2015-16 SERIE A 第13節 Udinese 1-0 SAMPDORIA モンテッラ初陣は黒星スタート・・・

2015-11-25 19:09:23 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

SERIE A 第13節 11/22(日) 15:00@フリウリ(ウディネ)

 サンプドリア 01 ウディネーゼ (前半0-1)

 主審:ディ・ベッロ氏(Brindisi出身)

 ボールは支配したが、前半に与えた1点を返せずに連敗・・・小型飛行機は離陸できず

Marcatori 

  • (前半35分) ウディネーゼ[1] バドゥ 

[試合前情報]

 結局、注目のモンテッラ初布陣にカッサーノの名前は無かった。しかしそれ以外は順当なスタメンで、フォーメーションは4-3-3が採用された。直前情報通りにズカノヴィッチが左SBに移り、CBはモイサンデル。右SBには元気にデ・シルヴェストリの名前が。MFは左からバッレート、フェルナンド、そしてキャプテンのソリアーノがトップ下とかでは無く右MFに入る。3トップは左からエデル-ムリエル-カルボネーロ。

↑↑この試合のソリアーノのキャプテンマークは、フランスで起きたテロを忘れない為に特別仕様↑↑

 一方のウディネーゼも大体予想通り。怪我から復帰した”レジェンド”ディ・ナターレはベンチスタート。元サンプ勢としてはDFのドミッツィがいる。

 逆にサンプには元ウディネーゼのムリエルと怪我中のコーダ。昨年ウディネーゼとすったもんだの末にサンプに新天地を求めたムリエルには、やはりボールに触るたびにウディネティフォージから強烈なブーイングが浴びせられた。まぁウディネの王様にたてついたのだからしょうが無い。

★日曜のデイゲーム。ウディネティフォージもパリへの支援体制を示した↑↑

SAMPDORIA <4-3-3> 監督ヴィンチェンツォ・モンテッラ

 エデル  ムリエル  カルボネーロ

      (64分カッサーノ) (64分クリストドゥロプーロス)

バッレート      ソリアーノ(Cap) 
                 (82分ボナッツォーリ)
         フェルナンド
 
ズカノヴィッチ(■90分)    デ・シルヴェストリ 
 
  モイサンデル  シルヴェストレ
             
      ヴィヴィアーノ

ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ DFペレイラ、レジーニ

MFパロンボ、ロッカ、イヴァン FWロドリゲス

Udinese (3-5-2): Karnezis; Wague, Danilo, Felipe (36′ s.t. Piris); Widmer (28′ s.t. Adnan), Badu, Lodi, Iturra, Edenilson; Théréau, Aguirre (28′ s.t. Di Natale).
A disposizione: Romo, Meret, B. Fernandes, Domizzi, Insua, Perica, Marquinho, Pasquale, Pontisso, Piris.
Allenatore: Stefano Colantuono.

備考:退場 後半45分Zukanovic;警告 前半16分Iturra,後半6分Danilo,26分Felipe,39分Silvestre;芝状態良好

<あらすじ>

前半16分 ハンドでイトゥッラにこの試合初のイエロー

   18分 最初のチャンス。カルボネーロから、対角線に走りこむエデルに長~いスルーパス。エデルが抜け出し、角度は無いがGKと1対1に。しかし放ったシュートはニアのネットに

   25分 最初のピンチ。イトゥッラの裏へのロビング。アギーレが競ってこぼれた球を、テレオーがフリーでシュート。強めのシュートだったが、GKヴィヴィアーノ正面

   28分 決定機!エデルから、柔らかいロビングの「ラブリーパス」で抜け出した”ロロ”デ・シルヴェストリ。絶好のチャンスだったが、ややトラップがずれ、力んだボレーは枠をとらえられない・・・

前半35分 バドゥ 0-1:

 →右サイド、切り返したアギーレの左足クロス。テレオーがももで絶妙の落とし。走りこんで来たバドゥが、思いっきりボレーでゴール上に突き刺す。先制を許す・・・

  ロスタイム1分。そのまま終了。

前半は0-1。ポゼッションはウディネ9分06秒、サンプ14分46秒。チャンスの数はウディネ2本、サンプ3本。アウェイながらサンプの方がボールは持てており、やや押していたが先制を許してしまう。決定機を決められなかったのと、ボールは支配していたものの、ミスパスもそこそこあった結果か。後半の巻き返しに、モンテッラの采配が注目される

後半6分 ダニーロがムリエルを倒してイエロー

  12分 ムリエル決定機!ロングボールを、抜群の走力でダニーロに競り勝ちペナ内に侵入。ここまではムリエルにしかできない芸当だったが、GKと1対1のシュートは思いっきりふかす。これもムリエルらしい。

