我らがエデル、イタリア代表デビューゴール!!アズーリを救う貴重な一撃★

2015-03-28 23:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

EURO 2016 第5節 3/28(土)  20:45@バシル・レフスキ国立競技場(ブルガリア)

Group H

イタリア 22 ブルガリア

       (前半1-2)  

         主審:ダミル・スコミナ(スロヴェニア)

 アズーリデビューのエデル。初シュートで貴重な同点弾!!国外出身選手選出に反対派を黙らせ、イタリア代表を救う

↑↑いつものエデル歓喜のポーズが、ついに代表でも!

Marcatori

(前半4分) イタリア O・G:左のベルトラッチのクロスを、戻ってきたDFが自陣に押し込んでしまう。

 

(前半11分) ブルガリア[1] ポポフ:ボヌッチのインターセプトミスで、前を向いてボールを貰った10番のポポフ。ペナ外から右足を振りぬき、強烈なミドルシュート。同点・・・

 

(前半17分) ブルガリア[2] ミカンスキ:ショートカウンターからDFを引き付けて右へのパス。そして中へのクロス。走りこんできたミカンスキがヘッドで叩き込む。ブルガリア逆転

 

 

(後半39分) イタリア エデル:ペナすぐ外。キエッリーニの楔のパスを、ゴールを背にしてもらったエデル。そこから反転して、右足インフロントで絶妙なシュート同点!!

 

 
ITALIA <3-5-2> 監督アントニオ・コンテ
 
    7ザザ    9インモービレ
   (58分17エデル)
   
  21ベルトラッチ  6カンドレーヴァ
   (72分8ソリアーノ)
 
5アントネッリ        4ダルミアン 
 (77分22ガッビアディ-ニ)
 
      10ヴェッラーティ
                
 
3キエッリーニ(Cap)  15バルツァーリ
 
        19ボヌッチ
        
         12シリグ 
      

ベンチ:GK 18マルケッティ

DF 2モレッティ、13ラノッキア

MF 14ヴァルディフィオーリ、16パローロ、23ヴァスケス

FW 11チェルチ、22ペッレ
 ----------------------------------
ブルガリ
GKミハイロフ;マノレフ、ボドゥロフ、A・アレクサンドロフ、ミネフ、ガジェフ、ディアコフ、I・ミラノフ(88分V・ヴァシレフ)、I・ポポフ(86分スラフチェフ)、M・アレクサンドロフ、ミツァンスキ(73分ボジノフ)
 
↑↑サンプのアズーリコンビ=エデル&ソリアーノ
 
★まさか、こんな事になるとは。エデルがイタリア代表でデビュー。しかも即ゴールだなんて!ここ最近、カッサーノぐらいしかまともなサンプ所属のアズーリ選手はおらず、私自身一応イタリアを応援していたがあまり身は入らなかった。この日の途中交代選手は、ガッビアディーニも含めて3人ともサンプゆかりの選手。しかも負けているところから、ジェノア派のアントネッリとベルトラッチが退いてからの逆転。
素晴らしい!!
 
EURO2016、まぁイタリア代表が本選出場を逃す事は無いだろうが、今の感じだと本戦にもサンプの選手は入ってきそうで楽しみだ。1年間でサッカー界は目まぐるしく変わるので、どうなるかはわからない。しかし
エデル、ソリアーノ、ロマニョーリ、ガッビアディーニ
あたりは代表に入っている可能性が高い。そして
ヴィヴィアーノ、デ・シルヴェストリ、オカカ
あたりは、頑張れば可能性が生まれてるはずだ。
 
※ちなみにその他のサンプの選手の代表情報。
アルゼンチン代表GKロメロは招集されたが、ターンオーバーと言う事でサブ。ガーナ代表ではアクアーが65分まで出場したが、セネガルに負け。ロマニョーリもイタリアU-21代表の親善試合で1-2の負け。さぁみんな次のヴィオラ戦に向けて早く帰ってくるのだ
 
 FORZA ITALO BLUCERCHIATO!!

ほぼ週刊サンプ通信 第28節 SAMPDORIA 1-0 Inter 4連勝!4位!!チャンピオーーンズ!!!

2015-03-22 23:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

SERIE A 第28節 3/22(日)強風  20:45@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 10 インテル

            (前半0-0)  

         主審:ヴァレーリ氏(Roma2出身)

 ローマに続いてインテルも撃破!!ナポリも抜き、単独で4位に浮上!!さぁあと10試合

Marcatori

(後半20分) サンプドリア エデル:ゴールから約30m地点からのFK。エトオが蹴るふりをして、ボールをずらす。パロンボがその球を止め、走りこんだエデルが豪快に右足を振りぬく。アウトにかかったボールは、名手ハンダノビッチも届かない、ゴール右隅へ

  ↑エデルと2人の変な人・・・・じゃなかった、勝利の立役者たち!!
★日曜20:45キックオフで行われたPOSTICIPO。
 
SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
        ムリエル
        (66分オカカ)
エトオ            エデル
 
 
アクアー         ソリアーノ 
(51分オビアング)         (80分ダンカン)
 
      パロンボ(Cap)
                
 
レジーニ        デ・シルヴェストリ 
 
   ロマニョーリ シルヴェストレ
        
      ヴィヴィアーノ 
      

ベンチ:GKロメロ、フリゾン

DFメスバー、コーダ

MFコレア、マルキオンニ

FWベルヘッシオ、ジョルジェビッチ、ゾレック
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Internazionale (4-3-1-2): Handanovic; D'Ambrosio, Ranocchia, Vidic, Juan Jesus; Guarín, Medel, Brozovic (31' s.t. Palacio); Shaqiri; Icardi, Podolski (43' s.t. Camara).
A disposizione: Carrizo, Andreolli, Kovacic, Campagnaro, Obi, Felipe, Puscas, Hernanes, Di Marco, Bonazzoli.
Allenatore: Roberto Mancini.

Note: ammoniti al 16' p.t. Soriano per comportamento non regolamentare, al 20' p.t. Romagnoli, al 22' p.t. Shaqiri, al 31' p.t. Vidic, al 44' p.t. Juan Jesus, al 19' s.t. D'Ambrosio, al 23' s.t. Icardi, al 24' s.t. Medel, al 41' s.t. Eder per gioco scorretto; recupero 0' p.t. e 5' s.t.; abbonati 18.077 (rateo gara 155.730 euro), paganti 4.804 (incasso netto 123.197 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni.

