2019-20 SERIE A 第13節 SAMPDORIA 2-1 Udinese ホームで快勝!

2019-11-24 20:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

5/7、サンプは

新たに3人のコロナウィルス陽性者と1人の1度は陰性になったものの再陽性者を確認したと発表・・・
だから言ったろう
今シーズンは諦めなさいって
トリノでも6人、ヴィオラでも6人陽性出てるみたいだし

さて、時を半年戻して。やっと半分。13節のお話

Serie A 第13節 11/24(日) 18:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:パイレット氏(Nichelino出身)

サンプドリア 2-1 ウディネーゼ

得点者:前半29分ネストロフスキ、51分ガッビアディーニ③

    後半30分ラミレス(PK)②

↑↑©La Repubblicaより

ガッビアディーニとラミレス。2人の左足で逆転勝ち!

[試合前情報] 

代表ウィークを挟んで2週間ぶりの試合。連続でホーム。代表ではベレシンスキが怪我で戦列を離れるという悪いニュースしかなかったが。

この時点でウディネーゼは勝点14の13位。一方のサンプは勝点9の17位

サンプは最悪スタートで、監督交代からほんの少し上向いているとこ。ただウディネーゼも決して良くはなく、最初は勝ったり負けたり引き分けだったりだったが9節でアタランタに1-7の大敗。続くローマ戦も0-4で負けて、この10節でトゥドール監督はあえなく解任になった。後任は助監督のルカ・ゴッティがそのまま昇格。

昨季直近の対戦はこれ⇒

2018-19 SERIE A 第21節 SAMPDORIA 4-0 Udinese クアリアレッラ、セリエA記録達成!! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

SERIEA第21節1/26(土)18:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)主審:マッサ氏(Imperia出身)サンプドリア4-0ウディネ...

2018-19 SERIE A 第21節 SAMPDORIA 4-0 Udinese クアリアレッラ、セリエA記録達成!! - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

クアリアレッラの連続ゴール記録のドッピエッタに、ガッビアの復帰初ゴールとお祭りな快勝だった。

それも含めて対戦成績がこんな感じ

直近5試合 ホームでのサンプvsウディネーゼ(SERIE Aのみ)
2018/2019 Sampdoria-Udinese 4-0 33′ e 56′ Quagliarella (S), 68′ Linetty (S), 78′ Gabbiadini (S)
2017/2018 Sampdoria-Udinese 2-1 35′ Silvestre (S), 83′ Zapata (S), 90+5′ Silvestre (S – autogol)
2016/2017 Sampdoria-Udinese 0-0
2015/2016 Sampdoria-Udinese 2-0 58′ Armero (U – autogol), 85′ Fernando (S)
2014/2015 Sampdoria-Udinese 2-2 15′ Obiang (S), 31′ Geijo (U), 34′ Danilo (U), 60′ Gabbiadini (S)

※3勝2分け。ここ5年は負けなし。ホームでは通算でも相性は良い。ガッビアディーニは初代の時も点を取ってるし、ウディネーゼキラーの可能性がある

通算成績 (セリエAでのサンプホーム)
試合:38
サンプ勝利:21
引き分け: 12
ウディネーゼ勝利:5
サンプGol: 75
ウディネーゼGol:40

通算成績 SERIE A (全部)
試合: 76
サンプ勝利:31
引き分け:23
ウディネーゼ勝利:22
サンプGol: 131
ウディネーゼ: 110
※通算してもサンプはウディネーゼには勝ち越している。1試合平均3.17合計得点と、撃ち合いになる傾向が


さてサンプはラニエリ監督が4-4-2を継続。リネッティ、マローニが怪我から戻ってベンチ入り。怪我人リストはセクリン、ベレシンスキ、バッレート、ボナッツォーリ

DF4バックは代表で怪我してしまったベレシンスキに代わって再びデパオリが1列下がる。その他は変わらず中央はコリーフェラーリムッルーが左。

MFはエクダルがアンカーでベルトラッチとコンビを組む。右はこのフォーメーションでこのポジションは初のラミレスに左は変わらずヤンクト

FW2トップはキャプテンのクアリアレッラと、ボナッツォーリ怪我で離脱してガッビアディーニ

元ウディネーゼはMFヤンクトと、FWクアリアレッラ

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ

 (79分カプラーリ)     