  17分 再び決定機!カルボネーロのペナ内からの落としを、フェルナンドが25mぐらいのダイレクトミドル。ミートはしていたがわずかに左に外れる

  19分 2人同時交代。カルボネーロに代わってクリストドゥロプーロス。ムリエルに代わって、いよいよカッサーノ投入

  25分 クリストドゥロプーロスを倒したフェリペにイエロー

  27分 ヴィドマーに代わってアドナン。アギーレに代わってこちらもいよいよディナターレ登場

  36分 ウディネーゼ最後の交代。足がつったフェリペに代わってピリス

  37分 ソリアーノに代わって最後のカード、ボナッツォーリ。4トップで何とか点を取りに

  38分 サイドラインに来た高いボールを、モンテッラ監督が華麗な胸トラップ。昔監督だったピクシーが、浮き球を革靴でダイレクト超ロングシュートを決めてる動画を見た事が有る。そこまではいかないが、やはりまだ若いしサッカー技術は当たり前だけどさすが。モンテッラにもある程度カリスマ性は有るな

  39分 イトゥッラをハードコンタクトで倒し、シルヴェストレにイエロー

  45分 ズカノヴィッチ退場(+o+)スピードに乗ったカウンター。ドリブルに入ったバドゥを、一発のタックルで止めたズカノヴィッチにレッド。イエローはしょうが無いにしろ、一発退場は少し厳しいと思ったが・・・

ロスタイム4分。そのまま0-1で終了

(ポイント)

・最終的にポゼッションはウディネーゼ21分31秒、サンプ32分15秒

・ただ、支配してた割にそれほどチャンスは作れず、最終的には決定機は同じぐらい

・左のズカノヴィッチに比べ、右のデ・シルヴェストリの攻撃参加が目立ち、攻めも右からの方が多かった

・新しい4バックは、現状のメンツだとこれがベストだと思う。モイサンデルも落ち着いていて良かった

・ズカノの後半45分での退場は、次節ミランと言う事も考えるとかなり余計。正直痛い

・黄色ユニは良いイメージが無くなってきた・・・(個人的には、今年の西武ライオンズの黄色ユニシリーズでも全敗してるので・・・) 

↑↑アウェイいまだに未勝利。もうこんな顔は見たくなーい↑↑

 まぁ、就任してわずか3,4日でいきなりチームを激変させるのは不可能だと思うので、もちろんモンテッラにはある程度時間をあげないと。1月の冬のメルカートでは、モンテッラ意向の選手の獲得もあるだろう。ここら辺はサンプティフォージも当然わかっていて、対ゼンガとのスタンスより圧倒的にみんなモンテッラには寛容。ただ、特にマスコミを中心にイタリア人は気が短いので、いくら大歓迎で迎えられたモンテッラでも4,5試合結果が出ないと、すぐ世論は変わっていくだろう。冬のメルカートも含めて、今季はきっちりモンテッラにチームを預けて、じっくりチームを作って欲しいが。具体的にはCBの補強が急務。あと左SBとMF。カッサーノのコンディション復活。すでにメルカートで名前が挙がってるのが、CBトモヴィッチ、ルガーニ、左SBズニガ、マリオ・ルイ、MFピサーロなど

 そしてゼンガは何と、すでにドバイに渡り(帰り)、UAEのAL SHAABというクラブの監督になるのがほぼ決定の模様だ。ある程度首を覚悟していたのだろう。こりゃドリアーニに受け入れられないのも当然だ。まぁこれでサンプがゼンガに残りの金を払わなくて済むようになるなら良かった。モンテッラ長期政権を望む。イタリアではなかなか難しいだろうけど・・・最近のサンプでは、ノヴェリーノ(2002-2007年)ぐらいか。その前の伝説の2人は別格として・・・(エリクソン1992-97年)(ボスコフ1986-92年)

↑↑この試合ではこんな記事も。今回のウディネでのアウェイ戦では、ジェノヴァ市を中心とするLIGURIA州在住のサンプファンの観戦が禁止されていた。その為アウェイファンがかなり少なかったのだが、わずかに駆けつけたティフォージ達が、少人数ながらも1試合通じて歌い続け、チームをサポートして存在感を示したとある。変な禁止の制限を超えてと

 ドリアーニの素晴らしさは今さら言うまでも無いのだが、ただでさえ観客が減少してる現在のセリエA。イタリアもそろそろファンも取り戻すべく、各クラブだけでは無く国全体で取り組まないといけないと思う。だって国技なのだから。セリエAを観光客で観に行く日本人とかも、現在は観戦しにくくてしょうがないと思う。1990年代前半のセリエAが輝いていた時代に比べると、明らかに魅力は薄れているし・・・まぁ私はサンプにずっと付いていくだけだから、あんまり関係ないけど残念だ

 さて次はあまり間を空けずに土曜日ナイターでミラン戦。モンテッラ2戦目でいきなりビッグカードが来た。なんせミハイロビッチ元監督との対決。まぁ相手は一応強豪だし。ズカノヴィッチ不在は痛い、DF面はかなり不安。ロマニョーリがミランにいるのは本当に悔しい。ポーリも好きだったしなぁ。ただ勝てる要素はある。引かれる相手より、引いてカウンターをサンプがやる方が今はあっていると思う。ミランが自分たちの力を過信して無駄にボールを持ってくれれば、エデル&ムリエルのカウンターで餌食にしてくれよう!

 Fooooooorza  Saaaaaaaaamp!! 