[試合前情報] 

 さぁ3連勝の勢いをかって、マンチョ率いるインテルに引導を渡す時が来た。5位タイのサンプと7位インテルの対決ではあるが、勝点差7ある。ここでサンプが勝てば、インテルをあきらめさせる事が出来る。インテルは木曜のヨーロッパリーグ、ヴォルフスブルグ戦にも負けてもうリーグしか無い。叩くには絶好の機会。

 またミハイロビッチと、マンチョは、監督-助監督としてコンビを組んでいた以上に、物凄く仲が良い。選手としてもサンプ、ラツィオで長く一緒にプレーした。試合前の公式会見でシニサは

「この90分間だけは、本気でライバルとして戦う。しかし試合が終わったらまた元の友達だ。インテルに勝って、マンチョに夕飯を奢ってやる。」と話した。

 サンプは、アクアーが出場停止から戻ってくる。まだ、ムニョス、カッチャトーレ、リッツォが怪我で召集外。フォーメーションは4-3-3で間違い無いだろう。不確定な点は2つ。FWでムリエルとオカカのどちらを先発させるか。そしてオビアングかソリアーノの代わりにアクアーを使うか?後は予想は簡単。個人的には前節快勝したスタメンをそのまま使う気がする。ムリエルもスタメンでは無くて、切り札にしておいた方が今のところ効果的な気がする。

 サンプの選手の中では、この試合に出場すればオカカがセリエA100試合出場。そしてシルヴェストレがイタリア通算200試合、ムリエルが100試合出場がかかっている。記録づくめだ。そしてエトオにとっては、インテルは2年間活躍したクラブ。古巣対決となる。

一方インテルは、木曜にヨーロッパリーグでベストメンバーを使い敗戦。ただ怪我でその試合出ていなかったシャキリは戻ってくる可能性がある。さらにポドルスキとブロゾヴィッチら出場していない選手は、出てくる可能性が高い。長友はまだ怪我でベンチ外。正直インテルの事は良くわからないが、パラシオ、イカルディ、エルナネスあたりは、少なくとも誰かは休ませるはずだ。

↓↓以下がインテルの予想面子

GKハンダノヴィッチ

DFダンブロージオ、ラノッキオ、フアン・セスス、サントン

MFグアリン、メデル、ブロゾヴィッチ、シャキリ

FWイカルディ、ポドルスキ 

  • マンチョは監督になってから、まだサンプに負けていない(インテル以外でも)
  • サンプは254分無失点中
  • サンプ、今シーズンホームで負け無し!

  あとは何より、憎敵イカルディに天誅を!!

出てこい、イカルディ!今回は帰り討ちにしてやる

 
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  ↑↑という私の試合前の予想は外れ、サンプの4-3-3、ムリエルとアクアーがスタメンから名を連ねた。ムリエルがCFで、左エトオ右エデルという布陣。前節少し疲れを見せていたオビアングの代わりに、アクアーが出場停止明けで先発出場。サンプとインテル間で選手の行き来は多く、サンプの中でもインテル経験者が5人。ヴィヴィアーノ、パロンボ、ダンカン、シルヴェストレ、エトオ。もちろん監督のシニサもだが・・・
 
  一方インテルは、試合当日の怪我でサントンが欠場。ファン・ヘススが左SBに入り、CBにヴィディッチ。ポドルスキーとバカイカルディの2トップをシャキリがトップ下から援護。中盤はメデルをアンカーに据え、グアリンとブロゾヴィッチが左右を固める。インテルの元サンプ勢としては、バカイカルディとカンパニャーロ、そして我らが”BOBBY GOL"マンチョ監督。さらに、今年の7月からサンプ入りが内定しているFW、ボナッツォーリもベンチ入りした  

(あらすじ)

  • 前半 11分 先制逃す!エトオのサイドチェンジから、エデルが浮き球でDFラインの裏へパス。走りこんだムリエルが絶好のトラップでDFを外してあとはGKだけ。しかし力んだか、左足ボレーを大宇宙開発!
  •     14分 左からシャキリのクロス。イカルディが飛び込んでヘッドするも、バーの上。SUDから、まず一発目のイカルディに対する大ブーイング
  •     16分 ハンドを取られ、ソリアーノにこの試合初のイエロー
  •     18分 エデルが滑って転びながらミドルシュート。しかしシュートは正確で強烈。ハンダノビッチがパンチングでCKに逃れる
  •     19分 インテルのカウンター。シャキリをロマニョーリがファールで止めてイエロー。会社の為に犠牲になる
  •     21分 ヴィヴィアーノのゴールキックを妨害して、シャキリにイエロー
  •     30分 アクアーを酷いタックルで倒したヴィディッチにイエロー。イエローカードコレクターの私でも、あんな酷いタックルはしない。イエローで次節出場停止
  •     33分 右サイド、スルーパスで抜け出したイカルディがグラウンダーでゴール前にクロス。しかし誰にも合わず。チームメイトにも嫌われてるんじゃないのか?
  •     34分 そのカウンター。左サイドタッチライン際、高速ドリブルを開始したムリエル。ダンブロージオをかわし、ラノッキアをスピードでぶっちぎる。最後切り返して、右足でカーブをかけてゴールを狙うが、バーの上・・・ムリエル、センセーショナル!
  •     43分 アクアーを倒したファン・セススにイエローロスタイム無し。そのまま終了。

ロッカールームに戻るインテルナイン、イカルディに「Icardi,Uomo di Merdaの大合唱 

前半は0-0。ポゼッションはサンプ10分30秒対インテル15分43分、しかしシュート数は5対3、枠内シュートはサンプ3本に対してインテル0。前半はサンプペースだった。サンプがやや引き気味から、カウンターを連発。それによってインテルのFWとDFラインを分断することに成功。特にムリエルの2つのチャンスは惜しかった。インテルは、シャキリが一人でかき回して脅威になっていたが、全体的にパスミスが多くて救われる。

    • 後半 1分 ピンチ!右CKのこぼれ球から、ファーでフリーになっていたイカルディにパスが渡る。角度が薄いところから、イカルディがシュートを放つもバーに当たって跳ね返る。そのボールをシャキリが拾って、再びシュート。今度はGKヴィヴィアーノががっちりキャッチ
    •     4分 グアリンが中盤から前を向き、強烈なミドルシュート。ヴィヴィアーノ、何とかパンチングでCKに逃れる
    •     6分 サンプ、最初の交代。前半何度もハードタックルを受けて、傷んでいたアクアーに代わって副キャプテンの登場。オビアングin
  • アクアーとソリアーノが左右を交換していたため、オビアングは右、ソリアーノが左に入る。またこの頃からエトオがCFに。ムリエルが右のエデルが左
    •    18分 カウンター態勢に入ったソリアーノを倒して、ダンブロージオにイエローそこで得たFKから・・・・・

半20分 エデルGoooooooooooooooL!! 1-0

↑↑アズーリ選出を自ら祝う”エデル”の決勝弾!!

    •    21分 ムリエルに代わってオカカ投入オカカはすぐにイカルディにファールを貰い、イカルディを次節出場に追い込む
    •    23分 パロンボに対して、2度足裏を見せてスライディングタックルをかましたメデルにイエロー
    •    24分 得点シーンとほぼ同じ位置からFK。そしてまたもや先ほどと同じサインプレーから、エデルのシュート。ただ今度は、エデルがインフロントで逆のニアを狙うが、わずかに落ち切らずバーの上
    •    28分 決定的チャンス!!エトオが股抜きでメデルを抜き、エデルにスルーパス。これをエデルがダイレクトでグラウンダーのクロス。オビアングが合わせるが、間一髪スライしたDFに阻まれる。スタジアムでは、股抜きを決めたエトオに対して、エデルの応援歌の大合唱
    •    30分 ブロゾビッチに代わってFWパラシオを投入。3トップにして得点を奪いに来る
    •    35分 ソリアーノに代わってダンカン投入。エデルと一緒に、アズーリに選出されたソリアーノ。この日は良かった
    •    40分 シャキリを倒したエデルにイエロー
    •    42分 ポドルスキーに代わって、18歳FWカマラ投入
    •    43分 敵DF2人の隙をついて、ボールをかっさらったオビアング。ペナ内に侵入するが、シュート体制に入ったところを、懸命に戻ったヴィディッチがスライでブロック。ロスタイム5分。そのまま1-0で勝利!!

