マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

FMチューナモジュール

2008-10-17 00:26:07 | Weblog
以前から気になっていたSparkfunのFMチューナモジュールを買ってみました。このモージュール、当初はNXPのTEA5767を使ったものだったのですが、現在はAirohaのAR1000というチップが使われています。ところが、このチップの資料が貧弱で、資料に書かれている情報だけでは使うことができません。このあたりの経緯や、実際に使うためのサンプルコードについてはYukiさんが電子工作室の記事にまとめれています。おかげさまで、どうやら簡単に使うことができそうです。わたしも、ボチボチ実験を進めているので、結果についてはまた次回の記事でまとめようと思います。

AR1000の資料が貧弱なので、他のチップのデータシートを参考にしようと調べてみたところ、SilabsのSi4702/03に良く似ていることに気が付きました。レジスタのビットのネーミングが同じものがありますし、3線式での読み書きの仕方もとても良く似ています。Si4702/03の仕様を参考にしてAR1000が作られているのだろうと推測されます。

Si4702/03は、ユーザ登録すればデータシートがダウンロードできますが、同じSilabsでもSi4704/05やSi4708/09についてはデータシートのダウンロードはできません。主力商品の情報については、公開しないということなのでしょうね。