 次節:セリエA第14節 2015年 11/28(土) 対ミラン@ミラノ 現地20:45Kick Off(日本時間早朝4:45)

’15-’16 SERIE A 
13試合 4勝4分5敗 勝点16 得点 19 失点 18 得失点差 +1 現在12
 
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今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”

numero93:

 Il mondo del calcio,oggi si divide in 3 categorie:

giocatori normali,fuoriclasse,e Leo Messi.

格言:93

 カルチョの世界は今日、3つのカテゴリーに分かれる

 普通の選手、スーパースター(フオリクラッセ)、そしてレオ・メッシ。


モンテッラ初陣!Udinese vs SAMPDORIA 直前情報!!

2015-11-22 17:23:55 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

SERIE A 第13節 11/22(日)  15:00@フリウリ(ウディネ)

サンプドリア  ウディネーゼ

            (前半-)  

         主審:ディ・ベッロ氏(Brindisi出身)

 [試合前情報] 

  さて2週間の休みを経て、いよいよ「モンテッラ・サンプ」がデビューする。

アエロプラニーノは、「代表選手も合流して間もなく、準備期間が短かった為にまずはゼンガのやってきた仕事をベースに戦う。なぜサンプがアウェイだと弱くなってしまうのか、まだわからない。しかし私はアウェイだろうが勝点3を目指して戦う。」と共同会見で述べた。

現在勝点12で17位と苦しむウディネーゼ。昨季(と言ってもわずか半年前だが)はアウェイで4-1と、昨季のアウェイで一番良い試合をしたのでは無いか?(↓↓参照↓↓)

http://blog.goo.ne.jp/shussissi/m/201505/1

相性は悪くは無い。このアウェイ負のスパイラルから抜け出すには絶好のチャンス!

 

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  フォーメーションを見ていくと、ヴィオラ時代に使っていた3-5-2にいきなりするのは無理が有りそうで、4-3-3か4-3-1-2。GKは当然のヴィヴィアーノ。フィオレンティーナ時代にモンテッラとヴィヴィアーノは不仲を伝えられた事もあったが、問題は無さそう。

とりあえず4バックが継続されるDF陣での大きな変化は、ズカノヴィッチがシーズン当初予定されていた左SBに戻された事。ゼンガの元であまり出番が無かったモイサンデルが左のSBで起用される。右SBはついに怪我が治り、早速代表にも再召集されたデ・シルヴェストリ。控えのカッサーニは逆に怪我で召集外となった。

前線はやや不確定。モンテッラがまずどういう布陣を引くのか一番興味深いところで、一番のキーパーソンはカッサーノか。ゼンガ時代はあまり出番は無かったカサ坊、やはりマスコミの標的になるのは彼の起用方法だ。コレアはまだ怪我で召集外。また、コロンビア代表のムリエルとカルボネーロの2人が一番合流が遅れてコンディションが心配される。4-3-1-2で行くならムリエル&エデルの2トップにソリアーノ(もしくはカッサーノ)のトップ下。カルボネーロ、フェルナンド、バッレートの3MF。これだとゼンガ時代とほぼ同じ。4-3-3ならカッサーノが偽のCFで、ムリエルとエデルがサイド。それかムリエルCFで、エデルとカルボネーロがウィングのオランダタイプの3トップ。カルボネーロのコンディションが100%では無ければクリストドゥロプーロスのウィングやMFでの起用も考えられる。

 個人的な予想では、フォーメーションは4-3-3。合流が遅れたカルボネーロでは無く、状態を見る意味でもいきなりカッサーノを使ってきそうな気がする。ゼンガとの差を明確にティフォージに示すデモストレーションと言う意味でも・・

↓↓以下、予想フォーメーション↓↓

SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ

     エデル      ムリエル  

        カッサーノ 

 ソリアーノ(Cap)    バッレート
        フェルナンド 
     
ズカノヴィッチ      デ・シルヴェストリ 
              
   モイサンデル シルヴェストレ
        
       ヴィヴィアーノ 

ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ、

DFペレイラ、レジーニ

MFパロンボ、クリストドゥロプーロス、カルボネーロ、ロッカ、イヴァン

FWロドリゲス、ボナッツォーリ

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 一方ウディネーゼは去年までアタランタを長く率いていた熱血漢コラントゥーノ。今シーズンは3-5-2。すでに生ける伝説となっているディ・ナターレは控え予想。強みは右エデニルソンと左アドナンの両ウィングバック。左のアドナンはイラク代表で、ロベカルやベイルにも例えられている選手。まだまともに見た事が無いので、ちょっと興味ある。あとはウディネティフォージのムリエルに対するブーイングが、今年はどんなもんか?

↓↓以下がウディネーゼの予想面子

(3-5-2): Karnezis; Wague, Danilo, Felipe; Edenilson, Badu, Lodi, Fernandes, Adnan, Thereau, Aguirre.

FW   テレオー、アギーレ

MF   フェルナンデス、バドゥ

  アドナン、ローディ、 エデニルソン

DF  フェリペ、ダニーロ、ワゲ

GK      カルネジス

 さて、いよいよ小型飛行機、離陸の時が来た~

 Fooooooorza  Saaaaaaaaamp!! 

