丸亀城 大手門

丸亀城は内堀越しに、ともに現存する大手門と山上の天守を一望することができます。大手門は、内堀の架かる石橋を渡った正面に二の門、二の門をくぐり右に折れ一の門、石垣、土塀の囲まれた方形を造る典型的な桝形門を形成しています。

大手二の門は高麗門形式で、開いた門扉を雨から守るための小さな屋根を持っています。また、左右には狭間塀、雁木を設けています。

大手一の門は、二つの石垣の間に平櫓を建てその下を門とした櫓門形式で、入母屋造り、本瓦葺き、鯱をつけています。櫓内に太鼓を置き、城下に時を知らせたことから太鼓門と呼ばれました。また、城内から櫓内を内堀側の石垣上に渡ることができます。