警視庁公安部外事3課第四係所属の友利守がテロ組織との関連を疑う外国人の男の担当になった。
アフリカのサハラ砂漠の南の小国マムリアから入国したジョン・オルマ。
アルカイダの資金洗浄担当と接触したのではと疑ったからだ。
マムリア国の情報を得るため友利は、ほのかに思いを寄せる幼馴染の知念可奈から、マムリア出身のバイサコ教授を紹介してもらうが、
彼が時折浮かべる物憂げな表情に戸惑いを覚える。一方、マムリアでは、三枡物産の唐木が産業大臣・ムナの後ろ盾を得て、造水プラント建設の
契約をものにして建設に着手しようと邁進していた。
しかしその裏で、ムナの側近たちは秘かに来日し、不可解な行動が。
アフリカの政変と日本のODAが絡み、アフリカの貧困、利権の奪い合い、宗主国イギリスや新しく接近してきた中国のODAとの関係など、友利と可奈との恋などが絡み合い・・・。
表題の「ユダ」は誰なのかと興味はもったが題名とは関係なさそうな内容の展開だった。
『これからもずっと,ただぼんやりしていれば、現在と同じ状況が継続すると考えるほうが間違っている。』(P186)
『何かを得るには、何かを捨てねばならない。』(P324)
『変わらない人も国もない。いつまでも同じ夢の中でゆったり漂っていられる人間はこの世のどこにもいないんだ。(P366)
『答えを出さなければならない時に、答えを出さずに目を閉じる。』(P399)
自分にとっても耳に痛い言葉が飛び交う。
2014年10月朝日新聞出版刊
アフリカのサハラ砂漠の南の小国マムリアから入国したジョン・オルマ。
アルカイダの資金洗浄担当と接触したのではと疑ったからだ。
マムリア国の情報を得るため友利は、ほのかに思いを寄せる幼馴染の知念可奈から、マムリア出身のバイサコ教授を紹介してもらうが、
彼が時折浮かべる物憂げな表情に戸惑いを覚える。一方、マムリアでは、三枡物産の唐木が産業大臣・ムナの後ろ盾を得て、造水プラント建設の
契約をものにして建設に着手しようと邁進していた。
しかしその裏で、ムナの側近たちは秘かに来日し、不可解な行動が。
アフリカの政変と日本のODAが絡み、アフリカの貧困、利権の奪い合い、宗主国イギリスや新しく接近してきた中国のODAとの関係など、友利と可奈との恋などが絡み合い・・・。
表題の「ユダ」は誰なのかと興味はもったが題名とは関係なさそうな内容の展開だった。
『これからもずっと,ただぼんやりしていれば、現在と同じ状況が継続すると考えるほうが間違っている。』(P186)
『何かを得るには、何かを捨てねばならない。』(P324)
『変わらない人も国もない。いつまでも同じ夢の中でゆったり漂っていられる人間はこの世のどこにもいないんだ。(P366)
『答えを出さなければならない時に、答えを出さずに目を閉じる。』(P399)
自分にとっても耳に痛い言葉が飛び交う。
2014年10月朝日新聞出版刊
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