次節:セリエA第13節 2015年 11/22(日) 対ウディネーゼ@ウディネ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

12:30キックオフ予定から変更になりました~

’15-’16 SERIE A 
12試合 4勝4分4敗 勝点16 得点 19 失点 17 得失点差 +2 現在10
 
カッサーノの再出発?を期待して久々
 
今日のカッサーノの“アフォリズム(格言)”

numero30:

 Il mio poeta preferito del Ventunesimo secolo e' Lionel Messi. 

格言:30

 俺の最も好きな21世紀の詩人は”リオネル・メッシ”だ。


サンプ新監督決定!”アエロプラニーノ”ことヴィンチェンツォ・モンテッラ!!

2015-11-16 21:35:26 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

 12試合を終えて、4勝4敗4分けの全くの5割の成績を残したところで”蜘蛛男”は解任された。

今シーズンのセリエAでは5人目の監督交代で、昨季の同時期2人に比べるとだいぶ多くなっている。

Sampdorianews.net が行ったゼンガ解任に対するアンケートによると、ドリアーニ1568人中(私も1票入れてみた)

ゼンガはサンプの監督に

・ふさわしくなかった 73,3%

・ふさわしくなかった。しかし今の現状は彼1人のせいでは無い 9,9%(私はこれに投票しました

・ふさわしかった。現在のサンプの成績はそれほど悪くは無い 8,2%

・適当かわからない。もう少し時間を与えるべきだった 5,2%

・ふさわしかった。これから浮上の兆しが見えていた 3,4%

まぁ安倍内閣よりも圧倒的に悪い支持率だ。解任も仕方ないだろう。冬まで持つかなとは思っていたが、よくフェレーロが踏み切ってくれた。

そして契約が残っていたフィオレンティーナとの交渉がやや難航したが、後任に

我らがアイドルだった「ヴィンチェンツォ・モンテッラ」の就任が決定!!

↓びふぉー↓

1996年に弱冠22歳でサンプにやってきた”アエロプラニーノ”(小型飛行機)=得点を決めた後に両手を広げてピッチを駆け回る「飛行機」のパフォーマンスからついた愛称

いきなり、コパ・イタリアでのGENOVA DERBYで挨拶代りのドッピエッタ(1996年9月18日)。そして、2年連続20得点、3年間でリーグ戦だけで54得点とドリアーニの心をがっちり掴んだ。

しかしサンプのB落ちと共に移籍して、ローマでそのキャリアを確かなものとする。晩年の2007年には、サンプ愛から年棒を下げてサンプに復帰。しかしここでは怪我と引退の1年前の晩年だったと言う事もあり、大した活躍は出来ず(12試合4得点)。今回が3度目のサンプ入団となる。

そんなサンプのアイドルも、いつの間にか41歳のナイスミドルに。これがまさに今日現在の写真だ。

↓あふたー↓

Vincenzo Montella = ヴィンチェンツォ・モンテッラ

  • (元FW)
  • あだ名:AEROPLANINO=小型飛行機
  • 1974年6月18日(41歳)
  • ナポリ出身 
  • 172㎝68kg
  • イタリア代表歴:20試合3得点

 一瞬のスピードと得点感覚、抜群の左足を生かした生粋の点取り屋だった現役時代。そんな自由にピッチを躍動するイメージと違い、監督としての彼は”IL PERFEZIONISTA”=完全主義者の称号が与えられている。まだ若いし監督歴も長くは無いが、直前のフィオレンティーナで魅せたスペイン流のスペクタクルな攻撃サッカー。これが監督モンテッラの評判を一気に押し上げる。実際私も書いたと思うが、昨年モンテッラ率いるヴィオラがやっていたサッカーは非常に魅力的で、かつ結果もしっかり残した。

個人的にもミハイロビッチがいなくなった時に、最も期待していたのがモンテッラの復帰だったが、やっぱ高くて無理なのかと諦めていた・・・・・・・・ので今回の復帰は本当にうれしい。

・サンプのアイドル

・まだ若い

・監督としての手腕も確か

・攻撃サッカー

これ以上に何を求めるのか?

現在のところモンテッラがサンプでどのようなサッカーをやるかはわからない。フィオ時代の様に3-5-2にするのか、4-3-3か。いずれにせよレギュラーの選手はほとんど変わらないであろう。昨年ならともかく、今年のサンプにはMFにもフェルナンドとソリアーノ、カルボネーロなどモンテッラが求めるテクニックに長けた選手が増えているので、期待は出来ると思う。すぐに冬のメルカートも始まるので、モンテッラが物足りなければ即補強が開始されるであろう。いずれにせよDF、特にCBと左SBの補強は急務。フィオレンティーナのトモビッチや、エンポリのマリオ・ルイあたりをモンテッラが望んでいると言うニュースがすでに出ている。さらにカッサーノの未来も気になるところだ。今節は今後を占うと言う意味で、非常に楽しみだ。

