SERIE A 第21節 1/26(土) 18:00@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ) 主審:マッサ氏(Imperia出身)
サンプドリア 4-0 ウディネーゼ
(前半1-0)
・前半33分サンプドリア クアリアレッラ(PK)[15]
・後半11分サンプドリア クアリアレッラ(PK)[16]
・後半23分サンプドリア リネッティ[2]
・後半33分サンプドリア ガッビアディーニ[1]
↑↑©sportnotizie24.comより
クアリアレッラが1994年のバティストゥータに並ぶ11試合連続ゴールを達成!!
ホームで4連勝!!(TIM CUP含めると5連勝)
【試合前情報】
さて、前節ヴィオラ戦はギリギリで追いつかれてやや残念な引き分けだったが、仕切り直してホームでウディネーゼ戦。前回は開幕戦が延期になり、サンプにとっては実質の開幕戦で対戦。サンプはエンジンのかかりが遅くて、0-1で敗れた。アウェイでは昨シーズンも敗れているが、ホームでは勝っている。と言う事で、ここ6試合では2勝2敗2分けの五分だ
⇒https://blog.goo.ne.jp/shussissi/e/24197f0e8e794b4feb9e9b485ef6a4e6
- UDINESE 1-0 SAMPDORIA 2018/8/26 9'(1°T)DE PAUL
- SAMPDORIA 2-1 UDINESE 2018/2/25 35'(1°T) M. SILVESTRE, 38'(2°T) D. ZAPATA 50'(2°T)[オウンゴール] M. SILVESTRE
- UDINESE 4-0 SAMPDORIA 2017/9/30
27'(1°T) R. DE PAUL, 21'(2°T) MAXI LOPEZ, 40'(2°T) MAXI
LOPEZ, 50'(2°T) S. FOFANA - UDINESE 1-1 SAMPDORIA 2017/5/21
5'(1°T) C. THEREAU 19'(2°T) L. MURIEL - SAMPDORIA 0-0 UDINESE 2016/12/22
- SAMPDORIA 2-0 UDINESE 2016/4/10
13'(2°T)[オウンゴール] P. ARMERO, 40'(2°T) FERNANDO
前回対戦した時は、エクダルも加入直後だった事もあり不出場で、バッレートがアンカーだった。プラートやトネッリも出ていなかったし、かなり別なチームだったと言えよう。ところで今週のその他サンプのニュースとしては
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ドドに買い手が見つかった。ブラジルのクルゼイロに買い取り義務オプション付きレンタル。自慢じゃないが私はドドのユニフォームを作って持っている。しかも幻の応援歌流れる変なキット付きのバージョン^^;モンテッラ監督の元、そこそこ活躍していたのでこのまま主力になると思っていたのに・・・なんと私の見る目の無いことか!
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サンププリマヴェーラが4-0で逆賊ユーヴェプリマヴェーラを粉砕!10番バールーリなどがやっと力を出してきたか?今季のプリマヴェーラは4勝6分け6敗で8位。GK、ハンガリー人のフットヴァグナーを中心に失点数は少ない方からリーグ2位と健闘しているが、得点数も下から3位と得点力不足にあえいでいる。FW陣はスティエポヴィッチやボートリフなどポテンシャルは有りそうな選手が揃っている気はするが・・・
一方のウディネーゼに至っては、前回の対戦からなんと監督が代わっている。滑り出しは悪くなかったスペイン人のヴェラスケスだったが、13節終わった時点で2勝3分け8敗の17位と低迷し、昨年の11月13日に解任された。まだ37歳と若かったし、スペインに戻ってゆくゆくはまた化ける可能性もあるのかな?後任は45歳のダヴィデ・ニコラ。クロトーネを率いて1年目は奇跡の残留に導いたが、次の年は途中解任。今シーズン開幕時はプーだった。監督の交代に伴いフォーメーションも4-3-3から3-5-2に大幅に変わっている。そして冬のメルカートで元サンプのオカカを獲得。早速前節は点を取っていた
↑↑©yahoo sportより 背番号7を背負ったオカカ。移籍してからサンプに対して批判的なコメントを少し出していた彼には、ドリアーニはブーイング
さてサンプはジャンパオロの4-3-1-2。まず、FWカプラーリが右足腓骨の骨折で離脱。全治2-3ヶ月と言われているが、痛い。これでコフナツキの放出も考え直される可能性が出てきた。そこでFWはデフレル先発。ガッビアディーニがいきなり来るかなと思ったが無かった。さらにトップ下のラミレスが出場停止。代わりにサポナーラがスタメン。カプラーリはトップ下も出来るのでこのような状況時も含めて不在は痛い。ただ、プラスの材料もあり、怪我していたリネッティが復活。ヤンクトの古巣対戦は叶わなかくなってしまったが。さらにべレシンスキも怪我が癒えて右SBスタメンに戻ってきた。あとCBは前節ムリエルにかなりやられたトネッリに代わってコリーが先発。私は元々トネッリよりコリーの方がディフェンス力はあると思っているから、良い起用だと思うが。あとはレギュラーの面々が先発。元ウディネーゼ勢はクアリアレッラとヤンクト