ヤンクト     ラミレス

 ベルトラッチ(44分リネッティ)エクダル

ムッルー      デパオリ(38分トルスビー)

  コリー フェラーリ

    アウデーロ

ベンチ:GKファルコーネ DFアウジェッロ、チャボット、レジーニ、ムリージョ

   MFヴィエイラ、リゴーニ、マローニ、レリス FW -

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ウディネーゼはゴッツィ監督の3-5-2

GKはアルゼンチン代表のムッソ

DFはナイジェリア代表のトロースト・エコングを中心に3バック

MFは昨季セリエB最優秀レジスタのヤヤロに10番のデパウル、さらにイタリア代表でもある司令塔のマンドラゴラ

FWはキャプテンの食べられないラザーニャとこの日はオカカが怪我で不在の為、珍しい北マケドニア代表のネストロフスキ

元サンプは怪我中のオカカ

Udinese(3-5-2) 監督:ルカ・ゴッティ

ラザーニャ(cap)ネストロフスキ(53分テル・アベスト)

  デパウル マンドラゴラ

ストリガー・ラルセン  オポク(78分プッセット)

     ヤヤロ■51分

 ナイティンク デマイオ(89分テオドルチュク)

  トロースト・エコング

     ムッソ

ベンチ:ペリサン、ニコラス、シエラルタ、サミール、フォファナ、ワラセ、クバラ、バッラリーニ、バラク

備考:年間パス保有者数17.031(1試合平均177.402euro),芝状態良好

★日曜18時から行われたポスティチポ。ウディネーゼは赤-赤-赤のウディネーゼっぽくないユニ。試合見ていた時は紅しょうがみたいな色だと思っていたが、写真だとオレンジだ

↑↑©Sky Sportより

SUDでは
"Ciao Ermanno Idolo della Gradinata e dei nostri Padri"
=さよなら、エルマッノ。Gradinataと我々の父親たちのアイドル
2日前に亡くなった元サンプの”Bisontino”(=かわいいバイソン)の愛称で親しまれたErmanno Cristinに向けたメッセージ
享年74歳。1960年代に活躍したFW。サンプ通算192試合35得点。

R.I.P


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=gGVNmQQT6PU

試合開始からいきなり冷や汗をかく展開。デマイオのクロスからネストロフスキに決められるが、これはVARの末にオフサイドだったという事で取り消しに。

一方のサンプはヤンクトの左からのクロスをラミレスがドンピシャヘッド⇒惜しくもポスト

先制はウディネーゼ

中盤でファール気味にベルトラッチがボールを奪われる。ファールを主張し動きを止めてしまったベルトラッチを横目にネストロフスキがボールをかっさらってミドルシュート

DFにかすって気持ちコースが変わったボールはそのままゴールに吸い込まれる。

先ほどゴールを取り消されたネストロフスキは、「どうだ」とばかりにVARポーズで喜びを爆発させる

サンプは37分にアクシデント

右SBのデパオリが怪我。ベレも怪我で不在の為にどうするのかと思ったら、MFトルスビーを右SBで使ってきた

悪い事は続き44分にはベルトラッチも怪我で、久々復帰のリネッティと交代

嫌な感じの中、反撃を見せるも追いつけずにこのまま前半終了かと思った後半ロスタイム

あの男の左足が火を噴く。

約30mぐらいのFKをガッビアディーニが直接ゴールで同点!!

ラミレスもこのぐらいの位置のFK決めるし、今後も強力な左足大砲を2本持つサンプは贅沢な悩みとなるだろう

ロスタイム6分。1‐1のまま終了

霧雨がやや強くなってきた後半

サンプは勝ち越しを狙って4‐3‐1‐2にフォーメーションを変更して勝ち越しを狙ってきた

サンプ後半~ 4-3-1-2

クアリアレッラ(cap)ガッビアディーニ

    ラミレス

 ヤンクト  リネッティ

    エクダル

ムッルー     トルスビー
 コリー フェラーリ
   アウデーロ

開始間もない6分、ヤヤロがラミレスを後ろから倒して2枚目のイエローで退場

なんとこれでサンプは、ホームで5試合連続相手が退場して数的有利に。これは記録なのでは!?