とにかく

Bentornato a casa tua,VINCENZO!! Facci sognare

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あと、サッカーは関係無いが触れなければならない話題が一つ。私も仕事柄、そしてイタリアの隣国でもあると言う事で関係が深いフランス。

パリで起きたテロに関しては皆様もすでに周知の通りだと思うが、サンプにも現在はいないがかつてはこんなフランス人選手達が活躍していた。

カランブーは私の一番のお気に入りの選手なので言うまでも無いが、MFレイグル、ボゴシアン、DFディエン、みんな私がかなり好きだった選手たちだ。

そんな彼らに直接は関係ないのかもしれないが、個人的に今思う事は

P‎ray for paris‬  ついでに  Play for SAMPDORIA

 

次節:セリエA第13節 2015年 11/22(日) 対ウディネーゼ@ウディネ 現地15:00Kick Off(日本時間23:00)

12:30キックオフ予定から変更になりました~

’15-’16 SERIE A 
12試合 4勝4分4敗 勝点16 得点 19 失点 17 得失点差 +2 現在10
 

2015-16 SERIE A 第12節 SAMPDORIA 0-2 Fiorentina 内容も含めて完敗。そしてゼンガ解任!

2015-11-11 14:37:13 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

SERIE A 第12節 11/8(日) 20:45@ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

 サンプドリア 02 フィオレンティーナ (前半0-2)

 主審:ルッソ氏(Nola出身)

 早々にPKで先制され、ペースを奪われる。その後も現在首位、好調ヴィオラの前にチャンスも殆ど作れず・・・好材料はデ・シルヴェストリの復帰だけ

Marcatori 

  • (前半9分) フィオレンティーナ[1] イリチッチ(PK)
  • (後半14分) フィオレンティーナ[2] カリニッチ 

[試合前情報]

 サンプのフォーメーションで先週から変わったのは両サイドバック、そしてソリアーノがスタメンに復帰した事。ソリアーノがトップ下となり、4-3-1-2。好調カルボネーロは右MFとなった。そして両サイドバックはややサプライズ。左は争いが予想されたメスバーでもレジーニでも無く、ここ2試合出番が無かったペレイラが本職の右では無く左で起用される。17歳で本職では無い選手に、先を越される先輩たちはどういう気分か?そして右SBには6月の代表での試合で重傷を負った”ロロ”デ・シルヴェストリが約5ケ月ぶりに復帰!待ちに待った復帰だ。

 一方のフィオレンティーナは4-2-3-1というか4-4-1-1というか。パウロ・ソウザ新監督の元、モンテーラのスペクタクルサッカーを受け継ぎつつも、より実利的なプレス&ショートカウンターが増え、好調を維持。現在首位である。カリニッチとイリチッチの旧ユーゴ系コンビが絶好調。そして将来のイタリア代表の10番ベルナルデスキがいよいよ本領を発揮し始めており、この3人が攻撃の核。さらにDFの柱のゴンサロ・ロドリゲス、ボランチのボルハ・バレロを中心に、テクニックに長けた選手が多い。

 ヴィオラに元サンプは現在いないが、逆にサンプには元ヴィオラが3人。さっきもでたデ・シルヴェストリ、そしてパロンボもデビューはフィオ、さらに「心のクラブはヴィオラ」と公言して止まないが、現在・未来はサンプに忠誠を誓ってるGKヴィヴィアーノ。

★日曜の20時45分で行われたポスティチポ。おかえり~”LOLLO"!!(↑↑写真29番)

SAMPDORIA <4-3-1-2> 監督ワルテル・ゼンガ

     エデル   ムリエル

      ソリアーノ(Cap)

       (81分カッサーノ)

バッレート         カルボネーロ 
(65分イヴァン)
         フェルナンド
 
ペレイラ         デ・シルヴェストリ 
(46分メスバー) 
  ズカノヴィッチ シルヴェストレ
             
      ヴィヴィアーノ

ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ DFモイサンデル、カッサーニ、レジーニ、

MFパロンボ、クリストドゥロプーロス FWロドリゲス、ボナッツォーリ

 

Fiorentina (4-4-1-1): Tatarusanu; Roncaglia, G. Rodríguez, Astori, Pasqual (21′ s.t. Alonso); Bernardeschi, Badelj (29′ s.t. Suárez), Vecino, B. Valero; Ilicic (37′ s.t. M. Fernández); Kalinic.
A disposizione: Lezzerini, Sepe, Tomovic, Rebic, Suárez, Verdú, Rossi, Babacar.
Allenatore: Paulo Sousa.