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(ポイント)

    • 4連勝!!試合後に水のペットボトルを弾き飛ばし、シニサも喜びを爆発させる!!
    • 3試合連続のクリーンシート。344分無失点
    • インテル相手に2,003日ぶりの勝点3
    • マンチョの呪縛を打ち破る
    • マンチーニ監督相手に14試合目にして、初勝利
    • 2位ローマとの差は5、しかしフィオと差をつけナポリを抜き去る
    • この勝利で、少なくともヨーロッパリーグは現実的な目標となった。

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 強豪相手の4連戦は、なんと2連勝スタート。前回、2009-10シーズンに4位でCL出場権を決めた時の成績がこれ。

’09-’10サンプドリア 4位 勝点67 19勝 10分 9敗 得点49 失点41 +8 

これを参考にすると、勝点は10試合であと19。もちろん当時と状況は違うが、一つの目安にはなるだろう。インテルに引導を渡したので、6位と7位の差はかなり離れた。ユーベの優勝はむかつくがほぼ決まりだろう。残りローマ、ラツィオ、サンプ、ナポリ、フィオレンティーナの5チームでCL&ELを争う事になりそうだ。

↓↓以下順位表↓↓ 

 

そして、来週は代表の試合の為に1週間お休み。前述の通り、アズーリにはエデルソリアーノが選出された。エデルはこれだけサンプで活躍しても代表には縁が今までなかった。やはりブラジルの層は厚いな~と思っていたが、ここにきてとんとん拍子にまさかのイタリア代表選出!!これは熱い!って言うかアズーリのFWはガッビアディーニ、ペッレ、ザザ、エデルとほとんどサンプ出身の選手??
ちなみに今回サンプから代表に招集された選手はこんな感じ

  • イタリア代表:エデル、ソリアーノ
  • ガーナ代表:アクアー、ダンカン
  • アルジェリア代表:メスバー
  • アルゼンチン代表:ロメロ
  • モンテネグロ代表:ジョルジェビッチ
  • イタリアU21代表:ロマニョーリ
  • クロアチアU21代表:ルリッチ
  • スロバキアU21代表:イヴァン(プリマヴェーラのキャプテン)
    あと、現在は他チーム所属のボナッツォーリとフェダートもイタリアアンダー代表に選出されている
 今回の代表週間、10人も取られることになってしまった……これは嬉しいけど、怪我も怖いし、他のチームにばれて移籍してしまう可能性も高まるし少し複雑。まぁ強くなるチームの宿命か・・・  
 
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 さて強豪との4連戦、第二関門突破。フィオレンティーナ、ミランとアウェイで連戦が続く。そして来週はお休みの為、シニサは4連勝のご褒美として、木曜まで選手に休暇を与えた。ここ最近では最多数の選手が代表に選ばれているが・・・その様子は、サンプの選手が活躍すれば次号でお伝えしたい。
 そして次のフィオレンティーナ戦はかなり重要。セリエAでは、同勝点で順位が並んだ場合、得失点差では無く当該チーム同士の対戦成績で順位が決まる。そういう意味でも、最後まで順位を争いそうなヴィオラ戦は負けるわけにはいかない。しかもマンチョの次は、またまたシニサの親友、サンプのアイドル”ヴィンチェンツォ・モンテーラ”が相手。
 
    Noi Vogliamo andare in EUROPA!!

次節:セリエA第29節 2015年 4/4(土) 対フィオレンティーナ @フィレンツェ 現地18:30Kick Off(日本時間深夜1:30=サマータイム開始!

   ’14-’15 SERIE A   

勝点48 28試合 12勝12分4敗 得点 37 失点 28 得失点差 +9 4


ほぼ週刊サンプ通信 第27節 Roma 0-2 SAMPDORIA 3連勝!!チャンピオンズリーグの香りがしてきた♡

2015-03-16 23:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

SERIE A 第27節 3/16(月)  21:00@スタディオ・オリンピコ(ローマ)

サンプドリア 20 ローマ

            (前半0-0)  

         主審:カルヴァレーゼ氏(Teramo出身)
 

 2位ローマ撃破で3連勝!!16試合負け無しのローマに土をつける。ローマホームでは5年ぶりの勝利!!2位ローマと勝点5差の5位。さぁヨーロッパが見えてきた

Marcatori

(後半15分) サンプドリア デ・シルヴェストリ:左からのCK。ショートコーナーからエトオがドリブルを開始。切り返しで一人かわしてペナ内に侵入して、強いグラウンダーのクロス。こぼれ球をデ・シルヴェストリがしっかりガードして、左足でゴオオオオール”ロロ”の2試合連続ゴールで先制!!

(後半33分) サンプドリア ムリエル:自陣でボールを奪ったエトオのパスから、ハーフライン手前からカウンター開始。ムリエルがスピードに乗ったドリブルでぶっちぎる。ペナ内に侵入して、最後のDFを切り返しで外して右足シュート。これはポストを叩く。跳ね返りをダンカンがエデルにつなぎ、エデルは倒れながら再度ムリエルにラストパス。ムリエルは今度は左足で、このボールを叩き込む
 
↑↑ローマのシンボル 「コロッセオ」ぶるちぇるきあーと 
★月曜21:00キックオフで行われたPOSTICIPO。この試合の直前に4位ラツィオ、6位ヴィオラ共に勝ったので、負けられない!
 
SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
        オカカ
        (74分ムリエル)
エトオ            エデル
(92分ゾレック)       
 
オビアング        ソリアーノ 
(63分ダンカン)
 
      パロンボ(Cap)
                
 
レジーニ        デ・シルヴェストリ 
 
   ロマニョーリ シルヴェストレ
        
      ヴィヴィアーノ 
      

ベンチ:GKロメロ、フリゾン

DFコーダ

MFコレア、マルキオンニ

FWベルヘッシオ、ジョルジェビッチ
-----------------------------------------

Roma (4-3-3): De Sanctis; Torosidis (27' s.t. Ljajic), Yanga-Mbiwa, Astori, Holebas; Florenzi, Keita, Pjanic; Iturbe (23' s.t. Doumbia), Totti (18' s.t. Verde), Gervinho.
A disposizione: Lobont, Skorupski, Cole, Paredes, Spolli, Uçan, Pellegrini, Calabresi, Sanabria.
Allenatore: Rudi Garcia.

Note: espulso al 36' s.t. Keita per doppia ammonizione; ammoniti al 24' p.t. Obiang, al 39' p.t. Silvestre, al 6' s.t. Palombo, all'11' s.t. Astori, al 42' s.t. Pjanic per gioco scorretto, al 36' s.t. Keita per comportamento non regolamentare; recupero 2' p.t. e ' s.t.; abbonati 27.605 (rateo gara 602.969 euro), paganti 5.645 (incasso netto 337.445 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni.

