12月15日季語 枇杷の花(びわのはな)
築31年の我が家は、冬は寒く夏は暑い。
当然のことなのですが、気密住宅が増え、一年中適温で過ごせる家が多くなりました。
あたたかな家に住みたい、が私の望みでした。
けれど、あるテレビ番組で古い住宅に住んでいる方が「季節を感じる家」と表現しました。
冬は寒さを夏は暑さを感じられる家と思うと、素敵です。
毎朝、窓に花火が上がります。
一枚ガラスなので結露します。そこに光が当たり、花火が上がったように見えるのです。
朝日が射して花火の形は変化していきます。季節を感じる家ならではの花火です。
今夜は月がきれいでした。
「十六夜の月」と書いて、いさよいのつき。
いさよいは、ためらうという意味の言葉。
それがにごって「いざよいのつき」と読むようになったとか。
お月様が出ないのは、ためらっているから。
日本語は美しいです。