備考:警告 前半3分Badelj,6分Vecino,9分Zukanovic,12分G. Rodriguez,20分Soriano,後半38分Eder;年間パス保有者数19.114 (1試合平均152.366 euro),有料入場者数3.343 (63.220 euro);芝状態良好

<あらすじ>

前半6分 ムリエルのカウンターをファールで阻止したヴェシーノにイエロー

前半8分 ズカノヴィッチ、ペナ内でハンドでPK献上。そしてイエロー

前半9分 イリチッチGoal(PK) 0-1:

 →裏をとられてロビングの対応に慌てたズカノヴィッチが、ベルナルデスキとの競り合いの中でハンド。このPKをイリチッチが左足で右下に決める。先制を許す・・・

  11分 ムリエルの突破を倒したゴンサロ・ロドリゲスにイエロー

  11分 そのFKを角度が無い所からフェルナンドが直接狙うも、Gタタルサヌがパンチングで防ぐ

  20分 ソリアーノにもイエロー

  28分 ヴェシーノが中盤でハンドを取られる。1枚イエローをすでに貰っていたために、サンプイレブンは「退場じゃないか」と詰め寄るが、認められず・・・ここで数的有利になればだいぶ変わっていたろうに

  41分 左サイドからドリブルでスルスルと中に入ってきたペレイラ。30m位から思いっきりロングシュートを放つ。良いシュートで、DFに当たってややコースが変わるもGKキャッチ

  43分 お返しとばかり、ボルハ・バレロのミドル。こちらもGKヴィヴィアーノががっちりキャッチ

  44分 右サイド、ボルハ・バレロのスルーパスからペナ内に侵入したベルナルデスキ。切り返しでDFペレイラを振り切り、強烈な左足を見舞うもヴィヴィアーノのスーパーセーブ

ロスタイム1分。そのまま終了。

前半は0-1。やはり現在のフィオは強い。しかも早々の失点でペースを握られてしまったのも事実。具体的にはボルハ・バレロがかなり効いていた。いたるところに顔を出して、ボールを取られない。さらに効果的なスルーパスや、さらにはミドルシュートまで。間違い無く現在のヴィオラの心臓だろう。サンプも、この日はムリエルが陽の日で、良い突破で度々相手にイエローカードを与える。ただ決定機まではいかず・・・

後半1分 左SBペレイラに代わってメスバー投入。確かにペレイラは慣れない左、そして対峙するベルナルデスキが絶好調と言う事で苦戦していた

   3分 ヴェシーノのミドル。DFに当たってコースが変わるも、それにも反応したヴィヴィアーノがスーパーセーブ!

  11分 またもやヴィヴィアーノ!ベルナルデスキのペナ内から左足インフロントで巻いた強烈なシュート。右上に飛んでミラクルセーブ!!

後半14分 カリニッチ 0-2:

 →左サイドのスローインから、カリニッチがイリチッチと2回ワンツーを繰り返して、ペナ内に侵入。見事に2人だけで崩し切って、最後カリニッチはイリチッチのラストパスを流し込むだけ・・・ 

  20分 バッレートに代わってイヴァン投入

  34分 決定機!!なぜかわからないが、自陣右サイドのFKを、DFロンカリアがサイドチェンジしようとして、ど真ん中にいたエデルに完璧なラストパス。エデルはびっくりしながらもトラップして、すぐさまGKと1対1に。しかし詰めてきたGKとDFの中、落ち着いて右下に流し込もうとしたボールは、GKタタルサヌのファインセーブにあってしまう・・・これを決められなかった事で、この試合は決まった感じだった。しかしロンカリアは、去年のDERBYでもエデルにボールをかっさらわれてゴールを決められたり、相当サンプにトラウマが出来たのでは?

  36分 ソリアーノに代わってカッサーノ投入。3トップへ

  38分 ボルハ・バレロを倒したエデルにイエロー。いらだちからか・・

  ロスタイム4分。そのまま0-2で終了

(ポイント)

・首位のヴィオラに完敗。サッカーの質の差を見せつけられた感じだった。

・前半の相手が退場にならなかった事、後半エデルが貰った決定機を決めきれなかった事、がターニングポイントか

・サンプのMVPはヴィヴィアーノ。心のクラブ相手に大活躍

・唯一に近い収穫はデ・シルヴェストリの復活

・いきなり90分フル出場。しかもかつてと変わらない、縦横無尽のオーバーラップを繰り返していた。一安心

・ホーム無敗が崩れる・・・

・4勝4敗4分け、全くの5分の星へ

 さて、この試合後の11/10(火)に遂にゼンガ監督が解任となった。EL予備予選の初戦、ヴォイヴォディナに0ー4で負けた7月からずっとティフォージには評判良くなかった。と言うか、就任した時からずっと。ミハイロに去られた代わりとして当時ファンが期待していたのが、モンテッラ(現Free)、サッリ(現ナポリ)、パウロ・ソウザ(現フィオレンティーナ)。その面々の招聘にあまりチャレンジせずに、早々にゼンガに決めてしまったと言う事も有り… 一応サンプOBとは言え、ゼンガは自分でも公言するぐらいインテリスタ。さらにGK出身の名監督は、世界中でもディノ・ゾフぐらい。などなどネガティブな要素は一杯あった。

 

↑↑やはりハゲ監督はダメだったか~・・・↑↑

私個人的には、天の邪鬼だから、ゼンガが嫌われれば嫌われるほど、blog上では何とか良い部分を見つけようとしていたけど、流石に限界でしたなぁ
イヴァンやペレイラの若手を登用したことは評価されて良いと思うし、確かにDFの補強は上手くいってない。当然監督のせいばっかりではないけど、采配にしても戦術にしてもあまりに形が見えてこなかった。
カッサーノをあれだけ拒絶しても、結局入団を拒む事は出来なかったし、先週カッサーノを練習から外して、マスコミに不仲説再燃を突っ込まれた時に逆ギレしたり……
まぁフェレーロは正直早めに決断してくれたと思う。他の候補を押し切って、自分が連れてきたのに。これが良い方向へ向かえば。