ただ、過去4試合が3分け1敗とあまりこれを生かしてない・・・

とにもかくにもこれでサンプの方が攻勢に出る展開に。

ただ、なかなか得点が奪えずに後半30分

クアリアレッラトロースト・エコングにペナ内で蹴られて倒され・・・これも初めは見過ごされるが、VARの末にPK!

クアリアレッラはこのキックで負傷してしまいカプラーリと交代。

リゴリスタがいなくなったので、このPKを蹴るのは珍しくラミレス

ラミレスは左足で落ち着いてこのキックを左サイドネットに突き刺して逆転!!

↑↑©Il Mattinoより

ラミレスは喜びのあまりユニ脱いでイエローもらうが、それはご愛敬

その後、なんとかこの1点を守りって

ロスタイム4分。そのまま2‐1で試合終了

(ポイント )

・4試合連続で勝点。ラニエリ体制になってから2勝1敗3分けと順位も20⇒16位

・怪我人が少し増えてきたのが不安だが

・ラミレスはプレー自体はそんなに悪くなかったが、台形の4MFの右ハーフはやはりちょっと違和感あるかな・・・

・ガッビアは値千金のFK以外も、やはり左足のシュートは驚異的と言う事を再確認

あ、やっと調子が出てきた
ここから運命のいたずら。
コパイタリアとリーグ戦でなんと4日間の間でカリアリと2連戦。
両方アウェイで、しかもカリアリは今絶好調だ。

激しい戦いになるだろう・・・サルデーニャ島観光してる場合ではない!

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

13試合 3勝3分7敗 勝点12 得点9 失点20 得失点差-11 現在16位

次節:セリエA 第14節 2020年 12/2(月) 対Cagliari@カリアリ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45)


2019-20 Serie A 第12節 SAMPDORIA 0-0 Atalanta 半分満足

2019-11-10 17:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

5/4からイタリアは段階的にロックダウンが緩和されている。

個人的な練習は再開できるという事で、すでに地方によっては(サッスオーロとか)個人練習を再開しているクラブは有る。

サンプのジェノヴァも地域的には大丈夫だろうが、なんせセリエAトップのMAX7人まで感染者を出してしまったのと、フェレーロが今季のセリエA再開に反対だから他のクラブより動きは遅そうな気がする

チーム全体練習は今のところ5/18から許可される予定。ただし、だからと言ってセリエAが再開される事が決まったわけでは無い。

今のところは国政府が再開反対、LegaCalcio側は何とか再開したい、

セリエA20クラブ各オーナーは再開したいでとりあえず合意、と言う感じか

サンプのUltrasでは、例えばFieri Fossato

«FIGC ennesima dimostrazione. Per voi contano solo soldi e televisione»

=「FIGC(イタリアサッカー連盟)、過大なデモンストレーション。お前たちはお金とTVの事しか考えていない」

と言う横断幕を出して、セリエA再開反対の姿勢を打ち出している

 

個人的には、「自分がヒマでサッカーが見たい」と言う事を置いておけば、ここで打ち切って8月後半と言うかちょっと早めに来季をスタートした方が良い気がする。

EUROもオリンピックも来年になると言う仮定で。

正直、コロナの問題が無ければ、雰囲気的には今シーズン残留は出来ていたと思う。段々成績も内容も上がってきての現在の位置だったからだ。

ただしよくよく考えると、まだ降格圏から勝点たった1差の16位。

感染者も多くて、この中断後からの再開となると降格の可能性が結構あると思う。だから反対。

やはり3ヶ月空いたというのは大きく、再開できても違う年のシーズンと言う感覚にすらなってしまうと思う。

まず当然選手たちの観戦も怖い。やれてもどうせ無観客。日程の関係で7月・8月までかかるだろうが、8月のイタリアは基本気温40度だ。

6月末日まで結んでる選手たちの契約の問題も出てくるし、フランスやオランダなどもうリーグ打ち切りを決めた国も有るのだから、CLやELの出場権もどちらにせよ複雑になる。

というわけで諦めよう、今季は。本当はものすごく見たいけど

さて、振り返りはやっとラニエリ監督で初白星を挙げて5戦目。第12節。ちなみに今リーグ再開されると、おそらくこのBlogの更新は間に合わないだろう・・・

Serie A 第12節 11/10(日) 15:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)  主審:イッラティー氏(Pistoia出身)

サンプドリア 0-0 アタランタ

得点者:

