試合前からコロナウィルス陽性者のゴタゴタに振り回されて、開催すら危ぶまれた今回のDERBY
前日にサンプの1人がコロナウィルス陽性の判定が出てしまい、全員再度のPCR検査。
コロナ陽性者はレティカだったようだ
しかしそれ以外にもトルスビー、ダムスガール、アスキルドセンが招集外。しかし彼らはインフルエンザだった模様
コロナのこんな状況で、なるべく風邪程度でも無理はさせられないと言う状況なのだろう
私の会社でも、熱が37.5℃超えていたら出社できないのと一緒か
トッレグロッサは怪我がまだ癒えてないようだ
そんな中行われた第123回Derby della Lanterna
得点者:後半7分ザッパコスタ、32分トネッリ①
↑↑©Inter Newsより
2/7のベネヴェント戦以来久々の先発となったトネッリ
守備では相変わらず怪しいプレーを見せたが、得意のCKからヘッドで値千金の同点ゴール!
[試合前情報]
ラツィオ戦と同様、3バックの💩ェノア相手にサンプも3バックで挑んだ
マッチプレビューの予想では、まず全く3バックを予想してなかったので大分予想とは異なる布陣に
ラニエリ監督の3-4-1-2
出場停止はいない。しかし上でも書いた通り、トッレグロッサ、ダムスガール、トルスビー、アスキルドセン、GKレティカ、その他にロシャとプレレッチの若者2人と大量の招集外
DFは右にベレジンスキ、少し噂になってたが前節あまり良くなくて前半で下げられた吉田さんがベンチスタート。しかし代わりはフェラーリと噂になっていたが、まさかのトネッリ。左には大事を取って休ませていたコリーが帰ってきた
ウィングバックは右にカンドレーヴァ、左は唯一無二のアウジェッロ。このフォーメーションだと、とにかくカンドレーヴァの位置が下がりディフェンス面が不安になるのがマイナスポイント
中央はトルスビー不在で、出場停止から戻ってきたA・シルヴァとエクダルのダブルボランチ
そしてFWが温存していた2人、キャプテンのクアリアレッラとケイタ・バルデ
その下にトップ下のヴェッレと言うのがサプライズ
元💩ェノアはいない
SAMPDORIA<3-4-1-2> 監督クラウディオ・ラニエリ
クアリアレッラ(cap) ケイタ・バルデ
(77分ラミレス) (71分ガッビアディーニ)
ヴェッレ(59分ヤンクト)
アウジェッロ カンドレーヴァ
エクダル アドリエン・シルヴァ
コリー ベレジンスキ
トネッリ
アウデーロ
ベンチ:GKラヴァーリア、アヴォガドリ DFレジーニ、吉田、フェラーリ
MFレリス FWラ・グミーナ
イエロー:-
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プレビューの予想からは1人外れただけだった。
右WBの予想だったザッパコスタが左WBで、右にゴルダニーガ
💩はマラン監督でシーズンをスタートしたが、今回のDERBYはバッラルディーニ監督
彼になってからは成績は上向きで、一時は降格圏に使っていたが13位まで上がってきている
憎たらしい
バッラルディーニは3-5-2
GKは相変わらずペリン
DFは極めてムカつくキャプテンのクリッシト
中盤には峠を越しまくってるザッパコスタやストロートマン、バデリとか
FWはデストロとウズベキスタン代表のショムロドフ
デストロが最近点を取っているが、今季のDERBY2試合(コパ入れて)とも点を取ってるスカマッカは控え
元サンプは、そんな不届き者は現在はいない
💩(3-5-2) 監督:ダヴィデ・バッラルディーニ
デストロ ショムロトフ
(73分パンデフ) (82分ピアツァ)
ザッパコスタ ゴルダニーガ
ストロートマン(82分カッサータ) ザイッチ
バデリ
クリッシト(cap) マジエッロ
ラドヴァノヴィッチ
ペリン
ベンチ:マルケッティ、サパタ、スカマッカ、ベーラミ、ポルタノーヴァ、ギリオーネ、メレゴーニ、オングエネ、チボッラ
イエロー:バデリ
*備考:無観客試合;芝状態不良
★水曜20:45キックオフのミッドウィークゲーム
<あらすじ>
ハイライト動画⇒
Genoa 1-1 Sampdoria | Tonelli Rescues a Point in the Derby Della Lanterna! | Serie A TIM
Sampdoria rescue draw against Genoa after Zappacosta stunner in the De...
