2019年公開の映画を対象とした第92回アカデミー賞。主なスケジュールは、以下の通りです。
- ノミネート投票: 2020年1月2日(木)~1月7日(火)
- ノミネート発表: 2020年1月13日(月) ※日本時間 22:18
- 本選投票: 2020年1月30日(木)~2月4日(火)
- 本選発表(授賞式) : 2020年2月9日(日) ※日本時間では10日(月)
アカデミー賞(通称:オスカー)予想に、数々の映画の題名が出てきてます。しかし、日本公開がまだまだ先で、邦題決定前の作品が多く、各作品がどんな映画なのか頭になかなか入ってきません。そこで、主要部門の有力候補作品をポスター画像付きで当ブログに毎年まとめています。
受賞予想としてブログを書いているのではなくて、アメリカで高く評価されてる映画はどれか、これから公開される映画の中から観る作品を選ぶ参考になればと思って書いています。
出典は Gurus o' Gold という、アメリカの13人の有名批評家が付けた順位を作品ごとに集計したものです。12月2日に発表された13人の集計分を元に以下に映画を並べました。
星は、作品・監督・主演男優・主演女優・助演男優・助演女優の各部門においての有力候補の順位で、★★★★★は1位、★★★★は2位、★★★は3位、★★は4位、★は5位、☆は6位以下(複数の批評家から投票されたもののみ)となります。
私は観ると決めたら、その映画の情報はなるべく事前に頭に入れないようにしています。そのため、あらすじについては殆ど調べてません。あしからず。
まずは、12月2日付け予想で複数の人による票が入った作品賞候補15作。
原題: "The Irishman" ★★★★★
邦題: 『アイリッシュマン』
日本公開: 2019年11月15日(金)
監督: マーティン・スコセッシ ★★★★★ (『沈黙 -サイレンス-』、『タクシードライバー』)
原作:チャールズ・ブラント『アイリッシュマン』 I Heard You Paint Houses (2004年)
主な出演者:
ロバート・デ・ニーロ ★★★
アル・パチーノ ★★★★
ジョー・ペシ ★★
あらすじ等:
第2次世界大戦後の裏社会、多くの殺人事件に関与したとされる“アイリッシュマン”ことフランク・シーランを描く。ノンフィクション本の映画化。
原題: "Once Upon a Time... in Hollywood" ★★★★
邦題: 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
日本公開: 2019年8月30日(金)
監督: クエンティン・タランティーノ ★★★★ (『デス・プルーフ in グラインドハウス』、『パルプ・フィクション』)
主な出演者:
レオナルド・ディカプリオ ★★
ブラッド・ピット ★★★★★
マーゴット・ロビー
あらすじ等:
1969年のハリウッド、以前はテレビの人気俳優だったリック・ダルトンと彼の専属スタントマンのクリフ・ブースは、リックの隣家に映画監督ロマン・ポランスキー夫妻が引っ越してくるのを目にする。
原題: "Marriage Story" ★★★
邦題: 『マリッジ・ストーリー』
日本公開: 2019年11月29日(金)
監督: ノア・バームバック ★★ (『ヤング・アダルト・ニューヨーク』、『フランシス・ハ』)
主な出演者:
スカーレット・ヨハンソン ★★★
アダム・ドライヴァー ★★★★★
ローラ・ダーン ★★★★★
アラン・アルダ ☆ (『ブリッジ・オブ・スパイ』、『アビエイター』)
あらすじ等:
女優ニコールと夫で映画監督・脚本家のチャーリーの結婚生活は終焉を迎えようとしていた……。
原題: "1917" ★★
邦題: 『1917 命をかけた伝令』
日本公開: 2020年2月14日(金)
監督: サム・メンデス ★ (『007 スカイフォール』、『ロード・トゥ・パーディション』)
主な出演者:
ジョージ・マッケイ (『マローボーン家の掟』、『はじまりへの旅』)
ディーン=チャールズ・チャップマン (『ブレス しあわせの呼吸』、『リピーテッド』)
マーク・ストロング (『シャザム!』、『キングスマン』)
あらすじ等:
第一次世界大戦の戦地フランスで、二人の若きイギリス兵が重要な伝令を任される。複数のカットを編集でワンシーンワンカットの映像に収めている。
原題: "기생충" ★
英語題: "Parasite"
邦題: 『パラサイト 半地下の家族』
日本公開:
2019年12月27日(金) ※全国2館で先行公開
2020年1月10日(金) ※全国公開
監督: ポン・ジュノ ★★★ (『スノーピアサー』、『グエムル -漢江の怪物-』)
主な出演者:
ソン・ガンホ (『タクシー運転手 ~約束は海を越えて~』、『殺人の追憶』)
イ・ソンギュン (『王様の事件手帖』、『ソニはご機嫌ななめ』)
チョ・ヨジョン (『後宮の秘密』、『情愛中毒』)
あらすじ等:
