2009年8月9日(日)の『松嶋×町山 未公開映画を観るTV』(TOKYO MX 日曜夜11時~)では This Film Is Not Yet Rated (2006) が放送されます。この映画は、アメリカでの年齢による映画館への入場規制(レイティング)の問題点などを描いたドキュメンタリー。気になりますね。
ちなみに、アメリカでのレイティングはMPAA(Motion Picture Association of America、アメリカ映画協会)によって決められてます。ハリウッド映画のエンド・ロールでMPAAのマークを目にした人も多いと思います。This Film Is Not Yet Rated では、このMPAAがターゲットとなります。
MPAAの公式サイトにある「Find the Rating of a Film」という検索ボックスから作品名を入力して調べると、その作品のレイティングとその理由が表示されます。例えば『ボルト』 Bolt (2008) はPG指定で、理由は「some mild action and peril」(軽いアクションと危険なシーンがあるため)となってます。
こういった指定が果たして妥当なのか、どうやって決めているのか、誰が決めているのか、といった点を This Film Is Not Yet Rated では切り込んでいくようです。
なお、MPAAを構成している映画会社は現在以下の6社。
あと、MPAAの下部組織で米国外を担当するMPA (Motion Picture Association) というものがあります。アメリカ映画の海賊版規制などを行っており、日本でも日本国際映画著作権協会 (JIMCA) とともに海賊版撲滅キャンペーンをやってます。
2005年頃からMPAAを構成している映画会社の作品の本編前に必ず付けられていた「海賊版撲滅キャンペーン」のトレーラーは、家族連れなどから不評でした。2007年に「映画の盗撮の防止に関する法律」ができて、今では「映画館に行こう!」実行委員会による「NO MORE 映画泥棒」トレーラーに取って代わられましたが。
ちなみに、日本での映画のレイティングは、映画倫理委員会(映倫)が決めていますね。1998年から区分が細かくなってしまいました(現在はG、PG12、R15+、R18+の四区分)。規制がかかると、規制対象となった年齢の客が大幅に減る(もしくはゼロになる)ため、興行成績が悪くなります。
最近では、年齢制限を受けないように一部のシーンをカットしたものを日本で公開する作品も出てきており、オリジナルのまま観たい映画ファンにとっては大変遺憾です。
【参照リンク】
This Film Is Not Yet Rated - More Video - IFC.com - 公式サイト
YouTube - THIS FILM IS NOT YET RATED- Trailer - 予告編
This Film Is Not Yet Rated (2006) - The Internet Movie Database (IMDb)
松嶋×町山 未公開映画を観るTV - 番組公式サイト
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
Motion Picture Association of America - MPAA公式サイト
日本国際映画著作権協会 / JIMCA
MPA / MPAA について - JIMCAサイト内
映画倫理委員会(映倫)
映画館に行こう!
映画のレイティングシステム - Wikipedia - ウィキペディア
Motion Picture Association of America film rating system - Wikipedia
This Film Is Not Yet Rated - Wikipedia
ちなみに、アメリカでのレイティングはMPAA(Motion Picture Association of America、アメリカ映画協会)によって決められてます。ハリウッド映画のエンド・ロールでMPAAのマークを目にした人も多いと思います。This Film Is Not Yet Rated では、このMPAAがターゲットとなります。
MPAAの公式サイトにある「Find the Rating of a Film」という検索ボックスから作品名を入力して調べると、その作品のレイティングとその理由が表示されます。例えば『ボルト』 Bolt (2008) はPG指定で、理由は「some mild action and peril」(軽いアクションと危険なシーンがあるため)となってます。
こういった指定が果たして妥当なのか、どうやって決めているのか、誰が決めているのか、といった点を This Film Is Not Yet Rated では切り込んでいくようです。
なお、MPAAを構成している映画会社は現在以下の6社。
- ディズニー Walt Disney Motion Pictures Group (The Walt Disney Company)
- コロンビア Columbia Pictures (Sony Corporation)
- パラマウント Paramount Pictures (Viacom)
- 20世紀フォックス 20th Century Fox (News Corporation)
- ユニバーサル Universal Studios (NBC Universal)
- ワーナー・ブラザーズ Warner Bros. (Time Warner)
あと、MPAAの下部組織で米国外を担当するMPA (Motion Picture Association) というものがあります。アメリカ映画の海賊版規制などを行っており、日本でも日本国際映画著作権協会 (JIMCA) とともに海賊版撲滅キャンペーンをやってます。
2005年頃からMPAAを構成している映画会社の作品の本編前に必ず付けられていた「海賊版撲滅キャンペーン」のトレーラーは、家族連れなどから不評でした。2007年に「映画の盗撮の防止に関する法律」ができて、今では「映画館に行こう!」実行委員会による「NO MORE 映画泥棒」トレーラーに取って代わられましたが。
ちなみに、日本での映画のレイティングは、映画倫理委員会(映倫)が決めていますね。1998年から区分が細かくなってしまいました(現在はG、PG12、R15+、R18+の四区分)。規制がかかると、規制対象となった年齢の客が大幅に減る(もしくはゼロになる)ため、興行成績が悪くなります。
最近では、年齢制限を受けないように一部のシーンをカットしたものを日本で公開する作品も出てきており、オリジナルのまま観たい映画ファンにとっては大変遺憾です。
【参照リンク】
This Film Is Not Yet Rated - More Video - IFC.com - 公式サイト
YouTube - THIS FILM IS NOT YET RATED- Trailer - 予告編
This Film Is Not Yet Rated (2006) - The Internet Movie Database (IMDb)
松嶋×町山 未公開映画を観るTV - 番組公式サイト
ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記
Motion Picture Association of America - MPAA公式サイト
日本国際映画著作権協会 / JIMCA
MPA / MPAA について - JIMCAサイト内
映画倫理委員会(映倫)
映画館に行こう!
映画のレイティングシステム - Wikipedia - ウィキペディア
Motion Picture Association of America film rating system - Wikipedia
This Film Is Not Yet Rated - Wikipedia