茨城の原子力機構で「国内最悪」の内部被ばく
作業員全員の肺からプルトニウム検出 原子力機構が発表 (朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
>茨城県の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで放射性物質が飛散し、作業員5人が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は7日、5人全員の肺からプルトニウムが検出されたと発表した。
>5人は千葉県の放射線医学総合研究所に搬送されており、体内に入った放射性物質の排出を促す処置を受けている。
■国内最悪の内部被ばく
作業員1人の肺から22000ベクレルのプルトニウム検出 国内最悪の内部被曝
>暫定で1年間に1・2シーベルト、50年で12シーベルトの内部被曝をする値で、過去にこれほどの内部被曝をした例は、国内ではないという。原子力機構は「急性の放射線障害が出るほどではない」としている。
>原子力規制委員会の伴信彦委員は7日の定例会で「2万2千ベクレルの検出は半端な状況ではない。命に関わることはないだろうが、軽微なものではない。作業の状況が適切だったか確認する必要がある」と問題視した。
>被曝医療に詳しい、国際医療福祉大クリニックの鈴木元院長は「2万2千ベクレルは量としては多い。肺に入ったプルトニウムは、1週間から10日かけて化学薬品を霧状にして吸入させたり、点滴したりして排出させる。その後、体内に残っている量を調べて健康への影響のリスクを判断しなければならない」と話す。
■健康被害って、命に関わるがな。
3作業員内部被曝、健康被害の恐れ…原子力機構 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
>この職員は放射性物質入りの容器を開けた際、鼻からプルトニウムなどの粉末を吸い込んだとみられる。同機構によると、これらが体内にとどまった場合、最初の1年間で1・2シーベルト(1200ミリ・シーベルト)、今後50年の合計で12シーベルト(1万2000ミリ・シーベルト)の内部被曝が懸念されるという。
現時点では5人の中に体調不良を訴えた人はいないが、5人は体内からの放射性物質の排せつを促進する薬剤の投与を受け、7日午前、放射線医学総合研究所(千葉市)に搬送された。原子力機構は「健康への影響が出る可能性がある」としている。
国内最悪の内部被ばくですか。
福島第1原発の事故、また同じく茨城県で起きた東海村のJCO臨界事故から何も学んでないという事でしょうね。
「命に関わることはないだろう」なんて言ってますが、がんになる可能性や、体に障害などが残ったりする可能性はあるのでは?
最初の報道も「22ベクレル」なんて過小すぎる報告でしたが、そうやって軽く見せようとする隠蔽体質が、こんな事が起こる要因になってるような気がしますね。
「安全だ」「たいしたことない」なんて言いたいがために、結果的に管理がずさんになってしまうのでは。
東海村のJCOの「バケツでウラン」と変わってないのではとも思いますね。
茨城県の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターの作業員の内部被ばく問題。最初の報道では「22ベクレル」と過小に報告してたが、1日経てば「2万2千ベクレル」と国内最悪の内部被ばくに。ちゃんとわかってから報告すりゃいいのに、小さく見せてゴマかそうとするから、こんな事になるのでは?
— ぽぽんぷぐにゃん (@poponpgunyan) 2017年6月7日
(twicas)尼崎市議選、都議選とか。- 2017.06.04