全員失業中の家族が、長男が豪邸での家庭教師に応募したことで転機が訪れる。
原題: "Jojo Rabbit" ☆
邦題: 『ジョジョ・ラビット』
日本公開: 2020年1月17日(金)
監督: タイカ・ワイティティ ☆ (『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』)
原作:クリスティーン・ルーネンズ "Caging Skies" (2008年)
主な出演者:
ローマン・グリフィン・デイヴィス (新人)
トーマシン・マッケンジー ☆ (『足跡はかき消して』、『ホビット 決戦のゆくえ』)
レベル・ウィルソン (『ロマンティックじゃない?』、『ピッチ・パーフェクト』)
スカーレット・ヨハンソン ☆ (『マリッジ・ストーリー』、『のら猫の日記』)
あらすじ等:
第2次世界大戦下のドイツ、少年ジョジョを主人公にしたコメディ。
原題: "Little Women" ☆
邦題: 『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』
日本公開:
監督: グレタ・ガーウィグ ☆ (『レディ・バード』)
原作:ルイザ・メイ・オルコット『若草物語』 Little Women (1868-1869年)
主な出演者:
シアーシャ・ローナン ★★ (『レディ・バード』、『ラブリーボーン』)
エマ・ワトソン (『美女と野獣』、「ハリー・ポッター」シリーズ)
フローレンス・ピュー ★★ (『ファイティング・ファミリー』、『ミッドサマー』)
あらすじ等:
南北戦争が起きた1860年代、アメリカ北東部ニューイングランドで暮らすマーチ家の四人姉妹を描く。何度も映像化された『若草物語』の映画化。
原題: "The Two Popes" ☆
邦題: 『2人のローマ教皇』
日本公開: 2019年12月13日(金)
監督: フェルナンド・メイレレス ☆ (『ナイロビの蜂』、『シティ・オブ・ゴッド』)
原作:アンソニー・マクカーテン作の舞台 "The Pope" (2017年)
主な出演者:
アンソニー・ホプキンス ★ (『世界最速のインディアン』、『羊たちの沈黙』)
ジョナサン・プライス ★ (『天才作家の妻 -40年目の真実-』、『未来世紀ブラジル』)
フアン・ミヌヒン (『愛と情事のあいだ』、『フォーカス』)
あらすじ等:
2013年、ローマ教皇(法王)ベネディクト16世が自ら退位し名誉教皇となったため、後任のフランシスコ教皇と共にローマ教皇が二人いることになった。
原題: "Ford v Ferrari" ☆
邦題: 『フォードvsフェラーリ』
日本公開: 2020年1月10日(金)
監督: ジェームズ・マンゴールド (『3時10分、決断のとき』、『“アイデンティティー”』)
主な出演者:
マット・デイモン (『オデッセイ』、『インビクタス/負けざる者たち』)
クリスチャン・ベイル ☆ (『バイス』、『ダークナイト』)
ジョン・バーンサル (『ベイビー・ドライバー』、『ザ・コンサルタント』)
トレイシー・レッツ ☆ (『レディ・バード』、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』)
あらすじ等:
1966年のル・マン24時間耐久レースで、打倒フェラーリを目指すフォード社チームを描く。
原題: "Joker" ☆
邦題: 『ジョーカー』
日本公開: 2019年10月4日(金)
監督: トッド・フィリップス ☆ (『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』シリーズ)
主な出演者:
ホアキン・フェニックス ★★★★ (『ビューティフル・デイ』、『グラディエーター』)
ロバート・デ・ニーロ (『アイリッシュマン』、『キング・オブ・コメディ』)
ザジー・ビーツ (『デッドプール2』、『ジオストーム』)
あらすじ等:
1981年、ピエロで生計を立てるアーサー・フレックはコメディアンを目指しているが……。DCコミックのバットマンに登場する悪役ジョーカーの誕生を描く。
原題: "Bombshell" ☆
邦題: 『スキャンダル』
日本公開: 2020年2月21日(金)
監督: ジェイ・ローチ (『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』、『オースティン・パワーズ』)
主な出演者:
シャーリーズ・セロン ★★★★ (『タリーと私の秘密の時間』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)
ニコール・キッドマン ☆ (『ある少年の告白』、『ムーラン・ルージュ』)
マーゴット・ロビー ★★★ (『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』、『スーサイド・スクワッド』)
あらすじ等:
2016年にアメリカの人気テレビ局FOXニュースのCEOがセクハラで告発されたスキャンダルを描く。
原題: "The Farewell" ☆
邦題: 『フェアウェル』
日本公開:
監督: ルル・ワン ( "Posthumous" )
原作:ルル・ワン "What You Don't Know" (2016年のラジオで話したエピソード)
主な出演者:
アウクワフィナ ★ (『オーシャンズ8』、『クレイジー・リッチ!』)
ツィ・マー (『メッセージ』、『ラッシュアワー』)
チョウ・シュウチン ☆
あらすじ等:
中国にいる末期癌の祖母のために親戚一同が世界中から帰郷することになる。
原題: "Waves" ☆
邦題: 『WAVES/ウェイブス』
日本公開:
監督: トレイ・エドワード・シュルツ (『イット・カムズ・アット・ナイト』、『クリシャ』)
主な出演者:
ケルヴィン・ハリソン・Jr. (『イット・カムズ・アット・ナイト』、『マッドバウンド 哀しき友情』)
ルーカス・ヘッジズ (『ある少年の告白』、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』)
テイラー・ラッセル (『エスケープ・ルーム』)
スターリング・K・ブラウン ☆ (『ブラックパンサー』、『ザ・プレデター』)
あらすじ等:
フロリダ南部の高校でレスリング・チームに所属するタイラーは故障を抱えるが、その事を内緒にする。
原題: "Dolemite Is My Name" ☆
邦題: 『ルディ・レイ・ムーア』
日本公開: 劇場未公開(ネット配信のみ)
監督: クレイグ・ブリュワー (『ブラック・スネーク・モーン』、『ハッスル&フロウ』)
主な出演者:
エディ・マーフィ ☆ (『ペントハウス』、『ビバリーヒルズ・コップ』)
キーガン=マイケル・キー (『トゥモローランド』、『トイ・ストーリー4』)
マイク・エップス (『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』、『バイオハザード II アポカリプス』)
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ ☆ (『クレイジー・パーティー』、『余命90分の男』)
あらすじ等:
1970年代にドールマイトというキャラクターで人気を博したコメディアンのルディ・レイ・ムーアを描く。
原題: "A Beautiful Day in the Neighborhood" ☆
邦題: 『幸せへのまわり道』
日本公開: 2020年8月28日(金)
監督: マリエル・ヘラー ☆ (『ある女流作家の罪と罰』、『ミニー・ゲッツの秘密』)
原作:Tom Junod "Can You Say ... Hero?" (1998年のエスクァイア誌の記事)
主な出演者:
トム・ハンクス ★★★★ (『ブリッジ・オブ・スパイ』、『ビッグ』)
マシュー・リス (『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』、『二ツ星の料理人』)
スーザン・ケレチ・ワトソン (テレビシリーズ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』)
あらすじ等:
1968年に放映開始された子供向けテレビ番組「Mister Rogers' Neighborhood」で人気を博した司会者フレッド・ロジャースを描く。
次に、上記以外の作品で作品賞・監督賞・俳優部門の各賞・脚本賞・脚色賞に投票者があった作品。
原題: "Just Mercy"
邦題: 『黒い司法 0%からの奇跡』
日本公開: 2020年2月28日(金)
監督: デスティン・ダニエル・クレットン (『ガラスの城の約束』、『ショート・ターム』)
原作:ブライアン・スティーヴンソン『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』 Just Mercy: A Story of Justice and Redemption (2014年)
主な出演者:
マイケル・B・ジョーダン
ジェイミー・フォックス ☆
ブリー・ラーソン
あらすじ等:
1980年代のアラバマ州、冤罪で死刑判決を受けた黒人のために奮闘する弁護士を描く実話の映画化。
原題: "Knives Out"
邦題: 『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』
日本公開: 2020年1月31日(金)
監督: ライアン・ジョンソン (『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、『LOOPER/ルーパー』)
主な出演者:
ダニエル・クレイグ
クリス・エヴァンス
アナ・デ・アルマス
あらすじ等:
探偵ブノワ・ブランが人気ミステリー作家の死の真相に迫るため、容疑者となった遺族たちを調べるが……。