[試合前情報] 

 2連勝の勢いをかって、2位ローマとの対戦。ティフォージの熱も高く、日曜の昼ジェノヴァの空港にはUTC(ウルトラス・ティト・クッキアローニ)の扇動で、チームの旅立ちを勇気づけにファンが集まった。2位ローマは勝点50。5位サンプは42。ここからEL、そしてCLまで狙うには非常に重要な一戦だ。一方ローマも、すでに土曜日に勝利した首位ユーヴェとは勝点14差をつけられている。スクデットはもはや厳しいが、1戦も落とせない。2位の座もうかうかしてはいられない。

↓↓ジェノヴァ「コロンボ」空港に集まったサンプティフォージ

 

 サンプは、アクアーが出場停止で不在。また、ムニョス、メスバー、カッチャトーレ、リッツォが怪我で召集外。フォーメーションは4-3-3を継続するだろう。MFはアクアーの代わりにソリアーノが入る。DF-MF陣までは予想は簡単。唯一の選択はFW。エデルは確定だろう。エデルには、なんとアズーリ入りの噂が・・・コンテが熱望し、調べたところエデルの曾祖母にイタリア国籍を持っている人物がいたので、代表入りの資格を模索しているらしい。残りのオカカ、エトオ、ムリエルの3人のうちの2人は誰になるのか?ローマ相手で、引いてカウンターの展開も予想され、オカカがボールキープの為に必要な可能性が高い。そして前節復活の狼煙をあげたエトオがムリエルを1歩リードか?その場合は右に入るか?

一方ローマは、先週の木曜にヨーロッパリーグで同国対決でフィオレンティーナに1対1で引き分けた。その試合にジェルヴィーニョを休ませ、サンプ戦に照準を合わせてきた。ただナインゴランが出場停止。さらにデ・ロッシとマノラスも怪我。さらにサンプにめっぽう強いトッティも出場が危ぶまれている。他にもマイコン、カスタン、ストロートマン、イバルボと怪我人を多数抱えており、ホームのリーグ戦ではなんと昨年11月30日のインテル戦以来勝ってない。負けてはいないが6試合連続引き分け。さぁどうなるか?以下がローマの予想面子

GKデ・サンクティス

DFフロレンツィ、アストーリ、ヤンガ-ムビワ、コール

MFパレデス、ピアニッチ、ケイタ

FWイトゥルベ、リャイッチ(トッティ)、ジェルヴィーニョ 

*過去の対戦はローマ52勝 36引き分け サンプ41勝

 ローマホームではローマ42勝 13引き分け サンプ9勝

  分は悪いが、勝つとしたら天敵トッティが欠場の可能性も高く、調子自体もあまりよく無い今しかない!サンプは逆に上り調子だし・・・・ただローマの攻撃に引きすぎて、前線の3人と残り7人が間延びするような展開だと、やられる可能性がある。スペースを殺してジェルヴィーニョとイトゥルベのスピードを出させない。そして逆にコンパクトな陣系で守り、オカカに当ててエデルのカウンター。こんな感じか?

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  ↑↑という試合前の予想通り、サンプは4-3-3。ただスタート時はエトオは変則のトップ下のような位置に入って、その前を左エデル-右オカカとトリデンテを形成。しかし徐々にローマに押されて引くようになると、エトオは左、エデルは右の3トップ。というより2人は実質MFで、ほぼオカカの1トップのような形。
 
  ローマはガルシア監督の4-3-3。危ぶまれたトッティもスタメンに名を連ねて、ジェルヴィーニョ&イトゥルベで強力な3トップを形成。右SBにはトロシディスが入り、フロレンツィは右MF。かなり攻撃的な布陣だ。左SBはアシュリー・コールでは無く、ホレバス。  

(あらすじ)

  • 前半 17分 フロレンツィのFKからケイタのボレー。やられた....かと思ったが、これは明らかなオフサイド
  •     20分 カウンターから、オカカのスルーパス。走りこんだエデルがシュート。これは敵DFにブロックされる
  •     24分 フロレンツィに足裏を見せてスライにいったオビアング。ファールを取られてこの試合初のイエロー
  •     27分 ヴィヴィアーノ、ミラクルセーブ!ジェルヴィーニョが左からカットインから、右サイドのイトゥルベにパス。イトゥルベは一人かわして、再び左にフリーのトッティにラストパス。Gkの前でフリーとなったトッティは強烈なシュートを放つが、ヴィヴィアーノ反応!!ただ、トッティはオフサイドっぽかったが、線審は取らず
  •     38分 イトゥルベをハイキックで倒し、シルヴェストレにイエロー
  •     40分 レジーニのバックパスがやや弱く、迫りくるジェルヴィーニョに対して、ヴィヴィアーノが間一髪クリア。しかしそのボールをトロシディスに拾われて、クロスを上げられる。しかしトッティがヘッドをミス
  •     43分 トッティのミドルシュート。低くて強いシュートだったが、ヴィヴィアーノがっちりキャッチ
  •     45分 ヴィヴィアーノ、再びミラクルセーブ!左サイド、ジェルヴィーニョがトッティとのワンツーで、シルヴェストレを振り切りGkの前まで抜け出す。右足アウトで強烈なシュートを放つが、ヴィヴィアーノ、パンチングでセーブ。ロスタイム2分。そのまま終了。  

前半は0-0。ポゼッションはローマ14分17秒対サンプ12分7秒。20分ぐらいまではエトオがトップ下のような位置からラストパスを供給して、互角だった。しかしそれ以後、ピアニッチとトッティを中心とした組立から、ジェルヴィーニョのスピードを生かした攻撃に押され始め、防戦一方。ヴィヴィアーノのスーパーセーブが無ければ、先制されていてもおかしくなかった。サンプはまともなシュート0。しかしサンプの左サイド側の線審は酷かった。トッティ、ジェルヴィーニョ、少なくとも2度はオフサイドがあったと思うが見過ごされる・・・

    • 後半 2分 大ピンチ!!右からフロレンツィのFK。GKも出られない絶妙なボールが、フリーのトッティへ。トッティはこのクロスを胸というか、股間で押し込もうとするがシュートは弱くGKキャッチ
    •     5分 右サイドでジェルヴィーニョとパロンボの1対1。スピードで縦に抜きにかかかったジェルヴィーニョを、パロンボがしょうがなくファールで倒しイエロー
    •    10分 ポストプレーに入ったオカカを、手を使って引きずり倒したアストーリにイエロー

半15分 デ・シルヴェストリGoooooooooooooooL!! 1-0

    •    17分 トッティに代わって弱冠18歳のヴェルデ投入
    •    18分 サンプも最初のカードを切る。イエローをもらっていたオビアングに代わって、ダンカン投入
    •    22分 イトゥルベに代わってドゥンビア投入。ジェルヴィーニョとコートジヴォワールペア。元本田の同僚
    •    25分 中央で楔を受けたトロシディス。反転してミドルを放つがバーの上
    •    27分 ローマ最後のカードを切る。トロシディスに代わってリャイッチを投入。4トップのような形で、MAX攻撃的に
    •    29分 オカカに代わって、いよいよムリエル登場。この日のオカカは終始ナーバスだった

半33分 ムリエルGoooooooooooooooL!! 2-0

↑↑もはやおなじみ。ムリエルダンス!!

ムリエルはフル出場無しにもかかわらず、サンプに来てから5試合3ゴール!!