↑↑©primocanaleより

アタランタが後半29分退場者を出すが、両チーム譲らず0-0ドロー

[試合前情報] 

この時点でアタランタは勝点22の6位。先日、クラブ史上初のチャンピオンズリーグでの勝点をついに挙げた。サンプは勝点8の18位

昨年までは同じぐらいの位置で切磋琢磨していたのに、現在の差は目を覆うばかりだ。全てはサパタのアタランタへの放出にある、と私は思っている

ラニエリは試合前の記者会見でこう言った。

「アタランタはセリエAで1番得点を挙げている強豪。私は、先日ついに結果を出した私の選手たちがこのような相手にどのような戦いをするかが楽しみだ」と

4年目となるガスペリーニ監督はやはり憎むべき敵。アタランタをここまで押し上げた手腕、一貫した3-4-3の攻撃サッカーとその戦術は認めないといけない。しかしやはりムカつく。あの顔をみると、どうしてもDERBYを戦っているような錯覚に陥る。昨季の戦いがこれ⇒

2018-19 SERIE A 第27節 SAMPDORIA 1-2 Atalanta 手痛い敗戦… - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

全然更新しなかった間にいつの間にかシーズン終わってしまった。まぁせっかくネタは有るので備忘録として。みなさんも3月に一旦戻ってください(笑)...

2018-19 SERIE A 第27節 SAMPDORIA 1-2 Atalanta 手痛い敗戦… - ブログ di ”サンプドリアクラブ東京”~blog di "SAMPDORIA CLUB TOKYO"~

 

それも含めて対戦成績がこんな感じ

直近5試合 ホームでのサンプvsアタランタ(SERIE Aのみ)
2018-2019 Sampdoria-Atalanta 1-2 50′ Zapata (A), 68′ Quagliarella (S), 78′ Gosens (A)
2017-2018 Sampdoria-Atalanta 3-1 21′ Cristante (A), 56′ Zapata (S), 59′ Caprari (S), 68′ Linetty (S)
2016-2017 Sampdoria-Atalanta 2-1 27′ Kessié (A), 35′ rig. Quagliarella (S), 45′ Barreto (S)
2015-2016 Sampdoria-Atalanta 0-0
2014-2015 Sampdoria-Atalanta 1-0 35′ Gabbiadini (S)

※3勝1敗1分け。去年は負けたが、それ以外はガスペに負けてない!

通算成績 (セリエAでのサンプホーム)
試合: 47
サンプ勝利:28
引き分け: 13
アタランタ勝利:6
サンプGol: 76
アタランタGol:34

通算成績 SERIE A (全部)
試合: 94
サンプ勝利:38
引き分け:30
アタランタ勝利:26
サンプGol: 122
アタランタ: 92
※元々通算するとかなりサンプに分がある。今はあれだが、やはりサンプはアタランタよりは上にいなければ


さてサンプはラニエリ監督が4-4-2を継続。リネッティが怪我から戻ってベンチ入り。怪我人リストはセクリンとマローニレジーニはベンチ外

DF4バックは右にベレシンスキが戻ってきて、デパオリは1列前のMFに。中央はコリーフェラーリムッルーが左。

MFはエクダルがアンカーでヴィエイラとコンビを組む。右にデパオリの左はヤンクト

FW2トップはキャプテンのクアリアレッラが戻ってきて、組んだのが若手のボナッツォーリ

元アタランタはMFバッレートと、加入したばかりのリゴーニとGKアヴォガドリ

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

クアリアレッラ(cap)ボナッツォーリ

 (70分ラミレス)     (13分カプラーリ)

ヤンクト      デパオリ

  エクダル ヴィエイラ(82分ベルトラッチ)

ムッルー     ベレシンスキ

  コリー フェラーリ

    アウデーロ

ベンチ:GKファルコーネ DFアウジェッロ、チャボット、ムリージョ

   MFリネッティ、バッレート、リゴーニ、トルスビー FWガッビアディーニ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アタランタはガスペリーニ監督の3-4-1-2

