カメラを片手に

宵宮の京都、京都コンサートホールから直帰

今朝は雲の隙間から青空が見え、曇り時々晴の天候。
早朝の若草山ではかかった雲が上っていき、稜線が現れてきた。
久しぶりの陽の光で、若草山の芝の緑が映えだすが、蒸し暑さも増して、
最高気温も32.5℃迄上がった。
      10時、27.0℃、76%

今日は京都・祇園祭山鉾巡行、昼前まで晴れていたが・・・・
      BSPより辻回し

晴れ間は今日だけで、長い戻り梅雨、次の晴れ間は今週末からになるらしく、
夏本番までもうしばらくの辛抱ですね。
だが東北での水災害もあり、戻り梅雨末期の大雨だけはご免こうむりたい。

707年の今日(新暦8月18日)、第43代天皇「元明天皇」が即位された日です。
元明天皇は、天智天皇の第四皇女・阿閇皇女で、即位後「藤原不比等」を
重用して大宝律令を整備し、さらに「藤原京」から「平城京」へ遷都する。

また『古事記』『風土記』『万葉集』の成立にも深く関わったされ、
この即位の翌年、即位式の大嘗会で詠まれた儀礼の歌、
万葉集 巻一 76に、天皇の即位を祝い兵士たちが勇ましく弓の弦を打ち鳴ら
し、楯を立てたりする様子が自ら詠われている。 
大夫之 鞆乃音為奈利 物部乃 大臣 楯立良思母 』元明天皇
「ますらをの鞆(とも)の音すなりもののべの大臣楯(おほまへつきみたて)立つらしも」
意)勇士たちの鞆を弓の弦をはじく音がし、物部の大臣が楯を立てている

晩年はまだ幼い首(おびと)皇子(後の聖武天皇)に皇位を継承させるため、自ら
に次ぎ、独身の娘・氷高皇女(後の元正天皇)と二代に続く女性天皇に。
721年(養老5年)12月7日に61歳で崩御された。
崩御に先立ち「葬儀の簡素化の詔 」 が出され、初めての火葬となる。
「朕崩ずるの後、大和国添上郡蔵宝山雍良岑に竈を造り火葬し、他処に改むるなかれ」
「乃ち丘体鑿る事なく、山に就いて竈を作り棘を芟り場を開き即ち喪処とせよ、
 又其地は皆常葉の樹を植ゑ即ち刻字之碑を立てよ」 

陵は奈良市奈良阪町にある奈保山東陵と治定されており、県道44号を挟み
西に娘の元正天皇の陵と相対している。
      Google mapより

昨日の昼過ぎ、京都北山「京都コンサートホール」での京都市交響楽団
「第669回定期演奏会」に向かった。
祇園祭・宵宮の気分を少しでも味わおうと、小一時間早めに京都地下鉄・
四条烏丸駅に到着したが、駅構内の人出の多さで、腰を下ろしたまま北山へ

そのため、指揮の大友直人(京都市交響楽団桂冠指揮者)さんのプレトーク
に十分間に合い、ほぼ同じ年代のシベリウスとウィリアムズ、両者の珍しい
交響曲のお話が聞けた。
話の最後に、練習後15日の宵々山へ出かければ、人出はコロナ禍前に戻り、
若い方々の多さに驚ろかれ、それに比べれば当コンサート会場はお歳を・・・
と笑いを誘われていました。
      
【プログラム】
前半 シベリウス:交響曲 第6番 ニ短調 作品104 30分
交響詩「フィンランディア」があまりにも有名だが、交響曲は7曲を残され、
第6番は澄み切った懐古的な空気感を漂わせていた。

・・・・・休憩20分・・・・・

後半 ヴォーン・ウィリアムズ:交響曲 第2番「ロンドン交響曲」 50分
 
ヴォーン・ウィリアムズ」はイギリス生まれ(1872~1958)、今年で生誕
150年を迎えられ、今後演奏機会が増すようです。
なおダーウィンは大叔父で、、9曲も交響曲を残されている。

「ロンドン交響曲」は第一次大戦で戦死した年少の友人へ捧げる曲、
第1楽章、序奏は弱く、夜明け前テムズ川は静かな流れのように、そして
ハープがビッグベンの鐘の音が響くかのように始まる。
第2楽章はイングリッシュホルンが主題を、そしてビオラのソロがしみじみ
と、・・・最後もビオラで結ばれた。
第3楽章は様々な楽器で陽気なスケルツォ、
第4楽章終わりも回想するかのように弱音で終わりますと、プレトークで話さ
れていた通り、静かに終わりゆっくりと指揮の手を下ろされた後・・・
一秒以上の間(と思えるほど)を置き拍手が鳴り響いていた。
  *途中、携帯電話の呼び出し音が当初は鐘のように聞こえたが・・・
   電源をOFFといアナウンスがされているのに・・・
   マナーがまだまだですね。

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