↑↑そのムリエルの車@サンプ練習場 イタリアでスマートは流行っているが(特にサッカー選手)、この柄は・・・

    •    34分 ヴェルデの左足ミドル。ヴィヴィアーノがナイスセーブで、CKに逃れる
    •    35分 再びヴィヴィアーノ!!直後のCKからの流れで、ピアニッチが左足で強烈なミドル。しかしヴィヴィアーノのスーパーダイブパンチ。最早ヴィヴィアーノは止まらない
    •    36分 CKの小競り合い。ファールを取ってもらえなかった事を審判に抗議したケイタにイエロー。ケイタはそのイエローを出した主審に対して、皮肉の意を込めて拍手。2枚目のイエローで退場
    •    40分 カウンターに入ろうとしたエデルのドリブルを、スライで止めたピアニッチにイエロー。次節出場停止
    •    46分 救世主パロンボ!!フロレンツィのCKからアストーリがどんぴしゃでヘッド。やられたかと思ったが、ライン上にいたパロンボがヘッドでクリア!ロスタイムは4分
    •    47分 ダンカンとレジーニでロングカウンター。レジーニの右足フィニッシュは、ゴール左30㎝外れ、惜しくも3点目ならず
    •    47分 エデルに代わってゾレック投入。時間稼ぎそのまま2-0で勝利!!

    ************************

(ポイント)

    • 3連勝!!シニサもうれしそう!!
    • 2試合連続のクリーンシート。失点数も少ない順位4位まで回復してきた
    • 引いてカウンター作戦が的中
    • ローマvsサンプはレッドカードが多い。この日もここ8試合で7人目の退場者が出た
    • ヴィヴィアーノMVP!
    • 老いぼれ(エトオ)とデブ(ムリエル)、大活躍!
    • 交代を告げられ、直接ロッカーに引っ込んだオカカがちょっと心配
    • 2位ローマとの差は5

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 サンプが敵地ローマで勝ったのは2010年4月以来5年ぶり。あの時は前半、GKストラーリがローマの猛攻を止め続け、後半カッサーノのおぜん立てからパッツィーニが決めた。今日もGKヴィヴィアーノが止めまくり、エトオのおぜん立てからムリエルが決める。あのチーム、そう、チャンピオンズリーグ出場権を勝ち取った’09-’10のチームに、ここにきて雰囲気が似てきた!

↓↓5年前のローマ-サンプ

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/b7e90189608a303966e3c5c45d376dd0

 しかしここまで作戦がはまると、シニサも嬉しいだろう。実質4-5-1のような形でローマの攻撃を耐え続け、カウンターを繰り出す。前半を何とかしのぎ切ったので、後半やや足が止まったローマに対して互角以上の戦いをする事ができた。その中でもエトオの働きは秀逸。もう以前の我々がよく知っているエトオ面影はあまり無く、こんな事も出来たのか?と言わせんばかりのゲームメーカーになっている。当初、アズーリのホープ「ガッビアディーニ」を放出して、老いぼれ(エトオ)とデブ(ムリエル)を獲ったサンプのメルカートは酷評されたが(私も懐疑的だった・・・)、ここにきて新たなサンプの形が出来た。

↓↓以下順位表↓↓ もう、下のジェノアの足音は聞こえない

 
 
 さて強豪との4連戦、まず第一関門突破。ここからインテル-ヴィオラ-ミランと続く。でもよくよく考えれば、ミランもインテルも今シーズンは格下。ヴィオラ戦は、当該チーム同士の対戦成績も順位に絡むから、かなり重要な一戦になるが。次は我らがマンチョ率いるインテル。とりあえず、逆賊イカルディを血祭りに上げる
 もう残留も決まって、どうせ失う物など何もない。チャンピオンズリーグを目指しても良いんじゃない?

Fooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaamp

次節:セリエA第28節 2015年 3/22(日) 対インテル @ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45)

   ’14-’15 SERIE A   

勝点45 27試合 11勝12分4敗 得点 36 失点 28 得失点差 +8 5


ほぼ週刊サンプ通信 第26節 SAMPDORIA 2-0 Cagliari ついにエトオ初ゴール!!2連勝!!

2015-03-07 20:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

SERIE A 第26節 3/7(土) 強風 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 20 カリアリ

            (前半1-0)  

         主審:トンマージ氏(Bassano del Grappa出身)

  ついにエトオが本拠地初先発、そして初ゴール!!強豪相手に4連戦の前に、価値ある連勝&勝点3。まだヨーロッパの香りは薄れない・・・

Marcatori

(前半33分) サンプドリア デ・シルヴェストリ:右からのムリエルのCK。GKも出られない絶妙なボールを、走りこんできたデ・シルヴェストリがドンピシャでヘッド。自身1年半ぶりの今季初得点!そしてサンプのホーム通算1,500ゴーール先制!!

(後半27分) サンプドリア エトオ:ついにエトオ!!右サイドからのスローイン。一旦はDFに跳ね返されるが、こぼれ球をシルヴェストレが浮球でペナ内のエトオにパス。エトオは胸トラからワンフェイント、そして右足で強烈なボレーシュート。全ての人が待ち望んでいた、うれしいサンプ初ゴール
 
↑↑Ha segnato,con il numero 99,Samueeeeeeeel ETO'OOOOOOOOO!! 
★土曜18:00キックオフで行われたANTICIPO。
 
SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
       エトオ
      (85分ダンカン)    
エデル           ムリエル
               (59分オカカ)       
 
オビアング         アクアー 
                    (66分ソリアーノ)   
 
      パロンボ(Cap)
                
 
レジーニ        デ・シルヴェストリ 
 
   ロマニョーリ シルヴェストレ
        
      ヴィヴィアーノ 
      

ベンチ:GKロメロ、フリゾン

DFコーダ

MFコレア、マルキオンニ

FWベルヘッシオ、ジョルジェビッチ、ゾレック
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Cagliari (4-3-3): Brkic; Ale. González (41' s.t. Ceppitelli), Rossettini, Capuano, Avelar; Dessena (16' s.t. Sau), Crisetig (32' s.t. Hušbauer), Cossu; Farias, Longo, M'Poku.
A disposizione: Colombi, Cragno, Murru, Caio Rangel, Pisano, Barella, Diakité, Cop.
Allenatore: Gianfranco Zola.

Note: espulso al 37' s.t. Avelar per doppia ammonizione; ammoniti al 35' p.t. Avelar per proteste, al 39' p.t. Cossu, al 41' p.t. Acquah, al 4' s.t. Romagnoli per gioco scorretto; recupero 2' p.t. e 3' s.t.; abbonati 18.077 (rateo gara 155.730 euro), paganti 3.066 (incasso netto 39.682 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni.

