梅と晩白柚

梅と晩白柚

３月から散歩をまた始めた。
余りに寒かったので無理しないでおこうとようやく春の日差しに誘われて久しぶりに公園の散歩を楽しんだ。
紅白の梅はもう満開で、掃除の行き届いた芝生も春の兆しに青々と。
つい楽な方に流れてさぼっていた散歩もやっぱり体がしゃんとしてとても気分が良い。
あまりたくさん歩くのも悪いと聞いて５０００歩くらいにして、ノルディックのポールも使って歩きたい。

歯の治療が続いている。今日は麻酔をかけてあの嫌な歯を削る治療。
でも以前のことを思うと麻酔も２段階ぐらいに余り痛くないようにしてもらえて、それでもしびれが残って遅い昼食になった。
歯医者さんの帰り道大きな晩白柚が店先に有って前に見た時は１０００円くらいだったので重いので帰りに買おうと思ったら売り切れて買いそびれた。
晩白柚はボンタンの１種で皮がとても厚いので砂糖漬けなどにする。
綿の部分を茹でこぼして綿と同量の砂糖で煮込み乾燥させるときグラニュー糖をかける。
２０cｍ以上もあって柑橘類の中でも一番大きいものだそうだ。木に実っているのは壮観だろう。
皮を剥くのも大変。身はすっぱそうに見えても食べやすい優しい味でとてもジューシー。
一人では到底食べられないので他のはっさくミカンとジャムにした。
固い皮はやはり茹でこぼしてピールにした。パウンドケーキに入れるとおいしい。
めったにお目に罹れない大きな晩白柚と半日格闘。お天気の良い日に干し網でピールを乾かす。
手間暇かけて一仕事が終わった。

２月はあっという間に過ぎ３月もすぐに去るのだろう。
ようやく春めいて、あれもしようかこれもしようかと体が動き出した。
コロナのワクチンも歯痛で延び延びになっていたけど済ませ、お陰で副作用もなかったので一安心。
コロナは自己責任で、罹らないように免疫力をしっかりつけて、
マスクをつけるか外すかかまびすしいが、私は私人は人で好きにしたらええのんちゃうん。