師の永沢まことさんのHPにある「今月のひとこと」に
集中が欲しい、のお話がありました。心に響く絵には必ず集中(もしくは無心)が
あるとありますが、絵を描いていると本当にそこで壁にぶつかるんです。
ぱっと見、大差ないように見える絵でも無心で描いてないものは
後になるともう見たくないんですね。
それが「集中がなくその場を取り繕った絵」ということでしょう。。。
でも永沢さんですら「破り捨てたくなる」絵があると聞くと、ちょっとほっとします(笑)。
もちろん、取り繕っただけの絵というのは最後まで仕上げることは無い
のですが、無心になって描いた絵ばかりではなくて、少し取り繕ったかな?
という絵はいっぱいあるのです。。。
意識的に無心になれないのが、難しいですね。でもそれが人間のおもしろい所。
自分の意識(自我?)が無ければ生きていけないのに、時としてそれが邪魔になる。。。
今日の絵は遠景が狂っているし、粗い線ですが、愛着のある1枚となりました。
トタンの屋根を見下ろしていると、若い男性を発見!そのうちの1人は
ベトナムでは稀に見る?なんてかっこいい人!!
(絵に描いたら普通のかわいい男の子になってしまいましたが。。。)
こちらの熱気を受け取ったのか?すぐに気づかれて、目があって
お互い笑いながらも、夢中で描きました。