[試合前情報] 

 前節のアタランタ戦、前半はダメだったが後半は良かった。その勢いをそのまま持ち込んで、強豪4連戦の前のホームでのカリアリ戦。是が非でも勝点3が欲しい。カリアリは現在18位で、降格圏内に沈んでいる。監督も冬にゼーマンが更迭されて、新指揮官はあの「ジャンフランコ・ゾラ」。離島の英雄が、地元のクラブを何とか残留に導こうとしている。

↓↓今節の監督は、シニサとゾラの左右フリーキッカー最強対決↓↓

 

 サンプは、オビアング、エデル、そしてソリアーノの主力3人が出場停止から戻ってくる。その影響でシニサはスタメン決定に嬉しい悲鳴を上げる事になるだろう。前節、エトオとムリエルが活躍してしまったからだ。そして新加入のアクアーも抜群の働きを見せている。試合前の会見で、前節はスタメンを公表したシニサであったが、今節は「まだ3点、迷いがある」として、明かさなかった。おそらく具体的には

FW エデル、オカカ、エトオ、ムリエル

MF オビアング、パロンボ、アクアー、ソリアーノ

の中から4-3-3か4-3-1-2に当てはめて6人選ばないといけないという事だ。

 なんとなく前節の調子と、相手がさほど守備が強く無いカリアリと言う事で4-3-3を採用する気がする。エデルのスタメンは外せないから、エトオをベンチに残してまだ90分もたないムリエルの代わりか、攻撃が上手くいかなかった時に投入か?中盤は2試合出ずっぱりだったアクアーより、より攻撃性に強いソリアーノを。ホントはソリアーノ-オビアング-アクアーも見てみたいところだが・・・・逆にこの試合でパロンボがスタメン外れなかったら、もうずっと外れない気がする。 

 一方カリアリは中盤にドンサー、エクダル、コンティ、ジョアン・ペドロがいない苦しい布陣だ。元サンプのデッセーナが出てくるか。その代わり、怪我していたFWエースのサウがギリギリ間に合う可能性がある。最近好調のムポクとロンゴと3トップか? 

    **************************
 
  ↑↑という試合前の予想だったが、4-3-3を継続するというのは当たった。ただシニサが選んだのはオカカでは無くエトオ。不仲が噂されているだけにどうかなと思ったが、コンディションが戻ってくればシニサは使うと言う事か。エトオを使った事により、中盤には守備色の強いアクアーをソリアーノでは無く使った。その他のメンバーは予想通り。フェッレーロ会長は仕事でロンドン、珍しくお休み
 
  カリアリはゾラ監督の4-3-3。サウはベンチスタートで、ロンゴとムポクはファリアスと3トップ。ブルーノ・コンティの息子もいなかったので、キャプテンは元サンプのデッセーナ。  

(あらすじ)

  • 前半  6分 右サイド、エトオが粘ってデ・シルヴェストリに戻す。そこからクロス。エデルが中央ヘッドで合わせようとするが、間一髪DFがクリア→コーナーキック
  •     17分 エトオが敵GKブルキッチの靴ひもを結んであげる。

エトオはアンバサダーに向いているだろうな~

DF4人MF5人(4-3-3だが)、引いてがっちがちに守るカリアリ。この時間帯にシニサはムリエルとエデルの左右を入れ替える

  •     20分 その右のエデルが、ゴール前に低くて速いクロス。ファーでムリエルが突っ込んできたが、あと一歩合わず
  •     23分 ヴィヴィアーノ、ミラクルセーブ!左サイド、抜け出したアベラールがアーリー気味の速いクロス。中でロンゴが完璧に合わせるが、ヴィヴィアーノ反応!
  •     30分 レジーニがワンタッチでペナ内深くに侵入。マイナスのクロスを出すが、アベラールがエデルの前でクリアー

半33分 デ・シルヴェストリGoooooooooooooooL!! 1-0

ここまでCKコレクターになっていたサンプだが、ついに先制。そして最近ムリエルが流行らせているサンプダンス。

  •     34分 点を決めた”ロロ”を倒したアベラールにイエロー。次節出場停止
  •     36分 カウンターからエデルの絶妙なラストパス。オビアングが抜け出すが、GKブルキッチが一瞬早く飛び出して、1対1のシュートをブロック
  •     40分 後ろからのファールをとられてアクアーにイエロー。かなり厳しい判定だったが、次節出場停止
  •     44分 ヴィヴィアーノがGK後にうずくまり、怪我のサイン。ロメロがアップするが、とりあえず大丈夫
  •     46分 ゴンザレスのロングフィードにロンゴが突っ込むが、ヴィヴィアーノが一瞬早くスライディングでクリアー。怪我は大丈夫そう。
  • ロスタイム2分。そのまま終了。  

前半は1-0。ポゼッションは圧倒的にサンプ。序盤、引いて回るカリアリに手を焼き、左SBのアベラールのカウンターを食らう。しかしシニサがムリエルとエデルの左右を入れ替えた事が、功を奏した。CKはやたらとれるが、決定機はあまり作れず。また、マラッシのピッチは相変わらず最悪で、硬すぎてボールが弾むので、ミドルシュートをふかす選手が目立った。

    • 後半 4分 カリアリのカウンターをファールで止めたロマニョーリ。会社の為に犠牲になり、イエロー
    •    10分 右からのクロスが、ファーでフリーのファリアスへ。これをファリアスは中央へ折り返すが、DFがクリア
    •    12分 右からのエデルのクロス。中でエトオがダイレクトで合わせるが、シュートは枠の上
    •    13分 ペナ外でアクアーがファール。2枚目のイエローが心配されたが、セーフ
    •    14分 ムリエルに代わってオカカ投入。オカカCF、エトオが右、エデルが左に入る
    •    15分 デッゼーナに代わってサウ投入。より攻撃的に
    •    21分 1枚イエロー貰ってたアクアーに代わってソリアーノ登場
    •    24分 サンプ、ビッグチャンス!エデルが浮き球へ裏へのパス。抜け出したオビアングが後ろ向きながらボールをトラップ。そしてGKと1対1からシュートを放つが、GKブルキッチが足でセーブ
    •    25分 カシラギ助監督、抗議で退場。カシラギ、こんなところにいたのか・・・

半27分 エトオGoooooooooooooooL!! 2-0

↓↓ついにエトオゴール!そしてゴール後、喜びパフォーマンスで、パシャリ

↓↓そして、そのエトオが撮った写真がこちら

    •    36分 ヴィヴィアーノのスーパーセーブ!!ペナ内でサウがポストプレーからコッスに落とす。コッスはどフリーで至近距離からシュート!しかしヴィヴィアーノ、片手で反応!
    •    36分 その直後のカウンター。エデルがドリブル開始。そのエデルを後ろから倒したアベラール。覚悟のイエロー。2枚目で退場
    •    40分 エトオに代わってダンカン投入。これはもう、エトオにスタンディングオベーションを与えるための交代だろう。一応4-3-1-2へ
    •    ロスタイム3分。そのまま2-0で勝利!!

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(ポイント)

    • 久々連勝!
    • 6試合ぶりのクリーンシート。やっぱり気持いい
    • 新4-3-3機能
    • EL、イタリア勢好調(5チームとも勝ち抜け)!
    • CLでユーヴェも初戦勝っており、みんなイタリアのUEFAランキング向上に頑張るんだ!
    • 3位ナポリとの差は4

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 エトオのゴールはティフォージはもちろん、会長・監督全てが待っていたものだ。フェッレーロが珍しくいない時に生まれたのは皮肉だったが。

 エトオの応援歌~ 

Eto'o... Eto'o... Eto'o Eto'o Eto'o

  L'hanno visto in Blucerchiato 

  Fare GOL sotto la NORD!!  

