Sketch in Saigon の日記

永沢まことさん流スケッチで絵を描いています。

嬉しいこと、寂しいこと、悲しいこと。

2013年02月23日 | ベトナム

4男が2歳になりました。今年はちょうど
テトと重なっていたので、田舎でお誕生会。
親戚のお義姉さんが車や靴、音楽のなるおもちゃを買ってきてくれました。
現金収入が貴重な田舎で相当な出費をさせてしまった気がして、ちょっと申し訳なく。。


最近もうすぐ年度末で知り合いお友達が次々と
帰国になり、とても寂しいです。

ここ数年帰ってしまう人がなんて多いんだろうと思ったら、
数年前までは私はほとんど駐在員さんとのかかわりが無かったのでした。

みんな次の場所でも日本に帰っても元気でいてくれることを願ってます。

最近新しく知り合いになった人もいるのでまた仲良く慣れたら嬉しいな。



それから悲しいことですが、
今週は大切な親戚を一人見送りました。
正確には最後見送れなかったのですが、気持ち的にね。

叔母は障害があり、右手は麻痺で全く使えず、体にも相当な負担がかかっていたのですが、
裁縫がとても上手で、口や足も上手に使って、ミシンでスーツなども作れるほどの腕前でした。

小さい頃は従妹とおそろいの服を作ってもらったり。
めがねケースやティッシュケースの作り方を教えてもらったり。
長男出産の時はおくるみを作ってくれました。

料理も上手でどれもおいしくて、遊びに行って食べるのが楽しみでした。
大人になってからも二人で横須賀に遊びに行ったり。
いろんなことを教えてもらいました。

母が亡くなった後は子供たちの成長した写真を送ったり、
ベトナムから電話で相談したり。

もっともっとお話ししておけばよかった。あちこち体が痛いというので遠慮して
たけど、もっと電話すればよかった。
お正月は元気だったので今年の夏会えるの楽しみにしていたのに。。

訃報を聞いてすぐJALのチケットを取りに行き、満席でも空港のスタンバイで乗れるだろうと
冬の服も日本円も準備していたのに。成田エクスプレスの時刻表も確認したのに。

私のパスポートの期限が残りわずかで、ビザの問題もあり、
出国できてもベトナムに戻れない事が行く直前に判明し、泣く泣くお別れは諦めました。

障害があり、仕事にも就けず、結婚も出産もできなかったのに、
不満や愚痴をもらすこともなく、とても前向きで強い人でした。

何か悩んでいても、おばさんの所にいくと、なんでもないことに感じました。

もう会えないのがまだ信じられませんが、母と仲がよかったので
向こうで再会を喜んでいると思います。向こうで元気でいてくれると信じて♪

コメント (2)
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