マイコン工作実験日記

Microcontroller を用いての工作、実験記録

LPC1700

2008-10-09 00:13:04 | Weblog
NXPがCortex M3対応MCUとしてLPC1700シリーズを発表しました。クロックも早くなるし、これからは本格的にARM7TDMIからCortex M3への移行が進んでいくのでしょうね。今回のNXPの発表では、LPC1700シリーズを構成するMCUの品番とその概要が具体的に述べられており、DRAFTではありますがすでにデータシート(簡易版)もダウンロードできるようになっています。これはいいですねぇ。自分ならどれを使おうかと勝手な妄想を膨らますことができて楽しめます。

ATMELもすでに6月にCortex-M3対応を表明しており、今年Q4から出荷開始と言っていますが、どんなチップが出てくるのかはまだ明らかになっていません。NXPみたいにそろそろ概要を示してもらえないでしょうかねぇ。NXPも12月からESでの出荷開始と言っています。我々、庶民がボードとして買えるのはどちらが先になるのでしょうか。来年が楽しみです。

久し振りにNXPのLPCのページを見て、ARM7系の品種の多さに改めて驚きました。シャープから部門を買収したとはいえ60を超える品揃えです。値段的にもだいたいSAM7よりLPC2000シリーズの方が安いし、人気高いのでしょうか。個人的には、DMAが使えるのが便利でSAM7を使ってきましたが、最近のLPC23xx/LPC24xxではDMAも使えるようだし、ちょっと使ってみようかなぁという気がしてきました。

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