カメラを片手に

寒椿が虚しく咲く

3.9℃と穏やかな朝、雲が多かったが、11時過ぎから日差しが届き始め、
あっという間に11℃台まで上がり、居間はポカポカと暖かくなりました。
11時

小庭では、11月下旬から咲き始めた『寒椿
関西では獅子頭と呼ぶらしいが(大辞泉より)?・・・
横に広がった枝から花弁が一枚ずつばらばらに地面に散る。
花には仄かな香りがあり、白や桃色のものも。
構造的に花弁は雄しべが合着する点はツバキと同じなのに、
花弁はサザンカと同様一枚ずつばらばらになって散ることは
サザンカとツバキの交雑種(異論あり)を示し、よく横に
分枝する矮小種で、園芸変種のツバキ属の常緑中低木とされる。
なお枝が上に伸びるものは、タチカンツバキといって区別をする。

なおサザンカとの鑑別は困難で、昭和末期に中国で野生種が
見つかったそうで、このことと園芸品種により一層の混乱を招く。


蕾から咲いたばかりの寒椿は、紅の八重の花弁が・・・
くれなゐの まつたき花の 寒椿』 日野草城


そして開きすぎた花弁は、色は薄くなり、陽の光で最後の花を
後は散るばかりか・・・
寒椿 咲きたることの 終りけり』富安風生(とみやす ふうせい)


茶花として植えたのですが・・・
サザンカは漢字で山茶花、茶が入り、用いないほうがよいと・・・
サザンカは「山椿」、寒椿は『冬椿』として使う手もあるらしい。
我が家では、あまり活けられず、花弁が散るばかり。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「花日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事