解任後ゼンガのコメント「裏切られたとは思わない。解任は、カルチョで監督をやっていれば常に起こりうる事でしょうが無い。むしろ自分がかつてプレーしたクラブで、監督を務める機会を貰えたのは幸せだった。私は10位と言うポジション、ユーヴェから勝点2差でサンプを去る」

 


 今現在1番候補はサンプOBのヴィンチェンツォ・モンテッラ。すでに本人&代理人は合意したものの、あとはまだ契約が残ってるフィオレンティーナとの合意しなきゃいけない為、フェレーロがフィレンツェに飛んだ模様。ただ、フィオの要求額が今のところ2~300万ユーロとバカ高いので、サンプにこれが払えるか。
 あとの候補はデルネーリ、コリーニ、ディマッテオとか。もうここで金をけちって、結局また損する事を繰り返さない事を祈る

 

 

 

Fi.....rma per noi VINCENZO MONTELLA!!

 

 ここで代表ウィークの為、2週間空くセリエA。そのタイミングもあってゼンガ解任にも踏み切ったのであろう。次号では新監督をお伝えする。

 そして代表では嬉しいニュースが。今節復帰したばかりのデ・シルヴェストリが、すぐさまアズーリに選出された。コンテ代表監督は「我々の為に膝を故障したロロ。彼を再招集できるチャンスをずっと待っていた。いつでも、どんな状況でも360度常に力を貸してくれる選手だ」と賛辞を贈った。すでに常連となったエデル、ソリアーノに加えて、サンプから3人が来年のEURO2016本大会に出場する可能性は高くなっている。

 Fooooooorza  Saaaaaaaaamp!! 

 次節:セリエA第13節 2015年 11/22(日) 対ウディネーゼ@ウディネ 現地12:30Kick Off(日本時間20:30)

’15-’16 SERIE A 
12試合 4勝4分4敗 勝点16 得点 19 失点 17 得失点差 +2 現在10

2015-16 SERIE A 第11節 Chievo 1-1 SAMPDORIA 意味薄な引き分け・・・

2015-11-04 22:42:23 | ほぼ週刊サンプ通信 '15-'16

SERIE A 第11節 11/2(月) 19:00@マルク・アントニオ・ベンテゴーディ(ヴェローナ)

 サンプドリア 11 キエーヴォ (前半1-1)

 主審:ガヴィルッチ氏(Latina出身)

 先制するも追いつかれ勝点1に留まる。アウェイ連敗は64日ぶりに止めるも・・・引き分けじゃ物足りない

Marcatori 

  • (前半8分)サンプ エデル
  • (前半34分) キエーヴォ[1] イングレーゼ

[試合前情報]

 さて、サンプのフォーメーションで4日前から変わったのは2人。順当にムリエルがスタメンに復帰。意外にもソリアーノがスタメンを外れて、イヴァンが先発で起用された。カルボネーロは完璧に信頼を勝ち取った感じだ。今節の形的には、カルボネーロがトップ下の右MFイヴァン、左MFバッレート。その他は4日前と同じスタメン。パロンボもソリアーノもいない為に、エデルがキャプテン

 一方のキエーヴォはマラン監督の4-3-1-2。元ミランのレフティ「ビルサ」をトップ下に置き2トップをあやつる。DFはダイネッリ、ガンベリーニ、ゴッビ等の一昔前に名を挙げたベテラン中心。元サンプ勢には、右SBのカッチャトーレがいる。この日も先発で出てきた。逆にサンプには元キエーヴォ勢、そのカッチャトーレと交換で来たズカノヴィッチとGKプッジョーニがいる。

★月曜の19時と言う変な時間に行われたポスティチポ。ホームのキエーヴォがいつもの黄色では無く、水色と白のユニを着用し、サンプがなぜか黄色ユニ。それに伴ってシルヴェストレのヘアバンドも、初めて黄色になった。(↑↑写真左端)

SAMPDORIA <4-3-1-2> 監督ワルテル・ゼンガ

     エデル(Cap)ムリエル

    (82分カッサーノ) (76分ソリアーノ)

        カルボネーロ

バッレート          イヴァン 
                      (46分パロンボ)
         フェルナンド
 
メスバー           カッサーニ 
 
  ズカノヴィッチ シルヴェストレ
             
      ヴィヴィアーノ

ベンチ:GKプッジョーニ、ブリニョーリ DFモイサンデル、ペレイラ、レジーニ、デ・シルヴェストリ

MFコレア、ロッカ FWボナッツォーリ

ChievoVerona (4-3-1-2): Bizzarri; Cacciatore, Dainelli, Gamberini, Gobbi; Castro, Radovanovic, Hetemaj; Birsa (32′ s.t. Pepe); Meggiorini (38′ s.t. N. Rigoni), Inglese (18′ s.t. Paloschi).
A disposizione: Bressan, Seculin, Pinzi, Christiansen, Cesar, Sardo, Pellissier, Mpoku.
Allenatore: Rolando Maran.

