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マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

アプリの必要性

2014-12-13 15:38:18 | Weblog
前回の記事ではTagに温度、気圧を表示するためのURIを書き込むことで、メータ表示を実現しました。この方法は、自分でアプリを開発しなくてもNFCタグを検出するとAndroid側がブラウザを開いてくれるために大変お手軽です。しかしながら、サーバ側に簡単なスクリプトを用意しなければなりません。

使っているM24SRのEEPROMには8KBもの容量があるので、表示に必要なHTMLファイルをタグ側に書き込んでおき、それをAndroidで読み込んで表示できればサーバを不要にできます。調べてみると、NDEFファイルのレコードの型には文字列やURLだけでなく MIMEタイプも指定できるようになっています。この仕様に従って、MIMEタイプとしてtext/htmlを指定してやれば、NDEFデータ本体にHTMLテキストを書き込んでやることができます。早速実験してみました。




試験データをM24SRに書き込んでみて、それをTagInfoで確認するとちゃんとデータを読み取れています。しかしながら、Nexusをこのタグにかざしても書き込んだHTMLのデータを表示することはできませんでした。AndroidがTAGから読み込んだデータを作業領域にいったん保存して、それをファイルとして開いてくれることを期待していたのですが、どうやらそのような機能は備わっていないようです。

検索してみたら、次の情報が見つかりました。
http://stackoverflow.com/questions/23108300/nfc-ndef-mime-type-text-html

やはり同じようなことを考える人はいるもんですね。安価なNFCタグシールは容量も小さいのでURLくらいしか記録できませんが、MR24SRのようなものでは容量も大きいので、text/htmlが読めれば便利だと思うのですが。。。

いくつかNFCアプリをインストールして試してみたのですが、text/htmlを読んで、その内容を開けるものはありませんでした。やはり自分でアプリ作るしかないんでしょうか。そこまでやるのは、おっくうなんですが。。