最低気温は27.6℃と熱帯夜だった奈良、午前5時過ぎに太陽が輝きだせし暑さ
が増すばかり、午前8時で室温は28度を越えエアコンをON、午後1時過ぎには
35℃を越える猛暑日になりました。
東の春日奥山上空を見れば真夏の雲ですね。梅雨明けは?
今日から明後日迄最高気温は36度との予報だが、来週中ごろから曇り空に戻る

60年前1963年の今日、日本初の都市間高速道路「名神高速道路」の栗東~
尼崎(71.7㎞)が開通した日、日本の高速道路時代の始まりでした。

また下の写真は開通当時の大津インターチェンジ付近です。

名神高速道路と言うのは通称名で、正式には「中央自動車道西宮線」と呼び、
高速道路と呼ばれるのは東名・名神と新東名・新名神のみになる。
さて60年後の高速道路の総延長はといえば・・・
高規格幹線道路と言う名で総計12,258kmになり、
内訳は「高速自動車国道」9,185kmと本四連絡道路を含む一般国道自動車
専用道路1,984km と。(7月15日現在、全国高速道路建設協議会による)

さらに延長が施行中及び計画中です。
ただ近年高速道路を使えば、至る所で工事中で車線規制、対面通行、深夜の
通行止めや長期間の通行止めなどでの大規模修繕工事がなされ、思わぬところ
で渋滞に巻き込まれることも・・・。
本来高速道路、名神高速道路が開通した当時は25年で無料になるはず・・・
今まで9回も延長されてこの春までは2065年までとなっていたが・・・
5月末には修繕費用等の増加で2115年までと国会で延長法案が通過した。
取れるところから取ろうとの魂胆?
受益者負担という名目が良いように使われ過ぎではと思いたくなりませんか
ということで・・・
先日の金曜日夕方、義理の妹が出張のついでに奈良に寄ってくれました。
日曜日の夕方までに帰ればよいので、以前に行きたい所はと連れ合いが聞けば
「熊野三山」、だが日曜日に連れ合いに予定が入り、日帰りという。
奈良市から熊野三山、車で回る経路は、①国道168号を南下するか、②距離が
ある伊勢自動車道からの二拓で、google mapで後者の方が10分ほど早い。
選択したのは連れ合いで、一般国道を使いなさいと。
午前6時20分に出発、休憩予定の「道の駅 吉野路大塔」「谷瀬のつり橋」も
お休み中なので通り過ぎ、130分で「道の駅 十津川郷」に到着。
早くも他のお客様は串コンニャクに舌鼓をうたれていた。

姉妹で足湯に浸かりトロトロのお湯だと。(足が写る写真も嫌と)

さてもう一つ峠付近では「フクオウソウ」の群落が・・・
下りに入ればまもなく道が良くなり和歌山県に。先日の雨で崩壊し交互通行
を過ぎれば、30分ほどで「熊野本宮大社」駐車場に到着(9時10分)。
今回は「熊野本宮大社旧社地 大斎原(おおゆのはら)」へ最初に伺いました。
日本一の大鳥居に向かって歩けば、外国の方の姿も。

大鳥居を頭を垂れてくぐり、手水を使います。

参道なのでしょうか

こんな案内がされている。
1889年の洪水で流される前の神社施設が・・・
1889年の洪水で流される前の神社施設が・・・
音無川・岩田川・熊野川の三本の川が合流し、中洲のような場所に位置し、
江戸期まで橋がなく参詣するには川に濡れなければならず、それが禊になる。
境内に5棟12社の社殿があったと。

今は・・・

二基の石祠が建てられ、左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊
が祀られる。

かたわらに「一遍上人神勅名号碑」が
時宗の開祖「一遍上人」(1239~1289)本宮大社で修行中、夢の中に白髪の山伏の姿をした熊野権現(阿弥陀如来)が現れ、お告げを頂いた
「一切衆生の往生は、阿弥陀仏によってすでに決定されていること。あなたは
信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず、その札を配らなければなりません」と

大鳥居から中腹の熊野本宮大社を・・・


義理の妹の次女さんも出産を控えられているため少し寄り道を。伊邪那美命の
荒御魂がお祀りされる「産田社」、子授け・安産のご利益があるそうです。

天候は不順で、晴れると思えば時折雨が、熊野本宮大社の鳥居前に戻る。

お参りしましょう。