原題: "Dolor y gloria"
英語題: "Pain and Glory"
邦題: 『ペイン・アンド・グローリー』
日本公開: 2020年6月19日(金)
監督: ペドロ・アルモドバル ☆ (『トーク・トゥ・ハー』、『オール・アバウト・マイ・マザー』)
主な出演者:
アントニオ・バンデラス ☆
アシエル・エチェアンディア
レオナルド・スバラーリャ
あらすじ等:
スペインの映画監督はスランプに陥り、これまでの自分の人生を振り返ることになる。
原題: "Richard Jewell"
邦題: 『リチャード・ジュエル』
日本公開: 2020年1月17日(金)
監督: クリント・イーストウッド (『運び屋』、『ハドソン川の奇跡』)
原作:マリー・ブレナー "American Nightmare: The Ballad of Richard Jewell" (1997年のヴァニティ・フェア誌の記事)
主な出演者:
サム・ロックウェル
キャシー・ベイツ ☆
ジョン・ハム
あらすじ等:
1996年、アトランタ五輪の会場近くで爆弾が見つかった事件で第一発見者となった警備員リチャード・ジュエルを描く。
原題: "Uncut Gems"
邦題: 『アンカット・ダイヤモンド』
日本公開: 劇場未公開(2020年1月31日よりネット配信)
監督: ベニー・サフディ&ジョシュ・サフディ (『グッド・タイム』、『神様なんかくそくらえ』)
主な出演者:
アダム・サンドラー ☆
ケビン・ガーネット
イディナ・メンゼル
あらすじ等:
ニューヨークのダイヤモンド街で宝石商として働くハワードはギャンブル中毒で、トラブルに巻き込まれる。
原題: "Queen & Slim"
日本公開: 未定
監督: メリーナ・マツーカス (長編初監督)
主な出演者:
ダニエル・カルーヤ
ジョディ・ターナー=スミス
ボキーム・ウッドバイン
あらすじ等:
黒人女性弁護士のアンジェラ(通称クィーン)と恋人のスリムは、警察に車を止められて揉めてる内に発砲してしまい、警察に追われることになる。
原題: "Rocketman"
邦題: 『ロケットマン』
日本公開: 2019年8月23日(金)
監督: デクスター・フレッチャー (『イーグル・ジャンプ』、『サンシャイン/歌声が響く街』)
主な出演者:
タロン・エガートン ☆
ジェイミー・ベル
ブライス・ダラス・ハワード
あらすじ等:
ヒット曲を多数作り出したエルトン・ジョンの半生を描いた伝記ミュージカル映画。
原題: "Apollo 11"
邦題: 『アポロ11 完全版』
日本公開: 2019年7月19日(金)
監督: トッド・ダグラス・ミラー ( "Scaring the Fish" )
あらすじ等:
人類初の月面着陸から50年、今まで未発表だった映像や音声を使ってアポロ11号の軌跡を描くドキュメンタリー。
原題: "Judy"
邦題: 『ジュディ 虹の彼方に』
日本公開: 2020年3月6日(金)
監督: ルパート・グールド (『トゥルー・ストーリー』)
原作:Peter Quilter作の舞台 "End of the Rainbow" (2005年)
主な出演者:
レネー・ゼルウィガー ★★★★★
ジェシー・バックリー
フィン・ウィットロック
あらすじ等:
映画『オズの魔法使』の主役で人気となったジュディ・ガーランドの生涯を描く伝記映画。
原題: "Hustlers"
邦題: 『ハスラーズ』
日本公開: 2020年2月7日(金)
監督: ローリーン・スカファリア (『マダム・メドラー おせっかいは幸せの始まり』、『エンド・オブ・ザ・ワールド』)
原作:Jessica Pressler "The Hustlers at Scores: The Ex-Strippers Who Stole From (Mostly) Rich Men and Gave to, Well, Themselves" (2015年のニューヨーク誌の記事)
主な出演者:
コンスタンス・ウー
ジェニファー・ロペス ★★★★
ジュリア・スタイルズ
あらすじ等:
2014年、ニューヨークで働く元ストリッパーが、世界金融危機の後もウォール街で稼ぐ男たちを騙して大金を巻き上げようとする。実話の映画化。
原題: "The Report"
邦題: 『ザ・レポート』
日本公開: 劇場未公開(ネット配信のみ)
監督: スコット・Z・バーンズ ( "The Half Life of Timofey Berezin" )
主な出演者:
アダム・ドライヴァー
アネット・ベニング ★
サラ・ゴールドバーグ
あらすじ等:
上院職員の調査によって、9.11以後にCIAが行った尋問には拷問があったことが分かってくるが……。
原題: "Harriet"
邦題: 『ハリエット』
日本公開:
監督: ケイシー・レモンズ ( "Talk to Me" 、『プレイヤー/死の祈り』)
主な出演者:
シンシア・エリヴォ ★
レスリー・オドム・Jr.
