芝状態良好
★日曜19:30に行われたナイター。やはりイタリアは19:30でも全然明るい。サンプは青-白-白のホームユニ。
やはり3ヶ月以上ぶりの試合だからか、マラッシの芝がやたらキレイに見えた。実際両チームの選手共に結構足を滑らせるシーンが目立った。無観客の客席にはデカ旗が
↑↑©U.C.SAMPDORIA Official Facebookより
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
Sampdoria 1-2 Bologna | Musa Barrow & Riccardo Orsolini Find the Net! | Serie A TIM
Bologna claim all three points as Musa Barrow and Riccardo Orsolini bo...
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前半から潰しあいでなかなかチャンスが無い展開。
最初のチャンスはボローニャ
19分:ボローニャの右からCK。冨安がヘッドで合わせきれずに後ろにすらす形になり、ファーで待っていたサンソーネが強烈なボレー⇒アウデーロがファインセーブ!
まだ日が残っていて暑い中の試合は30分に約1分半の給水タイムが取られる
その直後の33分
ガッビアディーニのロビングスルーパス⇒抜け出したラ・グミーナが左足ボレー⇒今度は敵GKスコルプスキのファインセーブ
そしてロスタイム2分。前半は0-0で終了。
ポゼッションはサンプ39.3%:ボローニャ60.7%
シュート数はサンプ5本に対してボローニャ3本。徐々にサンプがペースを掴みつつあった
ガッビアディーニがドリブルやワンタッチのヒールなどで良いプレーを連発しており、良かった
後半も22人の選手は変わらず。後半もサンプペースで試合が進む
ベレジンスキの惜しいミドルや、17分頃には攻め立てて3本連続CKが有ったり・・・
しかし1人の交代が試合の流れを変える
アタランタから冬にレンタルでやってきたムサ・バロウ。先日おばあちゃんを亡くして密かに燃えていた男だ。私もサンプに欲しいと思っていた選手でもある
バロウの投入で4-4-2に変化したボローニャ、早速結果が
トネッリがファールまがいの当たりを受けながらのクリアが不運にも自陣に跳ね返ってしまって、ボローニャが大カウンター⇒最後オルソリーニをムッルーが倒したという事でPK。非常に怪しい判定だ
27分 このPKをバロウが右に決めて 0-1
↑↑©Sky Sportより
セリエA再開後、パフォーマンスは良くなっていると思うアウデーロだが、相変わらずPKは止める気が全くしない。ヴィヴィアーノ、暇なんだから教えてやれ
そして、失点のきっかけになった接触で傷んだトネッリに代わって吉田を投入
セリエAでは久しぶりの日本人対決が実現した
その直後、今度はバロウの個人技で2人が抜かれ、ペナ内でラストパス⇒オルソリーニが合わせて追加点・・・ 0-2
さあヤバいサンプは一気に3枚替えで必死の抵抗
サンプ後半40分~ 4-4-2
ボナッツォーリ ガッビアディーニ
レリス ラミレス
エクダル ヴィエイラ
アウジェッロ デパオリ
コリー 吉田
アウデーロ
だから、レリスはやめなさいって!
アウジェッロ投入も、ん?と思ったが、これは活きていた。すまん、ラニエリ爺さん
後半43分 その左のアウジェッロのクロスを飛び出したGKが届かず、ファーでボナッツォーリがドンピシャヘッド! 1-2
↑↑©Tutto Mercato WEBより
ロスタイム7分。
ロスタイムが7分も有ったので奇跡が起きるかと思ったが、最後パワープレーで前線にいた吉田麻也がセリエA初となるイエローカードをもらったぐらい
コリーの右足ボレーが、良いシュートだったがGK正面でキャッチされて万事休す
そのまま1-2で終了
(ポイント)
・後半のポゼッションはサンプ48.5%:ボローニャ51.5%。最終シュート数はサンプ17本(枠内5):ボローニャ12本(枠内3)
・とにかくバロウ1人にやられた。サンプも彼を獲るチャンスは有ったんじゃないか?ディフラのWGでも使えただろうに
・ドヴェーリ・・・なぜか前回のアウェイでのボローニャ戦も彼。そして今回も彼が笛を吹いた。最悪の審判だ。ラニエリが公に審判の文句を言うのは珍しい。
無観客で響き渡るラニエリの声は、最後の方はずっと主審に対する文句ばっかりだった
・ガッビアは良かった。ボナッツォーリも結果を出した。しかしやはりクアリアレッラ不在は感じてしまう
ラニエリは試合後のインタビューで怒り爆発させた⇒
Sampdoria-Bologna, Ranieri: «Sono furioso, non si arbitra così»
«Sono furioso, non si arbitra così». Claudio Ranieri non le manda a di...
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「私は怒ってる、と言うより残念だ。
前半ラ・グミーナがペナ内で殴られたプレーは間違いなくPKだ。しかし私が質問したら、コリーのオフサイドだと言われた。しかしラ・グミーナが倒されなければラ・グミーナがボールに触っていただろうからコリーはプレーに関わっていない」
「また失点のシーンは、私にとってはメデルのトネッリへのアタックはファールだ。それをそのまま続行させて、しかも怪しいプレーをPK取られた」
「イタリアでも最高レベルの国際審判がこのような判定をするのは残念だ」
「次の2試合はものすごく重要だ。選手たちが今日の試合で飲まされた苦汁と怒りをこの2試合にぶつけてくれると信じている」
などとコメント
とにかく結果は3連敗。いよいよお尻に火が付いた。
あと、感じたのがホームでのサンプティフォージの後押しが今までいかに大きかったのかと言う事。
ホームでは今まであまり負ける事を感じなかったが、この日はホームでの優位性が無いとものすごく感じた。
次は直接降格を争ってるレッチェ戦。次負けたら本当に終わりだ
FoooooooorzaSaaaaaaamp!!
28試合 7勝5分16敗 勝点26 得点31 失点49 得失点差-18 現在17位
次節:セリエA 第29節 2021年 7/1(水) 対Lecce@レッチェ 現地21:45Kick Off(日本時間深夜4:45)