今日は宣言どおり、東京国立近代美術館:生誕100年 東山魁夷展に行ってきました。
来週で終わりということもあり、老若男女で込み合っていました。
さすがは国民的画家
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しかしながら、本当にさすがなのは国立近代美術館の質ですね。
ここは本当にいつもしっかりとしていて良いです。
さて、話は戻りまして。
東山魁夷、と言えば風景画家、『道』、『白馬』と言うワードを思う浮かべる方が多いのではないでしょうか。
代表作『道』は美術の教科書にも載っているくらい有名なので、きっと名前を聞いても思い当たらない人でも見たことがあるんじゃないかと思います。
叙情的、幻想的、幽玄といった言葉がよく似合う彼の世界は何だか観ていると切なくなってしまうくらい静かな世界です。
燃えるように紅い紅葉も、
圧倒されそうな美しさの桜(多分)も、
海も、森も、町並みも、
こんなにも圧倒的な存在感なのに彼らはとても静かにたたずんでいる。
まるで、東山魁夷自身がそうだったかのように、すべての色が深く、静かにそこにいる。
作品としても、今まで僕が持っていたイメージとは違うものもあったり。
これは油絵なんじゃないかと思えるようなものもあって、彼の表現の広さを窺い知ることができるんじゃないかなぁと思います。
習作やスケッチなども非常に魅力的でした。
ふと気が付いたのですが、来年の春から僕は(なれたら)社会人になるわけですので、もう美術館に学生料金で入ることができなくなるわけですよね?
Σ(@△@;)
今のうちに沢山観とかなきゃじゃんッ!!!
教採とか実習とか行ってる場合じゃねー(そこは行け)
とか言いつつ、本屋さんに寄ったり、レンタルさんに寄ったりするわけですがw