ジョー・アルウィン
あらすじ等:
19世紀のアメリカ、奴隷から奴隷解放運動家になった実在の黒人女性ハリエット・タブマンを描く伝記映画。
原題: "The Lighthouse"
日本公開: 未定
監督: ロバート・エガース (『ウィッチ』)
主な出演者:
ウィレム・デフォー ☆
ロバート・パティンソン
あらすじ等:
19世紀末のアメリカ北東部ニューイングランド、二人の灯台守をモノクロで描くサイコホラー。
原題: "Us"
邦題: 『アス』
日本公開: 2019年9月6日(金)
監督: ジョーダン・ピール (『ゲット・アウト』)
主な出演者:
ルピタ・ニョンゴ ☆
ウィンストン・デューク
エリザベス・モス
あらすじ等:
自分たちと同じ顔をした不気味な家族に遭遇するホラー。
原題: "Honey Boy"
邦題: 『ハニーボーイ』
日本公開: 2020年8月7日(金)
監督: アルマ・ハレル (フィクション作品長編初監督)
主な出演者:
シャイア・ラブーフ ☆
ルーカス・ヘッジズ
ノア・ジュープ
あらすじ等:
アルコール依存症の父親と過ごした過酷な少年時代を描くシャイア・ラブーフの自伝的映画。
原題: "Clemency"
日本公開: 未定
監督: Chinonye Chukwu ( "alaskaLand" )
主な出演者:
アルフレ・ウッダード ☆
リチャード・シフ
ダニエル・ブルックス
あらすじ等:
何人もの死刑囚に刑を執行してきた刑務所所長の苦悩を描く。
原題: "Toy Story 4"
邦題: 『トイ・ストーリー4』
日本公開: 2019年7月12日(金)
監督: ジョシュ・クーリー (長編初監督)
主な出演者:
トム・ハンクス
ティム・アレン
アニー・ポッツ
あらすじ等:
玩具の人形には命があり、人間が見てない間は動き回る姿を描いたシリーズ4作目。主人公ウッディは、新たな持ち主となった少女ボニーが幼稚園で作ったフォーキーを大事にしてることを知り、彼の面倒を見ることになるのだが……。
原題: "Midsommar"
邦題: 『ミッドサマー』
日本公開: 2020年2月21日(金)
監督: アリ・アスター (『ヘレディタリー/継承』)
主な出演者:
フローレンス・ピュー (『ファイティング・ファミリー』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』)
ジャック・レイナー
ウィル・ポールター
あらすじ等:
白夜のスウェーデンを訪れた民俗学者たちは、奥地の村の祭りに参加するが、やがて不穏な空気に包まれ……。
原題: "Her Smell"
邦題: 『ハースメル』
日本公開: 2020年9月25日(金)
監督: アレックス・ロス・ペリー (『彼女のいた日々』、"The Color Wheel" )
主な出演者:
エリザベス・モス
カーラ・デルヴィーニュ
ダン・スティーヴンス
あらすじ等:
パンクバンドのボーカルとして人気を博したベッキーも今ではアルコールや薬物で破滅的な人生を歩んでいたが、若手ミュージシャン達にリスペクトされてると知り……。
原題: "Booksmart"
邦題: 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』
日本公開: 2020年8月21日(金)
監督: オリヴィア・ワイルド (長編初監督)
主な出演者:
ケイトリン・デヴァー
ビーニー・フェルドスタイン
ジェシカ・ウィリアムズ
あらすじ等:
大学入学のために猛勉強してきた優等生二人が女子高校生としての青春を謳歌しようとするコメディ。女優オリヴィア・ワイルドの長編監督デビュー作。
原題: "Downton Abbey"
邦題: 『ダウントン・アビー』
日本公開: 2020年1月10日(金)
監督: マイケル・エングラー (劇場長編初監督)
主な出演者:
ヒュー・ボネヴィル
エリザベス・マクガヴァン
マギー・スミス
あらすじ等:
1927年、イギリスのヨークシャーにある邸宅ダウントン・アビーを国王夫妻が訪れることが決まるが……。大邸宅に暮らす貴族と使用人を描いた同名テレビシリーズの、第6シーズンの2年後を描く。
原題: "Dark Waters"
日本公開: 未定
監督: トッド・ヘインズ (『ワンダーストラック』、『キャロル』)
