SIP TAのSIPスタックの作業を少し進めた結果、発呼ができるようになりました。時たま音声パケットを拾い損ねるか、SLICに渡し損ねるかしているようで、音がひずんでしまいます。ひととおり発着信処理が動いてから、見直した方が良さそうです。
ひかり電話のルータには、複数の電話機端末を接続でき、内線番号を割り当てられます。内線間での通話ができるので、試験のために(通話料金の発生する)外線を使わなくてもすむのがとっても助かります。
ひかり電話のルータには、複数の電話機端末を接続でき、内線番号を割り当てられます。内線間での通話ができるので、試験のために(通話料金の発生する)外線を使わなくてもすむのがとっても助かります。
今のところは内線だから良いのかな?
JATE認定については、端末設備規則に沿ったアナログ回線インタフェースのことを指していらっしゃると思いますが、SIP TAとひかり電話ルータの間のインタフェースはSIPであり、アナログ回線インタフェースではありません。
ちょっと調べた限りではIP電話もJATE認定が必要かどうか分かりませんでした。
私が気にした本質はJATE認定の必要性の有無ではなく、自作した電話機を公の回線に繋げて万が一にも公の回線をダウンさせることがあれば大変なことになることです。
JATE認定はそう言ったリスクに対する歯止めの一つと私は認識していたので最初のコメントをいたしました。
私の認識が取り越し苦労なら問題ありませんので読み流してください。
JATEの技術適合試験は、従来の設備に対してのインタフェース境界において定めた技術条件を満たしているかどうかによって、ご指摘のようなリスクがないことを検査していたわけですが、IPの時代のインタフェースに対応できていないと言えるのかもしれません。
わざわざ、このようなSIP TAを作成してつなげるまでもなく、X-LiteのようなSIP電話ソフトを使えば、PCから外線電話ができてしまいます。PCのソフトまで規制することもできないでしょうし、どこをインタフェースの境界点として考えてリスクに対する担保をとるかという問題なのでしょう。
NTTの側では、ひかり電話ルータの機能として、なんらかの予防措置を講じているかもしれないかなぁと思ったりもしますが、あくまでも想像です。