Sketch in Saigon の日記

永沢まことさん流スケッチで絵を描いています。

術後4日目(退院の日)

2006年12月22日 | 膝の怪我、前十字再建

手術から4日目。スイカのように腫れていた所もだいぶひいてきた。
それでもこの大きさ。膝のお皿が見えない。

でも赤みもひいて、傷口から血も出なくなったので、最後にもう一度
巨大な絆創膏を変えてもらって、退院。
最初は嫌だと思った部屋も、すっかり自分の部屋のようになっていて
ちょっと寂しかったりする。

まだ松葉杖で自宅の団地の4階まで行くのは無理、と先生も言うので、
病院の車にストレッチャーのまま乗り、部屋まで運んでもらうことに。
赤いランプついた車は救急車みたい。寝たまま車に入れてもらうなんて
重病みたいで恥ずかしいなぁ。

でも団地の踊り場は狭く、寝たままでは運べないというので、
降りて松葉杖で4階まで登る。転ばないように後ろから支えてもらって
なんとか部屋までたどり着く。

物理治療の先生は2ヶ月と言っていたけど、
1ヵ月後には松葉杖なしで歩けるように頑張ってリハビリしよう。


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術後2日目、3日目

2006年12月22日 | 膝の怪我、前十字再建

日曜の夜に手首の点滴も足から出ていた血抜き用の管も
取ってくれたので、手足はちょっと自由になる。
でも足は重くて動かない。膝の上あたりにスイカが丸ごと
入っているんじゃないかと思うほど腫れているし、
温泉に入って出てきたみたいに、太ももからふくらはぎまで
ピンク色で熱い。氷で冷やしたいくらい。

vat ly tri lieu(物理治療??)の
人が来てくれて、手に粉をつけてマッサージをしてくれる。その後
仰向けに寝た状態で、足首を上下に動かしたり、膝を曲げる練習を
するが、足上げができない。1ミリも上げられない。。。

手術前にもっと筋肉をつけておかなくちゃいけなかったんだ。

松葉杖を使ってトイレにも行ってみる。足を下ろすのはかなりつらいが
自分でトイレに行けるって幸せ。

手術後に撮ったレントゲン写真を看護婦さんが持って来て
見せてくれる。骨に開けたトンネルの太さにびっくり。
ストローくらいの太さを想像してたんだけど、
リブペンくらいあるかも。
膝のお皿を割った時よりもつらいはずだ。

最後に糸をひっぱり出した所(矢印のとこ)まで
骨にトンネルを通したってことなんだろうか??


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手術後1日目(日曜日)

2006年12月22日 | 膝の怪我、前十字再建

前日手術のあと病室に運ばれたのが夜9時。お腹が空いたので旦那に
何でもいいから買ってきて。と頼むと夜10時ごろ病院の外で
フォーを買ってきてくれる。
金曜の夜以降、27時間ぶりの食事!ちょっと脂っこかったけど、暖かくて
おいしかったので一気に食べて、牛乳も飲む。

でも夜中に気持ちが悪くなって戻してしまった。最初は
おかゆくらいがよかったのかも。。。
傷が痛いので熟睡はできないけど、うとうとはしたみたい。

朝になると、日曜日なので子供たちも来てくれて、賑やかになる。

でも血が止まらないようなんだけどいいのかなぁ。
包帯に染み出た血が乾かないうちにどんどん
新しい血がでているようなんだけど。

日曜日だからか、先生も全然来ない。いいのかなぁ。。。
ちょっと心配。

コメント (6)
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入院の日(靭帯再建手術)

2006年12月22日 | 膝の怪我、前十字再建

12月16日、朝7時に入院して10時に手術します、と言われていたので、
どきどきしながら、入院。子供たちも遊びに来るので、
病院で一番いい個室をお願いしたのに
天井はかびだらけで、トイレも汚くてちょっとがっかり。。
まぁ、しょうがないか。日本じゃないもんね。

その後、手術に使う「スクリュー」のことで旦那と主治医がもめて
11時になっても手術は始まらない。また延期になるのは嫌だなぁ。
正規のものでもそうでなくても、先生を信じるから何でもいいんだけど。

結局午後2時に手術室へ。日本だったら手術前に色んなことを
しそうだけど、何にもしなくていいのかなぁ、と思いながら手術台へ。
背中を丸めて、背骨に直接麻酔を注射する。下半身麻酔ってやつ。
これは痛い。
針を入れているだけだと思うけど、1cmくらいナイフで切られた
感じがした。でもしばらくすると両足がふわぁっと温かくなって
気持ちがいい。後は何をされても触ったり、引っ張られる感じが
するだけ。麻酔ってすごい。

1時間で終わるよーって言ってたけど、2時に始まった手術は
5時半までかかった。

始めに膝の下内側を切ってハムストリング筋を採取して、その後、膝の両側を
少しずつ切って、内視鏡を入れて、モニターを見ながら
ドリルで骨にトンネルを掘り、先に採取したハムストリングを
埋め込んで、最後にチタニウム製のスクリューで両はじを
止めて、切れた前十字靭帯の代わりにするらしい。
全く痛みはないけれど、
さすがに骨にドリルで穴を開ける時と、とんかち?で何かを打ち込む
時にはガツンガツと胸の辺りまでものすごい振動がきた。

手術室はずーっと和やかな雰囲気で笑いが絶えない。正確には
おしゃべりと爆笑が止まらないって感じ。
生理食塩水を変える担当の人は暇すぎて新聞を読んでいるし、
先生方の携帯もなる。暇な人が代わりに電話に出てくれて、
よかった。メスを持った手で出たらどうしようかと思った。
つい電話の内容を聞いてしまう。「5時ね。あ、やっぱり5時半にしょう。」
って仕事が終わった後の約束らしい。

途中で先生が「彼女にも見せてあげなよ」と言うと
カーテンを下げてモニターを見せてくれる。
執刀医の先生はひょうきんで全部へんな英語で言ってくれる。
「ルックエンスィー(look and see?)ワーォ!」と言って笑う。
「これが新しく作った靭帯、これこれ!」と
内視鏡で触って見せてくれる。「怖いから見たくないんですけど」と
言うと、またげらげら笑ってカーテンをあげる。

なぜか手術が終わるころから、ものすごい寒気。ぶるぶる震えて
歯がガチガチ音をたてるのだけど、どうにも止められない。
先生が「終わったよ。元気?」と聞いてくるので、答えようとするんだけど
口はガチガチとしか動かない。それを見てまた笑うので
私も笑ってしまう。

手術無事終了。よかったぁ。

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あした入院。

2006年12月15日 | 膝の怪我、前十字再建

今朝は手術前の検査ということで、レントゲン、心電図やエコー、
血液検査もしてきました。

「明日の朝7時に入院して、10時に手術ね」と昼過ぎになって
病院から電話があったのだけど、旦那も一緒に病院に来てもらうと
子供たちを見てくれる人がいない!手術には家族が1人いないと
だめみたいだし、平日のほうがよかったかも。。。

でも夕方に友達が2人遊びに来てくれて、話しているうちに
その人も前十字靭帯と半月版を怪我していたことがわかり、
手術のことなどいろいろと話を聞くことができました。

やはり日本ではスポーツ選手でもないOLや主婦は
靭帯再建まではしないみたい。。。やっぱりね。

でもやると決めたからにはきっちり治しちゃおう。
何事も無く終わりますように。

コメント (9)
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