youtube#video
前半のポゼッションはサンプ48.1%:💩ェノア51.9%
0-0で前半終了
後半もメンバーチェンジは無しで
7分に突然のロビング一発から失点
もともと懸案だった右WBカンドレーヴァの裏を、ストロートマンのロビング一発で突かれ・・・
ザッパコスタが突進。カバーに行ったトネッリもあっさり抜かれてGKアウデーロもニアを抜かれて先制を許す
サンプは59分にヴェッレに代わって左MFのヤンクトを投入して、ここからいつもの4‐4‐2に戻す
さらに71分には怪我明けで久しぶりの実戦となるガッビアディーニを投入
サンプ(後半4-4-2)
クアリアレッラ ガッビアディーニ
ヤンクト カンドレーヴァ
エクダル A・シルヴァ
アウジェッロ ベレジンスキ
コリー トネッリ
アウデーロ
ここから徐々にボールが回るようになる
アウジェッロやベレジンスキのオーバーラップも効果的になってサイド攻撃が活性化
最初から4バックにしとけっつーの
しかし決定機はなかなか作れず・・・少し焦りが見え始めた後半32分
右からのCK⇒トネッリがヘッド
ボールはふんわり右隅に吸い込まれて行き、同点!!
その後もサンプは攻め立てるが、なかなかチャンスは作れず
ロスタイム3分
そのまま1‐1で終了
・後半はサンプの方がポゼッションも上回り、最終的なポゼッションはサンプ49.4%:💩ェノア50.6%。最終シュート数はサンプ11本(枠内4):💩ェノア6本(枠内1)
・いい加減、今のサンプは3バックに向いていないと言うのに気付くべきだ
・ベレ+カンドレーヴァ、アウジェッロ+ヤンクトorダムスガールの2枚ずつで効果的なサイド攻撃をいつも作り出しているし
・トップ下にそこまで強力なトップ下タイプな選手がいない。またカンドレーヴァのポジションが低くなると、攻守ともにかなりマイナスになる
・まだ100%じゃないかもしれないが、元気なガッビアディーニを久しぶりに見られたのは数少ない良かった点
<ラニエリ監督 試合後会見>
「我々は前半の20分間、入りは良かった。しかしラストパスをミスし続けた。その後試合は均衡状態となった。後半の彼らのゴールは見事だった。しかしそこから何とか我々も巻き返すことに成功した。ティフォージがいない中で巻き返すのは簡単な事ではなかったが」
「我々はインテルと並んでCKからの得点が最も多いチームだ。それは良いクロスを上げられる選手が多いことを示している。例えばカンドレーヴァはゴールにつながるアシストを6本、さらに得点も4ゴール決めている。まだ試合数が残っているにもかかわらず10点にすでに絡んでいると言う事だ。すでに我々にとって重要な選手だ。ケイタ・バルデはまだまだもっと活躍できる選手だ。期待している」
「追いつかれるより、追いつく方が良い。またラツィオ、アタランタと続いていた連敗を止める事が出来た。もちろん勝点1で満足できるものではないが。しかし我々にあまりに多くの事を求めないで欲しい。サンプは全ての試合に勝とうと戦ってるし、私は常に勝利を追求する監督だ。しかし、相手もいるし全ての試合に勝てるわけではない。それが実現していればインテルを抜いてトップに立てるし、スクデットも獲れるかもしれない。そこまでを期待されても困る」
「カリアリは誰もが今の順位にいるとは思っていなかったチーム。最後の最後まで戦ってくるチームだ。日曜はまた大変なカリアリを迎えることになるだろう」
などとコメント
DERBYがあっさり引き分けに終わった。
なかなか目標が難しくなってる現在、最大の目標だったかもしれない試合だったが
この引き分けで直上のサッスオーロ36、エラス38と少し離れてきている
しかもここ数試合は試合内容もあまり褒められたものではない
ここは改めて残留をしっかり決める方向にシフトチェンジした方が良いと思う
残り13試合で勝点40までは9点。もちろん当たり前に実現しないといけない数字だが
その上で順位表の左側(10位以上)はしっかり確保して
さらにガッビアディーニとケイタの2トップがハマって5試合連続得点とか奇跡が起こったらELまで
とにかく、残りのカンピオナートは来季以降のビジョンも見つつ
良いサッカーが見たいなぁ
次はホームでカリアリ戦。
DERBYがアウェイ扱いだったので、3試合連続マラッシで試合が出来る。ただ今のところ1分け1敗と全く地の利を生かせてない
カリアリはついにディフランチェスコ監督が解任された
後任は残念ながらいつもの尻ふき人のラニエリがそのままサンプに留まってしまったので、センプリチ監督
ただ、彼に代わってここ2試合連勝中
簡単な相手では無い
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:SERIE A 第26節 2021年 3/7(日) 対カリアリ@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間2:00)
’20-’21 SERIE A
25試合 9勝4分12敗 勝点31 得点34 失点37 得失点差 -3 現在 10位