SAMPDORIA<4-3-1-2> 監督マルコ・ジャンパオロ
クアリアレッラ(cap)デフレル
(85分コフナツキ) (74分ガッビアディーニ)
サポナーラ
リネッティ プラート■
エクダル
ムッルー(77分タヴァレス)ベレシンスキ
コリー アンデルセン
アウデーロ■
ベンチ:GKラファエル、ベレッツ DFレヴェルベ、レジーニ、フェラーリ、トネッリ MFヴィエイラ、ヤンクト FW -
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一方のウディネーゼはニコラ監督の3-5-2。ヴェラスケス監督の4バックから3バックにシステム変更。変わってからは2勝3分け2敗と健闘はしている。GKは若手アルゼンチン人のムッソ。3バックはオランダ出身だがナイジェリア代表のエコングを中心に右にガーナのオポク、左にオランダ出身のヌイティンク。右WBはデンマーク代表のシュトリガー・ラルセン。左WBはダレッサンドロ。そして中盤では大ベテランのベーラミがキャプテンマークを巻き、あとは期待の若手2人。フォフォナとマンドラゴーラが務める。フォファナはサンプに欲しいなぁ。ヤンクトじゃなくてフォファナ獲ってれ・・・・おっと口が滑った。2トップは元サンプのオカカと左に10番デ・パウル。元サンプ勢はオカカだけか
Udinese(3-5-2) 監督:ダヴィデ・ニコラ
デ・パウル オカカ■(76分ラザーニャ)
フォファナ ベーラミ(cap)(42分プッセット)
マンドラゴーラ■
ダレッサンドロ シュトリガー・ラルセン
ヌイティンク■ オポク■(77分ツェーゲラール)
エコング
ムッソ
ベンチ:GKペリサン、ニコラス DFテア・アフェスト、ドゥ・メオ
MFポンティッソ、イニゲス FWミシン、マチス
備考:年間チケット保有者数 17.050枚(1試合平均170.851euro);芝状態完ぺきではない
★土曜の18:00に行われたアンティチポ。トリブーナには再びイタリア代表監督のマンチョの姿が。誰をマークしているのだろう?本当にクアリアレッラかな(笑)まぁやはりサンプ愛が衰えないから来てくれていると言う事で・・・
<あらすじ>
ハイライト動画⇒https://www.youtube.com/watch?v=GxcFVka9Xn0&feature=onebox
試合は最初からサンプが攻勢。ホームの熱い声援をバックに前線から連動したプレスをかけ続ける。そしてボールを奪ったら細かく繋ぎ、トップ下のサポナーラにパスが入ると2トップが一気に走り出す。なかなか良い攻撃を見せていた31分、ペナ内ボールを奪いに行ったデフレルがベーラミに倒されてPK獲得!
前半33分 クアリアレッラ(PK)GoooooL:1-0
→クアリアレッラがこのPKを左下にきっちり蹴りこみ先制!もうすぐ36歳のベテランストライカーは、ついにバティの記録に並んだ!!
↑↑©espn.comより
ロスタイム1分。そのまま1-0で前半終了
ポゼッションはサンプ14分20秒:ウディネーゼ10分30秒。サンプはパススピードが速くてテンポが良い。ただ回しているだけのサッカーではない。ウディネーゼ唯一のチャンスはフォファナのミドルか。やはり彼は良い選手だ。しかしそれもぎりぎり枠には飛ばず、危ないシーンは殆ど無かった
後半9分、クアリアレッラの強烈なFK⇒GK弾いたボールをムッルーが左足ボレー⇒このシュートをオポクが手で止めてしまいハンドで2個目のPK獲得!
後半11分 クアリアレッラ(pk)GoooooL:2-0
→2本目のPKもクアリアレッラ。今度は上にが思いっきり蹴りこんで2点目!この2点を加えてクアリアレッラは現在16得点で得点王も快走中。さらにサンプでの通算得点も64に伸ばして、現在7位のモンテッラにあと2点と迫っている!!
後半23分 リネッティGoooooL:3-0
→つけパスを受けたクアリアレッラがサポナーラに落とし⇒サポナーラがダイレクトでリネッティにラストパス⇒ペナ内に走りこんだリネッティが思いっきり左足で蹴りこみ追加点!!
↑↑©U.C.Sampdoria Official Pageより
その後29分にはガッビアディーニがホーム再デビュー。さらに32分にはムッルーに代わって悪い意味で”ドド”2世かと思われていたタヴァレスがついにベールを脱ぐ。正直、このまま1回も出番無しでいなくなると思っていたので良かった。しかしコリーとのディフェンス左側コンビは凶悪犯罪者グループにしか見えない・・・
後半33分 ガッビアディーニGoooooL:4-0
→カウンターからサポナーラが左サイドのクアリアレッラへ絶妙なパス⇒クアリアレッラは左足でアーリークロス⇒完璧なクロスにファーに飛び込んできたガッビアディーニが苦手な右足で押し込んでゴーーーール!ガッビアディーニの”ただいまゴール”は1132日ぶり!サンプを去る最後のゴールもSUDの下で同じウディネーゼ戦とは、運命のいたずらか
40分には大スタンディングオベーションの中、クアリアレッラがお役御免で交代。キャプテンマークはプラートに。しかしプラートのキャプテンマークも結構似合うようになってきたな
ロスタイム3分。そのまま試合終了、4-0!!!!