=(対訳)「やつら(ジェノアーノ)は観た、サンプのユニでNORD(ジェノア側の応援席)の下でゴールを決めるエトオを!!」             

エトオはこの歌通りに、NORDの真下でゴールを決めた。

 しかし同じ4-3-3でもエトオのCFはオカカとは大分意味合いが違った。”RIFINITORE”(=ゲームメーカー)と言う言葉を、エトオに対してイタリア人解説者はひたすら使っていたが、その通り。ポストで頑張るオカカとは違い、エトオは今流行のトッティやカッサーノのCFと同じ。楔をダイレクトでワンツーしたり、少し下がってボールを引出し、そこからラストパスを供給する。この形がこのまま成熟すれば、エデルとムリエルは決定力も有るので非常に期待できる。そしてシニサイズムが浸透してきたか、エトオ(ムリエルも)は意外と守備も頑張っている。

 
さあ、第29節までの試合日程も発表になっている。サンプは全てナイター
30節はまだ時間は発表になっていないがミランとのアウェイ戦。
 
 
 27節    3月16日(月) 21:00(日本時間=早朝5:00) Roma - Sampdoria   (A)  
 28節     3月22日(日) 20:45(日本時間=早朝4:45) Sampdoria - Inter (H)
 29  節     4月4日(土) 18:30(日本時間=深夜1:30) Fiorentina - Sampdoria   (A)  
 
この強豪との4連戦で、ヨーロッパに行けるかどうかは決まるだろう。その前までに、ムリエルとエトオが間に合ったのは非常に大きい。ローマは調子を落としてるし、楽しみな4連戦だ。

Fooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaamp

次節:セリエA第27節 2015年 3/16(月) 対ローマ @ローマ 現地21:00Kick Off(日本時間深夜5:00)

   ’14-’15 SERIE A   

勝点42 26試合 10勝12分4敗 得点 34 失点 28 得失点差 +6 6


ほぼ週刊サンプ通信 第25節 Atalanta 1-2 SAMPDORIA 0-1から新加入選手の活躍で逆転!!

2015-03-01 23:00:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '14-'15

SERIE A 第25節 3/1(日)  @アトレティ・アズーリ・ディ イタリア(ベルガモ)

サンプドリア 2-1 アタランタ

              (前半0-1)  

         主審:ダマート氏(Barletta出身)
 

   DERBYの余韻も冷めやらぬまま、初めてエトオ-オカカ-ムリエルの3トップで挑んだ試合。ムリエルのEUROゴールと、オカカの約3か月ぶりのゴールで後半戦初勝利!!

Marcatori

(前半16分) アタランタ[1] ステンダルド:左からクロスを一度は跳ね返すものの、ドラメが跳ね返りを拾って、再びクロス。GKも飛び出せない、低くて速い絶妙なクロス。中央で合わせられなかったボールがファーまで抜けてきて、レジーニのマークを外してフリーになっていたステンダルドが落ち着いてインサイドで押し込む。アタランタ先制・・・
 
(後半23分) サンプドリア ムリエル:ペナ外、わずかに左でボールをもらったムリエル。オカカとのワンツーでペナ内に侵入。オカカの浮き球の返しを、ムリエルが胸トラップして左足ボレー。角度があまりないところから、ファンバステンを彷彿とさせるような強烈なシュート同点!!
(後半36分) サンプドリア オカカ:右サイドのコレアが中に切り返して、エトオへインサイドの丁寧なパス。ペナ内から、エトオが右足で強烈なシュート。GKスポルティエッロが防ぎきれずに、後ろにこぼれたボールを、突っ込んできたオカカが一足先にゴールに押し込んで逆転!!
★DERBYの延期を受け、元々土曜ナイターの予定が日曜のデイゲームとなったこの試合。↑↑この試合の主役の3トップ”BLACK POWER"
 
SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
        オカカ
           
エトオ           ムリエル
              (77分コレア)       
 
ダンカン         アクアー 
(92分メスバー)   
 
      パロンボ(Cap)
                
 
レジーニ        デ・シルヴェストリ 
 
   ロマニョーリ シルヴェストレ
        
      ヴィヴィアーノ 
      

ベンチ:GKロメロ、フリゾン

DFコーダ

MFリッツォ、マルキオンニ、イヴァン

FWベルヘッシオ、ジョルジェビッチ、ゾレック
-----------------------------------------

Atalanta (4-4-1-1): Sportiello; Bellini, Stendardo, Benalouane, Dramé; Emanuelson, Cigarini, Carmona, Gómez (38' s.t. D'Alessandro); Baselli (27' s.t. Boakye), Pinilla (20' s.t. Denis).
A disposizione: Avramov, Frezzolini, Del Grosso, Scaloni, Bianchi, Masiello, Rosseti, Cherubin, Grassi.
Allenatore: Stefano Colantuono.

Note: ammoniti al 24' p.t. Regini, al 31' s.t. Viviano, al 37' s.t. Okaka, al 47' s.t. Eto'o per comportamento non regolamentare, al 5' s.t. Stendardo, al 42' s.t. D'Alessandro per gioco scorretto; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; abbonati 10.678 (rateo gara 110.406 euro), paganti 5.502 (incasso 43.704 euro); terreno di gioco in pessime condizioni.

[試合前情報] 

激しかったDERBYの代償は、オビアング、エデル、そしてソリアーノの主力3人の出場停止。その影響で半ば必要に迫られての形ではあるが、いよいよムリエルとエトオを同時に先発させるとシニサは会見で発表した。左からエトオ、オカカ、ムリエルのトリデンテ(3トップ)が予想される。この形が機能すれば、この冬のメルカートに対する評価は全く別のものとなる。正直、不安と期待が入り交じるが、楽しみだ。 

中盤はオビアング出場停止を受けて、ダンカンーパロンボーアクアーの3人であろう。DF陣はおそらくDERBYと同じ顔ぶれ。DERBY試合終了後に物凄い勢いで叱ったレジーニにはシニサもやりすぎだったと謝ったみたいでわだかまりは無い。今節も使い続ける事によって、期待はしていると言う事を証明する。

アタランタは元ジェノアのピニージャをワントップに据え、トップ下にサンプも狙ってたタレント「バゼッリ」を置く4ー4ー1ー1の予想。アウェイとは言え、ここ5試合勝ち星がないサンプ。勝点3は是が非でも欲しい❗ 

  **************************
 
  アタランタはコラントゥオノ監督の4-4-1-1。予想通りの布陣で、左右エマヌエルソン、ゴンザレスのサイド攻撃にかける。元サンプ勢は、この日得点を決めたステンダルドがいた。2000-2001年シーズン、サンプでセリエBデビュー。グランドーニ、コンテの両CBに手取り足取り教えられていた姿を思い出す。当時は技術も無く身体が大きいだけだったが、弁護士の資格を取るほど実は頭が良く、それがCBとしてここまで成長させたのではないか?
 