よくよく見たらGkゴッリーニ以外は全員イタリア人じゃなかった。

なんだかんだ言ってCL出ているだけあって、選手層も多少は厚くなっているしちょっとうらやましい

DFは右からブラジル、アルゼンチン、アルバニア

MFはオランダ、オランダ、クロアチア、ベルギー

トップ下はサンプの誘いを断ったウクライナ代表マリノフスキ

この日はいなかったスロヴェニア代表イリチッチも、直前でサンプのオファーを拒否してアタランタを選んだ因縁の相手だ

FWはキャプテンのアルゼンチン人と元サンプのコロンビア代表

元サンプはそのムリエルとこの日は怪我でいなかったサパタのコロンビア代表コンビ。

Atalanta(3-4-1-2) 監督:ジャンピエロ・ガスペリーニ

 ゴメス ムリエル(62分バロウ)

   マリノフスキ■74分

カスターニュ   ハテブール(59分アラナ)

 パサリッチ デ・ローン

 ジムシティ   トロイ

    パロミーノ

    ゴッリーニ

ベンチ:ロッシ、スポルティエッロ、ケア、マジエッロ、ゴセンス、フロイラー、ピッコリ、ダ・リーヴァ、イバネス、トラオレ

備考:年間パス保有者数17.031(1試合平均177.402euro),有料入場者数2.768(50.075euro),芝状態良好

★日曜15時のレギュラー時間から行われた試合。

↑↑©zimbioより

SUDから凱旋のムリエルには拍手で歓迎


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=a6M4ofcal_Y

サンプは確かな目つきで、アグレッシブに試合に入った。

開始7分にはムッルーの強烈な左足がアタランタの壁に阻まれる

13分:カウンターから良いドリブルを見せて渾身の左足アウトフロントクロスを放ったボナッツォーリ

⇒その一撃で負傷して前節のヒーロー”カプラーリ”と交代・・・

↑↑©sportmediasetより

ボナッツォーリはここ数試合良いアピールを見せていて、一気にブレイクする可能性が有ったのでここでの故障は痛かった。

この怪我は結果的には戻るまで2ヶ月以上かかった

ロスタイム3分。0-0のまま終了

後半も一進一退の攻防。サンプはヤンクトに大チャンスが2度来たが、決めきれず。

アタランタはマリノフスキのFK2発は特に危なかった

ところが後半29分、そのマリノフスキが2枚目のイエローで退場。

↑↑©La Stampaより

数的有利になったサンプだが、このサンプの攻撃力の無さもなかなかのもの

負ける臭いも減ったが、残りの15分も大したチャンスを作れず。

怪我明けのクアリアレッララミレスに代えていたので、FWもなかなか迫力が出せず。

最後ヴィエイラに代えてガッビアディーニを投入するかと思ったがベルトラッチだった

ロスタイム4分。そのまま0-0で試合終了

(ポイント )

・3試合で勝点5。ラニエリ体制になってから3試合目のクリーンシート

・セリエAno.1の攻撃力を誇るアタランタから無失点は評価できるが

・得点力の無さも深刻

今となっては強豪扱いのアタランタ相手だから半歩前進とは言えるのかもしれない。

しかし満足は出来ない。マシにはなっている。DFは整備されている。

あとは得点が欲しい!

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

12試合 2勝3分7敗 勝点9 得点7 失点19 得失点差-12 現在17位

次節:セリエA 第13節 2020年 11/24(日) 対Udinese@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)


2019-20 Serie A 第11節 SPAL 0-1 SAMPDORIAでかい!この勝利!!

2019-11-05 06:45:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '19-'20

ラニエリ体制になってちょっとはチーム状況は上向きになってきたものの、なかなか結果が出ない

ラニエリは試合前の記者会見でこう言った。

「レッチェ戦は結果的に引き分けだったが、とにかく最後まで諦めなく追い付けた事は良かった。SPALはホームで全勝点を稼いでる、難しい戦いになるだろう。

選手達にはとにかく闘う事、最後の最後まで諦めない事を求める。テクニックが重要な事はわかってる。しかしそれは相手と闘った上での事だ。

選手がどんなに闘っても戦術的にチームとして負ける事もある。そこは私の責任だ。選手が闘ってさえくれれば、そこは私が修正する」

Serie A 第11節 11/4(月) 20:45@パオロ・マッツァ(フェラーラ)  主審:キッフィ氏(Padova出身)

サンプドリア 1-0 S.P.A.L

得点者:後半46分カプラーリ①

↑↑©quotidiano.netより

後半ロスタイムでのゴールで、やっとラニエリ体制初勝利!