原作:Nathaniel Rich "The Lawyer Who Became DuPont's Worst Nightmare" (2016年のニューヨーク・タイムズ・マガジン誌の記事)
主な出演者:
マーク・ラファロ
アン・ハサウェイ
ティム・ロビンス
あらすじ等:
化学メーカー大手デュポンと環境問題で20年に渡る法廷闘争を繰り広げる弁護士を描く。
以上です。
今年はNETFLIXから『アイリッシュマン』『マリッジ・ストーリー』『2人のローマ教皇』と3作品がノミネートしそうです。今回はNETFLIX作品としては初めてアカデミー賞授賞式の前に日本で劇場公開されます。
ブログを書いてる内に第77回ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表されてしまいました。
上記の作品以外で主要部門にノミネートされたのは、主演のケイト・ブランシェットがノミネートされた "Where'd You Go, Bernadette" (監督:リチャード・リンクレイター)、主演のエマ・トンプソンがノミネートされた『レイトナイト 私の素敵なボス』(監督:ニーシャ・ガナトラ)。
あとは、作曲賞に『マザーレス・ブルックリン』(監督&主演:エドワード・ノートン、日本公開:2020年1月10日)。主題歌賞に『キャッツ』(監督:トム・フーパー 、日本公開:2020年1月24日)。主題歌賞とアニメ映画賞に『アナと雪の女王2』、『ライオン・キング』。アニメ映画賞に『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』(日本公開:12月20日)、"Missing Link" (監督:クリス・バトラー)。外国語映画賞に『レ・ミゼラブル』(監督:ラジ・リ、日本公開:2020年2月28日)、"Portrait de la jeune fille en feu"(監督:セリーヌ・シアマ)。
日本での題名・公開日が決まった作品は、そのつど追記する予定です。
参照:
- The Oscars | Academy Awards - アカデミー賞公式サイト
- 92nd Academy Awards - Wikipedia - 英語版ウィキペディア
- GURUS O' GOLD: Best Picture (Dec 2, 2019) - Movie City News | Gurus of Gold - 12月2日 作品賞
- Gurus o’ Gold: Director, Best Original Screenplay, Best Adapted Screenplay (Nov 26, 2019) - Movie City News | Gurus of Gold - 11月26日 監督・脚本・脚色賞
- Gurus o' Gold: Actress, Actor, Supporting Actress, Supporting Actor - Movie City News | Gurus of Gold - 11月19日 主演女優/男優・助演女優/男優賞
- Gurus o' Gold: Best Picture - Movie City News | Gurus of Gold - 11月18日 作品賞
- 第86回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 当ブログ2013年11月22日の記事
- 第87回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 〃 2014年11月20日の記事
- 第88回アカデミー賞の主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 〃 2016年1月14日の記事
- 2017年の第89回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 〃 2016年11月30日の記事
- 2018年の第90回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 〃 2017年12月04日の記事
- 2019年の第91回アカデミー賞 - 主要部門の有力候補リスト - Situation Normal - 〃 2019年1月16日の記事