![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e2/17e6e522983fbcd6ba1ec988c10f21b3.jpg)
冒頭の写真は、信濃川水力発電工事誌に掲載されている、小千谷駅~小千谷発電所間信濃川橋梁右岸部の信濃川橋梁のターンバックルの写真だ。ターンバックルとは、要は橋梁を支える金具のような物だったのだろう。注目して欲しいのは、材料運搬線の線路が写っている点である。更に、踏切らしき構造物も見て取れる。当然、今でいう所の四種踏切である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/6a/66ea9bc75b4c882bee2c24dc0468daf2.jpg)
そして、この写真を撮った場所は信濃川橋梁右岸部と判明しているので、その場所の現在の様子をgooglemapsやストリートビュー、空中写真で見てみよう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/9d/fed613692c34328ade33b82f52ed9ab6.jpg)
まず、信濃川河岸段丘の段丘面上にある林。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/31/46e9b569776d8a814724579fcc42c9b2.jpg)
それっぽい地形が残っている。なお、この農道はそのまま材料運搬線の転用道路だと思われる。
一方、空から見たらどうなるか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/1a/0fe59b9911668883cac241584078a0ac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/82/40cf3b3721d5c1c20989b520279a8e35.jpg)
左右の写真で方位が違えど、当時の道路や材料運搬線の様子は今でも見て取れるのが分かる。段丘面上の林の位置も変わってない。私の趣味も、こういう地道なことを調べる段階。