[試合前情報] 

この時点で引き続き最下位のサンプ勝点5、SPALは勝点7で19位。前もヴィオラと1回あったが最下位直接対決。

SPALの監督はレオナルド・センプリチ。3部リーグからA昇格までずっと監督を続け、6年目のイタリアとしてはかなりの長期政権となる。3‐5‐2からポゼッションとハイプレスを掛け合わせた攻撃的サッカーをセリエAでも貫く。

直近5試合 SPALvsサンプ(SERIE Aのみ)
2018/2019 SPAL-Sampdoria 1-2 4’ e 11’ Quagliarella (SA), 90’+4 Kurtić (SP)
2017/2018 SPAL-Sampdoria 3-1 4′ Antenucci (SP), 49′ Grassi (SP), 52′ Antenucci (SP), 65′ Kownacki (SA)
1967/1968 SPAL-Sampdoria 1-0 4′ Brenna (SP)
1965/1966 SPAL-Sampdoria 1-1 11′ Muzzio (SP), 14′ Salvi (SA)
1963/1964 SPAL-Sampdoria 3-1 49′ Bui (SP), 54′ e 55′ Massei (SP), 76′ China (SA)

通算成績 SPALホーム (Serie Aのみ)
試合: 17
SPAL勝利: 7
引き分け: 6
サンプ勝利: 4
SPAL Gol: 21
サンプGol: 17

通算成績 SPAL vs サンプドリア (全て)
試合: 34
SPAL勝利:11
引き分け: 12
サンプ勝利: 11
SPAL Gol: 36
サンプGol: 35

※意外な事に通算すると全く互角。サンプにかなり分があると思っていたが。ただ、SPALとの対戦はSPALが2017-18に昇格してからのもの以外は、ほとんどが1950年代60年代の物。

現在のこの対戦で一番得点を決めているのは、元サンプでもあるペターニャの3得点。一方のサンプはガッビアディーニの2得点


さてサンプはラニエリ監督が再び4-4-2に戻してきた。一つのサプライズは、ここまでベンチにすら入れてこなかったトルスビーを右MFで使ってきた事。彼が今季すでに23人目の先発起用される選手=つまりGK以外ほとんどの選手は試されたという事だ。

怪我人リストにリネッティセクリンとマローニレジーニはベンチ外。ちなみにそのレジーニだけSPAL在籍経験が有る

DF4バックは前節と変わらず。右にデパオリ。中央はコリーフェラーリムッルーが左

MFはクアリア不在でこの試合キャプテンマークを巻くエクダルがアンカー。ヴィエイラとダブルボランチを組む。右にトルスビーが今季初先発。左はヤンクトが戻ってきた。ちなみにベルトラッチの嫁さんニコーレは女優で、この日の対戦相手のSPALのムルジャのお姉さん

FW2トップはクアリアレッラが連戦の疲れでお休みで若手のボナッツォーリガッビアディーニ

SAMPDORIA4-4-2> 監督クラウディオ・ラニエリ

ボナッツォーリ ガッビアディーニ

 (89分カプラーリ)     (70分ラミレス)

ヤンクト(74分アウジェッロ) トルスビー

 エクダル(cap) ヴィエイラ

ムッルー     デパオリ

  コリー フェラーリ

    アウデーロ

ベンチ:GKファルコーネ DFチャボット、ムリージョ、ベレシンスキ

   MFバッレート、リゴーニ、レリス、ベルトラッチ FWクアリアレッラ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

SPALはセンプリチ監督の3-5-2

GKはずっと鳴きどころだったが今年はベリシャが加入して安定した

DFはキャプテンのヴィカーリを中心に3バック

MFはベルトラッチの義兄ムルジャをアンカーに、攻撃的にはスロヴェニア代表のクルティッチ、左にはリネッティとベレの同胞のレザがいる

FWは元サンプのペターニャと名前が惜しいモンチーニ

元サンプはそのペターニャ、サーラ、サラモン

その他にもレジーニと現在リエカにさらにSPALから貸し出されたシミッチなどがゆかりの選手。さらに解任されたディフランチェスコの息子もいる

S.P.A.L(3-5-2) 監督:レオナルド・センプリチ

 ペターニャ モンチーニ(62分フロッカーリ)

