セリエA 第21節 @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)
サンプドリア 1-1 ボローニャ
圧倒的に支配した勝ちゲームだったが、終了間際に痛恨のPKで引き分け
☆第21節、久々日曜のデーゲーム晴れ。
Marcatori
(後半17分) サンプドリア ガッビアディーニ⑥:右サイドのスルーパスで抜け出したエデルが、ペナ内に侵入。中をよく確認してマイナスに出したクロス。詰めてきたガッビアディーニが確実に左足で蹴りこんで先制!
(後半45分)①ボローニャ ディアマンティ(PK):カウンターからフリストドゥロプーロスのドリブルを止められず。4人で囲むが、ペナ内への侵入を許してそこでファールの判定。そのPKを、移籍の噂が有るエース、ディアマンティに決められて同点・・・・
SAMPDORIA <4-2-3-1> 監督シニサ・ミハイロビッチ
エデル
ソリアーノ クルスティチッチ ガッビアディーニ
(78分レナン) (88分サンソーネ)
パロンボ オビアング
コスタ デ・シルヴェストリ
ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ
ダ・コスタ
ベンチ:GKフィオリッロ、ファルコーネ
DFサラモン、M・ロドリゲス、ベラルディ、フォルナジエール
MFゾレック、ビャルナソン
FWポッツィ
Bologna (3-5-1-1): Curci; Antonsson, Natali, Cherubin (34' s.t. Mantovani); Garics, Christodoulopoulos, Pérez, Pazienza, Morleo (20' s.t. Acquafresca); Diamanti; Bianchi (34' s.t. Moscardelli).
A disposizione: Agliardi, Stojanovic, Khrin, Sorensen, Laxalt, Crespo, Cristaldo.
Allenatore: Carlo Regno.
Arbitro: Guida di Torre Annunziata.
Assistenti: Bianchi di Lucca e Musolino di Taranto.
Quarto ufficiale: De Luca di Pescara.
Arbitri addizionali: Banti di Livorno e Abbattista di Molfetta.
Note: ammoniti al 34' p.t. Bianchi per comportamento non regolamentare, al 47' p.t. Diamanti per proteste, al 18' s.t. Obiang, al 28' s.t. Gabbiadini, al 45' s.t. Costa per gioco scorretto; recupero 1' p.t. e 3' s.t.; abbonati 19.108 (rateo gara 156.124 euro), paganti 1.469 (incasso netto 21.904 euro); terreno di gioco in non perfette condizioni.
残留争いにお互い巻き込まれているボローニャ戦。ボローニャのアウェーユニはやや気持ち悪い緑色。過去B落ちさせられた因縁の相手でもあり、順位的にも下。負けるわけにはいかない戦い。ちなみにandataは2-2の引き分けだった。ボローニャは監督のバッラルディーニが出場停止でレーニョがベンチで指揮をとる。
- サンプの4-2-3-1はクルスティチッチとソリアーノが出場停止から戻ってきて、現時点でのベストメンバー。左SBは、レジーニが出場停止でコスタが先発。
- 前半は残留争いの両チームらしく、守備に重点を置いた戦い。ボローニャのGKのクルチは、サンプB落ちの戦犯に挙げられている一人。前回の対戦ではそのクルチのミスもあって点を取れた。サンプティフォージからは当然の大ブーイング。試合はサンプの方がボールを支配するが、なかなか決定的なチャンスはつくれず。前半終了間際、ガッビアディーニのパスからパロンボがダイレクトでチップキック。GKとの間に落としたボールにソリアーノが突っ込むが、これは間一髪GKの飛び出しに阻まれる。これが一番惜しかった。前半0-0。
- 後半はサンプが攻勢に出る。この日良かったソリアーノがいくつもチャンスを作り出す。開始早々にカットインからミドルシュート。これは弱すぎ。その直後にはサイドを突破したソリアーノのクロスから、真ん中のクルスティチッチへ。これはDFのクリアに阻まれる。さらに11分には大チャンス。コスタのクロスの落としからソリアーノがGKと1対1になるが、シュートは惜しくもGKに当たってしまう。攻め続けてきたサンプの攻勢が実り、ついに17分にガッビアゴールで先制。その後もエデルがバックパスをかっさらい、追加点のチャンスを迎えるなど終始サンプペース。このまま逃げ切るかと思われた・・・思ってた・・・・・
- しかし現実は厳しい。ボローニャ最後のチャンスのカウンター。世界一名前が長い、CHRISTODOULOPOULOSのドリブル。4人がかりで止めにいくも、するすると突破を許し、やや厳しい判定ではあったが結果PK。結果論だが、もう少し手前の、ペナ内入る前にファールで止めてしまう方が良かったのではないか。もちろんこの時間のFKも怖いが、ミハイロビッチが試合後に語った「我々にはカッティヴェリア(=直訳すると狡賢さ)が足りない」というのはここら辺か。私がDFならとっくにファールしていたと思う。(元々技術的に追いつかなくて・・・)。そのまま試合は1-1の引き分けに終わった。
内容が勝ちだったので、非常に痛い引き分けとなった。今シーズンは特に終了間際に追いつかれたり、逆に追いついたりが多い。よりカッティヴェリアを持って戦わなければ
そして次節はいよいよ第108回「DERBY DELLA LANTERNA」。しかし今回のDERBYは、レガカルチョの昼12時半キックオフの決定に対して、サンプ・ジェノア両ウルトラスは強く抗議。両ティフォージは応援をボイコットして、クルヴァを空にする可能性がある。サンプの中でも、今のところ「ULTRAS TITO CUCCHIARONI」と「FEDELISSMI」の2大ウルトラスの意見も分かれてる模様。UTCはスタジアム外で応援、それに対してFEDELISSIMIは一応中に入る方向で話が進んでいるようだが・・・・
イタリア一美しいDERBYにティフォージがいないのは、本当に寂しい。ただジェノヴァデルビーが軽視された事、近年のTV放映を中心に考えられている試合日程などへの怒りはわかるし、尊重しなければならない。これが良い方向に向かえば良いのだが・・・
とにかく試合は行われるだろう。そして絶対に負けられない。我々あDORIANOはどんな形でも、どこからでも、どんな仕打ちを受けても、とにかくサンプを応援し続ける。そしてジェノアには負けられない
GENOVA E’ SOLO BLUCERHIATA!!
次節:セリエA第22節 2/2(日) 対ジェノア @ジェノヴァ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)
Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp
’13-’14 SERIE A
勝点22 21試合 5勝7分9敗 得点 25 失点 32 得失点差 -7 13位