(ポイント)
・ポゼッションはサンプ26分59秒:ウディネーゼ22分00秒
・シュート数はサンプ14本(枠内9本):ウディネーゼ6本(枠内0本)
・PK2本込みの4点ではあったが、内容・結果ともに完勝と言えるだろう
・昨シーズンのアウェイでウディネーゼにやられた0-4をやり返した!
・個人的にはやはり、ジャンパオロサンプはリネッティ。彼がいると失点も減るし勝つ確率も上がる。
・エクダルも非常に効いていた。トレイラほどの存在感は無いが、安定感はむしろ上かもしれない。またCBのコリーも良かった
・サポナーラが1試合フル出場で良いプレーを見せたのも収穫
・タヴァレスも思っていたよりは良かった。ムッルーが成長しているからレギュラーは難しいが、サブとしてはレジーニやサーラ左で使うよりはマシだろう
・そして おかえり、ガッビアディーニ!
↑↑©Gazzetta dello sportより
この結果サンプは6位に浮上。そして次はクアリアレッラの12試合連続ゴールと言う、セリエA新記録がかかっている。ただ相手はアウェイでナポリ戦。そう簡単ではない。まぁ別にディフェンスはめちゃくちゃ強いチームでは無いので、クアリアレッラの記録の方は可能性結構あると思うが、チームが勝たないと全く意味はない。この試合の前で冬のメルカートもいよいよ閉まるので、最後に何か動きがあるのか?それも含めてタヴァレスを試したのかな?現在のチーム状況なら、補強は特にいらないだろう。この勢いでナポリも倒してしまえ!!
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:セリエA第22節 2019年 2/2(土) 対ナポリ@ナポリ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜2:00)
’18-’19 SERIE A
21試合 9勝6分6敗 勝点33 得点39 失点26 得失点差+13 現在 6位
<新企画>管理人の自己満ユニフォーム秘宝館
ここでは、「また買ったの?全部同じじゃない?いい加減邪魔だから捨てて」と母ちゃん、そして嫁さんと2世代に渡って言われ続けながらも、着々とタンスに入りきらずに貯まってしまったサンプユニの数々。自分がプレーする時もあまり汚したくない物は着たくないし、部屋に飾るスペースも無い。のでせめてここで懐かしい選手の思い出と共に毎回紹介させて頂ければと・・・まぁただの、自慢にもならない自己満ですが・・・
numero002
シーズン:2013-14 サンプドリアHome
メーカー:KAPPA
選手:Stefano Chuka OKAKA 9 ステファノ・オカカ・チュカ
第2回は私好みのストライカーだったオカカ。もちろんこの試合の前に対戦相手のウディネーゼに加入したから思いついた
16歳にしてローマと言う強豪でセリエAデビューしたので、ものすごく将来は嘱望されいてた。イタリアで生まれてイタリア代表にも選ばれたことはあるが、両親はナイジェリア人。そのアフリカ人特有の強靭な身体能力を生かして、信じられないようなゴールを決める事が有る。私もサンプ時代のカターニャ戦、そしてトリノ戦のオカカにしかできなそうな個人技ゴール2つに魅せられてしまい、思わずユニを買ってしまった。不遇の20代前半を過ごしたが、サンプでついにその素質が花開いたかと思ったが、サンプでも尻すぼみに終わる。信じられないようなゴールは決めるが、簡単なゴールを外したり決定力不足。実はすごい真面目でディフェンスもかなりやる為に、逆に攻めの時に良い場所にいなかったり。ポストも強いが、とにかくストライカーの割りに得点が少ない。去年サンプに居たサパタ引く得点力みたいな選手で、有り余る素質を生かし切れていない、少し残念なプレーヤーだと私は思う。まぁ、デビューが早かったのでプロ生活もう15年目だがまだ30歳にもなってないので(現在29歳)、ここから花開く可能性も無いことは無いが。
このユニはサンプがセリエAに復帰して2年目の2013-14シーズンの物。KAPPA時代が長く続いていた時代で、特にこの頃ホームユニは殆ど変化がなかった(まぁ常にそうとも言えるかもしれないが)。しかし細かく見ると2012-13ユニからはいくつか変化は見られる。カッパのロゴが肩から鎖骨に少しだけ下がった事、ブルチェルキアータの帯の位置が気持ち下がった事。スポンサーはgamenetからgamenet.itにマイナーチェンジされ、場所が帯の下から上に変わった。あと、一番の差は襟が付いた事か。コンバットシリーズと呼ばれたピッチピチのカッパユニ。その中でこの2年の差を即答えられたら、かなりのサンプ通と言えよう。