北陸地方で地象観測を行っています。 今回は地象状況と、雪の地象の予測の可能性です。
[地象状況]
!空の地象は、観測が難しい状況が続いています。
前回のブログ記事9月29日から本日10月29日までに広域を揺らす地震が10月12日午後6時22分 千葉県南東沖を震源としたマグニチュード5.7 最大震度4の地震が発生しましたが、この地震発生に伴う地象の観測には至りませんでした。(空の地象は、地震雲と呼ばれるものです)
!雪の地象観測から予測される地震の揺れの強さの予測発表は、12月から再開予定です。
予測期間中に発生する最も大きな地震の最大震度の予測が可能で、天気予報のように連続した予測ができます。 ただ、今現在は震源を特定することが難しいというデメリットがあります。
!異常磁気の磁気変化の観測:コンパスの北方向は右へ10度ずれた状態が安定して続いています。
!その他の地象
今のところ観測されていません。
以上、「地象情報・今日の空から」地象状況でした。
「雪の地象の可能性」
これまで雪の地象から地震の震源を特定することは難しいと発表してきましたが、一か所で観測する限りということがわかってきました。 全国47都道府県にそれぞれスノウドームを作り、雪の地象を観測することによって、それぞれの雪の地象の強弱を観測することにより地震の震源を大まかに特定することが可能であることがわかりました。
地震の震源が近いと地象の変化が大きいということがわかり、その変化の度合いにより震源の特定が大まかに可能になります。
雪の地象観測から発表する地震の揺れの強さ、⑤震度5強から、災害を伴う非常に強い揺れの地震の地象のみに絞って雪の地象観測を行う場合、全国に50か所程度の普通の家一軒分のスノウドームを作り、雪の地象観測を行うことにより、予測が可能になります。
ただ、震源の特定はとても大雑把なものとなるでしょう。
地象観測による地震予測は、すべての地震を予測するものではありません。 この地震予測は個人的見解であり、公のものではありません。 地象観測から予測する地震予測は、このブログのみで行っています。 ツイッター、SNS等は行っていません。
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