  サンプは試合前の発表通り、久々の4-3-3。ついにムリエルとエトオが共にスタメンに名を連ねた。その他も全て試合前の予想通りの布陣。ちなみにこの試合を含めて、15時開催のセリエAの試合は15分遅れて15時15分キックオフだった。これはイタリアサッカー選手協会と監督協会が、破産危機にあるパルマに対して、イタリアサッカー連盟(FIGC)など、体制サイドがパルマの窮状(ひいてはセリエA全体の問題)に関心を持っていない事に対しての抗議。パルマへの連帯を示した。

 ちなみにサンプの会長フェッレーロも、パルマを助けようとしている筆頭。ちょうどパルマのプリマヴェーラ(監督クレスポ)が、ジェノヴァでサンプのプリマヴェーラ(監督キエーザ)との試合があったので、その遠征費用を全額援助したり、早速行動に示している。元来ウルトラ同士もGEMELAGGIOを結んでいるパルマとサンプ。選手の移籍も非常に多く、やはり放っておける出来事では絶対に無い。コスタやポッツィ、カッサーノ達も給料無しで頑張ってたのだ。(後者2人はさすがに嫌気がさしてパルマを離れたけど) 以下が一連のパルマ事件に対するフェッレーロのコメント↓↓

「イタリアサッカー界は、非常に困難な状況に立ち向かっているパルマの選手たちが見せる真面目さ、プロ意識、成熟ぶりに無関心であってはいけない。私はルカレッリの言葉にショックを受けた。特に、彼が明かしたこの数カ月の彼らの選択を聞いたときは衝撃だった。彼らは最高級の選手たちとして選択し、何よりもサポーターとクラブ職員に対する最大限の敬意を示したんだ。だからこそ、私は破産など耳にしたくない。むしろ、再建という言葉を聞きたい」

「世界が我々を見ている。力強いシグナルを発し、ルカレッリと、彼のチームメートたちと、下部組織の選手たちと、パルマのサポーターたちと、団結しなければならない。我々は、彼らがプレーし、着ているユニフォームの名誉を守り続けるための可能性を与えなければならない。私は監督ではないが。だが、セリエAのすべての会長が団結し、『委員会化』のようなことをすべきだ。パルマがスポーツ面で今季を終えられるように」

「私は、選手たちとパルマで働くすべての人に感謝している。彼らを英雄と考えている。今は行動に移すときだ。私とサンプはここにいる。私は、レーガのすべての会長も同じようにすべきだと確信している」

  

(あらすじ)

  • 前半  6分 ムリエルのロングシュート!ペナ外やや右から、右足で強烈なシュート。GKスポルティエッロはパンチングでコーナーに逃れる
  •      9分 今度はエトオ。左サイドから中に切れ込み、腰を回して右足ミドル。しかしバーのやや上

半16分 ステンダルドGoal 0-1

  •     18分 左からのクロスを、ベッリーニがオーバーヘッドで狙う。ミートはしていたが枠は外れる
  •     22分 カルモナの右足の強烈なシュート・・・・はヴィヴィアーノがファインセーブ
  •     22分 そのこぼれ球が右サイドのエマヌエルソンの元に行き、レジーニと1対1の開始。ここはエマヌエルソンの勝ち。タッチライン際からレジーニを抜き去り、GKの前に。しかしシュートは枠の上
  •     24分 ハンドを取られて、レジーニにイエロー
  •     32分 エトオが中盤でボールを持ち、突然ギアを変えてドリブル開始。最後ペナ内のオカカに絶妙なスルーパスを出すが、オカカがあまり感じておらず、トラップが流れる。そのせいでGKの飛び出しが一瞬勝る。ロスタイム1分。そのまま終了  

前半は0-1。ポゼッションはサンプが弱冠上回るが、かなりのアタランタペース。今年のサンプの傾向として、点を取られた直後に、立て続けにピンチを作られる。(そのまま失点もある) やはり若い選手が多いので、落ち込みからの切り替えがまだ下手なのか。この日も序盤は、ついに先発で揃ったエトオとムリエルが何度かチャンスを作るが、失点してからは一方的にアタランタペース。そして最後の10分はこう着状態となり、両チーム大した見せ場は無かった。

    • 後半 7分 アタランタのカウンター。左を駆け上がったドラメのラストクロスは、必死で戻ったアクアーがスーパースライで何とかセーブ
    •     8分 アタランタのビッグチャンス。CKからステンダルドのヘッド。フリーで強烈なヘッドだったが、たまたまいたロマニョーリに当たり、枠外に外れる。ロマニョーリの無意識ディフェンスに救われた
    •    12分 ムリエルのロングシュート!パロンボの縦へのつけパス。これを受けて反転したムリエルが、約25mのところから右足で強烈なシュート。GKはパンチングでCKに逃れる
    •    14分 右CKから、シルヴェストレのヘッド。これはDFのチガリーニがライン上で膝でセーブ。そのこぼれをムリエルがオーバーヘッド。わずかに右に外れる
    •    19分 オカカに決定機!GKから一発のチャンス。ムリエルがヒールで落とし、オカカが抜け出す。ベナルーアンも振り切り、GKの前まで行くが、1対1で放ったシュートはわずかに上

半23分 ムリエルGoooooooooooooooL!! 1-1

    •    26分 ヴィヴィアーノのスーパーセーブ!!カルモナのスルーパスからチャンスを作り、どフリーのデニスへ。しかしデニスの右ファーを狙ったシュートを、ヴィヴィアーノはダイブしてパンチング!
    •    33分 さすがに疲れたムリエルに代わって、コレア投入。4-3-1-2へ

半36分 オカカGoooooooooooooooL!! 2-1

    •    36分 オカカは喜びすぎてユニを脱いだ為、イエロー
    •    44分 オカカに3-1のチャンス!右からのシュートクロスはステンダルドのスライに阻まれる
    •    47分 時間稼ぎで、ダンカンに代わりメスバー投入
    •    48分 相手のFKを邪魔してエトオにイエロー。これが一流のマリーシアだ!?ロスタイム3分。そのまま2-1で勝利!!

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(ポイント)

    • 5試合ぶり勝利。後半戦初勝利!
    • 前半はアタランタペース
    • 後半は圧倒的にサンプペース
    • パロンボの復活。DF面だけでなく、効果的な縦へのパスを何本も入れていた
    • オカカの復活。ここ最近、ポストプレーなどでの貢献はシーズン序盤の感じに戻ってきたが、ついにゴールも
    • 攻守に渡って貢献しているアクアーは、レギュラー当確だろう
    • 未来のスターのコレア、初仕事
    • ヴィヴィアーノは、この日も神
    • あまり良く無かったのはレジーニぐらいか。一度メスバーと代えて休ませても良いかもしれない
    • パルマとの試合が延期になったジェノアとは、勝点3差をつける
    • ナポリが負けた為、3位との差は6点

 

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 いやぁこの勝利は様々な面で大きい。何よりムリエルの復活。エトオもまだ100%では無いと思うが、かなり貢献した。シニサは、喜んでいるムリエルに対してかなり冷静だが(笑)

このままこの2人がフィットすれば、やっとガッビアディーニの事を忘れて、シーズン序盤の強いサンプに戻る事が出来る。次節カリアリ戦は再び勝点3マストの試合。その後は強豪との4連戦が続くのだ。

出場停止の3人が帰ってきて、いよいよ本気でシニサを悩ませるスカッドになってきた。エデルは外せないだろうが、ソリアーノやダンカンはベンチも有り得る。まぁこれは嬉しい悩みととらえて、交代出場も含めてチーム全員で勝ちに行かなければ!

しかしムリエルは左利きかと思っていたら、右足でフリーキックを蹴っていた。そしてゴールは左足の強烈なボレー。どちらが利き足か分からなくなってきた。私自身も左足が全く使えないから、両足利きの利点はものすごくわかる。しかしここまで高レベルで両足蹴られる選手はなかなかいないだろう。ちょっと若い頃のロナウドにも見えてきた。↓↓↓↓入団まで怪我の心配や、すったもんだあったがその分の活躍を期待しよう!


  

Fooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaamp

次節:セリエA第26節 2015年 3/7(土) 対カリアリ @ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)

   ’14-’15 SERIE A   

勝点39 25試合 9勝12分4敗 得点 32 失点 28 得失点差 +4 6