備考:退場 後半11分Maran監督;警告:前半38分Silvestre,41分Dainelli,後半14分Hetemaj,28分Cassani,24分Meggiorini;芝状態良好

<あらすじ>

前半8分 最初のチャンスはムリエル!左サイド、バッレートからパスを貰い、ドリブル突破でペナ内に侵入。近距離から対角線に放ったシュートは、GKビザーリ反応

 

前半8分 エデルGoooooooooooL!! 1-0:

 

→バッレートからボールを受けたカルボネーロが、ドリブルで一人外しペナ内に絶妙なスルーパス。エデルはGKと1対1になり、落ち着いてゴールニアに流し込む。先制!得点王!!

 

 

前半34分 イングレーゼGoal 1-1:

 

 →左サイドのメッジョリーニからのクロス。必死に戻ったバッレートがヘッドでクリアを試みるが、わずかに届かず。イングレーゼがトラップして飛び出したGKヴィヴィアーノの横を破るシュート。同点・・・

   38分 シルヴェストレ、メッジョリーニを倒してこの試合初のイエロー

   41分 その直後、今度はムリエル倒したダイネッリにイエロー

ロスタイム0分。そのまま終了。

前半は0-0。いつものアウェイよりは、大分パスも良く回っており、積極的に攻めていた。ただ先制後にもう1点取れそうで取れなかったところから、ややトーンダウン。一瞬の隙を疲れて同点を許す。カルボネーロは躍動しており、ドリブルだけでなくラストパスのセンスも見せた。2トップ含めた前線の動きは良かったが・・・中盤でイヴァンは目立たず、ややFWとMFが間延びした感じに。ゼンガも手を打ち、後半からイヴァンを下げるが、代わりがパロンボと言うのは良くわからない・・・

後半1分 イヴァンに代わってパロンボ投入。ボランチに入り、フェルナンドが右MFへ

  11分 メッジョリーニに対するカルボネーロとフェルンナンドのファールを取られなかった事に対して、ロマン監督が抗議して退場

  17分 点を取ったイングレーゼに代わって、エースのパロスキ投入

  20分 危ない!左からの巻いたクロスが、カッチャトーレにドンピシャで合うが、ヘッドはわずかに上。サンプ愛か?

  22分 フェルナンドのパスからムリエルが抜け出す。しかしGKの飛び出しが早く、1対1は決められない。こぼれに詰めてきたエデルのシュートもバーの上

  28分 右サイドからのクロス。ニアでパロスキがヘッドで合わせるが、わずかに左

  31分 ムリエルに代わってソリアーノ。FW減らしてMFって勝つ気が有るのか!?

  35分 右サイドでカルボネーロがボールを奪い、すぐさまクロス。ソリアーノは中央で届かず、ボールはファーのバッレートへ。バッレートのダイレクトボレーは、良いシュートだったがゴールわずか左に外れる・・・

  37分 疲れの見えたエデルに代わってカッサーノ。キャプテンマークはヴィヴィアーノの元へ

  46分 ピンチ!ズカノヴィッチの裏へのロビングを、パロスキがダイレクトボレー。しかしヴィヴィアーノのスーパーセーブ!

ロスタイム3分。そのまま1-1で終了

(ポイント)

・ポゼッション、キエーヴォ23分23秒対サンプ25分05秒 珍しくアウェイで上回る

・前半は勝てそうな雰囲気だったので、自らのトーンダウンと消極的な選手交代で勝ちを消した気がする

・2試合連続1-1。得点者エデル。

↑↑キャプテンマークも板についてきた。こんなに頼れるキャプテンはいない↑↑

・私が監督だったら後半頭からイヴァンに代えてソリアーノ、疲れたムリエルに代わってカッサーノ

・最後に勝ち越せなかったらコレアかロドリゲスだったなー

・さすがに今のカッサーノに、サポート無しの1トップは望み薄すぎた

 2試合連続で勝てた試合を引き分け。当たり前だけど、2試合2分けで勝点2より1勝1敗で勝点3の方が多い(もちろん相手チームの勝点を減らすという側面も有るので、100%良いとは言わないが)。特にアウェイで、もう少し勝ちにこだわった試合を見せて欲しい。次は久々強豪、しかも好調のヴィオラをホームに迎え撃つ。パウロ・ソウザもモンテーラのサッカーを受け継いで、面白いサッカーを見せている。内容的にも互いに攻撃的で面白いサッカーが見られるのではないか?

 Fooooooorza  Saaaaaaaaamp!! 

 次節:セリエA第12節 2015年 11/8(日) 対フィオレンティーナ@ジェノヴァ 現地20:45Kick Off(日本時間深夜4:45)

’15-’16 SERIE A 
11試合 4勝4分3敗 勝点16 得点 19 失点 15 得失点差 +4 現在9