 クルティッチ ヴァローティ(68分ミッシローリ

レザ      ストレフェッツァ

    ムルジャ

 イゴール  トモヴィッチ

    ヴィカーリ(cap)(85分ヤンコヴィッチ)

    ペリシャ 

ベンチ:ティアム、レティカ、チョネク、ヴァルディフィオーリ、サーラ、フェリペ、パロスキ、サラモン、マストリッリ

備考:芝状態良好

★月曜20:45から行われたポスティチポ。

久しぶりの3rdユニ。紺-紺-紺でサンプは挑む


<あらすじ>

ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=PB--ijlo8GE

前半から一進一退の攻防。サンプはガッビアディーニボナッツォーリの2トップを中心に何本かシュートを仕掛ける。

一方のSPALは左サイドが活発で、特にレザのドリブルなど攻め上がりから何本かチャンスを作った。

しかし共にゴールは奪えず。

ロスタイムは0分。0-0のまま終了。

前半はポゼッションがSPAL53.3%に対してサンプは46.7%。

ラニエリのサッカーは決してポゼッションは高くない。どちらかと言うととにかくしっかり守ってカウンター。

一方のセンプリチはポゼッションサッカーを掲げているので、この結果は当然と言えば当然か

後半もあまりペースは変わらず。

フェラーリが決定機を防いだ直後に、今度はガッビアディーニのゴールはオフサイドで取り消し。

SPALはベテランのフロッカリミッシローリを投入して点を取りに来るが大きなチャンスは作れず。

サンプはラミレスと、こちらもサンプデビューとなるアウジェッロを投入して流れを変えに来る。

この2人は良かった。ラミレスは攻撃の起点となっていたし、アウジェッロは本来の左SBより1列前の左MFで起用されたが、何本か効果的なクロスを放った。

ただ、お互い得点は奪えずに0-0ドローが見えてきたロスタイム。ちょうど実況が「そういえばサンプは前節後半ロスタイムでゴールを決めました」と言った直後。後半45分に投入されたカプラーリが、わずか1分で大仕事をやってのけた。

右サイド深いところで相手DFの一瞬の隙をついてボールをかっさらったデパオリ⇒タッチラインぎりぎりでクロスを上げる⇒ペナ内でラミレスがヘッド⇒そのボールをさらにカプラーリもヘッドでコースを変えてゴオオオオル!

↑↑©Tele Nordより

土壇場の土壇場で先制!!

ロスタイム5分。そのまま1-0で試合終了

(ポイント )

・ポゼッションはSPAL57.6%:サンプ42.4%

・シュート数はSPAL11本(枠内3):サンプ11本(枠内5)

・ラニエリの交代は3枚とも効果的だった

・トルスビーはサンプでプレーした初のノルウェー人選手となった

・この結果サンプは18位となって、💩ェノアに勝点で並んだ

 ラニエリは試合後

「この勝利によって、やっと今シーズンをリスタートする事が出来る。今日の試合は引き分けが妥当な結果だったのかもしれない。

ただ、私の選手たちが最後の最後まで戦ったからこの勝点3が転がり込んできた。交代の成功?SPALが最後の30分さらに押してくる事は予想していたので、質の高い選手を入れようと思っていた。

ラミレスは前回のレッチェ戦の後半も良いプレーを見せていたが、今日は私は2トップで戦う事を優先したので彼はベンチスタートになった。わずかな時間でいつも結果を出してくれるカプラーリと共に良くやってくれた。

今の私にはベンチにいる全ての選手が必要だ。早く彼らをこの悪い時期から抜け出させてあげたい。

クアリアレッラは内転筋に少し問題が有ったので、この日は休ませた。大した問題ではない。ガッビアディーニ、ボナッツォーリ、カプラーリの3人のFWの働きにも物凄く満足している

 

まだまだ内容は褒められたものではないが、アウェイでのこの勝利は物凄く大きい。久しぶりに最下位からは抜け出したが、とりあえず残留安全圏まではとにかく結果が必要。次はホームには戻れるが、今シーズンも爆発的な攻撃力を見せているアタランタ。さらにその次のウディネーゼ戦もホームでやれるので、ここで調子に乗っていきたい!

Foooooooorza Saaaaaaamp!! 

1試合 2勝2分7敗 勝点8 得点7 失点19 得失点差-12 現在18位

次節:セリエA 第12節 2019年 11/10(日) 対Atalanta@ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)