4月上旬ごろの気候だとか・・・むしっとした生暖かさを感じます。
目を遠くの東の春日奥山にやると、山の木々が白いように思えるのです。
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望遠で見ると昨晩の雨は標高250m以上では雪になったようだ。
というのも奈良気象台では雨だったようで、初雪の発表はなく、
若草山頂上342m付近、雪は融けているが、背後の春日奥山の
木々に雪が残る。
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25日の若草山焼きの後、一重の丘の芝は黒々と、
でも背後の山の木々に雪が
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右隣の御蓋山298mを見ると、木々に雪が残っているようにも・・・
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昼過ぎには風の方向が東風に代わり、また雨が来そうな気配に。
さて24日に一時間ほど足慣らしを兼ね奈良坂を訪れ、
①旧奈良監獄 ②奈良豆比古(ならつひこ)神社
今回③は、奈良豆比古神社裏の境内に佇む樹齢1000年の「楠の巨木」と摂社を
社務所の左に、楠の巨樹へ裏手に回るり、詳細な案内が書かれている。
〝古色蒼然とする楠で樹齢1000年余、土際の幹囲約12.8m、目通りの幹囲約7.5m、
樹高約30m、枝張り約20m、 地上約7mで南北に2分岐し、更に北枝幹は3m、
南枝幹は4mのところで更に2分岐する。奈良県の天然記念物に指定〝と
東側から窪地に一本の巨樹、神が宿り佇ずまれているような圧倒的な雰囲気を醸し
口が勝手に開き、唖然と突っ立ていた。
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窪地を降りず、周りを時計回りにと、ふと元の道を見ると
住宅地に接し、守るかのように「西久保地蔵尊」がおられ、
頭を垂れてお参りののち
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南側から巨樹を眺めると・・・根元の近くからしめ縄迄の間に大きな祠あった。
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根元へといざなう石段を降りて頭を垂れ、根の一本にそっと触れた。
体がびくっとして、生命力を感じられた。
さらに反対側、北側へと2m程降りて窪地の底辺から見上げると天空へ続くように
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屋久島の縄文杉(幹囲16.2m)とはまた違う生命力を感じました。
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元の道へ上り、巨樹の楠に再度お礼をして二の鳥居をでた。
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その脇に境内社・摂社が目に入り、お参りもさせてもらおうと・・・
奈良街道沿いに「辨財天社」があり、池の真ん中を通り東向きに参道が。
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一番北側の奥に「石瓶神社」
「春日王」がお作りになる矢や幡を「石瓶」に入れて埋納した場所とも。
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そしてその南側に「福の神」、
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さらに南に「毘沙門天社」、小さな祠の内部に石仏がおられます。
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その右脇に、春日社と彫られ、
腰を曲げたような石灯篭、笠が苔むしている。
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古くから街道筋を守っていたのでしょうか。
最後は「恵比須社」、十日戎は賑わっていたことでしょう。
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