前記事の続きです。J-Scopeを使って通話音声を記録することはできましたが、サポートするファイル形式の都合から録音/再生用途には向いているとは言えないものでした。
そこで、J-Scopeの代わりにJ-Link RTT Loggerを使うことにします。こちらのツールはRTTの特定チャネルに出力されたデータを、そのままファイルに記録するだけの極めて単純なログツールなんですが、PCM音声データを生で記録する目的にはこれだけで十分です。前記事の実験ではマイコン側ではチャネル1への出力をしていましたので、マイコン側のソフトへの変更は必要ありません。これまでRTT LoggerはWindows環境でしかサポートされていなかったのですが、今週リリースされたV.512f から OSXと Linuxのパッケージでもサポートされるようになったようです。
起動すると、必要なパラメータを逐次聞いてくるという仕様。引数で指定することはできないらしい。ディフォルトの値で良ければリターンを入れればいいだけなんですが、およそUnix環境向けの作りとは思えない仕様です。Windows版でも全く同じ動作仕様になっているのですが、どうやらマシな仕様にしたければ、「有償のSDK使えばお好きなようにできます。」ということらしい。
通話が終わったら、何かキーを押すことで動作を終了。ファイルをダンプしてみると、最初の無音部分には0とか-1が並んでいることが確認できます。
記録したデータをAudacityを使って録音状況を確認してみましょう。ファイル->取り込み->ロー(Raw)データの取り込みで、フォーマットを指定してファイルを読み込みます。
綺麗に再生できたので、録音にも問題がなかったことがわかります。このように音声信号程度のデータであれば、何の問題もなくRTTで送れるようです。
そこで、J-Scopeの代わりにJ-Link RTT Loggerを使うことにします。こちらのツールはRTTの特定チャネルに出力されたデータを、そのままファイルに記録するだけの極めて単純なログツールなんですが、PCM音声データを生で記録する目的にはこれだけで十分です。前記事の実験ではマイコン側ではチャネル1への出力をしていましたので、マイコン側のソフトへの変更は必要ありません。これまでRTT LoggerはWindows環境でしかサポートされていなかったのですが、今週リリースされたV.512f から OSXと Linuxのパッケージでもサポートされるようになったようです。
起動すると、必要なパラメータを逐次聞いてくるという仕様。引数で指定することはできないらしい。ディフォルトの値で良ければリターンを入れればいいだけなんですが、およそUnix環境向けの作りとは思えない仕様です。Windows版でも全く同じ動作仕様になっているのですが、どうやらマシな仕様にしたければ、「有償のSDK使えばお好きなようにできます。」ということらしい。
通話が終わったら、何かキーを押すことで動作を終了。ファイルをダンプしてみると、最初の無音部分には0とか-1が並んでいることが確認できます。
記録したデータをAudacityを使って録音状況を確認してみましょう。ファイル->取り込み->ロー(Raw)データの取り込みで、フォーマットを指定してファイルを読み込みます。
綺麗に再生できたので、録音にも問題がなかったことがわかります。このように音声信号程度のデータであれば、何の問題もなくRTTで送れるようです。